「引き裂かれた白衣」
 
                               赤星直也:作
第15話 増えた仲間

 新田は、暫くしてから意識が戻った。
「面白いのを、見せてやるぞ!」中村が撮ったばかりのビデオを、再生して見せるが、
新田は黙り込み、泣くだけだ。
ビデオは45分程で終り「これをばらまかれたくなかったら、償って貰わないと…」
と脅しに掛かる。

 「償うって、どうすれば良いんだ?」
「仕事を手伝って欲しい。あんたにも、訪問介護の仕事をな…」
「金はどうなる。俺だって、借金で生活苦なんだぞ!」
「立て替えてやるよ。それに給料も払う。但し、逃げたりしたら、このビデオが全国
にばらまかれるのは、覚悟してくれ」

 新田は暫く考えたが「わかった、手伝うよ」と頷いた。
「それならいい。おい、解いてやれ!」新田は手が解かれ、自由が戻ると指先を動か
してから「ところで、お願いがだが、この2人ともオマンコしたいんだが、許して貰
えないか?」久恵と百合を指さす。

 「バカ言わないで。まだ懲りないの、セックスはしないわよ!」全裸の2人は、慌
てて淫裂を両手で押さえた。
「お願いだ、前からやりたかったんだ。何でもするから、軽くチンポを入れさせてく
れよ!」土下座している。

 それには「久恵に百合、お前達で新田を慰めろ。これからは一緒に仕事をする仲間
だし…」中村も、渋々言うしかない。
「イヤ、セックスなんてイヤ。中村さんと以外はイヤです!」
「そう言うな。俺からも頼むよ!」中村が言うからには、逆らえず「わかりました。
軽く入れてよ」渋々、久恵は仰向けに寝た。

 「ありがとう。まずは、オッパイから行くよ」新田は久恵の乳房を握りしめ、味わ
うかのように、乳首を吸いだす。
すると「あっ、あっ、あ~!」嫌がっていた久恵だが、声を上げ背中を反らせていく。
 新田は暫く乳房を揉んでから、淫裂に肉竿を押し込んだ。

 「気持ちいい。看護婦姿の時にまたやりたい…」腰のピストンを始めていく。
「ダメよ。それ以上されたら、声が出ちゃう…」だが、新田は今までの乾きを満たす
かのように、射精したばかりの肉竿が、元気良く動いている。
それには「だめ、だめ…」久恵が声を上げだし、淫裂からは白い淫汁も流れている。

 「もう、やめて。これくらいにして…」息を弾ませ新田を抑えた。
「わかりました。次は百合だよ」百合も乳房を揉まれ、乳首が吸われると「あ、あ、
あ~!」心地よい感触に、声を上げていく。
その後、淫裂に肉竿を入れられ、ピストンが始まると「あ、あ、あ~!」百合も背中
を反らせ、淫裂からは、白い淫汁を流していた。

 「もう、それくらいでいいだろう…」中村は、新田が登りきる前に声を掛けた。
新田は素直に肉竿を抜いたが、ヌルヌルしている。
「スッキリとは行きませんが、何だか、元気が出てきました…」
「それならいい。今日は奈美達の仕事を手伝うんだぞ!」
「わかりました。一緒に行きます」

 「本当に一緒なの。私をレイプしたのよ!」
「これからは、一緒の仲間だ。それくらい我慢しろ。久恵と百合だって、オマンコし
たんだから」
その言葉に「奈美さんに、良子さんお願いします」新田は2人の乳房を揉んでいく。
「なれなれしいわよ。私は、まだ許さないからね。射精までされたんだから!」

 「それは謝ります。あの時は、押さえが効かなかったんです」甘えるように良子の
唇を吸い、乳首も吸っていく。
「ダメ、今はダメ!」思わず言った。
「だったら、後でさせて下さい。仕事が終わってからでもいいです…」
「そんなつもりで、言ったんじゃないわよ!」慌てて打ち消した。

「それより、そろそろ時間じゃないか。新田、着るのがあるのか?」
「ありません。上はこの通りですから…」
「そうか、これを着ろ。他はいずれ必要ないし」シャツを放った。
それを、急いで新田は着込み、奈々と良子と一緒に介護先に向かった。

 途中で、新田の携帯に中村から指示があったが、奈々達には知らせなかった。
そして、介護先に着くと「あら、あなたがそうなんだ。本当に大丈夫でしょうね?」
心配そうに、女性が声を掛けてきた。
「お任せ下さい。精一杯、頑張りますから」と新田が言うと「わかりました、早速お
願いします」家の中に案内された。

 「新田さん、まずはお風呂からなの。私達でやるから、驚かないで見ているのよ」
そう言うと2人は服を脱ぎだし、新田がジッと見ている。
(恥ずかしいわ、見られながらヌードになるなんて…)顔を赤らめ、パンティ、ブラ
ジャー、ストッキングと脱いで、全裸になった。
「こうしないと、濡れちゃうから…」言い訳がましく、患者を抱き上げ浴室へと連れ
て行く。

 すると「あの~。私もお風呂に入りたいのですが…」女性が新田に声を掛けた。
「わかっています。奥さんは、私が介護しますよ」そっと、抱きしめ唇を吸う。
「期待していますよ。私達もお風呂へ行きましょう」
「そうですよね」2人も浴室に向かった 。

 新田が行くと、2人は、もう風呂に入れていた。
「どう、気持ちいいですか?」乳房を口元に押しつけ、乳首を吸わせる。
「ここも、綺麗にしましょうね」勃起した肉竿も洗っていく。
「息子も、気持ちよさそうにしているし、それに、少し手が動くようになりまして」
確かに、乳房を触っている。

 「男はエロに弱いんですよ。このまま続ければ、きっと直ります」新田の手が、女
性の乳房を掴んだ。
「待って、後でしましょう。息子の前ではイヤですから…」そっと耳元で言う。
「わかりました。そのつもりで、介護させていただきます」2人は奈美達の仕事を見
守った。

 体を洗い終えると、奈々達は患者と一緒に戻り、新田と母親が残された。
「これからは、私が奥さんを介護します」新田が服を脱がせていく。
「恥ずかしいです。夫以外に裸を見せるのは…」そう言い分けしながらも、下着も脱
がされたが、年の割には、腹の張り具合が少ない。
「私も、ご一緒に入らせて貰います」新田も服を脱ぎ、全裸になると一緒に入る。

 狭い浴槽で、女性の上に覆い被さると、肉竿が淫裂に当たった。
「お元気ですね、こんなに立派で…」勃起した肉竿が掴まれる。
「はい、奥さんのヌードを見たら、元気が出まして…」お世辞を言いながら淫裂を撫
でだした。

 「気持ちいいわ。男の人にやって貰うなんて、久しぶりだし…」体を身震いしなが
ら、肉竿を擦っていく。
新田も、指を淫裂に入れて動かすと「あ、あ、あ。欲しい、これでして欲しい…」喘
ぐように言う。
「わかっていますよ、これも家族の介護ですから」
「今すぐして。介護が欲しいの」

 「それでしたら、ここでしましょうか?」
「ダメ、寝室よ。そこでしましょう。まずは体を綺麗にしないと」体を洗いだす。
「私も、お手伝いします」新田も背中や胸を洗っていく。
そして、2人は体を洗い終えると「抱っこして。お願い、あれでしたいの…」振り向
き、新田の首に抱き付く。

 「わかりました。これで、いいんですね?」太股を抱えて立ち上がった。
「そう、それでいいの。洗ったから、入れてもいいわよ」その言葉で、新田の肉竿が
淫裂に入り「いいわ、凄くいい!」駅弁で抱かれ、頭を反らせた。
「落ちないように、しっかり掴まって下さいよ」新田が浴室から出て、歩いていくと
体が揺れ、肉竿が淫裂を突き刺し「あ、あ、あ~!」声を上げだした。

 その声は、奈美と良子にも聞こえている。
(セックスだわ、セックスしているんだ!)乳房を撫でさせ、肉竿を擦りながら想像
している。
(こっちも、頑張らないと…)
(そうよね、性器を見せて、早めましょうよ!)頷くと淫裂を見せて、肉竿を擦りだ
した。
それには一溜まりなく、先端から精液が噴き出し、その処理を済ますと、2人は患者
を挟んで、横になった。

 一方、新田は母親をベッドに寝かせ、肉竿をピストンしている。
「いいわ、凄くいい…。あなた許して…」乳房を揉まれながらのピストンに、淫裂か
らは、淫汁を流している。
「奥さん、出そうです。抜きます…」
「抜いちゃ、ダメ。閉経だから、心配しないで出していいのよ」
「わかりました。出します…」新田は振り絞るように噴射した。
「とろけそうよ。凄く気持ちいいわ…」それを虚ろな顔で受け止めた。

 暫く休むと、新田は乳房に顔を埋めて、再び挑んだ。
「したいなら、してもいいわよ。いくらでも、出していいからね」それを、拒まず受
け止めている。
3人はその後、家事を手伝い3時に看護先を出て、マンションに戻った。

 マンションで一休みするとアルバイトが待っている。
「新田、5人をガードしろ。その代わり、酒はただだ」
「嬉しいね、ただ酒とは!」
「飲み過ぎないで、しっかり守るのよ」
「わかっています、程々にしますよ」

 「それならいい。ところで、住まいはどうする?」
「今のままでいいです。ここは息苦しくて」
「そうか、それならそれでいい。いずれは寮を作るから、その時は一緒だぞ」
「わかりました。そうします」
「頼んだぞ」中村は肩を叩き、今夜からは6人がキャバレーで飲んでいた。

 すると「あら、新入りね。一緒にどう?」ママが新田に声を掛けてくる。
「少しだけですよ。5人を守るように、言われていますから」
「ボディガードもしているんだ。頼もしいわね」ママは新田に興味があるようだ。
その2人の前で、5人は服を脱ぎ全裸になって客と踊り出す。
「いいね、これが楽しくてね」乳房や淫裂を触る客だった。
キャバレーで、客の相手をした5人は、新田にマンションまで送られた。

 新田は中村の指示に従い、訪問介護を行っていたが、病院で検査技師をしていた
のが懐かしいくて、思い出さる。
「どうしたら、技師に戻れるのだろう?」考えているが、名案など浮かばない。
そんな中、ふとしたことから、昔の仕事仲間と会う機会があった。
「訪問介護ね。それもいいけど、手っ取り早い金儲けは、ドックだよ。あれなら、保
健は関係ないからね」
「そうか、ドックね。資格さえあればいいしね…」何やらアイデアが浮かんだ。

 暫く話して、別れると直ぐに中村を訪ねた。
「中村さん、新しい仕事を思い付きましてね」新田は自分の考えを話していく。
それを黙って聞いていたが「個人会員は集められるのか。それが問題だな」呟くよう
に言う。
「ありますよ。看護婦達には、素っ裸になって人集めを手伝って貰いますが…」

 「素っ裸ね、それは面白いや。それなら何とかなるかな。それに医師やスタッフも
素っ裸なら、最高なんだがな」
「そうでしょう。それに、ソープまがいに、フェラやSMもやらせたら、たまりませ
んよ」
「だが、看護婦はいいとしても、医師や技師は無理だろうな…」

 「以外と、いるかも知れませんよ。借金を抱えた医師や技師がいますから」
「心当たりがあるのか?」
「少しはね。このアイデアは採用して貰えますよね?」
「いいよ、会社組織として立ち上げる。俺も投資するからな」中村の言葉に新田は笑
顔になっていた。

 承認を貰った新田は、早速心当たりの女医に会ったが「裸になるのはイヤです!」
と断られた。
いくら、借金を抱えていたとしても、女医としてのプライドで、裸を人前には晒した
くはない。
だが、それで新田は諦めなかった。

 中村に頼み込み、借金を買い取り、脅しに掛かった。
ヤクザまがいに脅されては、いくら気丈な女医と言えども、オロオロするばかりだ。
「返す気がある、証拠を見せろ!」脅迫まがいに担保としてヌード写真を撮った。
こうして、中村は次々に必要な女性の借金を買い取り、全裸写真を撮って、思うがま
まに、動かすようにして行く。

 そして、目標だった10人が揃うと、マンションに皆を呼んで顔見せを始めた。
「今度、会員制の病院をやることにした。届けは出して、許可も貰ってある」中村
の言葉に奈美達は信じられないと言った顔だ。
「訪問介護はどうします?」

 「あれもやるよ。もっと、人材を集めてな」
「会員制とおっしゃいましたが、どうやって、集めます?」
「俺に考えがある。とにかく、お前達の裸が決め手だ。それより、皆の全員素っ裸が
みたい!」その声のに、静まりかえり項垂れた。

 「聞こえないのか。脱ぐんだよ!」中村は強引に服を脱がそうとした。
「やめて、イヤです!」脱がされまいと、服を押さえる。
「イヤなら、素っ裸写真で稼いで貰うぞ」そう、言われれは逆らえず、奈美は泣きな
がらも、服を脱がされ、乳房と淫裂丸出しにされた。

 「お前は、俺が裸にしてやるぞ」新田も、良子の服を剥ぎ取っていく。
良子は「許して、お願いですから…」泣きながら頼み込むしかできない。
「そうは行かないよ。お前も、素っ裸にならないとな」こうして、2人によって、次
々と服が脱がされ皆が全裸にされた。

 「わかっているだろうな。俺たちが、お前の主人と言うことを!」中村は全裸で項
垂れた奈美達の乳房と淫裂を撫でていく。
「わかっています。ですからこうして、ヌードを…」泣きそうな顔で、淫裂を触られ
ている。
「それならいい。素っ裸になったんだから、お互いに自己紹介をしろ!」中村に言わ
れ、各自が自己紹介をし、それが済むと四つん這いで並ばされた。

「いいか、俺の言うことは絶対だからな!」中村は順番に、後ろから淫裂に肉竿を押
し込んでいく。
「あ、あ~!」淫裂の裂かれる痛みに声を上げている。
「俺もやりたいな。こんなにオマンコが並んでいるし…」

 「やっても、いいぞ。新田も、オマンコでスキンシップしないと」
「それでしたら、遠慮無くやらせていただきます」新田も腰を押さえて、肉竿を淫裂
に押し込んでいく。
「あ、あ、あ~!」次々と呻くような声が上がり、そして、仕上げは中村が奈美で、
新田は女医の洋子を選んだ。

 「許して、お願いです!」洋子は泣きながら乳房を揺らせ、首を振っているが、新
田はお構いなしに、肉竿をピストンさせ、絶頂を迎えると噴射させた。
洋子は「イヤよ、こんなのイヤよ!」泣きながら、淫裂から白い液体を垂らしている。
同じように「イヤ、出さないで!」奈美も中村の体液を淫裂から垂らしていた。