「引き裂かれた白衣」
 
                               赤星直也:作
第16話 勧誘


 「気持ちよかったぞ!」中村と新田は満足そうに肉竿を抜いたが、射精された2人
は、グッタリしたまま動こうともしない。
「奈美、洗ってきなさいよ」久恵が心配そうに声を掛けた。
「わかった。そうする…」フラフラしながら起きあがり「私も一緒に洗わせて…」洋
子も起きた。

 2人は千鳥足で、浴室に入り淫裂を洗っていく。
「あなたは、どうしてここに?」奈美が尋ねると「借金よ。病院経営に失敗して…」
泣き出しそうに、洋子が言う。

 「そうなんだ、女医さんだったんだ。私も看護婦なのよ。久恵や百合も前は同じ病
院で看護婦だったの」
「だった、と言うことは、解雇されたの?」
「そうなの。経営者が不正請求して、危なくなってね」2人は淫裂を洗いながら、身
の上を話し合った。

 そして、淫裂を洗い終えると皆の元へと戻った。
「これで全員だな。明日から売り込みだから、そのつもりでいてくれ!」中村は張り
切っている。
翌日、言葉通りに中村は、奈美と洋子を売り込みに連れて行くことにした。

 「下着は着るな。着るのはこれだけだ!」白いストッキングとガーターベルトだけ
を着させる。
「わかっていると思うが、客の前では素っ裸になるんだぞ!」

 「お願いです、これ以上辱めないで下さい。私はもう年で、綺麗じゃないですから」
洋子は全裸を晒すと聞いて泣きだした。
「そう悲観することないよ。こんなに、立派なオ○ンコとオッパイを持っているじゃ
ないか!」乳房を揉んでから、淫裂を撫でるが、それには黙ったままの洋子だ。

 「中村さん、それくらいにして、売り込みに行かないと!」新田が間に入った。
「わかっている。新田は久恵と百合を連れて、売り込みに行くんだぞ!」
「わかりました。心当たりを当たってみます。2人も素っ裸になって貰うからな!」
新田の言葉に、泣き顔の久恵と百合だ。

 「泣いてどうする。とにかく急げ!」言われた通り、4人は白いストッキングを履
き、ガーターベルトを腰に巻いていく。
「いいね、こんな姿でオ○ンコやりたいよ…」洋子の絨毛は、白いストッキングを引
き立たせていた。
その後4人は、揃いの前ボタンのワンピースを着せられ、マンションから出た。

 奈美と洋子は、中村と一緒にオフィス街を歩いていく。
そして、ビルに入ると受付で「中村ですが、社長との会見をお願いしたいのですが…」
中村は、事前に面会の許可を取っていたので、すんなりと社長室に案内された。
「この度、私どもでは、新しい病院を始めることになりまして…」低頭で名刺交換を
する。

 「早速ですが、今日はスタッフを連れてきました。こちらは女医の折橋で、こちら
が看護婦の岡田です」
「名前なんて、どうでもいい。それより、個人会員の病院の特徴を説明してくれ!」
「わかりました。内では、スタッフがこのような姿になって、会員をお待ちしていま
す」中村は2人に服を脱ぐように言う。
(イヤ、こんな所でヌードにはなりたくない…)2人は足を震わせながら、ボタンを
外しだす。

 「まさか、裸に…」相手は、声が止まって、それ以上は言わない。
「その通りです。しかも、オ○ンコ丸出しの素っ裸です!」それに、合わせるかのよ
うに、2人はワンピースを脱いで、全裸を晒した。
「いいよ、最高だよ!」相手は、興奮気味に2人の乳房と淫裂を覗いていく。

 「気に入って、もらえるでしょうか?」
「勿論だよ。でも、見るだけじゃあダメだな。もっと工夫がないと…」
「心得ております。折橋君、社長さんのオチンチンを診察してあげなさい」
「ここで、ですか?」洋子の顔が強ばった。
「そうだよ。ここ以外で、どこでやるんだ」その言葉に洋子は「失礼します」そう言
って、ズボンのベルトを外しだす。

 「ちょっと待て。誰も来ないようにするから」相手は急いで、電話を掛けて、誰も
来させないようにした。
「これでいいぞ、思い切りやってくれ。どうせなら、看護婦さんにも手当てして欲し
いな」
「わかりました。私もお手伝いします」全裸の2人は、相手のズボンを脱がして、下
半身を剥き出しにした。

 「中村君、この際だから楽しませて貰えないかな?」
「入会ご希望でしたら、構いませんが…」
「勿論入会するよ。まずは、女医さんの診察を受けてからだな」
「折橋君、診察を始めてくれ」その言葉に、洋子は震える手で、勃起した肉竿を軽く
握りしめ、擦りだした。

 「気持ちいいや。本当に女医なのか?」手を伸ばし、洋子の乳房を揉みだす。
「正真正銘の女医さんです。それに、こちらも本物の看護婦ですよ」
「そうか、本物か…」空いた手が、奈美の乳房を揉みだす。
(イヤ、触らないで下さい)2人は作り笑顔で堪えている。

 洋子が肉竿を擦っていると「特別会員はないのかな?」と言い出す。
「特別会員ですか。今は、考えておりませんが…」
「ぜひ、作ってくれよ。特典として、こんな事がやれるように」洋子の背中に回り、
後ろから抱き付いた。

 「イヤ、セックスはイヤです!」淫裂に押し当てられた肉竿を掴み、侵入を拒む。
「これはセックスじゃないぞ、診察だ」
「そんな、診察だなんて…」洋子の力が抜けて行き「その通りだよ。これは診察だ」
肉竿が淫裂に入り込んだ。

 「ヒ~。乱暴にしないで下さい。痛いから、ゆっくり…」顔を歪め、膣の痛みに耐
えている。
「なあに、痛いのは最初だけだ。次期に気持ち良くなるよ」なおも、肉竿を押し込
み、乳房を揉んでいと「あ、あ~!」呻き声を上げながら、両手で机を押さえている。
それを見ている奈美は(治療じゃないわ、これは売春よ、手の混んだ売春だよ…)唇
がブルブル震えていた。

 そんな奈美に、お構いなしのお客はピストンを始めていく。
「ピシャ、ピシャ!」肉同士のぶつかる音が響いている。
「気持ちいいよ。本物の女医とやれるとは、夢みたいだな…」満足そうに腰の動きを
早め、そして、動きを停めた。

 「奈美。今度は、お前の口で治療だ!」
「そうか、オ○ンコではだめか。仕方ないな、仕上げは看護婦の口だな」膝を付けた
奈美の口に、爆発寸前の肉竿を押し込んで、腰を振りだす。
「ウ~!」咽奥を突き刺す肉竿に、呻き声しか上げられない。
(イヤ、口に射精なんてされたくないのに…)イヤでも、中村が言うからにはやるし
かなく、ゆっくりと、奈美は頭を振っていく。

 「いいよ、上手だよ」上擦った声で、乳房を握りしめた。
(オッパイはイヤ。そんなに乱暴にされると、痛いのよ)痛みに耐えて、頭を動かし
ていると、奈美の咽奥に液体が漂いだした。
(出さないで。精液なんて、もう飲みたくない!)そう、願っても肉竿からは、噴射
が続いていく。

 (抜いて、オチンチンを抜いて!)首を振ると、その願いが通じたのか、肉竿が抜
かれ「ゴクン!」奈美は咽奥に漂う液体を一気に飲み込んだ。
「ほう、躾がいいね。飲み込むとは感心だ」
「まあ、それが当然でしょうから。それより、特別会員ですが、高めにさせて貰わな
いと、困るんですが…」

 「わかっているよ、ソープだって5万は取るんだ。まして、本職なんだから高くて
も構わないぞ!」
放出を終えた社長は、満足そうに洋子の乳房を吸いだすが「こんな、年寄りでいいん
ですか?」洋子は上擦った声で言う。

 「いいさ。女医さんとなら、最高だしね」乳首も吸い「あ、あ、あ!」母性本能で
洋子も、喘ぎ声を上げている。
それを見た奈美は(こんなのイヤよ。私は、絶対に体は売らないわ…)そう誓った。

 中村は、その後も別なビルに入り、面会していく。
(今度は、私がセックスさせられるかも知れない…)奈美は項垂れたままだ。
「内では、このようにして会員をお待ちしていますよ」中村の言葉で、2人はボタン
を外して全裸になった。

 「いいね、このガーターとストッキングがいいよ。それに、ヘアの手入れしたオ○
ンコがいいよ」奈美が気に入ったのか、乳房や淫裂を触っていく。
「もし、特別会員になられましたら、もっといいことができますが…」
「もっと、いい事って何だ?」

 「岡田君、やって上げなさい」中村の指示に(イヤ、セックスはイヤ!)顔が強ば
るが、やるしかない。
「オチンチンの、治療をさせていただきます…」そう言ってズボンを脱がせていく。
「本当にいいんだね?」
「はい。ただ、オ○ンコの中に出すのは、ご勘弁下さい。口で仕上げますから」

 「構わないよ、そんな楽しいことができるなら是非、会員にならせて貰うよ」興奮
しながら、奈美を四つん這いにして、後ろから挿入を始めた。
「あ、あ、あ~!」淫裂をピストンする肉竿に喘ぎ声を上げている。
(やめて、お願いです。こんなの、イヤです!)そう思っても無理だ。

 一旦、欲望に火が点いたからには、噴射するまでは停まらない。
(抜いて、膣が痛いのよ~!)乳房を前後に揺らせながら堪えていた。
やがて、登り詰めたのか「でる、でる!」声を上げ「抜いて、私のお口でご奉仕しま
すから!」洋子は爆発寸前の肉竿を口に迎えて頭を振っていく。

 「気持ちいい、最高だ!」上擦った声を上げながら、身震いを始めた。
(本当は、こんな事したくないのに…)洋子も、咽奥に噴射された体液を飲み込んだ。
その後も、3人は次々と会社を回り、淫裂を肉竿で突かれていく。
こうして、奈美と洋子は、4人の相手をさせられ淫裂はもう限界だ。

 「もう無理です。膣が痛くて、我慢できません…」
「そうだよな、4人とやったし。今日はここまでだ」中村は携帯を掛けて、良子と和
子を呼びだし(あの2人も、セックスさせられるんだわ…)中村の言葉を背中に聞き
ながらマンションに向かった。

 マンションには、仕事で出かけているから誰もいない。
戻った2人は真っ先に服を脱いで、浴室に飛び込んだ。
「これからも、こんな事をさせられるのかしら?」シャワーで淫裂を丁寧に洗い出す。
「きっと、そうよ。ヌードで待っていると言っていたし…」2人は将来を不安そうに
話していた。

 夕方近くなると、訪問介護をしてる技師達も戻って、皆が揃っている。
そこに、新田が現れ「これから全員で、売り込みだ!」マンションから皆を連れだす。
皆で電車に乗り、繁華街へと向うと、明るいネオンが輝く建物に連れ込まれる。
そこには、中村が先に来ており「来たか、待っていたぞ。これに着替えるんだ!」1
人1人に、服を渡していく。

 「いいか、下着は一切無しだぞ。着けていいのは、靴下だけだからな」その言葉通
りに、渡されたのはスケスケの白衣と、白のストッキングだけだった。
(また、ヌードにさせられるんだ…。もしかして、セックスも…)昼間に、診察や治
療と称して、男に抱かれたのを思い出した。

 「何をぐずぐずしているんだ。早くしろ!」ためらう、奈美や洋子達に、罵声が飛
び、その罵声に、渋々服を脱ぎだし、全裸になるとストッキングを履き、役目のしな
い白衣を着込む。
勿論、スケスケだから、乳房と生えかけた絨毛が、丸見えになっている。

 「お前は看護婦だったよな、これもあるぞ」ナース帽が渡される。
「先生には、これも…」洋子には、聴診器が首からかけさせられていく。
「いいよ、これなら受けるよ。今日から暫く、ここでアルバイトしながら、売り込む
んだぞ!」中村は奈美達に説明をしていく。

  「そんな、ヌード同然を晒すだなんて…」洋子や技師達は泣き顔になっている。
「イヤなら、素っ裸のモデルをやって貰うぞ。しかも、本番もな!」そう脅されては
やるしかない。
「1人、5人は会員にしろ。どんな手段を使ってもいいから、5人がノルマだ!」そ
の言葉には、項垂れて誰も返事しない。

 それには、業を煮やしたのか、中村は「返事はどうした?」真っ先に、洋子のスケ
スケの生地越しに、乳房を握りた。
「ヒー。頑張ってやります…」爪が乳房に食い込んで、顔を歪めている。
「お前はどうなんだ?」新田も同じように、スケスケの生地越しに、乳房を握りしめ
て爪を食い込ませている。

 「わ、私も頑張ります…」途切れ途切れに言っている。
「約束だぞ、ここを餌にしてでも、契約させるんだ!」乳房の後は淫裂を撫でていく。
「そんな、体まで汚すなんて…」泣き声だ。
「だから、うまくやるんだ。触らせたりして!」なおも、撫でている。
「中村さん。それくらいにして、後は店でじっくりと、見ていましょうよ」
「そうだな。うまくやってこい!」見送られて、全裸同然の姿で奈美達は店に出た。

 店に入ると「いいね、まるで病院みたいで!」客は全裸同然に大喜びだ。
「いらっしゃいませ!」奈美達は、散らばって客の隣に座っている。
「こんな、看護婦さんに手当てして貰いたいな」そう、言いながらスケスケのボタン
を外して乳房を握りしめる。

 「だったら、ここに来て。この衣装で待っているから…」早速、売り込んでいる。
「本当に看護婦なのか?」客は、信じられないと言った顔つきで、乳首も吸う。
「今度、会員制の病院を作ることになって…」奈美は上擦った声で話していく。
「医者も、素っ裸か?」
「勿論よ。皆、女性で、この姿でお迎えしますから…」

 「いいね、こんな姿なら」満足そうな顔で淫裂を撫でて「会員になって上げるから、
抜かせてくれないか?」
「ここで、ですか?」
「そうだ、ここでだ。あそこでも、やっているじゃないか!」技師の1人が、膝に跨
り腰を振っていた。

 「やってもいいけど、膣の中には絶対に出さないで。出したら責任取るせるわよ」
「わかっているよ。出そうになったら、言うから」ズボンとパンツを引き下げ股間を
露わにした。
(これは、枕営業よ。売り込む為の身売りよ…)膝の上に乗って、肉竿に淫裂を押し
つける。

 「いいよ、一気に行こうよ!」
「ダメ、乱暴にしないで。痛いから…」肉竿が淫裂に入り込んでしまった。
「動かさないで、まだ早い…」奈美の腰を押さえて動かしている。
(イヤ、もうこんな事したくない…)乳首を吸われながら、腰を振っていくと、その
様子を、中村と新田が満足そうに見ていた。