「狙われた令嬢」

                             赤星直也:作

第13話 狙われた崇子

 翌日、崇子達3人は旅行を切り上げ、東京に戻ってきたが元気がなく、屋敷に閉じ
こもりがちになっている。
そんな崇子を薫が心配して「お母さん、あれは事故よ、そう思わないと…」慰めてい
る。
「そう言うけど、薫は傷物にされたのよ」
「私、そんな事気にしていないわ。いずれは誰かとすることだから…」薫がいくら慰
めようとしても、何もならなかった。

 それから数日後、知代が屋敷を訪ねてきた。
「奥さん、元気ないわね。面白いのが見られるから、行きましょうよ!」
「そんな、気分になれないのよ…」
「いいから、行きましょうよ!」
「1人じゃ、イヤよ。百合も来て!」知代の誘いに、百合を連れていくことにした。

 知代は屋敷を出ると都内のビルに入り「ここはスポーツジムなの。エアロもやって
いるのよ」知代は話しながらドアを開け、中に入ると全裸の女性がダンスをしていた。
「ヌードでいるなんて…」4人の女性が、一糸まとわぬ姿で踊っている。
しかも、股間の絨毛が綺麗に剃り落とされ、淫裂が剥き出しになっており「そんな、
ヘアまで…」崇子は声が出せない。

 だが(どこかで見た顔だわ。そうだ、軽井沢で会った人だ…)百合は4人に見覚え
があった。
そんな事とは知らず、目を真っ赤にし、乳房を揺らせなながら足を上げていく。
「性器の中まで見せている…」パックリと口を開けた淫裂に崇子は声が出ない。

 呆然としている崇子に「奥さん。あなたもいかがですか?」後ろから男の声が掛け
られ、振り返ると見覚えのある顔だ。
「あなたは、確か…」
「はい、先日の運転手です」
「どうして、ここに?」
「生活が大変なので、いろいろやっています」男は健太と健二だ。

 「どうです、奥さん踊ってみては?」健太は崇子の肩を抱いた。
「そんな、踊りなんて…」逃れようとするが、離さない。
「私もやるわ。貴子さんのやりましょうよ」崇子を後目に、知代は服を脱ぎだす。
「そんな、ヌードになるなんて…」驚く崇子だが(そうか、兄ちゃんは奥様から攻め
る気ね)百合は悟った。

 「鹿島の奥さんもやるんですから、島津の奥さんもやらないと…」健太は崇子の服
に手を掛ける。
「やめて、何するのよ!」
「そんな事言わないで下さい。あの旅行で、見てはいけないのを見てしまいましたか
ら」その言葉に「何を見たのよ?」声が震えだす。

 「ここでは言えません。でも、お嬢さんのスタイルはよかったです」意味ありげに
言う。
それには、顔を震わせなながら「わかったわ。ここで私もヌードで踊ればいいのね?」
承知する。
「そうです。私も脱ぎますから、これからはヌードのお付き合いですよ」言葉通りに、
健太と健二も脱ぎだした。
「百合も脱ぐのよ。2人の方がいいし…」
「わかりました…」百合も脱いでいく。

 女性の3人は服を脱ぎだすと、それぞれカラフルな下着を着けている。
その下着も脱ぐと、乳房と淫裂が露わになって「奥さん、準備がいいですね。ヘアが
ないし」健太は崇子の無毛の淫裂を撫でた。
「ダメ、見るだけにして、お願いだから」そっと耳元で言う。
「オッパイもいいですね、柔らかくて」今度は両手で乳房を揉みだす。

 「鹿島の奥さんも立派ですよ」健二は知代の乳房と淫裂を触っていくが、知代も触
られて泣きそうな顔になっている。
それでも「あなたも立派よ。こんなに、固くて…」勃起した肉竿を掴んで強がりを言
う。
「奥様に触られたら、我慢できませんよ、いいでしょう?」甘えるかのように乳首を
吸いだした。
「ダメ、後でして。終わってからしてあげるから…」

 それに吊られ、健太も「奥さん、触って下さいよ。僕のはどうなんでしょう?」手
を肉竿へと導いていく。
「固いわ。凄く固い…」
「奥さん、後でして下さいね。あの事は喋りませんから」そう言って乳首を吸い出し
「約束よ。今回限りって…」弱みがあるから拒めない。
「誓います。それより、始めましょう!」皆が全裸になると、皆で踊り出した。

 体が動くと、乳房と肉竿が揺れていく。
(凄いわ。兄ちゃんのオチンチンがブルンブルンして…)百合は勃起して揺れ動く2
人の肉竿が気になっている。
同じように、健太と健二は、6人の揺れる乳房に興奮して(凄いな。オッパイがあん
なに揺れるなんて…)さらに堅さが増している。

 崇子や知代も、動くに連れて体から汗が流れだし、疲れが出てきた。
「もうダメ、限界だわ」日頃から運動不足の崇子が座り込み「奥さん。休むんだった
ら、こっちですよ」健太に連れられ隣のドアを開けて入った。

 「奥さん、我慢できません!」部屋に連れ込むなり床に押し倒して覆い被さる。
「ダメ、入れないで!」
「やらせて下さい。奥さんと娘さんが乱交していた事は喋りませんから!」両乳房を
握りしめると(レイプを見られてたんだ。喋られたら薫の将来が…)崇子の力が抜け
ていく。

 「そうです。悪いようにはしません」淫裂に肉竿を押し込んだ。
「うっ!」呻き声を上げ健太にしがみつくと「奥さん、気持ちいいです、こんな事が
できるなんて夢のようです」肉竿は小刻みにピストンしながら奥を目指す。
「あの事は絶対に言わないで。セックスしてあげるから!」
「わかっています。奥さん」健太は体を入れ替え、崇子を上に乗せた。

 「私に、やれというのね?」
「そうです。奥さんがして下さい」乳房が撫でられ、乳首が掴まれ「あ、あ~」敏感
な部分を触られ、声を上げ体を反らす。
「やってくれますよね?」
「わかった。やるわ」崇子は乳房を揉まれながら腰を動かしだし「クチャ、クチャ!」
淫裂から音が鳴っていく。

 そこに「あら、崇子さん、セックスしているのね」健二と知代が入ってきた。
「見ないで、お願いですから…」バツ悪そうに顔を背けた。
「そんな、遠慮は要らないわよ。私もするんだし。やるなら、後ろからして」知代は
2人の前で四つん這いになり「行きますよ。奥様!」健二は腰を押さえて、肉竿のピ
ストンを始めた。

 肉竿が淫裂を擦り出すと「あ、あ、あ~」すかさず、知代は声を上げ髪の毛を振り
乱す。
「奥さん、僕達も激しくやろうよ!」健太は体を起こし、崇子の太股を抱き上げた。
「危ないわ。落ちるからイヤよ!」両手で健太の首を押さえた。

 「行きますよ!」健太は腰を動かしだすと「ダメ、奥まで…、オチンチンが、奥ま
で刺さる…」淫裂の奥まで肉竿が入っていく。
それには、負けじと健二も腰の振りを早め「あ、あ、あ~」知代も喘ぎ声を上げ続け、
2人は膣の奥深く精液を噴射された。

 「奥様、いかがでしたか?」
「気持ちよかったわ。凄くいい…」知代は泣き顔で言う。
「島津の奥様はいかがですか?」
「よかった、久しぶりによかった…」健太の手前そう言うしかない。
「それはよかったです。これから、面白いことをしますから、見て下さい」健二と健
太は部屋から出て、その後を、淫裂を押さえた2人が歩き、隣の部屋に入った。

 そこには、前の4人が両手を縛られ、両手を天井からのロープで吊り下げられ、三
角形をした角材に跨がされている。
その三角の頂点が淫裂に食い込み「イヤ~。痛いからやめて!」悲鳴を上げている。
それには、驚く崇子だが知代は満足顔だ。

 知代は「まだまだよ、これ位で泣かないのよ」悲鳴を上げた女の乳房を掴み、乳首
を潰して「ギャ~!」悲鳴が更に上がった。
「これくらいで、泣かないでと、言ったでしょう?」今度は置いてあるムチで乳房を
叩きだし「ギャー!」悲鳴と同時に赤い筋が乳房を横切っていく。

 「痛かったかしら。ご免なさいね。あなたが泣くからよ」乳房を撫でながら乳首を
潰し「ギャー!」また悲鳴が上がった。
それを見ていた崇子も次第に興奮して「奥様もやって下さい」百合からムチが渡され、
ムチがバンザイをする4人の乳房を叩いて「ギャ~!」「ヒ~!」悲鳴が上がり続け
る。

 「許して、もう許して…」乳房に、赤い筋を作り子供のように泣いている。
「こんな弱虫じゃ、やる気も起きないわ。もっと他のことさせましょうよ!」
「それでしたら、ヌードの散歩なんていかがで?」健二は崇子をジロリと見ると(い
や、私はヌードにはならないからね)崇子の顔が強ばっている。

 「面白いわね。それにしましょう!」
「それでしたら、皆さん、服を着てからに…」健二と健太は4人の手を解き、三角木
馬から降ろして服を着だした。
それに倣い、崇子や知代も服を着て、服を着込むとジムから街の中に出た。

 9人は2台の車に乗って郊外の公園まで来た。
「ここならいいわ。降りて!」知代は自分もヌードになるとは思っていないから、終
始笑顔でいる。
一行が公園の木立の中に入ると「ここで脱いで貰おうか、奥さんもだよ」崇子の顔が
ブルブル震えている。

 「やらないなら、お嬢さんのことが知られるますよ」そう言われれば断れない。
「わかった、脱ぐわ。でも撮らないでね…」
「写真は撮ります。折角のフルヌードの記念ですし」
「撮るなら、脱がないわ」

 「いいんですか。これを撮ってあるんですが…」それは薫の全裸写真で、無毛の淫
裂から白い液体が流れている。
「やるわ、だからそれを…」崇子は泣き顔で言う。
「勿論です。こんなのはお嬢さんのためにもよくありませんから」健太の言葉に、崇
子も服を脱ぎ出す。

 「鹿島の奥さんも脱いで下さい」
「えっ。私も脱ぐの?」
「当然です、そこもメイドも脱ぐんだ!」健太の言葉に百合は口を尖らせた。

 そんな百合に「取りあえず、脱げよ。話は後でするから」健二が小さな声で言う。
「いやよ、ヌードで人前に出るんでしょう?」
「そうだ、後でオ○ンコしてあげるから」
「仕方ないわね、2人でするのよ」渋々承知して脱ぎだし、7人の女性は木立の中で
一糸まとわぬ全裸になった。

 全裸になった7人は、健二達と一緒に散歩コースに出た。
いくら平日とは言え、子供連れがおり「キャ~!」いきなり全裸で現れた7人に悲鳴
が上がっていく。
それを合図に、皆が振り返って「素っ裸よ、ヘアまで剃っている!」「変態よ、ヌー
ドでいるなんて!」指差しながら叫んでいる。

 そんな事など、無視して歩かされ芝生の上で並ばされる。
「はい、こっちを向いて。手で隠さないで!」健太が全裸の7人を撮りだす。
(いやよ、ヌードなんてイヤ!)泣き顔のまま、カメラに収まり「今度はこっちで…」
健二がポーズを取らせると、それを大勢が見ている。

 その人垣に、偶然、薫と恵理が出くわした。
「ヌードだって。7人がヌードをなっているんだって!」2人はその人垣に寄ってい
くが「そんな!」薫は声を出せなかった。
「薫。あの人、確か…」恵理も気づいて「百合よ、それに、あの4人は、軽井沢の時
に…」薫と恵理も見覚えのある顔だ。
そんな事とは知らず、7人は乳房と淫裂を晒した姿を撮られた。

 「はい。もういいです、服を着て下さい」健太の言葉に一斉に木立の中に走り込ん
でいく。
それと同時に人垣も消えて、薫と恵理だけが残された。
「あれ、お嬢さんじゃないか?」2人に気づいた健太が声を掛けた。
「どうして、こんな事を?」
「記念にと思って。この際だ、2人も素っ裸になってみないか?」

 「いやよ。薫、帰ろう!」
「そうね、何されるかわからないし…」2人はその場を離れるが、薫には崇子のこと
が頭から離れない。
(お母さんが、大勢の前でフルヌードになっただなんて…)信じられない行為に体が
震えている。

 そんな薫に恵理が気づき「どうかしたの。震えるなんておかしいわよ」声を掛ける。
「いやな感じがして。もしかして、私もああされると思うと…」
「それはあるかもね。ヌードですむならいいけど…」
「そうね。またセックスさせられるかも知れないし」恵理も怯え、薫は自宅に戻った。

 それから暫くして、百合と崇子が帰ってきた。
「お母さん、どこへ行っていたの?」
「百合と一緒に、デパート巡りをしてきたの」
「そ、そうなんです。奥様が1人で行くより、私と一緒の方がいいと言いまして…」
嘘を並べるが「そうだったんだ。たまにはいいかもね」薫も気を遣って合わせている。

 「お嬢様、これからご用意しますから暫くお待ちを…」百合はメイド服に着替えに
行き「私も、用事があるし」薫も自分お部屋に向かう。
「これからどうなるのかしら?」1人残った崇子は頭を抱えていた。

 それから数日後「百合、これでうまくやってくれ!」健太は封筒を渡す。
「これを、奥様に見せればいいのね?」
「そうだ。薫にはこれだぞ!」
「わかったわ。それより、約束したでしょう?」

 「わかっているよ。後ろからでいいよな?」
「抱っこして。あれがいいの…」3人は服を脱ぎ、全裸になって抱き合う。
「いいわ、兄ちゃんのが一番いい…」喘ぎ声を上げ、淫裂から淫汁を流する百合だ。