「背徳の淫行」

                     赤星直也:作
第14話 道子のヌード

 律子が思案している間も、工事が進んで病院は完成し、吉川と峰子の結婚式も行わ
れた。
だが、夫婦は関係者の挨拶回りで、新婚旅行どころではない。
勿論、真一も挨拶回りをし、本郷夫婦も毎日のように訪れていた。

 夫婦は、時折遅くなると完成間もない寮に泊まっていたが、本郷は康子を部屋に呼
び、真理は真一の部屋に入って「溜まっているでしょうから、抜いてあげる!」肉竿
を掴んでフェラをしだす。

 「そうなんです。相手がいないから溜まってます…」上擦った声でそう言うが、度々
康子を呼んで相手をさせていた。
だが、精力旺盛の真一には、康子も全てを処理できないから、かなり性欲が溜まって
いる。

 そんな訳だから、フェラされると、一気に膨らんで「真理さん、やらせて!」ベッド
に押し倒すと、乱暴に服を剥ぎ取って、レイプ同然に淫裂を突いていく。
真理は「ダメ、乱暴はイヤ!」そう言うが、深い結合を求めて足を限界まで開いて迎え
入れる。
真一はそれに答えて肉竿を激しく動かして、絶頂を迎えると「出します!」淫裂深くに
射精した。

 本郷夫婦にとっては、この寮は都合がよかったが、病院が本格的に稼働すると訪れ
る理由がなくなった。
それには、まかない婦の律子にとっては都合良く「これで、真一君が事務長とセックス
せずに済む!」と安堵している。

 病院が稼働すると、峰子は余裕ができて、事務室に顔を出すようになったが(あん
たは、来なくていいわよ!)道子は不満だ。
そんな道子の事を無視して、馴れ馴れしくする姿に(悔しい。何とかしないと…)真
一が言ったヌードの事を思い出し(そうよ、ヌード撮らせよう。撮りたいって言って
たし…)思い出しのか、思案していく。

 道子は休診日に真一を訪ねると「珍しいね、ここに来るなんて」笑顔になっている。
「真一君に頼みたい事があって…」
「どんな頼みなの。道子さんの頼みなら何でもやるよ」
「それなら、撮って欲しいの…。私のヌード…」声が上擦り、下を向いたままだ。

 「わかりました。撮ってあげます。じつは、僕から頼もうと思いまして…」カメラを
持った。
「待って、ここでは見られてしまうし…。別な場所で撮って!」
「そうですよね。それなら、付き合って下さい」真一は道子と一緒に寮を出ると、親戚
の別荘に向かった。

 別荘に着くと「撮りますから、お願いします」道子は脱ぎだし、真一はカメラで撮り
出す。
「撮るのは、脱いでからにして貰えませんか?」脱ぐのを撮られるのは恥ずかしい。
「誰にも見せませんよ。これがいいんですよ」真一は撮り続け、道子は真っ白なパンテ
ィとブラジャー姿になった。

 すると「パンティは膝まで下げて!」真一が指示しだす。
道子は言われるまま、膝まで下げたが、黒い絨毛が露わになって「恥ずかしいわ。全
部脱がせて」頼むが「これが、エロいんです!」スイッチを押してから「脱いでもいい
です」脱がせた。

 パンティを脱ぐとブラジャーだけの姿も撮られ「右のおっぱいだけ出して!」片方の
乳房を露わにして撮られる。
真一は次々と指示して、道子を全裸にすると、Mの字開脚をさせるが「できない、これ
は許して!」淫裂を押さえて撮らせようとはしない。
「恥ずかしがらなくていいよ。僕も見せるから」真一も服を脱ぎだし、道子と同じく
全裸になると「これがチンポだよ」手で掴んで見せる。

 「わかったわ、撮ってもいいわよ」顔を強ばらせ、手を退けると絨毛の中にピンクの
淫裂が見えた。
「綺麗なオ○ンコだ…」スイッチを押すのを忘れて見つめるが、肉竿は一気に膨らんで
そそり立っている。
「恥ずかしい、おちんちんが…」顔を背け、また手で覆うと「それじゃ、撮れないよ!」
注意され、手を退けるとスイッチが押された。 

 真一が道子のヌードを撮りだしてから1時間が過ぎた。
「道子さん、これくらいでいいよね?」カメラを置くと「そうね、一杯撮って貰ったし」
道子は乳房と股間を隠し「何か、お礼をしないとね」呟くように言う。
「それだったら、オ○ンコさせて!」待ってましたとばかりに抱きついた。

 「ダメ、それだけはダメ!」慌てる道子だが「やりたいよ、道子さんとやりたい!」
真剣なまなざしで見つめた。
「お口ではダメなの?」顔を強ばらせて言うと「オ○ンコがダメならお尻でやろうよ!」
道子の手を掴む。
「そんな、お尻でするなんて…」戸惑っていると「やろうよ!」肉竿が肛門に押し当て
られた。

 「ダメ、入れちゃダメ!」拒むと「だったら、オ○ンコさせて!」強引に押し込むと
「裂ける…。お尻が裂ける…」顔をゆがめて堪えている。
真一は道子の事など気にも留めずに、肉竿を押し込むと抜き差しを始め、欲望を満た
して射精した。

 それは道子にもわかり「そんな、射精だなんて…」唖然とするが平然と肉竿を抜き「一
緒にシャワーしようよ」腕を掴み、浴室へ連れて行く。
「お尻痛かった?」シャワーを浴びながら尋ね「痛かった。もうお尻ではしたくない…」
道子も体を洗い出し、綺麗に洗うと戻って服を着出した。

 服を着終えると「真一さん、このことは誰にも言わないでよ」口止めすると「勿論だよ。
でもこれいいね、何回でも抜けるよ」カメラを見ながら言う。
「抜くって、オナニーなの?」
「そうだよ、これでやるんだ!」それには「誰にも見せないでやって。ヌードを知られた
ら大変だし…」困った顔をし、2人は暫く話すと別荘から出た。

 その後、真一は宿舎に戻って画像を印刷して行く。
「いいね、これはいいや!」道子の全裸に満足していると「真一さん。いる~!」ま
かないの律子は入ってきた。
それには慌ててパソコンを閉じたが「あら、こんな写真でまだやってるんだ!」写真を
拾い上げると「そんな~!」絶句している。

 「律子さん、これには訳があるんだ!」落ち着かせようとするが「こんな事までする
なんて!」泣き出した。
「違うよ、これは道子さんから頼まれて…」長々と説明していくと律子も落ち着いて話
を聞いていく。
そして「セックスしたの?」と尋ねられ「やらせてくれなかった…」俯いて返事した。

 「当然よ。まだ夫婦じゃないんだし。でも、裸を撮らせたって事はお嫁になってもい
いという事ね?」
「それが問題なんだ。お互いに、跡取りで困っているんだ…」
「そう言う事だったんだ。その気があるとわかったら、張り切っちゃう!」
「張り切るって、どういうことなの?」
「道子さんと、真一さんを一緒にさせる事よ」

 それを聞いて「無理だよ。でも、道子さんとなら一緒になってもいいな」写真を見つ
めると、肉竿が勃起し出す。
「あら、元気いいわね。昼間から硬くなるなんて!」笑って見ていると「やらせて。溜
まっているんです!」抱きついた。

 「ダメよ。浮気はしたくないの」拒む律子だが、服を脱がされ、下着も脱がされ「こ
れは浮気じゃないからね。真一さんの受け皿だからね」言い訳をして真一の服を脱がし
だす。
「そうだよ、浮気じゃないよ」真一も言い放ち、全裸になると「行くよ!」淫裂に、肉竿
を押し込み「まだ早い!」声が上がる。

 真一がゆっくり肉竿を動かして行くと「強くして!」自ら腰を動かして深い結合を求
める。
「わかった。行くよ!」肉竿の動きを早めると「いいわ、もっとして!」喘ぎながら淫
汁を流し出した。

 真一はなおも腰の動きを続けて「出る、出る!」叫ぶと動きを停めて、膣奥に噴射し
ていく。
それを、満足そうに受け入れ「これで、すっきりしたでしょう?」律子は淫裂を拭いて
いく。

 「気分は晴れたけど、何時までも、こんな事はできないよね?」服を着ながら言うと
「そうよ、こんなおばさんよりも道子さんとやりなさい」律子も服を着ながら言う。
「そうしたいんだけど…」言葉を濁すと「私も、手伝うわよ」律子は着終えると出て行き、
真一はまた写真を印刷しだした。

 それから真一は毎日のように、道子の全裸写真を見ながらオナーをしていたが、介
護用施設の骨格が完成して、職員の募集が始まった。