「恥辱の舞踊家元」

                     赤星直也:作

第6話 避妊治療

 
 「仕方ないでしょう。スカートやズボンなら下だけ脱げるけど、着物なんだし」口
を尖らせてナースが言うと「照子、そうムキにならないで。後で良いことあるから」
玲子が宥めた。
「玲子が言うならそうする。とにかく、脱いで!」照子と呼ばれたナースも冷静にな
っている。

 佳子は帯を解き出すと(ブラを着けてれば良かった…)パンティは履いているのに、
ブラジャーは着けてなかったのを後悔しているがもう遅い。
仕方なしに帯を解き、紐も解いて襦袢姿になったが(これを脱いだらオッパイが…)
躊躇している。

 「ほら、急いでよ!」玲子が急かし、紐も解いて襦袢も脱ぐと、佳子が身に着けて
いるのはパンティだけになってしまった。
(恥ずかしいけど、妊娠はしたくないし…)覚悟を決めて最後の布地を引き下げてい
くと、黒い絨毛が露わになっていく。

 その絨毛を照子が見つめており(見ないでよ、恥ずかしいのに…)パンティを膝ま
で下げ、足を交互に上げて全裸になった。
照子は「ここに乗って足を開いて!」容赦なく指示し、それに従うと腰が浮き上がり、
股間が照子の目線になっている。

 照子は淫裂を覗き「やったばかりね、まだ着いているわよ」膣の中にまだ精液が残
っていたようで「このまま待って!」部屋から出た。
(早くして。丸出しなんだから…)乳房を両手で押さえ淫裂を露わにしたままだから、
羞恥心が高まっている。

 暫くして「お待たせしました」白衣を着た男性が現れて膣穴を覗き込み「洗浄して
くれ」照子に指示した。
「わかりました」照子は慣れた手つきで器具をセットし、佳子の淫裂の中に洗浄液を
送り込み「避妊具を使うのよ」注意された。
佳子は(無理矢理やられたのに…)反論も出来ず黙っていると「手を退けて!」医師
からの指示が出た。

 それに従い、胸から手を退けると乳房が露わになり乳首が膨らんでいる。
「立派だね。調べるよ」医師は両手で乳房を掴み揉んでいく。
「やめて、何をするのよ!」手を振り払おうとしたが「診察だ。検査してるから安心
しろ」やめようとはしない。

 そう言われれば、手を退けされるがままにしているが、乳首も摘まんで擦りだした。
(いくら診察でも、そんな事しなくてもいいのに…)目を閉じ乳房、乳首と触られて
いく。
その様子に、照子と玲子は顔を見合わせ微笑んでいる。

 乳房を触っていた医師だが「薬を出しておくよ」そう言うとまた淫裂を覗き込んで
「ここが残っている!」割れ目の上にあるピンクのクリトリスを撫でた。
すかさず「あっ!」佳子は声を上げて腰を動かすが「動かないで!」注意されなおも
クリトリスを触り続ける。
(やめて、そこは関係ないわよ!)一番敏感な部分を攻められ、声を出すまいと堪え
ていたが「先生、私がやります!」今度は照子が撫で出し、淫裂からは淫汁が流れて
いく。

 「あら、オ○ンコしたいんだ。終わるまで我慢して」照子はなおも撫でるが「あ、
あ、あ~!」声が出ていき腰も動いていく。
「先生、患者さんがオ○ンコしたがってます!」薄笑いを浮かべて言い「そんなにオ
○ンコがやりたいなら、やってやるよ」医師はズボンを引き下げ、肉竿を露わにする
と佳子の淫裂に押し当てた。

 「イヤ、セックスはイヤ!」拒んでも「これは治療だ、オ○ンコしたいんだろう?」
勝手なことを言って肉竿を押しこんでいく。
「良かったわね、好きなオ○ンコができて!」照子は佳子の胸に顔を埋め、乳首を吸
いがら揉んで2人で佳子を辱めている。
(好きじゃないわ、勝手にやっているだけよ!)言葉に出さず堪えていると、乳房と
淫裂に快感を感じ「あ、あ、あ~!」声が出て腰も動きだした。

 その声に玲子も診察に現れ「よかったわね、好きなオ○ンコができて」見下して言
う。
「これは治療だよ、やりたがってたし…」医師は言い訳しながらも肉竿を動かし続け
て「出そうだ…」噴射間近の肉竿を抜いた。
すると「先生私がします!」照子は医師の前に膝を着き肉竿を口に入れると「フグ、
フグ!」唇で擦って行く。

 「出すよ、いいんだね?」照子の頭を両手で押さえて「う~!」唸り声と共に噴射
を始め、出し切ってから肉竿を抜いた。
「先生、お口にさせたんだから、奥様ともいいんでしょう?」意味ありげなことを言
い「3人でやろう、それなら認めるよ」肉竿を仕舞いながら医師は言う。
「それでも構いません、約束ですよ」照子は診察台から佳子を降ろし「着てもいいで
すよ」器具を片付け出した。

 佳子は診察台から降りるとパンティを履き、襦袢を着だし次々と着込んで元の姿に
なった。
「薬も出しておくよ」医師はそう言うと出て行き、照子が「玲子、この人もやるの?」
玲子に話し掛ける。
「まだ無理よ、やれるようになったら声を掛けるから待ってて」玲子も言うが佳子は
(何のことかしら)これから辱めを受けるのを理解できなかった。

 佳子は着物姿になると玲子に自宅まで送られたが、大原と徳田は後片付けをしてい
る。
徳田は「見ろよ、バッチリ撮れてるぞ」画像を見ながら話すが「写真もいいけど、ビ
デオも見たいな」大原は不満があるようだ。

 「焦らなくていいよ。この写真がある限り、こっちの言うがままなんだから」その
言葉に「その通りだな。だったら、例会に参加させてみようよ」大原も納得したよう
だ。
「例会か、それも面白いな。玲子に聞いてみるよ」徳田も賛成した。

 話がまとまると、2人は玲子の店に出かけ「今度の例会なんだけど…」桂子の参加
を打診すると「あの人ね。私もそう考えているの」同じ考えでいる。
「だったら、決まりだな。師匠に何をやらせるか考えないと」
「そうね、素っ裸での踊りなんてどうかしら?」玲子が提案すると「それじゃ、能が
ないな。オ○ンコ弄りもやらせないと」徳田も提案する。

 「オナニーか、面白いわね。ついでにヘアを剃らせましょうよ」玲子は笑顔で言う
が「パイパンか。面白いけどやるかな?」首を捻る大原だ。
「やるわよ、撮った写真を見せればね」自信たっぷりに言い「照子も呼ぶけどいいよ
ね?」付け加える。
「照子か、それはおもしろや。2人の素っ裸が見られるしな」大原と徳田は笑顔にな
った。

 数日後、大原は桂子に電話を掛けたが「もう、構わないで下さい…」話をしようと
はしない。
「そんな事言うなら、写真の責任持ちませんよ」
「それだけはやめて下さい」
「だったら、また付き合って下さいよ」日時と場所を言うと「わかりました、伺いま
す」承知した。