「引き裂かれた白衣」
 
                               赤星直也:作
第3話 アルバイト

 そして、周りが次第に暗くなり、入院患者も消灯時間で、寝静まっている。
病院全体も薄暗くなって11時になった。
「奈美、彼氏が来たわよ」久恵が声を上げた。
「そんな、彼氏だなんて…」久恵には負けたくないから、本当のことは言えない。

 「少しだけならいいわよ。エッチしてきなさいよ、空き病室もあるし」
「勤務時間よ、そんな事できないわよ」
「遠慮は要らないわ、久恵と私でやるから」良子も言いだした。

 「でも…」そう言っている間にも中村が「奈美さん、お話が…」声を掛けてきた。
「行きなさいよ、私が意地悪していると思われるじゃないのよ」2人に無理に追い出
された。
ナースセンターを出た奈美は「ここでは、何ですから…」中村を空き病室へと案内す
る。

 病室に入るなり中村は「確認するから、白衣を脱ぐんだ!」そう言って、カメラを
構える。
「見るだけで、撮らないで下さい…」奈美は、泣き声になっている。
「そうは行かないな。やらないと言うなら、どうなっても、知らないぞ」

 「わかりました、脱ぎます…」奈美が、薄暗い病室で白衣を脱ぎだすと、窓明かりで
白みを帯びた下着が、浮き上がっていた。
「いいね。これは絵になるよ」中村は喜んで、スイッチを押していく。

 一方、久恵と良子は、奈美が気になっていた。
「今頃、始まったはずよ」
「私、見てくるわね」久恵は、そっと抜け出し、2人の入った病室へと向かう。
(確か、こっちのはずだけど…)話し声が、するほうへと歩いていく。

 そんな事とは知らない2人は、相変わらず写真を撮っている。
「脱いで、ストッキングだけになって」
「約束よ、誰にも見せないと誓って!」そう言いながら、役目をしないブラジャーを
脱いだ。

 それに、パンティも脱ぎ、ストッキングだけになって、窓のそばに立たされた。
外からの明かりに、奈美の白い裸体が浮かんでいる。
「いいよ、凄くいい!」興奮気味に、奈美のヌードを撮りまくった。

 そこに久恵が現れ、そっとドアを開けて覗き込む。
(ヌードを撮っている!)白い裸体が、閃光に浮かんでいく。
「綺麗だよ。今度はオ○ンコも撮ろうな」
(いやよ、性器はイヤ!)イヤでも言われた通りにするしかなく、足をベッドに乗せ
て、淫裂を広げた。

 (せ、性器まで撮った!)閃光に、奈美の淫裂が浮かんだ。
「もういいでしょう、ヌードは?」
「そうだな、これくらいでいいかな。次はこうだぞ!」カメラを置いて、乳房を吸い
だした。

 奈美は「あ、あ~!」呻き声を上げ、頭を抱きしめた。
(やっと始まったわ。良子さんに教えないと…)久恵は、そっとナースセンターに戻
った。

「凄いわよ。ヌードを撮っていたのよ」
「ヘア丸出しのヌードなの?」
「勿論よ、性器まで撮っていたわ。それより始まったわよ、見てきたら」
「わかった、見てくるね」良子も、2人に気づかれないように、忍び足で歩いていく。

 (ここね、ここのはずよ…)そっとドアを開けて覗き込んだ。
「ウグ、ウグ!」奈美は、肉竿を口で擦り、中村も乳房を掴み揉んでいる。
良子は(フェラだわ、オチンチンをフェラしている!)食い入るように見ていた。

中村は次第に登りつめ「う~!」うなり声と共に、奈美の頭を押さえる。
「う~!」首を横に振る奈美だが、咽深く射精された。
「気持ちよかったぞ!」奈美の口から肉竿を抜き「動くな、そのままだ」涎のように
精液を垂らした姿も撮られた。
 (射精だわ、口に射精した…)口から流れ出た液体をジッと見ている。

 「もういいぞ、服を着ろ」その言葉で、下着を着込んでいく。
(戻った方がいいわね)良子が戻ると「ねえ、凄いでしょう?」久恵が聞いた。
「フェラしていたわよ、オチンチンをなめていたの。それに、口へ射精もしたのよ」

 「イヤだ、汚いことしたてたんだ…」久恵は顔をしかめて言う。
「汚くはないわよ、あれが普通よ。久恵はやったこと無いの?」
「そ、そんなフェラなんてしないわよ。普通にセックスするわよ」

 「今度やってみたら。彼氏も喜ぶわよ」
「男は好きなんだ…」
「当然よ。射精されても我慢するのよ」2人が話していると奈美が戻ってきた。

 「エッチ、したんでしょう?」
「してないわよ。ただお話ししただけです」素っ気なく言って仕事を始め、それには
顔を見合わせ頷く良子と久恵だ。

 中村は、それから暫く来なくなった。
しかし、奈美のほうは、支払が迫っていたから焦っている。
「とにかく、会って話をしないと…」返済の猶予を頼もうと中村の元へと向かった。
しかし「困りましたね、奈美さんには300万お貸し、していますからね。利息だけ
でも年50万は超しますよ」いい返事はしない。

 「そこを、何とかお願いできませんか?」
「無理ですね。どうしてもと言うなら、アルバイトしてみませんか、あなたの休日で
いいですから」
「アルバイトですか…」
「そうです、秘密は守ります」

 「わかりました。お願いします」奈美は何も知らされないまま、承知した。
「今度の休みは、いつですか?」
「水、木が連休になります」
「そうですか。それでしたら水曜日にお願いします。お迎えに伺いますからね」
「わかりました。お待ちしています」奈美は事務所を出た。

 そして、休暇の日が来て、約束通りに中村が迎えに来た。
奈美が、その車に乗り込み入むと、走り出す。
「ところで、どこでアルバイトですか?」
「ある、お屋敷のホステスですよ」その言葉通りに、高級住宅街が見えてくる。

 「いいですか。どんなことがあっても、イヤな顔はダメですからね」
「わかっています。気持ちよくやります」
「それなら安心です」車は大きな屋敷に入った。

 車を降り、屋敷に入るとメイドが案内していく。
「ここで着替えよう。服は用意しておいた」中村は箱を渡し、奈美はそれを開けた。
「白衣だわ、でも、スケスケだ…」
「素っ裸になって、それを着るんだ」

 「イヤ、そんな事できない。私、帰る!」
「帰ってもいいよ。でも、これがどうなるか、わかるだろうな?」ポケットから写真
を取りだした。
   
 「やめて、この写真はイヤ!」それは、スタジオで撮った写真で、奈々の淫裂に中
村の肉竿が入っている。
「これが公になったら、お前は死ぬしかないぞ。それに、家族だって笑い者だ」奈々
の胸を触った。
それには「う、う、う!」泣きながら、写真を見つめる奈美だ。

 「これでわかったろう。お前は、俺の言うがまま動くしかないんだ。その変わり、
借金は払わなくていいぞ」
「そんな、言うがまま動くだなんて…」唇が震えている。
「それから、今日は女になる日だ。わかったな!」それは、処女を喪失することを意
味している。

 「いや、そんなのいや…」首を振った。
「だったら、この写真がどうなってもいいのか。俺の言うことを聞けば、黙っている
ぞ」奈美はまた泣きだした。
暫く泣いたが、中村に従うしかないと悟り、服を脱ぎだした。

 服を脱ぎ、下着も脱いで全裸になると、やっと生えた絨毛が、淫裂を囲んでいた。
「手入れしないとな。このままではダメだ…」絨毛にハサミを入れ、やっと生えた部
分をカミソリで剃っていく。
(剃らないで、ヘアは剃らないで!)泣き顔のまま足を開き、中村の持ったカミソリ
が、動きやいようにしてる。

「よし、これでいい。後は服を着ればいい。それにしても綺麗なオ○ンコだな」ピン
クの肉襞が性欲を湧き立てている。
「もういいでしょう。そんなに見なくても…」淫裂を手を払いのけ、白いストッキン
グを履いてガーターベルトで吊っていく。
その後で白衣を着込むが、普段から着ているから、違和感がない。

 「ほう、本職と同じスタイルだな。ただ、丸見えが違うが」執拗に乳房を掴む。
「やめて下さい、痛いんです」その手を振り払い、ナース帽を被り、呼ばれるのを待
った。

 それから直ぐに「皆様が、お待ちです」メイドが迎えに来た。
「奈美、出番だ。俺も後から行くからな!」奈美はメイドの後を追って歩いていく。
広い廊下を歩いていくと、声が聞こえ(ヌードを見られてしまう…)顔が強ばり、膝
も震えている。

 そんな、奈美だが「こちらへ、お入り下さい!」メイドがドアを開けると(大勢い
る!)男性が話している。
「どうぞ、中へ!」躊躇する奈美に、メイドが催促した。

 (行くしかないわ。ヌードを見られても…)黙ったまま入った。
「来たぞ、ホステスが…」
「いいね、看護婦姿も」スケスケの白衣だから、乳房や剃り上げられた淫裂が丸見え
だ。

 「早速だけど、お客さんの相手を頼むよ」屋敷の主と思われる男性が乳房を掴んだ。
すかさず「うっ!」顔を歪めて呻き声を上げた。
「なんだその顔は。本番以外は何でも有りの約束だぞ」掴んだ乳房を揉みだした。
「や、優しくお願いします。私のは小さい分、敏感ですから…」笑顔を作って話す。
「そうだな、小さいオッパイは敏感と聞いているし。これくらいなら、いいのか?」

 今度は、撫でるように揉みだした。
「はい、それくらいで結構です」作り笑顔で答えて、男性の中に入った。
「いいね、こんな看護婦に見て貰いたいよ」スケスケの白衣だから、客も遠慮無く触
っている。
(イヤよ、触らないで…)そう思いながらも、触られ続けた。

 奈美が部屋に入ってから1時間ほど経って、中村も入って来たが手に数本のロープ
を持っている。
(もしかして、私を縛るのでは?)スタジオでされたことを思い出した。
「待っていたよ。皆さんがお待ちかねだ」
「わかりました。今すぐ始めます」中村はジッと奈美を見つめる。
「イヤよ、来ないで、イヤ~!」異常に輝く中村の目に怯え、後ずさりした。

「何も、逃げなくていいぞ。気持ちいいことやるだけだからな」奈美に襲いかかった。
「やめて、イヤです!」いくら叫んでも、誰も止めようとはせずニヤニヤして、見て
いるだけだ。
奈美に襲いかかった中村は、両手を後ろ手に縛り上げた。
その後に「こんなのは、必要ない!」スケスケの白衣を引き裂いていく。

 「シュル、シュル!」あっけなく白衣は引き裂かれ、奈美はストッキングとガータ
ーベルトだけにされた。
「これも要らないな」ガーターベルトも外され、白いストッキングも引き裂かれて、
生まれたままの姿にされた。

 剥き出しにされた奈美は、淫裂を触られていく。
「やめて。お願いですから、レイプしないで!」泣き声で言うと「レイプね、いい考
えだ。それも悪くはないな」ニヤリと笑い、服を脱ぎ始める。

 「助けて。レイプされます、お願いですから、助けて~!」いくら叫んでも客はニ
ヤニヤして見ているだけで、反対にカメラで奈美を撮りだす。
「奈美、諦めろ。素直に俺と楽しむんだ!」中村も全裸になったが、股間の肉竿は膨
らみきっている。

「来ないで、イヤ、来ないで!」逃れようとしても無駄で、中村に抑えられ、寝かさ
れる。
「いいね。このオ○ンコに入れるなんて!」淫裂を撫でてから、自分の肉竿を掴んで
押し当てた。

 「イヤ、入れないで。イヤ~!」奈々の叫び声が空しく響いていくが、中村はゆっ
くり、腰を押しつけると「ヒ~!」膣に肉竿の先端が入った。
(人前でレイプされた…)膣の痛みに涙が流れ、その様子をカメラを構えた客が撮っ
ていく。

 中村は更に、肉竿を奥へと押し込んで「来ました、バージンですよ。行きますから
撮って下さい」
「やめて、お願いです!」封印に肉竿が当たり、気が狂ったように暴れたが、肉竿が
外れることはなく、むしろ、奥へと入っていく。

 突然「ギャ~!」奈美は悲鳴を上げ、体を震わせだし、それと同時に、淫裂から鮮
血が流れ出た。
「やったぞ、処女をレイプした!」客は興奮気味に写真を撮っていく。

 だが、奈美は(バージンが破られた…)グッタリして嗚咽を上げている。
「いいですか、もっとやりますよ」なおも、肉竿を押し込んでピストンを始めた。
奈美は「う、う、う!」肉竿が胎内を突くたびに呻き声を上げている。

 やがて、中村は中腰になり、乳房を揉みながらピストンを早めた。
(痛い、膣が痛い…)顔を歪めながら我慢していたが、子宮の中が暖かくなった。
「イヤ、射精はイヤ~!」すでに遅く、ドロドロした液体が鮮血と混じって流れ出て
くる。
「凄いや、レイプした上に、中出しだぞ!」肉竿が抜かれ、淫裂を撮りまくっている
が、奈美は足を閉じようともせず呆然としている。

(もう、処女じゃないんだ…傷物になったんだ…)天井を見上げる目から、また涙が
流れだした。
そんな奈美のことなど、無視するかのように客はグッタリした姿を撮っていく。

 写真を撮り終えると、固まっていた客も散っていき「奈美、来るんだ!」奈美は縛
られたまま、立たされ部屋から出た。
部屋を出ると「シャワーをご使用下さい」メイドがいる。
「わかった、頼むよ」2人は、メイドの歩いてシャワー室に来た。

 「俺が、綺麗にしてやるぞ」縛られたまま、股間にシャワーを当てるが「う、う、
う!」犯された空しさに、また泣きだした。
「泣くことはないぞ。これからは、俺がお前の面倒を見てやるんだからな」丁寧に淫
裂の中まで洗っていく。

 淫裂からは、血と精液が流れていくが(人をレイプしておきながら、何言っている
のよ…)黙ったままだ。
やがて、お湯も透明になって「これくらいでいいな。俺も洗わないと」汚れた肉竿を
洗いだす。
血が落とされて、赤黒い肉竿に戻り、洗い終えると2人は屋敷から出た。