「狙われた令嬢」

                             赤星直也:作

第7話 全裸のテニス

 次の日、百合が全員の朝食を作って準備していると、薫と恵理が現れた。
「お嬢様、お友達は今日の10時に見えられるそうです。それに、今夜は特別なパー
ティを準備します」
だが(また恥ずかしいことをさせる気だ…)項垂れて声も出ない。

 「お嬢様には、特別な衣装を準備しますからご安心下さい」
「どんな衣装なの?」さすがに気になった。
「勿論、大胆なドレスです。その下はストッキングとガ-た-ベルトだけでよろしい
のでは?」

 「下着はダメなの。せめてパンティだけでも…」
「だめです。白いストッキングとガーターベルトだけです。恵理様は黒を御用意しま
す」百合に言われれば逆らえず従うしかない。
2人は黙ったままだが「お友達も同じようなのを着ますからご安心下さい。それに、
私も着ます」(百合も着るんだ。どういうつもりかしら?)少し不安が和らいだ。

 5人が朝食を済ますと「着替えろ、これからテニスをするぞ」健一が言い出す。
「テニスですか?」
「そうだ。裸でやりたいならそれでもいいが…」
「ヌードはイヤです。着替えます」2人は急いで用意された下着を着込み、テニス用
のパンツやスカートを履いていく。

 そこに、美紀と由香が現れ、佐藤や白石も一緒で、4人はすでにテニススタイルに
なっている。
「白川、見てくれ。ほら綺麗に撮れているぞ」昨日撮った写真を見せる。
「ホントだ。素っ裸になって乗馬だし、オ○ンコとオッパイが丸見えだぞ!」
「見せて。私もみたい」百合も見ている。

 「いいわね。こんな青空の下でセックスしたら気持ちよかったでしょう?」
「ああ、最高だった。もう一回やりたいよ」勝手な言葉に俯いたままの4人だ。
暫くそこで話してから「そろそろ始めようぜ」「そうだな、楽しみできたんだしな」
外に出た。

 テニスコートは、別荘からそんなに離れておらず、歩いて直ぐのところだ。
「ところで、ルールだがどうしたらいいかな?」
「ルールは、一本取られるごとに1枚ずつ脱いでもらうよ」
「負けて、フルヌードになったらどうするの?」百合が尋ねた。

 「そうだよな。素っ裸になったんだから、これをオ○ンコに入れて、オナニーだ!」
白石が手に持っていたのはバイブだ。
(イヤよ。そんなのを膣に入れるのはイヤ!)薫達はおびえている。
「おもしろいわね。まずは、お嬢様と美紀さんよ!」百合は二人をコートに引きだす。

 薫はしかたなくサーブを始め、美紀は打ち返したが、コートの中に入らずアウトに
なった。
「スカートを脱げよ」怒鳴るが、美紀は脱がない。
「俺は、決めたことを必ずする主義なんだ!」白石は抵抗している美紀に近寄りスカ
ートを掴んだ。

 「許して。こんな所では脱ぎたくないの!」
「ダメだ。脱ぐんだ!」佐藤も加わり、2人掛かりで美紀のスカートが脱がされてい
く。
「やめて、お願いです!」叫んでも聞き入れられず、下半身が白いテニス用パンツ姿
にされた。

 「始めろ!」試合が再開された。
(負ける訳には行かないわ。負けたらヌードにさせられる…)2人は気合いが入って
いる。
「ポーン!」「ポーン!」ラリーが続き、薫が落とし「シャツを脱げ!」すかさず声
が掛かり(逆らっても無駄だわ。どうせ脱ぐなら…)薫は覚悟したのか、自分からシ
ャツを脱いだ。
乳房を白いブラジャーが覆い、脱ぎ終わると再開された。

 こうして、2人はボールを打ち合い、脱ぎ合って、美紀はブラジャーを脱ぐハメに
なった。
「許して。こんな事イヤです!」
「ダメだ、脱ぐんだよ」
「やめて、いや~!」悲鳴を上げるがブラジャーが脱がされ、Cカップの乳房が揺れ
動く。

 「いや。もういやです!」美紀は乳房を押さえうずくまった。
「やるんだよ。素っ裸になるまで!」
「いや、もうやりません!」あくまで拒んだ。
「仕方ないな、お仕置きだ。素っ裸になってお仕置きだ!」美紀のパンツが引き下げ
られ「イヤ~!」悲鳴を上げるが足首から脱がされ、文字通りの生まれたままにされ
た。

 「逆らったから、こうするからな!」美紀はコートを区切るネットに両腕を紐で縛
られた。
更に、右足も持ち上げられて縛られ、淫裂が剥き出しになっている。
「こんなのイヤ。解いて!」叫ぶしかできない。
「だめだ。お前は試合放棄したんだから、重い罰を受けてもらおう!」淫裂を指で押
さえ、バイブを入れて行く。

 「イヤ、イヤ~!」振動音が響き渡る中「抜いて、お願いです!」顔を歪め屈辱に
耐えている。
「そうは行かないわ。お仕置きの写真も撮らないとね」バイブを入れられた性器を撮
っていく。
(逃げられない…。逃げたらあんな事までされるし…)膣深くバイブが押し込まれ、
ピストンされいる姿に顔が引き吊っている。

 「感想はどうだ。気持ちいいか?」乳房も揉みだす。
「やめて、お願いです…」美紀の言葉が上擦り、バイブが濡れている。
「気持ちいいのか?」乳首が吸われ「あ、あ~。気持ちいいです…」遂に言った。
「オ○ンコしたいか?」
「したいです…」
「暫く我慢しろ。お前は罰を受けないと…」「そんな~!」落胆の悲鳴が上がった。

 「次はお前だ!」二試合目は恵理と由香の番だ。
2人の実力は恵理のほうが格段の上で結果はわかっている。
由香はシャツ、スカート、ブラジャーと次々と剥ぎ取られてたが、恵里はシャツを剥
ぎ取られただけだ。

 そして、由香はパンティも剥ぎ取られて美紀同様に生まれたままの姿にされた。
「可愛いね。このオッパイも」小振りな乳房が揉まれていく。
「お願い、あれは入れないで下さい。何でもしますから…」土下座している。

 「バイブはイヤか。だったら、俺の大切な物をしゃぶって、オナニーするか?」
「やります、お口でします」由香は言われるまま、白石のズボンを引き下げ、肉竿を
口に入れ左手の指を膣に入れオナニ-を始める。

 「これは良い気分だ!」白石は声を上げた。
「だったら、俺も楽しませて欲しいな」佐藤も加わり、後ろから抱き付き、乳房を揉
み出す。
(やめて、オッパイはイヤよ…)嫌々ながら乳房を揉まれた。

 「次は、お嬢様と恵理様に対決です」2人が対決していく。
2人とも上半身がブラジャー姿でボールを打ち合っている。
(負けられない。負けたらヌードにされた上に…)必死で打ち合っていく。

 やがて、2人ともブラジャーも脱がされ、乳房を揺らせながら打ち合いだし、2人
の乳房が円を描きながら揺れ動いている。
「いいわね、こんな試合もいいわよ」相変わらず百合が撮っている。

 そして、2人ともパンティだけになった。
「いいか、これで決着だ。どっちかのオ○ンコに入れるからな!」バイブを見せる。
(イヤよ、あんなのを膣に入れられのは…)強ばった顔で再開された。

 「ポーン、ポーン!」ラリーが続き、必死でボールを打ち返していると「素っ裸だ。
それにオッパイ出している!」テニスをしにきた学生達が声を上げた。
(見られた、ヌードでやっているのを…)だが、手を抜く訳には行かない。
負けたら、女性の恥ずかしい性器まで晒さなければならない。

 (お願いだから、負けてよ!)薫は全力で打ち返し、ボールがコートを駆け抜けた。
「脱げ、わかっているよな!」
「わかっています…」恵理は項垂れて、パンティを脱いで全裸になると「パイパンだ。
3人ともパイパンじゃないかよ」どよめきが上がる。

 (好きで剃った訳じゃないのに…。それよりも、こんな大勢の前でオナニーはでき
ない…)「お願いです。何でもしますから、ここでのオナニーは許して下さい」泣き
顔で頼み込む。
「ほんとに何でもするか。守らなかったら今までの写真をばらすぞ!」健二も口を開
く。

 「約束します。ですから、ここでのオナニーだけは許して下さい…」2人は暫く考
え「わかった。その変わり縛らせろ!」
「マゾですか?」
「そうだ。お前を縛るから写真に撮らせろ!」

 「ムチでは打たないで下さい。それならいいです…」
「真似事だけだ、安心しろ!」
「わかりました、縛って下さい」こうして恵理はオナニーを許された。

 試合が決まると、美紀の縛ってあった手も解かれた。
「素っ裸を見られたんだ、諦めて楽しもうぜ」佐藤は美紀の乳房と淫裂を撫でるが、
触られても反抗できない。
それには「いいな。俺もオ○ンコ触りたい!」ネットから見ている男達は声をあげて
いる。
そして、恵理達は乳房を揺らせ、淫裂を晒しながらテニスを楽しんだ。

 テニスを2時間程楽しむと、汗でグッショリ濡れている。
「兄ちゃん、プールに入ったら。準備は出来ているわよ」
「そうだな、プールに行くぞ、服は着なくていい。素っ裸だ!」
「そんな~!」いくら近いからと言っても、全裸で歩くのには抵抗がある。

 しかし、言われれば逆らえず、薫達は脱いだ服で胸と股間を隠してテニスコートか
ら出て行くと「もっとオ○ンコ見たいのに!」残念そうな声が掛かった。
「見たいのか。オ○ンコは見るものではなく、やるもんだぞ!」振り返りざまに言う。
(勝手なこと言わないで。人をレイプしておきながら、何言うのよ!)怒りを込めて
来た道を歩いていく。

 当然、人目について「素っ裸だ!」と声を上げられながら別荘に入った。
別荘に入ると、真っ先にプールサイドへと向かう。
健太達は服を脱ぎ、全裸になると、頭から飛び込み「私も入る…」全裸の恵理や由香
も飛び込み、美紀も飛び込んだ。
「お嬢様も泳ぎになったらいかがで?」
「そうする。そのほうが良さそうだし」薫もパンテイを脱いで頭から飛び込んだ。

 プールに浸かっていると、次第に体が冷えてくる。
「今度は日光浴だな」全裸のままプールから上がって、敷かれたタオルの上に横にな
ると、肉竿がだらしなく縮こまっている。
薫達も上がって、日光浴を始めて、仰向けになって乳房と淫裂を露わにしたままだ。

 「お嬢様、オイルをお持ちしました」
「俺がやる!」健太は百合から奪い、薫に塗り首から下へと伸ばしていく。
「ここは丁寧にしないと…」乳房を両手で揉むようにしていくと「あっ、あ~!」快
感が襲い、小さかった乳首が限界まで膨らみ、背中も浮き上がろうとしている。

 (気持ちいいわ。レイプした男にされているのに…)優しく乳房を揉まれ淫裂にも
塗られて(指で性器を触られると感じる…)健太の指がゆっくり淫裂を撫でだした。

 「俺もやるよ。いいだろう」それまで黙ってみていた健二も、恵理の首からオイル
を塗りだした。
手が乳房に触れると乳首が興奮して膨らんでいく。
「俺もやるよ」「俺もだ!」佐藤や白石もオイルを塗りだし「あ、あ~!」美紀や由
香も声を上げている。

 それに吊られたのか「して、セックスして…」薫が始めて言った。
「いいのか、やっても?」
「いいわ。お願い、これを入れて…」勃起した肉竿を掴み、潤んだ目で健太を見つめ
ている。

 「わかった。可愛いよ、お嬢さん!」唇を重ねてゆっくり腰を押しつけた。
「入れて、奥まで欲しい…」薫は足を絡ませ健太にねだっている。
健太はゆっくり肉竿を淫裂に押し込んでいくと「気持ちいいわ、これがセックスなん
だ…」初めて女性の悦びを知り声を上げた。

 それで火が点き「私も欲しいの、思い切りして!」「私も欲しい!」次々と抱き付
き、肉竿を求めて「もっと、もっとして。オッパイにもして!」声を上げている。
それに答えるべく、4人は肉竿のピストンを続け「ピチャ、ピチャ!」湿った音が響
いている。
それを「始まったわね。これも撮らないとね」百合は4組の行為をカメラで撮ってい
く。

 やがて「でる、でるよ!」「出して。お腹に出して!」密着したまま動こうとはし
ない。
薫は胎内に暖かい液体を感じ(好きよ。レイプされたけど好きになった…)結合した
まま唇を求めて余韻に浸っている。
同じように恵理も健二と結合したまま抱き合い、美紀や由香もそうで、淫裂からは白
い液体が漏れ出ている。
4組のカップルは余韻を味わいながら、抱き合って動かない。

 それを見て「あれ、お嬢様が兄ちゃんを抱いている。それに恵理さんも兄ちゃんを
…」仕返しでレイプさせたのに、思惑が外れたのではと不安になっている。
「もしかして、兄ちゃんを奪われるかも知れない…」好きな健太と健二を、薫と恵理
に奪われたくはない。

 「何とかしないといけないわ…」抱き合う健太や健二を見て考えている。
その百合を後目に、8人はまたプールに飛び込み、女性は膣を洗っていく。
「見ないで。恥ずかしいから見ないで!」はしゃぐ声が、百合の憎悪を高めていた。