「引き裂かれた白衣」
 
                               赤星直也:作
第4話 屋外ヌード

 中村は機嫌良く運転しているが奈美は終始黙ったままだ。
「今度は俺が撮りたいな。お前の素っ裸を屋外で…」とんでもないことを言う中村に
恐怖さえ感じて(イヤよ、どうしてヌードなのよ)黙ったままだ。
「奈美、警察だ。訴えるか?」警察署の前を車が通りすぎた。

(言えない、レイプされたなんて言えない。言ったら性器を調べられるし…)レイプ
された女性の膣を、洗浄したことがあるから、訴える気にはなれなかった。
それに、警察から被害者が調べられる様子も、見ていたから尚更だ。

 「何だ、訴える気はないんだ。それも、身の為かな…」他人事のように言いながら
ハンドルを握っている。

 中村は、何を思ったか、本線から脇道へ入った。
普段の日とあって、脇道を行き交う車はなく、中村の車が走っているだけだ。
それに、周りは何もなく、うっそうとした木々が、生い茂っている。

 「ここなら、いいだろう」車を広い場所に停めた。
「こい、お前の素っ裸を撮ってやるから」
「イヤ、もうヌードはイヤです!」拒んでも、手を引かれ外に連れ出された。

  (逆らっても無駄だわ。おとなしくした方がいい…)抵抗をやめ「ここじゃなく、
別な所で撮って下さい」小さな声で言う。
「ここじゃ、イヤか?」
「車が通りますから…」
「来やしないさ。早く脱ぐんだ」中村が言いだしたら、従うしかない。

 奈美は木陰に隠れて服を脱ぎ、下着も脱いで全裸になると、木陰からでてきた。
「いいね、素っ裸がいいよ!」明るい陽射しに照らされた、奈美の裸体が眩しかった。

 中村は撮り続けて「座れ。足を広げて座れ!」指示を出す。
(そんな事をしたら、性器の中まで見られてしまう…)言われた通りに草の上に腰を
降ろして足を広げた。
それは、俗に言う「Mの字開脚」で、奈美はカメラをまともに、見られない。

 「こっちを見ろ、顔も撮る!」仕方なくカメラを見つめた。
(撮らないで。こんな恥ずかしい格好は撮らないでよ)しかし、スイッチが押しまく
られる。

 中村が奈美を撮っていると、車が停まった。
「見ろよ、素っ裸を撮っているぞ!」男の声がした。
「もういいでしょ、見られたくないですから…」奈美は手で胸と股間を押さえた。
「わかった。その変わり、これからオ○ンコいいよな?」

 「かまいません。ですから、服を着させて下さい」
「わかった、着てもいいぞ」奈美は手で押さえたまま、木陰に入り服を着だした。
(下着はいいわ。とにかく、隠さないと…)直に服を着ていく。

 急いで、服を着て戻ると、停まっていた車はいない。
「わかっているよな。今夜は、タップリ付き合うんだぞ」奈美を押し倒して乳房を掴
んだ。
ブラジャーをしていないから、乳房の膨らみの感触が、伝わっている。

 「後でいいでしょう。今じゃなく、後で…」
「わかった、後でだ!」中村は立ち上がり車に向かう。
(良かった。こんな所で、セックスはしたくないし…)ホッとした奈美も、車に向か
った。

 再び走り出した車は、遊園地に入った。
2人は観覧車に乗り込み、2人だけの空間になっている。
「そうだ、ここで脱げ、素っ裸を撮らせろ!」
「許して、後で脱ぎますから」
「今脱げ、ここで撮る」ガンとして言うことを聞かない。
(ここで、脱ぐしかない…)奈美は急いで脱ぎだした。

 その間にも、覧車は最高点に近づいて、奈美はもう全裸になっている。
「早くして下さい。見られます!」泣き顔になって、乳房と淫裂を晒していた。
「いいね。それが…」中村は2人きりの空間で奈美の全裸を撮った。

 「着てもいいぞ!」その言葉を聞いて、急いで服を着だした。
それと同時に、観覧車は最高点を超えて、下り始めた。
(良かった。誰にも見られずに済んで…)安心してスカートを履いていくが、辱めは
これだけでは済まなかった。

 建物に入ると「スカートを捲れ!」人がいるのに、淫裂を晒すように命じた。
「そんな…」顔を引きつらせる奈美に「やれ、やるんだ!」睨みつける中村だ。
(やるしかない…。誰にも見られないように…)背中を観客に向けて、スカートを捲
り上げると、太股が見えてきた。

 (これ以上やったら性器が…)顔を背けて、なおも裾を持ち上げた。
中村は「ピン!」その瞬間を撮った。
(良かった、誰にも気が付かれずに済んで…)裾を戻して、ホッとしていると、撮り
終えた中村は、満足そうに確認している。

 「今度は、別な所でだ!」2人は、建物から離れた所にある、植物園に来た。
「ここは、誰もいないな。ここで撮るぞ!」その言葉に、仕方なく脱いで全裸になり、
言われた通りのポーズを作って、カメラに収まった。

 遊園地で撮った2人は、その後、中村のアパートに向かう。
「今夜は、俺の所に泊まれ」
「はい、そうします…」2人は部屋に入った。

 「まずは写真の整理だ。それからオ○ンコだぞ」入るなり、中村は撮った写真を吸
い上げていく。
「見ろよ、奈美が女になったシーンだ!」画面には、淫裂に肉竿を入れられた奈美が
映っている。

 それには「う、う、う!」思い出して泣きだした。
「これくらいで泣くな。もっとやるんだから」気にする様子もなく吸い上げた画像を
プリンターで、印刷して行く。

 「うまく、撮れているだろう?」できあがった写真を奈美に見せた。
「捨ててください。そんな写真は、見たくもありません!」泣き声で言う。
「そう言うな。お前の記念の写真だ。それより、整理を手伝え!」奈美の服を捲り上
げ、上半身剥き出しにした。

 「いいね、このくらいが丁度いいよ」Bカップの乳房を揉みだす。
奈美はそれを拒もうとはせず、されるがままにしている。

 「どうせなら、オ○ンコも出せ。素っ裸になって手伝え」スカートを脱がせようと
する。
「許して、これだけは…」
「ダメだ、オ○ンコ丸出しになるんだ」渋々スカート脱いで全裸になった。

 「この、パイパンがいいよな。後で手入れしてやるぞ。その前に写真を印刷しない
と」
再び、パソコンで吸い上げた画像の印刷を始めた。

 奈美は、できあがった写真をアルバムに貼っていく。
「ほら、オ○ンコから血を流しているぞ!」写真を見せられ、また泣いた。
「奈美は泣き虫なんだな。それが可愛いよ」そう言いながら、また印刷を始める。
(イヤよ。どうして、こんな事しないといけないのよ!)自分の喪失した写真や、公
園で撮ったヌード写真を、アルバムに貼っていく。
嗚咽を上げながらも、言われた通りにしている。

 写真を貼り終わると「見ろよ、病院で撮ったやつだ」別なアルバムを見せた。
暗い背景に、白い肌の奈美が浮かび、乳房やヘアのない淫裂が綺麗に映っている。
「どうだ、うまいだろう?」抱き付き、乳房を揉みだした。

 「見せないで…。誰にも見せないで…」頬まで、涙で濡らしている。
「勿論、誰にも見せないよ。ただ、奈美が俺の言うことを、聞く間だけは…」
「何でも聞きます。ですから、この写真は絶対に、誰にも見せないで下さい!」
「そこまで言うなら、見せないよ」中村も約束した。

 写真の整理が済むと、2人は一緒に風呂に向かった。
「奈美、ここを剃りたいな」生えかけた絨毛を撫でた。
「普通でいたいです。ヘアのない性器は、イヤです…」
「ダメだ、剃る!」ガンとして引こうとはしない。

 「わかりました。お願いします」足を広げて、両手を後ろで組むと、中村は石鹸を
泡立て股間に塗っていく。
(やっと生えたのに…)それをジッと見ている。
 
 石鹸を塗り終えると、カミソリを持ち、生えかけた絨毛を剃りだした。
「ジョリ、ジョリ!」カミソリは淫裂の肉襞も剃っていく。
そして、絨毛は恥丘に、わずかな線となって残された。

 「いいよな、これが…」無毛の淫裂を撫で、突起の包皮を捲ると、数ミリのクリト
リスが現れ、中村は舌でなめだす。
「だめ、そこは…」太股を震わせ、やっと立っている。
(なめられると、変な感じがする…)奈美は中村の頭を押さえ、やっと立っていた。

 「奈美、気持ちいいのか?」中村もそれは感じた。
「良くありません…。そんな汚い所をなめられると…」声が上擦っている。
「そう言うなら、それでもいい。とにかく、背中を洗え!」
「わかりました」ホッとして、今度は、奈美が石鹸を泡立てて、中村の体を洗いだす。

 2人は体を洗い終えると、浴室から出てベッドに倒れた。
「優しくして下さい…」蚊のなるような声で言う。
しかし、中村はそんな事を、聞こうとはせず乳房を鷲掴みし、揉んでいく。
「い、痛い~!」声を上げても容赦はなく、自分の欲望だけを考えている。

 そして、淫裂に肉竿を押し込まれ「ヒ~!」また、痛みに悲鳴を上げた。
「我慢しろ。直ぐに、気持ちよくなるから」根本まで押し込むと、ピストンを始める。
(良くない。こんなセックスは、気持ちよくない…)雑誌で読んだようには行かず、
痛みだけを感じている。

 中村は、肉竿の動きを早め「う~!」唸り音と共に、動きを停めた。
「イヤ。お腹の中はイヤです~!」悲鳴が上がった。
「腹には、出さなかったぞ。出したのはオ○ンコだ!」肉竿を抜くと半透明の液体が
流れ出た。

 「洗わせてください、お願いですから」奈美は浴室へ向かう。
「当然だ。俺だって、ガキは要らないよ」後ろから声が投げられた。
(酷いわ。だったら、出さなければいいのよ…)黙って淫裂を洗う奈美だ。

 翌朝、まだ日が昇っていないと言うのに、奈美は起こされた。
「散歩に行こう。ただし、素っ裸で!」奈美は、それを聞いて、口を開けたままだ。
「何と、おっしゃいました?」
「素っ裸で散歩と言ったぞ!」

 「イヤです、服を着させて下さい」
「ダメだ、やらないなら約束違反で、あの写真を病院に送るぞ」そう言われれば全裸
のままアパー トから出るしかない。

 ドアを開けると、外を確かめて、出て行く。
「泥棒の真似後はやめろ。見られたら、それでいい!」奈美を叱りつけた。
(自分は服を着ているからいいのよ、私はフルヌードよ…)黙ったまま、中村の後を
付いていくと、遠くから車の音がした。

 「見られてしまう!」奈美は急いで、近くの家の軒下に隠れ、その脇を気づかずに
走っていく。
「よかった!」ほっと一息だ。
中村は、そんな奈美の行為を楽しむかのように、カメラに撮っていた。

 2人が、なおも歩いていくと、近くから子供達の声がする。
それに「カーン!」とボールを打った音もする。
「行こう、早朝練習してるぞ」

 「ヌードです。いくら子供でも、ヌードを見られたくありません!」
「だめだ。来るんだ!」腕を掴んで歩かさせられた。
(イヤです。行きたくない!)嫌がるが、練習するのが見えてきた。

 2人が、なおも歩いていくと、当然、子供も気づいた。
「お姉ちゃんが裸だ!」1人が声を上げ、その声に皆が振り向く。
「ホントだ、オッパイも丸出しにしている、それに…」ジッと乳房と淫裂を見つめて
いる。

 「この際だ、記念写真と行こう!」奈美を子供達の所へ歩かせ、カメラを構えた。
(撮らないで。こんなのイヤ!)強ばった顔をしたまま撮られた。

 「お姉ちゃんどうして裸なの?」子供が尋ねた。
「あ、熱いからよ。お姉ちゃんは熱いの」泣きそうな声を、不思議な顔で聞いている。
写真を撮った後、奈美はグラウンドを走らされた。
乳房を揺らせ、淫裂をパクパクさせながら一回りさせられ、それを中村が撮っていく。

 「もう、いいでしょう、走ったから…」息が弾んでいる。
「そうだな。そろそろ戻るか」周りも大部明るくなっており、2人がアパートに戻っ
たのは、丁度6時だった。

 アパートに戻ると、撮った画像の印刷が始まった。
「いいね、お前の素っ裸が」少年に囲まれた奈美が印刷されていく。
「お願いですから、人前ではヌードを許して下さい」それを見て堪えきれずに泣いて
いる。

 「そう泣くな。いいこともあるから」できあがった写真を置くと、奈美を四つん這
いにした。
「こんなのはイヤです。どうせなら、普通でやって下さい…」
「これが、俺にとっては普通だぞ。文句言うな!」下半身を剥き出しにすると、腰を
押しつける。

 「あっ!」淫裂に肉竿が押し込まれた。
(もう、逃げられない。これからは、ずっとこのままで行くしかないんだわ…)乳房
を揺らせながら、淫裂を突かれていく。
「出さないで下さい。お腹には…」

 「仕方ないな、口でやるならいいけど…」
「口でやります!」膣奥に射精されるよりは、マシと考え、口で肉竿を擦りだす。
「いいぞ、凄くいい…」上擦った声を上げ、頭を撫でている。
(出された、射精が始まった…)咽の奥にドロドロした液体が漂いだし、それを飲み
込んだ。