「白衣の女神と天使」

                               赤星直也:作 
第11話 全裸での診察

 奈々達は不安を抱えたまま土曜日を迎え「先生、待たせたな!」診察が終わるのを
見計らったように、4人が現れた。
「先生、行こうぜ!」「待って、着替えるから」「いいよ、その姿で!」4人は白衣
を着たまま、立川の運転するワゴン車に乗せられた。
「どこに行くのよ?」
「ホテルのお客を診察して欲しいんだ」高木が奈々に説明すると「老人専用のホテル
なんて珍しいわね」「早い話が、養老員だ!」上原が脇から口を出して説明する。

 車は1時間ほど走って、やがて閑静な郊外になった。
そして、平屋の建物が見え、そこに向かって走っていく。
「ここだ。着いたぞ!」車が停まり、ドアが開けられ降りて建物の中に入った。

 建物の中は確かに老人が大勢おり、若者は数人だけで、ここの従業員だ。
「先生、早速診察してくれよ」高木は奈々達を案内すると「あら、診察室だわ!」診
断用の器具や簡単な治療が行える器具が並んでいる。

 「言っておくが、診察は白衣はなしでだ!」
「脱いだら、オッパイとアソコが丸見えよ。絶対に脱がないからね!」体を震わせな
がら愛子が叫んだ。
「脱がないなら、ビデオを裏に売るぞ。写真集も裏に持っていけば高く買ってくれる
んだ!」
「やめて。絶対に売らないで!」恵子が泣き出した。

 「わかったよ。売らないと約束するから、白衣を脱いで年寄りを楽しませてくれる
よね?」その言葉に、泣きながら頷く恵子だ。
「先生も脱いでくれますよね?」(素っ裸になるしかないわ…)震えながら奈々も頷
いた。
「それならいい。診察開始だから、早く準備をして!」高木が急かし(脱ぐしかない
わ…)奈々は震える手で白衣を脱いでいく。

 胸が露になり、薄いグリーンを帯びたブラジャーから乳房が飛び出している。
(仕方ないわ、やるしかない…)そして、腕から白衣を脱ぐと足元に落ちて下半身も
露になった。
当然、股間も見えて、淫裂を生えかけた絨毛が取り囲み、太股までのストッキングを
ガーターベルトで吊っていた。

 「レイプは許して下さい…」
「大丈夫だよ、年寄りだから使用不能になってる。でも、おさわりは覚悟してくれ!」
「触られるんですか。アソコとオッパイを?」
「それくらいサービスしろ。冥途の土産にオ○ンコとオッパイくらい触らせてやれ」
上原が言い放つ。

 (悔しいわ。バーやキャバレーのホステスじゃないのに!)唇を噛んで愛子達も白
衣を脱いだ。
3人は白ずくめで、白いブラジャーから奈々と同じく乳房が飛び出し、ストッキング
をガーターで吊っている。
股間の絨毛も生えてはいるが、淫裂は隠しきれない。

 「ナース帽もあるぞ!」高木は看護婦の帽子を3人に着けさせた。
「いいね。オッパイとオ○ンコは!」男達は乳房と淫裂を見てから「そろそろ、やる
ぞ。連絡してくる!」高木達は診察室から外に出て、暫くしてから戻ってきた。

 「先生、準備はいいよね。これから忙しくなるよ」それと同時に相原が老人を連れ
てきた。
「いいね。オッパイとオ○ンコを丸だしなんて威勢のいいことで」ニヤニヤしながら
入ってきた。
(見るだけよ。触らないで!)体が小刻みに振るえる奈々達女性だ。

 しかし、そんなことなど老人はお構いなしだ。
「息を吸って!」聴診器を胸に当て呼吸器の診断をしている間にも、奈々の乳房を両
手で掴み揉んでいく。
(やめて、風俗店じゃないのよ!)奈々はそれでも診察をやめるわけにはいかなかっ
た。

 「オ○ンコはどうかな?」淫裂に指が入ろうとしたが、太股を閉じて防御すると諦
め、今度は脇に立っている恵子の淫裂を触っていく。
(いや、触らないで!)恵子は体をよじって逃れようとしている。

 そこに「はい、正常です。今度は血圧です」淳子が助け船を出し、老人は手を退け
た。
「ふー!」ため息を付いている奈々だが、また別な老人が現れ「女医さんがオッパイ
とオ○ンコを出してる!」思わぬ言葉に顔を赤らめた。
「看護婦さんも、オッパイとオ○ンコまで出して!」今度は愛子の両乳房が揉まれ
「診察よ!」それを邪魔するかのように奈々が声を掛けた。

 「看護婦がだめなら、女医さんのオッパイだ!」奈々は乳房を揉まれ「先生、最近
たまってるんです。冥途の土産にフェラしてもらえませんか?」老人が言い出した。
「先生、可愛そうだからやってあげなよ」相原が言うと「ありがとうございます」乳
房を揉んでいた手で、ズボンとパンツを下げた。

 下半身が露わになると(これが、おチンチンなの?)フニョフニョとした小さな肉
竿だ。
「わかったわ。やってみる…」膝を床に付け、小さな肉竿を口に含むと「先生、気持
ちいい。何十年ぶりだよ」奈々の乳首を摘みながら喘ぎ声を上げていく。
(痛いわよ。乳首を掴まないで!)頭を振りながら肉竿を擦って行く。

 しかし、肉竿はあまり膨らず、口を動かし続けると「気持ちいい!」叫んで動きを
止めた。
「いやよ、出さないで!」急いで肉竿から口を離すが「安心していいよ。枯れてしま
って出ないんだ」老人は余韻を楽しみながら、ズボンとパンツをあげていく。

 「そうだ。皆にやってくれ。4人でやれば、なんとかなるぞ」相原はやらせる気だ。
「決まったな」高木も言い出し「で、でもフェラは…」拒んでも無理で、奈々達は交
代しながら、老人に乳房を揉まれフェラをしていくと「いい気持ちだ。何十年ぶりだ
ろう」皆が満足している。

 それに、爆発したくても、枯れてしまっており、精液が飛び出ない。
(口の中に出される心配はないんだ…)4人は安心してフェラをしていく。
このようにして、奈々達は乳房と淫裂を触られながら診察を終えた。

 「先生に看護婦さん、よく頑張ってくれた。お礼に今夜はこのホテルの部屋を提供
するよ」
「また、集団レイプする気でしょう?」
「違う。新婚気分を味わいたいんだ。レイプでなく夫婦の気分を!」
「そんなのいや。勝手にやりなさいよ!」淳子が言うと「そうよ。こんな恥ずかしい
思をさせて、夫婦の気分はないでしょう」愛子も言う。

 「そうか、仕方ない。裏に売るしかないな」決まり文句がでれば「売らないで。や
るから、売らないで!」そう答えるしかない。
「物分かりのいい人だ。演技だけでいいんが、本気でもいいぞ!」
(誰が、本気でするもんですか。レイプしておいて!)心の中では怒っている4人だ。

 「先生、食事をおごるよ。だけど、その姿では無理だな。着替えないと…」
(そんなのわかってるわよ)黙って聞いているいると「ナイトドレスを用意してある
から着替えてくれ!」立川は奈々にドレスを差し出す。

 「こんなのいや。恥ずかしくて着れない!」ナイトドレスは、裏地のないナイロン
製のドレスで、色も黒みを帯びた半透明で着れば下着を着てないから、乳房と淫裂が
見えてしまう。
「これを着ないとダメだ。着たくないなら、素っ裸で行こうか?」
「いや、ヌードは許して。着ればいいんでしょう?」薄いナイトドレスを着込むが、
グリーンを帯びたブラジャーから飛び出す乳房が見え、ストッキングやガーターベル
トも見えている。

「こんなの。恥ずかしい!」顔を赤らめながら股間を両手で押さえていると「看護婦
さんも着て下さい」高木は愛子達にもナイトドレスを渡す。
(透けている…)受け取った3人は、溜息をついて躊躇っていると「早く着てくれよ」
急かされた。

 「着るわよ、急かさないで!」愛子は腕を通し(オッパイとアソコが見えている…)
淳子と恵子には、乳房と股間の淫裂が透けて見えていた。
「お願い、ヌード姿を人前にさらすのは、今日だけにして下さい」愛子達は乳房と股
間を押さえて震えている。

 「それは、お前達の態度次第だ!」リーダー格の高木が言い放つが「お願い。約束
して下さい、今回限りだけと」淳子と恵子はなおも叫んでいる。
だが「だから、お前達の態度次第と言ったろう!」高木は取り合わなかった。

 奈々達は高木の案内でレストランに案内されるが「あっ!」初老の夫婦が驚いてい
る。
4人の透けたドレスからは、ブラジャーから乳房が飛び出し、パックリと割れた淫裂
が丸見えになっていた。

 「恥ずかしくないの。あんた達!」婦人が言うと「好きにさせておけ。目の保養に
なって楽しいしな」着飾った紳士がなだめている。
「でも、あれじゃあ変態と同じよ」夫婦は4人を指さして言い争い(変態じゃないわ。
脅されてやってるのよ)泣きそうな顔で向かい合って座った。

 「いらっしゃい、ま、せ…」メニューを運んできたウエィトレスも、唖然として声
が途切れている。
(オッパイと性器を出しているなんて!)黙ったままメニューをテーブルに置いて
「ご用があったらお知られ下さい」軽蔑の目で戻った。

 「そうだな、コースを頼むか…」「それがいいな。先生もいいだろう?」「お任せ
します…」俯いたままの奈々達で、立川がボーイを呼んだ。
「お決まり、で、す、ね…!」ボーイも言葉が途切れ(凄いや、オッパイ丸だしにし
て。オ○ンコも見えてる!)股間が一気に膨らんでしまった。

 「コースで頼むよ」「かしこまりました」テーブルに置かれたメニューを片づける
とナプキンを運んできた。
ボーイは奈々にナプキンを掛けるが(オッパイ、触ってみたい!)股間が限界まで膨
らんでいる。
「ボーイさん。触ってもいいよ。やりたいんだろう?」「いいんですね?」ボーイは
後からナプキンの下に手を差し込み、ドレスの上から奈々の乳房を掴んだ。

 「いや、やめて下さい…」小さな声で言うしかない奈々で「大きいですね」楽しん
だボーイは。今度は愛子にナプキンを掛けていく。
「失礼します」愛子も乳房を掴まれ、乳首を指で摘まれていく。
「許して、恥ずかしい!」小さな声で言いながら上からボーイの手を押さえている。

 「柔らかいですね」ボーイは感想を言いながら淳子と恵子の乳房を揉んでいく。
4人の乳房を触ったボーイが去ると「どうだ、よかったか?」立川が尋ねると「言い
分けないでしょう!」怒りを露にしていく。

 やがて、料理が運ばれてきた。
コースなので、次々と運ばれて(恥ずかしいけど、料理はおいしいわ)奈々は食べて、
愛子達も恥ずかしさを忘れて食べた。

 食事を終えると、「どうだ、パブにいかないか。そこなら踊れるぞ!」「そうだな。
いくか!」「行きたくないわ。もう、遅いし…」当然4人は拒んだ。
「そう言うなよ。疲れをとるには一番だ!」嫌がる4人はレストランを出た。
(これ以上、裸を晒したくないわよ)そんな願いは届かず。8人は混雑するパブに入
った。

 「凄いや。オッパイとオ○ンコを堂々と出してる!」
「ホントだ。しかも美人だぞ、形も大きさも申し分ないな!」
「これだったら、オッパイとオ○ンコを見せたいわけだ!」中にいた客が、4人を取
り囲むと「こちらへどうぞ!」店員が案内していく。

 だが、酔ったお客が4人のお尻と乳房を撫でて「いやー!触らないで」悲鳴が上が
っていく。
「楽しませてやれよ。減る訳じゃないし」
「いやよ、絶対にいや!」胸を両手で押さえながら歩く4人だが、胸を隠すと尻は無
防備になっている。

 「こちらへどうぞ!」店員がテーブルを手のひらで示し8人は座った。
「お飲物は何になさいますか?」
「そうだな、スコッチをくれ!」
「かしこまりました」店員が奥に一旦消え、グラスとスコッチを運んできて、手際よ
く注いでいく。

 「よし、乾杯だ!」8人はそれを飲んでいくが、酔いが回ると高木達は、それぞれ
の好みの相手の隣に座った。
「いいだろう。触らせろよ!」奈々はドレスの上から乳房を揉まれ「お客に見られて
いるわよ!」確かに、酔ったお客が奈々達の方を見ている。

 「いや、やめて!」愛子や淳子たちも乳房を揉まれて(恥ずかしいわ、こんなこと
されると…)お客に乳房を揉まれている姿を見られながら俯いている4人だが「どう
せなら、オ○ンコも見せてくれよ!」酔ったお客が叫んだ。