「狙われた令嬢」

                             赤星直也:作

第4話 罠のパーティ

 薫と恵理は、昼近くまで抱き合っていたが「お嬢様。プールで、水浴びをなさって
は?」百合から言われる。
「外は暑いから、このままでいい…」
「閉じこもりはダメです。それでした日光浴ですよ」2人をどうしても外に連れ出す
考えだ。

 「わかった。プールにします」渋々外に出て行くと熱い陽射しが2人の肌を照らし
ている。
「暑い、プールの中がいい」2人は頭から飛び込むと、冷たい水が心地よい。
先程のことを忘れ、水に浸かって遊んでいると健太達が戻ったが、仲間が2人いて
「凄いや。素っ裸じゃないか!」全裸を晒す2人に驚いた様子だ。

 (見ないでいいから、行きなさいよ!)全裸の2人は黙って泳ぎ続けるが、いつま
でも水の中に入られず、体が冷えてきたので、芝生に敷かれたタオルの上に座る。
「パイパンかよ。オ○ンコが丸出しだ!」
「ホントだ。俺、あのオ○ンコにチンポを入れたい!」見知らぬ男の股間が膨らんで
いる。
(見なくていいわよ。それに、セックスはしないからね)仰向けになって日光浴を始
め、4人は乳房と淫裂を食い入るように見ている。

 そこに「お兄ちゃん、それより準備があるでしょう?」百合が怒鳴った。
「行こう、後で楽しめるから」慌てて別荘の中に入るが「男はスケベなんだから」ぶ
つぶつ言いながら、薫の体にオイルを塗っていく。

 「ここは丁寧にします」乳房を揉みながら塗りだし(やめて。そんなの塗らなくて
いいわよ)言いたいが言えない。
「次はここにも」股間も触りだし(だめ、そこはだめ!)淫裂を触られ太股が震えて
いる。
「お嬢様、ここが痒くはありませんか?」指先がクリトリスを撫でて「うっ!」呻き
声を上げると「あら、気持ちいいんですね、それでしたらここにも」膣の中に指が入
った。

 「ダメ、そんな事されたら…」小さな声だ。
「遠慮なさらないで」指は膣の中を動き回り、肛門も撫でられていく。
「恵理さんにも塗りますね」恵理も乳房や淫裂を触られた。

 そして、夕方になって薫の友達2人が訪ねてきた。
訪れたのは由香、美紀の2人で「よくおいで下さいました。お嬢様がお待ちかねです」
百合が丁寧な挨拶をして別荘の中に招き入れると「今夜のパ-ティはどんなスタイル
でするの?」由香は気になるらしく尋ねた。

 「今夜は女性だけなので、このスタイルだそうです」百合はエプロンを外し、ワン
ピ-スも脱いでいく。
脱いだワンピースが足下に落ちると、全く役目をしないスリップが現れた。
わずかに赤みを帯びたスリップからは、数ミリに生えた絨毛や淫裂、乳房が透けてい
る。
「ヌードパーティね。面白そうね」「薫もやるんだ」2人は笑顔になって百合を見て
いる。

 2人は、こういうパーティを数度経験しているから抵抗が無いらしく「思った通り
だわ。楽しめるわよ」「ホントね、今夜は泊まっていくわ」と話し合っている。
だが「でも、どうしてヘアが無いの?」由香は百合の絨毛の生えていない淫裂が気に
なっている。

 「お嬢さまと、恵理さんの賭けに負けて、剃られました。それより、皆様も早くお
仕度を…」
「賭で負けた?」
「そんな事よりお入り下さい。後で肌着をお届けしますから」百合は嘘を並べて、罠
を仕掛けた部屋に案内していく。

 部屋に案内された2人は、周りが女性だけというので無防備になっている。
百合が肌着を運んでくるまで待てないのか、服を脱ぎだし(見ろよ、脱ぎだしたぞ!)
その様子を、隠れていた2人がビデオで撮りだす。

 そんな罠があるとも知らず、2人は次々と服を脱いで下着姿になった。
美紀は黒い下着を着けているが、由香はピンクの下着で、2人はブラジャ-から脱ぎ
だす。
背中のホックを外し、両手を下げると乳房が露わになり、美紀は豊かな乳房だが、由
香は少し貧弱だ。
しかし、若いので肌には張りがあり、乳首もピンク色している。

 「美紀。どうしたらオッパイが大きくなるの?」由香は美紀の大きな乳房が気にな
っている。
「男に吸ってもらうと、大きくなるんだって。でも、私はオナニ-するの。だって一
番安全よ、男はオッパイだけで満足せず、必ずセックスを求めるから…」

 「私、オナニ-なんて、恥ずかしくてできない!」
「由香ったらバカね。布団の中ですれば誰にもみられないわよ」
「そうよね、そうだわよね」
「由香は奥手よ。だからこうなのよ」由香の小さい乳房が触られた。

 「ダメ、触るなら大きくなるようにして…」
「後でして上げるわ、それよりもパーティの準備よ」
「そうよ、メイドが来るまで脱がないとね」
2人は、はしゃぎながらパンティを脱ぎ、生まれたままの姿になった。

 美紀の絨毛は炎のように黒々とし、淫裂をしっかり隠しているが、由香の絨毛は薄
く、縦の割れ目が覗いている。
「あら、由香のヘアってこんなに薄ったの?」
「そうなの、どうして私のは薄いのかしらね」
「きっと、オナニ-をしてないからよ」
「どうすればいいの?」真面目な顔で尋ねた。

 「オッパイをこうするの!」両手で由香の乳房を揉み、時折、指と指の間で乳首を
引いて「気持ちいいわ。乳首が凄くいい…」由香の呼吸が速まった。
「これだけじゃだめなの。膣もこうするの」美紀は淫裂の割れ目に沿って指を動かし、
膣に入れた瞬間「あっ!」体を震わせ声を上げた。

 「気持ちいいでしょう?」
「ええ、これなら自分でやれそうだわ」
「そうよ、やってみなさいよ」美紀が手を退けると、由香は左手で乳房を掴み揉んで
いく。
右手は割れ目の先端にある突起を撫でている
「そうよ、できるんじゃないのよ。毎日やると、オッパイも大きくなるのよ」2人は
ビデオに撮られているとも知らず、生まれたままの姿ではしゃいでいた。

 「お客様、洋服を用意致しました。着替えをお願いします」そこに百合が現れた。
百合は、白いストッキングとガ-タ-を着けだけだで、乳房と淫裂が丸出しになって
いる。
「あなた、可愛いわね」由香は百合に興味があるのか、後ろから抱き付き乳房を揉み
だす。

 「まだ早いです。楽しむ時間はたっぷりありますよ」百合も不自由な手で、由香の
淫裂を触ると「感じてきたわ…」由香は悶え始めた。
それを見て「お遊びはここまでにします。お嬢様がお待ちですから、急いで着替て下
さい」百合は言い残して部屋から出た。

 残された2人は、服を見て「私もストッキングにしようかな」「私はこのミニスリ
ップがいいわ。それともSM下着がいいかしら?」そんなことを言いながら、用意さ
れた下着を着込んでいく。
美紀は、百合と同じく全裸に黒いストッキングを着けただけの姿で、腰にはガーター
ベルトを付け、勿論、乳房と股間が剥き出しになっている。

 由香は紐のブラジャ-とパンティを着けている。
小さい乳房だが、紐で持ち上げられ、豊かに見え、紐パンティが由香の薄い絨毛にア
クセントを付け、薄さを目立たなくしている。

 「ねえ、これでいいかしら?」下着姿になった2人は、変わるがわる姿見の前でポ
ーズを取るが、その鏡がマジックミラ-で、向こう側からビデオで撮られているとは、
夢にも思っていない。

 そのころ、広間には脅迫された薫と恵里がいた。
薫は全裸で、腰に金のバンドと胸に金のネックレスを付けており、乳房と淫裂が丸見
えだ。
恵里は太腿迄のストッキングだけを履き、薫と同じく乳房と淫裂を剥き出しにしてい
る。
そして、この部屋にもマジックミラーが置かれ、2人がビデオを構えていた。

 そこに、美紀と由香が現れ「ようこそ、おいで下さいました」薫が挨拶する。
「薫と恵里、ヘア-はどうしたの?」
(レイプされて、剃られたの…)薫と恵里は黙り込み、項垂れていると「私が賭に勝
ってヘアをお剃り致しました」百合がすかさず答える。

 「ねえ、どんな賭だったの?」
「美紀様達が、今度のエッチなパ-ティにいらっしゃるかどうか賭たんです…」
「それで、負けてこんな姿になったのね?」美紀は、薫の剃りあげられた淫裂を触っ
ていく。
「こんなパ-ティなら大歓迎よ。いつでも呼んで!」もう片手で乳房を触り、乳首を
掴むと「あっ!」一瞬だが薫の体が震えた。

 その傍らでは「皆様、楽しみは後でゆっくりしましょう。まずは、お酒を用意いた
します」百合はワインをグラスに注いで配っていく。
「薫、乾杯の音頭を取って!」
「それでは、今夜のパ-ティの成功を祈って乾杯!」「乾杯!」その後は女のエロ話
が続いた。

 時間と共に、酔いも回って宴も乱れてきた。
「私、お客様の芸が見たいわ」食事を運んでいる百合が言い、薫と恵里は一瞬動きを
止めたが「たとえば、どんなこと?」と尋ねる。

 「エッチパ-ティだから、普段したいをエッチを皆さんが披露するの。激しいエッ
チですよ。勿論、無礼講です」
「面白そうね。まず、私からやる!」酔いが回った美紀が名乗り出て、テ-ブルにあ
ったサラミソーセージを手に持った。
「美紀は、これからオナニ-します!」皆が見えるように正面に腰を降ろし、足を広
げて淫裂を見えるようにする。

 その後、指でピンクの突起を愛撫していく。
勿論、乳房を揉んだり乳首を摘んだりとしていくと、いつの間にか、美紀は本気にな
っていて、淫裂が柔らかくなったのを確認すると、サラミを淫裂に押し込んだ。

 「いいわ。オナニーを見られると、よけいに感じる!」美紀は快感が高ぶり、サラ
ミのピストンし「クチャ、クチャ!」淫裂から淫汁が流れ肛門まで濡らしている。
「気持ちいいわ!」美紀の手の動きが速まり、腰も動いて「あ、あ、あ!」悶え声を
上げながらオナニ-している。

 暫く続けて「もうダメ。いくわ、いく~!」サラミが淫裂にスッポリ収まったまま、
全ての動きを止め、荒い息使いをして入る。
「凄いわ、私も興奮してきた」見ている皆の膣が濡れている。
(よくやるな。こんな淫乱な女がいたとは…)ビデオを構えた男の肉竿から、液体が
漏れ出てパンツを汚していく。

 「次は由香よ」オナニ-を終えた美紀が由香を指名し「私もオナニーします!」先
程教わったように乳房を撫で、淫裂を触りながら声を上げていく。
(なんて奴らだ。これでもお嬢様かよ…)パンツを濡らしながらビデオを撮り続けて
いる。
こうして由香も芸を終えた。

 「次は、薫の番よ」オナニーを終えた由香が薫を指名した。
「お嬢様は、特別な芸なので恵里様が先に致します」百合は戸惑う恵里を正面に立た
せ「恵里様の相手はこちらです」とドアの入り口を指差した。
恵理は恐る恐るドアを開けると、全裸の健二が立っているが、覗き見をしていたから、
肉竿がそそり立っている。

 「キャー。男よ、男よ~!」由香と美紀は悲鳴をあげてうずくまり、乳房と性器を
手で隠す。
「皆様、ご安心下さい。これもショーですから」百合は男を恵理の前に立たせ「わか
っているでしょうね。やらなかったら責任持たないからね」恵理に耳打ちする。

 恵里は強ばった顔をして、健二の正面に膝を付けて座り、両手で勃起している肉竿
を擦りだす。
「お願いです。私とセックスして下さい」恵里は哀願したが、美紀や由香も驚いた。

 「チンポコが欲しいのか?」
「はい。これで、私のオ○ンコをグジュグジュにして下さい…」
「そんなに欲しいなら、証拠を見せて貰う。まずは、口でやれ!」髪の毛を掴み、恵
里の顔を勃起した肉竿に押しつけた。

 恵里は何の抵抗もせず、大きく勃起している肉竿を口に迎え入れる。
「やれ、やるんだ!」恵里は頭の前後運動を始めて「ズル、ズル!」肉竿が唇で擦ら
れ、その刺激で肉竿は更に堅くなっている。

 「もういい。床に寝ろ!」恵里は命令通り、床に横になると「これで、オナニーを
するんだ!」電動バイブを恵里の乳房付近に投げた。
「恥ずかしくて、私できません!」
「だったら、俺のチンポは要らないんだな?」

 「オチンチンでして下さい。これでやりますから…」恵里はスイッチを入れ、淫裂
にバイブを押しつけた。
バイブは唸り音を部屋に響かせ、ゆっくりと淫裂の奥まで達し、動かしだすと「あ、
あ、あ!」声を上げている。
「気持ちいいか?」
「はい、気持ちいいです。でも、オチンチンでされたいです。早くチンチンをオ○ン
コに入れて下さい」

 「チンポが欲しいなら、皆に足を広げて欲しいのを見せてやれ!」恵里は恥ずかし
そうに、足を広げてバイブの入った淫裂を見せた。
絨毛が剃られているからバイブの様子がよく見え、透明の液が流れ出ているのもわか
る。

 「早く、私のオ○ンコにオチンチンを入れて下さい!」
「わかった。くれてやる!」恵里の催促に覆いかぶさり、恵里はバイブを抜き、変わ
りに肉竿を淫裂に導く。
「そこです、下さい!」腰を押しつけ、肉竿が淫裂の中に吸い込まれていく。

 「気持ちいいです。もっと強くお願いします!」健二は動きを早めて「クチャ、ク
チャ!」淫裂から音が鳴り、それを見ている美紀達も興奮して、自分の淫裂に指を入
れたり、乳房を揉んだと、またオナニーを始めた。