「淫らな病院」
 
                                赤星直也:作

第4話 内藤の脅し


 2人で診察室の中を捜していると「君達、どうかしたのか?」内藤が顔を出した。
「はい。ちょと、捜し物がありまして…」
「捜し物か。一体何を捜しているんだ?」
「カメラです。これくらいの大きさで!」淳子が手で示しながら喋ると「もしかして、
これかい?」カメラを取りだした。

 「そうです、それです。ありがとうございました!」手を伸ばして受け取ろうとする
と「ただじゃイヤだな。凄いのが写っているし」内藤は取られまいとする。
それには「お願いです。この通りですから、お返し下さい!」未姫が泣きそうな顔で頼
み込む。

 「そんな顔されてもイヤだな。俺にも、素っ裸を撮らせるなら別だが…」
「そんな、ヌードを撮らせろだなんて…」未姫は泣き声に変わった。
「それくらい当然だろう。院長に知られたら、困るだろうし」
そう言われれば、しかないのか「わかりました。ヌードになります」小さな声で言う。

 「そうか、やってくれるか。それなら、宮下君も頼んだぞ!」
「どうして、私がヌードなのよ。写っているのは、私じゃないのに…」
「たぶん、撮ったのは君だろう。だったら、責任持たないと。それとも、朝倉君の写真
が、どうなってもいいのかい?」内藤の巧みな話術に「わかりました。私も裸になりま
す…」淳子も承知した。

 「それじゃ、早速だが、撮るから脱いでくれ!」内藤は別なカメラを構え、その前で
2人は服を脱ぎだした。
すると、内藤はスイッチを押し続け、脱いでいく様子をカメラに収めていると、2人は
パンティとブラジャーだけになった。

 「まずは、パンツだな。太股まで下げてくれ!」言われるままに、両手で腰のパンテ
ィを掴んで引き下げた。
「ほう、パイパンか。これはいい!」割れ目の上に、わずかに絨毛があるだけで、淫裂
が剥き出しになっており、その淫裂に、興奮しながらスイッチを押し始めた。

 (性器を男に見られているんだ…)一番恥ずかしい部分を、男に見られている未姫は
太股が震え、顔を上げられない。
「朝倉君、顔を上げて!」(顔は撮らなくていいわよ…)そう思いつつ、顔を上げてカ
メラを見つめると「ピン!」スイッチが押される。

 「次は、ブラを上にずらして、オッパイを出すんだ!」言われた通りにブラジャーを
上げて乳房を露わにした。
「いいね。素っ裸よりもエロくていいよ!」また、スイッチが押される。

 それが済むと、全部脱ぐように言われて、2人の身体を隠す布は無くなった。
「手を退けないと。イヤなら覚悟して貰うぞ!」そう言われれば逆らえず、両手を下
げて、乳房と無毛の淫裂を内藤に晒しカメラに、収まった。

 しかし、それだけでは済むはずが無く「次は、外で撮ろう!」と診察室から出ようと
言い出した。
それには「外はイヤ。中だけにしてください!」未姫は首を振って拒んだ。

 「そうは行かないな。撮らせないなら、これを、返すわけには行かないな!」カメラ
を見せつけると「外以外でなら、何でもします。ですから…」涙を流して拒んむ。
「本当に、何でもするのか?」
「はい、何でもします…」

 「それなら、抜かせて貰うか…」ベルトを外し、ズボンを脱ぎだした。
その行為に「許して。セックスは、許してください!」両手でしっかり股間を押さえて
叫ぶと「勘違いするな。オ○ンコでやるんじゃない。口でやるんだ!」そう言いながら、
パンツも脱いで下半身を剥き出しにした。

 露わになった股間には、そそり立った肉竿があり、未姫は(オチンチンだわ。あれが
入ったら、痛いだろうな…)怯えた顔になっている。

 そんな未姫に「朝倉、やってくれ。宮下は撮るんだぞ!」カメラを淳子に渡す。
(仕方ないわ。外で撮られるよりは、ましだし…)覚悟を決めた未姫は、内藤の正面で
膝を付け、肉竿を手で掴んだ。
「暖かい。オチンチンが暖かい…」膨らみきった肉竿が、更に膨らんで限界になってい
る。

 「やれ、口でやれ!」内藤に言われた通りに、目を閉じて唇を肉竿に押し付けた。
「そうだ。中まで入れろ!」頭を押さえ、腰も押し付ける。
(待って。そんな急に入れないで…)息苦しさに首を振るが、肉竿はなおも喉奥を目指
して、入り込んだ。

 「宮下。見てるだけじゃダメだ、撮るんだ!」
「わかってます!」淳子はスイッチを押したが(撮らないで。こんな姿はイヤなのよ)
首を振る未姫だ。

 内藤は手で未姫の頭を押さえていたが、背中を曲げて乳房を揉み出す。
「柔らかい。これ朝倉のオッパイか…」ゆっくり揉み出し、乳首も摘んで転がしていく
と(ダメ。そこをされたら…)敏感な乳首を掴まれ、息も荒くなってきた。

 同じように「気持ちいい。オ○ンコがダメなら…」内藤は肉竿を抜くと、未姫の背中
に回り、四つん這いにした。
「イヤ、セックスはイヤです!」膣には入れられまいと、抵抗すると「安心しろ、オ○
ンコには入れないから!」肉竿を掴んで肛門に押し当てた。

 「ダメ。お尻はイヤ!」逃れようとしたが、腰を押さえられて、逃れる事はできない。
「入れないで。お尻はイヤです!」
「オ○ンコだったら、入れてもいいのか。それがイヤなら、我慢しろ!」肉竿が肛門か
ら押し込まれた。

 初めての体験に(苦しい、息が詰まる…)「う~!」と未姫は呻き声を上げだした。
「苦しいか。直ぐに終わるから我慢しろ!」なおも押し込み、根本まで入る、と肉竿を
動かし始め「動かさないで…。このままにして…」途切れ途切れに、やっと言えた。
それを見ている淳子は、顔を歪めて、撮っていく。

 内藤は、暫く腰を振ってから肉竿を抜くが、未姫は俯せに崩れた。
「宮下、チンポを綺麗にしろ。次は、お前が相手だからな!」汚れた肉竿を差し出すと、
慣れた手つきで淳子は汚れを拭き取り、消毒していくと乳房が揉まれ出す。

 未姫の肛門を目の前にしては「お尻はイヤです。やるなら、普通でして下さい! 」消
毒を済ませると、肉竿を手で擦り出す。
「オ○ンコで、いいのか。出すかも知れないぞ?」
「構いません。お尻よりは、ましですから…」

 「そうか。それなら、上になってだ!」内藤はベッドに仰向けにり、淳子はそれを跨
いで馬乗りになり、腰を沈めながら肉竿を掴み、淫裂へと導いていく。
狭い膣腔だが、膨らみきった肉竿は、ゆっくりと吸い込まれ、全部が入り込んだ。

 「入ったぞ。やってくれ!」乳房を揉んで催促すると「わかっています…」内藤の肩
を押さえて、腰を動かし出した。
「ヌチャ、ヌチャ!」動く度に淫裂から音がでていき、その音に(淳子さんがセックス
している…)未姫が気づいて、見つめている。

 「朝倉、今度はお前が撮るんだ。うまく撮らなかったら、返さないぞ!」そう言われ
て、カメラを構えるが「撮らないで。これはイヤです!」首を振って拒む淳子だ。
「我慢しろ。撮らせないなら、カメラは返さないぞ。もっとも、困るのは朝倉だが…」

 (そうよ。こうなったのも、淳子さんのせいだし…)未姫は嫌がる淳子を無視して、
スイッチを押しだした。
「イヤ、撮らないで!」顔を背けて撮られまいとするが、乳首を潰され「カメラを見る
んだ!」命令され、仕方なく顔を上げて、カメラに納まっていく。

 淳子が、なおも腰を動かし続けると、淫裂も馴染んだのか、溢れた液体で肉竿も濡れ
だした。
その様子はカメラを構えた未姫にもわかり(膣があんなに濡れている。気持ちいいんだ
わ…)撮っている未姫も、膣の中が濡れていく。

 やがて、内藤は登り詰めたのか「出すぞ!」淳子の腰を両手で押さえた。
危険を感じ、淳子は逃れようとしたが「そんな~!」落胆の声をあげ、淫裂からは白い
液体が漏れていく。
(淳子さんの膣に射精した…)それは未姫にもわかり、驚きながらもスイッチを押しだ
した。

 「宮下、直ぐに洗え。自分で、できるだろう?」
「わかってます。これくらいなら、自分でできます…」内藤の腹から降りると、淫裂を
拭いて服を着だし「この事は、誰にも言わないで下さい」小さな声で言う。
「わかっている。これは返すぞ!」内藤は淳子にカメラを返した。

 「内藤さん。撮った写真はどうするの?」未姫が服を着ながら尋ねると「単身赴任だ
から、これを見ながら、抜こうと思ってね」
「抜くって、まさか、オナニーをするのでは?」
「そうだ。2人の素っ裸を見ながら、抜こうと思ってな」
(私のヌードでオナニーするなんて、不潔よ。そんな事しないで…)叫びたいのを堪え
て、黙ったまま2人は服を着終えた。

 服を着終えた2人は寮に一旦戻り、家事を済ませ、午後になると2人は買い物に街へ
と向かった。
街といっても、地方の都市だからそんなに人通りはなく、閑散としている。
「未姫、モデルのお礼にいいのを上げる」淳子は行き交う人を気にしながら、怪しげ
な店に未姫を連れ込んだ。

 店に入ると「いらっしゃいませ!」中年の女性が声を掛けてきた。
「下着が欲しいの。しかも、過激な下着が…」淳子が言うと「それでしたら、これは、
いかがでしょうか?」カタログを広げて見せる。
「未姫、あんたも選ぶのよ!」未姫もカタログを見たが(丸見えじゃないのよ。これだ
ったら、着なくてもいいのに…)顔をしかめた。

 カタログに載っていた下着は、隠す役目はせずに乳房と、絨毛が丸見えのばかりだ。
それでも淳子は「どう、これが、いいんじゃないかしら?」食い入るように見ているが
(私には必要ないわよ…)うんざりと言った顔の未姫だ。

 そして「これがいいわ。これにする。未姫も選んで!」淳子が指さす先には、黒っぽ
い色の下着を着た写真があり、着ているモデルの乳房と絨毛が丸見えになっていた。
さらに「これもいいわね!」黒いストッキングとガーターベルトを着ている。
「これは、流行なんです。旦那を誘惑するのには最高でして。サイズのほうは?」店員
はサイズを聞くと、ケースを開けて取り出す。

 「未姫。あなたもこれにしなさいよ!」
「恥ずかしいわ。丸見えだし…」
「何言っているのよ。今さら、それはないわよ」
「わかりました、私もこれにします。でも、色は白です…」未姫がサイズを告げると、
手際よく店員が袋に詰めて、料金を払うと店を出た。

 「未姫。これを早く着て見ようよ!」淳子は機嫌がいいが(そんなの、着なくてもい
いわよ)黙ったままの未姫だ。
それでも、2人は寮に戻ると服を脱ぎだし、下着も脱いで全裸になると、買い込んだば
かりの下着を着ていくが、スケスケだから乳房と淫裂が丸見えだ。

 それに、太股までのストッキングと、ガーターベルトが卑猥さを際だたせている。
「イヤらしいわね。男に見られたら、間違いなく犯されちゃうわね」
淳子は、はしゃいで言うが(だったら、着なければいいじゃないのよ!)鏡に映る姿に
未姫は情けなさを感じている。

 「ねえ、明日はこれで勤務よ。勿論、私も今夜はこれで行くけど…」未姫の透けたブ
ラジャーに手を入れてきた。
「恥ずかしいわ。こんなの着ていたら、変に思われちゃうし…」そう言いながら、淳子
の手を押さえる。

 「人の事など、気にしなくていいわよ。もし、着てなかったら、責任持たないからね」
手が乳房を掴んで揉み出した。
「着ます、ですから…」目を閉じ、淳子のされるがままにしていると、背中のホックが
外され、乳首を吸われる。

 「ダメ、そんなのダメ…」上擦った声で言うが、淳子の手は淫裂にも伸びていく。
「わかっているわよね。今さら逃げたりしないで!」パンティも引き下げた。
(レズなんてイヤよ。でもやらないと…)嫌々ながらも、淳子のパンティを引き下げて
淫裂を舌と指で撫でていく。
「そうよ、それでいいの。指も入れて…」未姫の頭を撫でながら「あ、あ、あ~!」と
声もあげだした。

 その夜、病院の一室では男女が向かい合っていた。
「ほう、ガーターベルトか。これもいいもんだな!」スケスケの下着に満足し、上から
乳房と淫裂を撫でだした。

 「それより、ご褒美を下さい。うまくやりましたし…」女は男のズボンを引き下げ、
肉竿を掴んで引き出す。
「出してもいいか。溜まっているし…」
「平気です。あれ飲んでいますから」そう言うと、役目のしないパンティを脱いで、下
半身が剥き出しになった。

 「パイパンオ○ンコは、何時見てもいいもんだな。一生、生えないようにしろよ」
「それは許して。演技している間だけにしたいの。それより、早く入れて下さい!」催
促するかのように、男の前で膝を付け、肉竿を口に含んだ。

 「フグ、フグ!」勢いよく口で擦り出すと、次第に膨らみ、堅くなっていく。
「わかった。入れてやる。まずは、立ったまま後からだ!」そう言うと、女を立たせた
まま、肉竿を掴んで淫裂に押し込んだ。

 「いいわ。凄くいい~!」乱暴に押し込まれたにもかかわらず、喘ぎ声をあげだす。
「気持ちいいか。俺も気持ちいいぞ!」男は腰の動きを速め、肉竿も激しく動き出す。
「いいわ、気持ちいい。一杯出して…」女は喘ぎながら、やっと立っていた。

 その頃、未姫はベッドの中で指を動かしている。
(淳子さんの膣に、あんなの太いのが入った…)病院での出来事を思い出しながら、指
がクリトリスと、膣の中を撫でていく。
(私の膣にも、入れて欲しい…)乳房も揉みながら指を動かし続けた。