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「引き裂かれた白衣」
赤星直也:作
第13話 ハプニングショー
束の間の憩いを楽しんで、マンションに戻ると中村が「行こう、今夜は飲ませて や
るぞ!」珍しく誘った。
(おかしいわ、おごるはずないし。きっと、何かあるはずよ)不審に思うが、逆らえ
ず、中村に連れられキャバレーに行った。
今まで、アルバイトでホステスとして働いた奈美や良子は、今回は客として来てい
る。
「あら、珍しいお客さんね」ママが笑顔で話し掛けてきた。
「そうなんだ、今日は客だからな。でも、ママがこの4人の裸が見たいというなら、
いつでも脱ぐそうだよ」それには、一瞬にして顔が強ばった。
(そんな事、言っていません。こんな大勢の前で、ヌードなんてイヤです!)項垂
れたままだ。
「嬉しいわね。だったら、裸が見たいわ。今流行の、ハプニングをやってみたいし…」
笑顔で、奈美の顔を見ている。
(イヤよ、ヌードだなんてイヤです!)下を向いて、手で股間を押さえた。
「聞いての通りだ。派手に素っ裸で行こうぜ!」酒が回っているのか中村も上機嫌だ。
「それじゃ、お願いするわ。ここで脱いでね」
(イヤよ、ヌードなんてイヤです)そう思っても、中村がやれと言わんばかりに見つ
めている。
4人は、覚悟を決め立ち上がり、シャツを脱ぎだした。
それは、他の客に見えており「見ろよ、ストリップじゃないか。ハプニングをやる気
だぞ!」声が上がった。
「まさか、素っ裸はないよな。見たいけども…」
「そうだよな。せいぜい、オッパイどまりさ」客は4人のシャツを脱ぐのを見ている。
その目の前で、シャツを脱ぎブラジャー姿になった。
カラフルなブラジャーに、客達も歓声を上げている。
シャツを脱ぐと、スカートも脱ぐが、各自がブラジャーと揃いの色をしたパンティを
履いている。
「脱ぐのかな、パンツも?」
「見たいな。パンツの下が、どうなっているか…」興奮しながら見ている。
(性器だけは、見られたくないのに…)強ばった顔をしながら、背中のホックを外し
てブラジャーを脱いだ。
「いいぞ、次はパンツだ!」客は拍手や歓声を上げ、店内が騒然となった。
(これは、脱ぎたくないけど…)歓声の中4人は、腰のゴムを掴んで、引く下げて
いく。
それを、ジッと客が見守っていた。
パンティが膝まで下げられ、恥丘の下にある、淫裂が露わになっていく。
「見えたぞ、オ○ンコが丸見えだ!」やっと、生えたばかりの絨毛は、淫裂を隠しき
れずに、ピンクの割れ目が生々しく顔を出している。
「凄いぞ。オ○ンコ丸出しだなんて!」淫裂を見て、また大歓声が上がった。
(性器まで見られている…)顔を強ばらせ、太股を震わせながら、背中を丸めて足を
上げた。
「お~。いいね、ピンクのヒラヒラだ!」」淫裂からはみ出した肉襞が見える。
4人は、なおも足を上げて、パンティを脱いで全裸になった。
(こんな所で、ヌードだなんて。ホステスだって、全部は脱がないのよ)項垂れたま
まだ。
「お嬢さん、一緒に踊りませんか?」酔った客から、声が掛けられた。
「踊って来いよ、息抜きも必要だから」ニヤニヤして言う。
「わかりました、踊ります…」声を掛けられた良子は、震えながら客に抱かれてダン
スを始めた。
客は、良子の腰を押さえて触っていく。
「イヤ、お尻はイヤです…」蚊のなるような声で拒む。
「お礼は弾むよ。ホステスよりも弾むからいいだろう?」強引に唇を吸い、乳房も撫
でている。
(やめさせて、中村さん!)泣き出しそうな顔で見るが、中村は笑顔で見ていた。
(こんなのイヤ。知らない男にオッパイや性器まで触れるなんて…)触られるのを我
慢して一緒に踊っている。
それに刺激されたのか「お嬢さん、私と踊ってくださいよ」次々と名乗り出て、奈
美達は酔った客に、強引に抱かれて踊らされた。
当然、手が淫裂や乳房を触っている。
「イヤ、そこはイヤです!」首を振るが容赦はない。
反対に「お小遣いを上げるよ。だからいいだろう?」執拗に指が淫裂まで入って行く。
(やめて、膣に入れないで…)その手を押さえたいが、中村の目が睨んで無理だ。
「交代しよう。僕も踊りたいよ」店の客は交代して、4人の体を触りまくった。
4人が酔った客の相手をしている間、中村は店のママと話している。
「以外に受けたわね。素人っぽさがいいのかしら?」
「それに、これが今、流行なんだよ。何が起こるか、わからないのが…」
「ねえ、暫くやってくれないかしら。勿論、ホステスと同じく出すわ」
「同じか、それじゃダメだな。素っ裸になるんだぞ。ママだって、素っ裸はイヤだろ
う?」
「わかったわ。3割り増しでどう?」
「それならいいよ。明日から来させるよ」
「お願いするわ。飲み代はサービスするから」
「そうしてくれ。あの子達も生活が大変でね。ソープはイヤだって、聞かないし…」
「そりゃあ、当然よ。あそこは、最後の落ち場所だから。ここでなら、使えるからお
願いするわ」勝手に決めてしまった。
そんな事など、知るよしもなく、酔った客に抱きしめられている4人だ。
こうして、翌日から訪問介護を終えると、息抜きと称して、キャバレーで全裸にな
って踊るようにしていた。
久恵や百合にとっては、緊縛写真を撮られることがなくなり、良かったかも知れない。
「もっと、飲もうよ。飲まないと収まらないの!」
「私もよ。飲んで勢いを付けないと…」ウィスキーを飲み干してから、服を脱ぎだす。
「いいぞ、全部脱げ!」酔いが回った客も歓声を上げている。
(勝手なこと言わないで。人前で裸になる身にもなってよ!)そんな気持ちを押さえ、
下着も脱いで全裸になった。
「いいね、ヘアチョロで。どうせなら、パイパンになれよ」4人は客に、淫裂を触
られていく。
奈美は「そんなに触らないで。それより踊りましょうよ!」淫裂を触る手を退けて抱
き付いた。
「わかった、踊るよ。それより、お小遣い上げるから、今夜どう?」
「それはダメなの。ここで楽しむ趣味だから」
「残念だな。こんなに、興奮しているのに」股間を触らせた。
(オチンチンが、膨らんでいる…。男はセックスしか考えていないのね…)膨らみが
わかった。
同じように、久恵達も「そんな所触っていないで一緒に踊りましょうよ」と酔った客
に抱き付いていく。
当然、男だったら悪い気はしないから「いいよ、一緒に踊ろう」乳房やお尻も触り
ながら一緒に踊っていく。
それに「今夜ホテルに行こうよ。お小遣い上げるよ」と誘ってきた。
「セックスはダメなの。踊るだけよ」とやんわりと断っていた。
「そうか、残念だな。こんなに、いいオ○ンコを持っているのにな」指が膣の中を
掻き回していく。
「ダメ、それ以上はダメです…」
「少しぐらいいいだろう。お小遣いも上げるから」強引に指を動かしていた。
(イヤよ。これじゃ、売春と変わりないし…)太股を震わせ、堪えていた。
客は交代しながら、4人の乳房や淫裂を触りまくっていく。
4人は客と踊り、11時に店を出ようとするが、ママが声を掛けてきた。
「明日からは、これを着けて欲しいの」4人にストッキングとガーターベルトを渡す。
(これを着たら、風俗と同じよ。私は看護婦なのに…)唇を噛み、黙って受け取り、
まっすぐマンションに戻って、体を休めた。
翌朝、中村は見慣れない女性を連れてきた。
「紹介しよう、河合和子だ。これからは皆の仲間だ。和子、皆に見せてやれ」
「わかりました」項垂れて返事をすると服を脱いでいく。
(写真を撮られたのね、それにレイプも…)黙って服を脱いでいく和子を見ている。
その前で、和子がシャツを脱ぐと「そんな!」4人は声を上げた。
シャツを脱ぐと、細い紐で乳房が縛られ、紐が根本から食い込むようにしてある。
「驚くな、まだあるぞ」中村はスカートを引き下げた。
「イヤ、見ないで!」声を上げ両手で顔を覆った。
和子の股間には、細い紐が巻かれ淫裂にしっかり食い込んでいる。
それに絨毛が生えていない。
「信じられない…」呆然と見ていると「驚くことはない。和子は借金で、体まで売っ
ていたんだからな。それを、俺が助けたんだぞ」
「それは、感謝しています。ですからこのように…」4人が見ている前で、中村の
前に膝を付け、ズボンを脱がしていく。
そして、パンツも脱がせ、剥き出しにすると、肉竿をなめだした。
「よく見ろ。上手だから!」中村が言うが(見たくもない。オチンチンなんか、もう
なめたくないわよ)冷めた目だ。
その目の前で和子は「フグ、フグ!」と口を動かし続けている。
「フェラはそれでいい。後は本番だ」和子はフェラをやめて、四つん這いになった。
「して下さい、私とセックスをして下さい…」項垂れて言う。
「そうか、そんなにオ○ンコしたいのか。だったら、やってやるぞ」淫裂に食い込む
紐を解いた。
紐が解かれると、尻から淫裂にかけて跡が残っている。
「いくぞ!」いきなり、肉竿を入れた。
それには「あ、あ~!」呻き声を上げ、首を振っている。
「これくらいで、声を出すな。もっと、酷い事されていただろう?」なおも押し込み、
腰を前後に振りだした。
和子は「う、う~!」裂かれる痛みに、顔を歪め、呻き声を上げ続けている。
(レイプよ。これじゃ、レイプと同じよ)叫びたいが、黙って見ているしかなかった。
やがて、中村は絶頂を迎え放出し、淫裂からはポタポタと液体が垂れている。
「和子さん、洗わないと…」
「その必要はないの。私は産めない体にされたの」泣きそうな声だ。
「そうだ。和子は売春する為、避妊手術を受けたんだ。だから、妊娠は絶対にしない
ぞ!」
(そんなの酷い。女性の生き甲斐まで奪うなんて、許せないわ!)皆、黙って唇を噛
んでいる。
「お前達はイヤだろう。俺の言う通りにすれば、そんな事はさせないぞ!」
「約束ですよ。売春と、そんな事はさせないって!」
「売春はさせないよ。その代わり、まずは、オッパイを吸わせろ!」
「わかりました。お吸い下さい」4人は自ら裾を持ち上げ、乳房を露わにしていく。
「いいね。これが、たまらなく好きで…」代わる代わる、揉みながら乳首を吸うと
「あ~!」「あん!」皆が呻くような声を上げていく。
それが済むと、和子は奈美と良子に連れられて、訪問介護に出かけた。
介護先に着くと奈美と良子は服を脱ぎだした。
「和子さん、あなたも脱ぐのよ」
「そんな、ヌードになるなんて聞いていません」
「聞いていなくても脱ぐの。売春はイヤでしょう?」そう言われれば仕方がない。
「わかりました、ヌードになります」諦めたのか、服を脱ぎだす。
そして、全裸になった3人は、ベッドに寝ている男性の服を脱がして、浴室に運ん
で入浴させた。
「洗うのよ、和子さんが!」奈美は和子に、肉竿を洗うように命じた。
「わかりました」素直に従い、石鹸の付いた手で撫でていく。
「そんな…」手が触れると、膨らんで堅くなっていく。
「出さない程度にして。ベッドで出させるから」奈美の言葉に「射精まで、させる
んですか?」驚きの顔だ。
「そうよ。うちは患者さんの性処理もやっているの」
「そんな、信じられない…」和子は口を開けたままだ。
そこに「あら、患者だけじゃないでしょう。今日は、新人も来たから楽しみね」母
親が現れた。
母親は和子の乳房を掴んで揉み出す。
「やめて、そんな事したくありません!」手を振り払おうとした。
「だめ、家族のケアもやるの。あなたが望まれたから、お相手しないと…」
「れ、レズをですか?」
「そうとも言うわ。とにかく、私はなくなった夫以外とはセックスはしたくないの。
だから、相手をしてね」和子は母親に連れて行かれた。
「良子、これくらいにして始めようか?」
「そうね。洗ったしね」男性を寝室に運び添い寝を始めた。
すると「行く、行く~!」歓喜の声が聞こえてくる。
「こっちも、やらないと…」肉竿を擦りながら、乳房を吸わせて射精させた。
そして、夕方からは、キャバレーでのアルバイトだ。
いくら、ただ酒とは言っても、大勢の前で全裸を晒さなければならないから、ウィス
キーで勢いを付けて脱いでいく。
シャツ、スカートと次々と脱いで、ママから渡された黒いストッキングとガーターベ
ルトだけを身に着け、乳房と短い絨毛を酔った客に晒している。
「和子、あなたもよ!」
「できな。こんな大勢の前でヌードだなんて…」
「やらないと、男に抱かれるわよ。ヌードの方がましでしょう?」
「そうです、あんなのはイヤですから…」渋々脱いで行く。
そして、全裸になると客と一緒に踊っていく。
(ダメ、指はイヤ!)淫裂に指を入れられても、笑顔で踊り続けた。
(売春はイヤだし…)乳房も触られているが、拒まない。
「いいね、こんな姿で相手だなんて!」客達は上機嫌だ。
こうして、奈美達のハプニングショーで、キャバレーは連日客で溢れていたが「もし
かして、あいつらは?」元勤務先の関係者が客の中にいた。
そんな事とは知らず、4人は客に触られても笑顔だった。
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