「背徳の淫行」

                     赤星直也:作
第13話 再度の視察

 吉川と峰子は、利害が一致していたからすんなりと婚約が成立し、皆にも知らされ
「道理で、避けた訳だ…」思いにふける真一だが心中は穏やかではない。
それに、夜になると峰子の喘ぐ声が聞こえて「俺もやりたい!」そう思っても、相手が
いないから、エロビデオで我慢するしかなかった。

 それは康子も同じで「変な感じになっちゃう!」指で膣穴を弄くっても「自分では感
じない…」濡れる事はない。
「そうだ、真一さんがいた!」思いつくと、真一の部屋に入って「お願い、相手して!」
服を脱ぎ出す。

 「オ○ンコですか?」
「違うわ、セックスはダメ。指で慰めて、代わりにお口でするから!」全裸になると、
真一の肉竿を口で擦り出す。
すると、一気に肉竿が膨らみ「わかりました。オモチャも使いますよ」承知して乳房を
揉み出した。

 暫く口で肉竿を擦っていたが「やって、我慢できないの!」仰向けになって、足を開
いて催促している。
「わかりました。まずはクンニから」淫裂を撫でながらクリトリスをなめ出すと「あ、
あ、あ~!」腰が浮き上がった。

 真一は頃を見計らい、ディルドーを膣穴に押し込むと「いいわ、凄くいい!」淫汁も
出てくる。
なおも、ディルドーの抜き差しを続け乳房を吸うと「あ、あ、あ~!」また声を上げ
出す。
(レズだったなんて信じられないな。この際だからオ○ンコしちゃえ!)欲望が出て
きて、康子に覆い被さった。

 「ダメ、入れちゃダメ!」真一の豹変に慌てて淫裂を手で塞ぐが「出さないから、やら
せて!」手を退かせて押し込んだ。
「あ、あ、レイプよ…。これはレイプ…」康子は諦めたのか真一を抱きしめて言う。
「そうだよ、康子さんをレイプしているんだ!」肉竿を根元まで押し込むと、ピストン
を始めたが、流れ出る淫汁も多くなっていく。

 康子は「気持ちいいわ。レイプされているのに、こんなに気持ちいいなんて…」虚ろ
な顔になり「オッパイも、レイプして!」催促する。
「勿論やるよ!」真一は両手で乳房を揉みながら、肉竿のピストンを早め「クシュ、ク
シュ!」淫裂から音が出ていく。

 暫くピストンしていたが「どうせなら、後ろからレイプされたい…」四つん這いを望
み「わかった。後ろからやる!」康子を四つん這いにして、淫裂を突き刺しだした。
真一は、両手で康子の腰を押さえているが、肛門が気になって(ここなら、出しても
いいはずだ…)指で触り出すと、察知したのか「ダメ、お尻はイヤ。オ○ンコだけにし
て!」首を振る。

 「ここに、出したいんだ。お願いだから、出させて!」指を肛門の中に入れると「ダ
メ、お口で受ける。だからお口へ!」康子は口への射精を覚悟した。
「約束だよ、それに飲んでよ」肉竿をピストンしながら言うと「約束する。だからお尻
に入れないで!」承知した。
「それなら、仕上げだ!」真一が腰の振りを激しくすると「奥まで入ってくる~!」体を
捩らせていく。

 なおも、肉竿で突き刺すと「ダメ、行きそう!」康子は限界に近く「出すよ、もうすぐ
出る!」真一も放出が迫り、急いで肉竿を抜くと「飲んで。約束だよ!」前に回って康子
に差し出す。
康子は口の中に迎え、唇で擦り刺激していくと「う~!」頭を押さえられ、口の中に
放出された。

 放出が済むと肉竿は抜かれ「ゴクン!」と精液を飲み込むが「気持ちよかったわ。レイ
プされてもこんなに感じるなんて…」興奮が収まっていない。
「康子さん、またレイプさせて!」乳房を撫でながら言うと「いいけど、コンドーム着
けてからレイプして!」本郷に義理立てしてる。
「わかった、必ず着けてからやるよ」真一が言うと「そうして、その方が安心できるし」
また肉竿を撫でだす。

 「康子さん。チンポは平気なの?」
「不思議なのよ、あんなにイヤだったのに…」
「それでいいんだ。これからも康子さんをレイプできるし」
「そうね、真一さんにやられると、凄くいい気も気になれるしね」そう言うと真一に抱
きつき「まだ、レイプできる?」と聞く。

 「やれるさ。やっちゃうからね!」
 「それだったら、私がレイプしちゃう!」真一に跨がり、肉竿を淫裂に押し込んでい
く。
「お返しよ。レイプしたから、レイプしてやる!」喘ぎながら腰を動かし出した。
「そうだよね、お返しだよね…」真一も揺れる乳房を掴んで揉んでいくと「いいわ。い
いわ!」声を上げ出し、2人は2度目の絶頂を楽しんだ。

 こうして、康子は真一を相手にストレスを発散していたが、病院はほぼできあがり、
内装が始まった。
それと同時に、医療スタッフも決まり、峰子をトップとした訓練が行われている。
また、看護婦のトップは康子で、患者の対応訓練に余念がない。

 そんな中で、本郷が真理と一緒に視察に訪れ、宿舎に泊まる事になったから、まか
ないの律子は大忙しだ。
本郷が宿舎に入ると「男と一緒か。これはまずいよな…」呟くように言う。
「そうね、風紀が乱れちゃうしね」真理も同感で「作り直さないとな…」改装を思案して
いる。

 そこに「理事長、よくお出で下さいました」康子が現れ、挨拶すると「真理、わかっ
てるよな、視察だからな!」言い訳を言いながら康子の部屋に向かう。
残された真理は「つまんないわ。それなら、私だって!」部屋から出て真一の部屋に向
かった。

 本郷は部屋に入るなり「溜まっているんだ。処理してくれ!」服を脱ぎ出す。
「心得ております」康子も脱ぐが、下着は着けておらず、太ももまでの黒いストッキン
グとガーターベルトだけで「いいよ。凄くいい!」本郷の肉竿は一気に膨らみ、使用可
能になっている。

 「理事長、まずは、お口で!」康子は膝を付けて肉竿を口に迎えると「フグ、フグ!」
唇で擦りだす。
「気持ちいい。最高だ!」堅い肉竿が更に堅くなり「我慢できないよ!」康子を寝かせ、
淫裂を突き出した。
すかさず「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げ「気持ちいい。もっと、オ○ンコして!」本
郷にねだっている。

 一方、真理が真一の部屋に入ると「そんなの見て!」康子や峰子のヌード写真を見な
がらオナニーしていた。
「そんな、こんな所に来るなんて!」急いで写真を隠すが「これで、やってるの?」峰子
の写真を持った。

 「それだけではないです。これでもやってます…」真理の緊縛ヌードを見せると「こ
れで、興奮するんだ!」自分の写真を見つめる。
「それが一番の気に入りでして…」頭をかく真一だが「それなら、ここでやって!」真理
は服を脱ぎだし「本当にいいんですよね?」念を押してから紐を持ち出す。

 「いいわよ。その代わり、オ○ンコに一杯出してよ」下着も脱ぎだし、全裸になって
いく。
「わかってます。まずは両手を…」全裸になった真理の両手が後ろ手縛られ、乳房にも
紐が巻かれて締め上げられた。

 「この後どうするの?」
「決まってます。オ○ンコ!」真一は下半身を剥き出しにすると、真理をうつ伏せにし
て、腰を持ち上げる。
「乱暴にしないで。優しく!」口では言うが(そうよ、もっと乱暴にしていいのよ)期
待しており「行くぞ!」肉竿が真理の体内に入り込んだ。
「あ、あ、あ~!」呻くような声を上げるが(気持ちいいわ。膣が濡れていく…)快
感に酔っている。

 真理を貫いた肉竿はピストンを始めて「クチャ、クチャ!」淫裂から音が出て行き、
淫裂からも汁が流れ出した。
「気持ちいいわ…。私もやりたい…」
「それなら、お願いします!」真一は姿勢を変えて、真理を馬乗りにさせて腰を押さえ
「やって下さい!」催促すると淫裂に肉竿が吸い込まれて、不自由なまま腰を振り続け
た。

 翌朝、本郷夫婦は宿舎の改装の事を告げたが「そうですよね。男と女が一緒はまずい
ですよね」理解して、新に作る事になった。
だが「そんな予算はありません!」吉川から異議が出て、新築するが、階ごとに男女を
別けるようにした。
それには「真一さんに、レイプして貰えるわ」笑顔に康子だが「真一さんが康子と同じ
建屋だなんて…」嘆く道子だ。

 まかない婦の律子も「まずいわ。何とかしないと…」思案していくと「そうだ、道子が
いいわ。あの子となら安心できるし」思いつくと道子を訪ねて考えを告げた。
その考えには「私はいいけど、お互いに跡取りだし…」あまり積極的ではない。
それでも律子は「考えておいてね」諦めていなかった。