| 「背徳の淫行」
赤星直也:作
第8話 3人の和解
翌日から峰子と康子はいつものように仕事をしているが、時折天を見つめ、気の抜
けた顔をしている。
それには真一も気付いて「峰子さん、何かあったの?」尋ねても「何でもないわよ」
と答え、康子も同じ答えが返ってきた。
真一は気になるのか、真理に電話を掛けたが、核心の事は教えなかった。
そんな日が続いたが、理事長の本郷と、事務長の真理が一緒に病院を訪問する事に
なり、それを2人に伝えると、安堵の顔になって真一は対応に当たった。
そして、2人が病院に現れると、峰子と康子は下を向いて顔を上げようとはしない。
真一が会議室に案内すると「ここを変えようと思ってな…」本郷は介護や老人ホー
ムを考えており、真理は慎重な考えで規模を小さくしてやりたいようだ。
「これは、まだ秘密だからね」念を押され、頷くと「それより、峰子と康子だが…」
本郷も言いにくそうだ。
「理事長、何かあるんですか?」気を利かせて聞くと「謝罪だよ。2人が謝罪しな
い限り、口を聞かないと家内が言って…」
「事務長、何の謝罪でしょうか?」知ってはいるが、本郷の手前そう言うしかない。
「剃られたのよ。あそこを…」
「あそこと申されますと?」
「真一、オ○ンコだよ。オ○ンコを剃られたんだ!」本郷が脇から言うと真理の顔が
真っ赤になった。
「ヘアですか。いいな。私も剃りたいのに…」真一の言葉に「そんなに、性器のヘ
アを剃るって楽しいんですか?」真理も驚いている。
「そうです。パイパンにすると、興奮が高まりまして…」
「そうなんだ。あなたもそうなの?」
「そりゃ、そうだよ。俺もやりたいけど無理だしな」それには「イヤねえ、性器が丸
見えになるのよ」顔を曇らせるが(それなら、真一さんに剃らせてみようかしら?)
真一を見つめ思案している。
「そこでだ。まずは、これを見てからだ!」ディスクを渡して再生させると「レイ
プビデオですね。凄く興奮してきた!」両手を縛られ、裸にされていく峰子と康子に
真一の股間が膨らんでいく。
(真一さん、こんなので興奮して。私がもっといい事してあげるわよ)真理は真一の
股間が気になっている。
「理事長。仲直りですが、真理さんに、2人のオ○ンコを剃らせてはいかがでしょ
う?」真一の提案に「面白い。できたら俺がやりたい!」本郷は乗り気だが「イヤ、
峰子の性器だけは見たくない!」真理は拒む。
「まだ怒っているのか。大目に見ろよ。可愛いとこもあるんだから」
「あなたは、騙されたのよ。まだ気付かないの?」2人の話に「事務長、落ち着いて
下さい。とにかく、喧嘩してる場合ではないですから」真一が間に入った。
「それはわかっている。高次さんが甘いから、カットなって…」
「それなら、事務長はどんな事が望みで?」
「そうね、女として、一番恥ずかしい事かな。たとえば、人前でオナニーとか、セッ
クスとか…」
「それ、良い考えです。それで行きましょう!」
「待って。セックスだったら、また高次さんと峰子がやるの?」
「それはまずいですよね。それなら、真理さんが峰子さんとセックスするなんてどう
でしょう?」
「無理よ、私、チンポないし…」
「大丈夫ですよ。レズ用に、樹脂製のがありまして直ぐに、用意はできます」
「面白いわ。峰子を犯してやるわよ!」
「峰子はいいとして、康子はどうする?」
「何なら、私がやりましょうか?」
(ダメよ。真一さんは、私とやるの!)叫びたい真理だが「いいわね。射精までし
てあげて!」真理は承知した。
「そうだよな、俺の出る幕じゃないし…」本郷も峰子とセックスしたかったが、承知
するしかない。
謝罪の条件が決まると2人に告げられ「イヤ。そんなのイヤ!」泣きながら拒むが
「仕方ないな。レイプビデオでやるしかないな」本郷の言葉で「やります、セックス
します!」峰子と康子は承知して、一行は真理が泊まった旅館に向かった。
旅館は真一が貸し切ったから、客は5人しかいない。
旅館に入ると皆で浴場に向かうが「混浴ですか…」峰子と康子は尻込みしている。
「そうだ、今更何言ってる!」
「わかりました…」渋々承知して一緒に服を脱ぎだすが、恥ずかしいのか、胸と股間
を隠しながら脱いでいく。
脱ぎ終わると、股間を両手で押さえ、乳房を露わにしている。
それには「オッパイだ。峰子さんと康子さんのオッパイが!」脱ぎ終えた真一の肉竿
が一気にそそり立った。
「見ないで。そんなに、オチンチン膨らませないでよ!」イヤでも目に入り、浴槽
に飛び込んだ。
「真一さん、凄いわね。私のヌードでもそうなの?」真理もパンティを脱ぎ全裸を見
せると「ダメ。でちゃいそう。我慢できないです!」さらに膨らむが「いいわね。あ
れでされたら気持ちいいだろうな…」呟く真理だが(そうか、真理と真一もやらせて、
俺が峰子とやる手もあるぞ…)本郷は思案している。
服を脱ぎ終えると、皆が浴室に入って体を洗い出すが「真理、真一を洗ってやれ。
その代わり、あの2人に俺が洗わせてもいいだろう?」
「まだ懲りないんだ。でも、洗うだけならいいけど、性器は触っちゃダメよ」
「オッパイは良いよな?」
「いいわよ。私もして貰うから」
2人の話がまとまると「真一さん、洗ってあげるね」真理が真一の体を洗い出す。
同じように「峰子に康子、洗ってやるぞ!」本郷も2人の体を洗いだした。
2人が洗うと「交代して、あなたがやるの!」交代で洗うが「真理さん、行きますよ」
真一は乳房は勿論、淫裂に指を入れて洗い出す。
「そうよ。それでいいの」真理も膨らんだ肉竿を握りしめ、満足顔になっている。
真一と本郷は体を洗い終えると「覚悟はいいよね?」真理が2人の股間に石鹸を塗
っていく。
その後、カミソリで剃りだすが、恥ずかしいのか峰子と康子は顔を背けたままで、剃
っている本郷と真一の肉竿は限界まで膨らんでいる。
それでも、堪えて絨毛を剃り終えると、浴槽に浸かって体を温めると部屋に戻って
いく。
「わかっていますよね?」戻るなり、真一は全裸になった真理の股間にペニスを取り
付けた。
「やった事無いけど、大丈夫だと思う…」真理は恥ずかしそうに峰子に抱き付いて
淫裂に押し込む。
「まだ、準備が…あ、あ、あ~」声をあげるが、淫裂深く入り込み、ペニスは動き出
した。
「凄いな、俺もやりたい…」本郷も興奮したのか、真理の尻を撫でていく。
真一も、興奮し「行くよ!」康子の淫裂を乱暴に突き出し「ダメ。まだダメ!」声を
あげても肉竿は動いていく。
やがて「あ、あ、あ~!」2人は喘ぎ声をあげ、淫汁を流し出すが「レズでも、チ
ンポがいいんだ…」康子の淫裂を見ている本郷が言うと「今回限りです…。男とのセ
ックスは…」喘ぎながら康子は言う。
「そんな事言わないで。これからもやらせてよ!」甘えるように乳房を吸いながら肉
竿を動かすと「ダメ…。男は嫌い…」背中も浮いていく。
真一と真理は腰を振り続け、その後四つん這いになったが「許して、もうダメ!」
康子は「ハア、ハア!」俯せになって、荒い息使いをしている。
「まだ、出してないのに…」不満そうな真一に「真理、真一とやれ。俺は峰子とやる
から!」本郷がとんでもない事を言った。
「私に浮気しろと言うの?」
「浮気じゃない、性処理だ。俺もやるから、やるんだ!」そう言われれば拒めず、真
理はペニスを外していく。
「事務長、お願いします!」真一が抱き付くと「高次さん、見ないで。これは浮気
じゃないからね!」負い目を感じながら淫裂を突かれると「あ、あ、あ~!」声をあ
げ、真一を抱き締めた。
「それでは、俺も!」本郷も峰子に抱き付いて、肉竿を動かしていくが「いいわ、
凄くいい。もっとして!」腰が浮き、流れる淫汁も多くなっている。
真理は「高次さん、本気はダメよ。お仕置きなんだからね」言いながらも「あ、あ、
あ~!」声をあげ腰を動かしていく。
「わかっている。お仕置きだから峰子がやれ!」仰向けになって峰子を乗せた。
騎乗位になると「いいわ。玩具より気持ちいい!」背中を反らせ、声をあげだす。
「私もやる!」真理も真一に跨り、腰を振りだし「事務長。もう直ぐです…。出しま
すからね…」乳房を揉みながら登り切った。
真理は「暖かいわ。気持ちいい…」結合したまま真一に抱き付き、口を重ねる。
「事務長、凄く良かったです。もっとしたい…」
「ダメよ、今回限り。もう、しないからね」そう言うが(機会があったら、またしよ
うね)そう思っている。
それは本郷も同じで(何とかして、また峰子とやりたい…)昔を思い出し思案した。
|