「恥辱の舞踊家元」

                     赤星直也:作

第2話 盗撮された2人


 翌日、大原と徳田は佳子の家を訪ねた。
「報知器の取り付けに来ました」そう言うと中に案内され、2人掛かりで取り付けを
始めたが「大丈夫なんだろうな?」「確かめるよ」スマホを操作して確認してから取
り付けていく。

 「これで、楽しめるぞ」微笑みながら7台を据え付けていくが「これは何なの?」
置かれた発信器が気になるようだ。
「充電器です、これで直流に変換しまして…」大原は説明しているが、佳子には理解
できず「そうなんだ…」横目で見るだけだ。

 こうして据え付けが済むと、2人は大原の店でモニターを見つめた。
「いいね、バッチリじゃないか、録画も出来るんだろうな?」
「勿論さ、切り替えはこうやるんだ」画面を切り替えると佳子の着替える様子が映し
出された。
着物を脱いで下着だけになると、ブラジャーを外して乳房が揺れている。

 「オッパイだ、お師匠さんのオッパイだ!」2人は興奮しながら見ているが、佳子
は襦袢を羽織ると着物を着込んでいく。
「これで終わりかよ」見ていた2人は落胆顔でモニターを消したが「録画だけはやる
よ」録画のスイッチを入れた。
「そうだよな、面白いのがあったらオ○ンコややれるしな」また笑顔になって話して
いる。

 その日の夜、佳子が風呂に入っていると「先生、今日もいいでしょう?」珠代が全
裸になって現れた。
「そうね、今夜は疼くから激しいのでやりたいわ」佳子もその気になっている。
珠代は「わかりました。そうします」返事すると美子の体を洗い出しからの隅々まで
洗った。

 体を洗い終えると2人はリビングに戻って抱き合うが「先生、今日はこれでします」
ペニスバンドを股間に取り付けていく。
「それだと、奥まだ入るんでしょう?」不安と期待があり「大丈夫です」珠代が桂子
の足を広げて淫裂に押し込んむと「あ、あ、あ~!」声をあげだした。

 「気持ちいいでしょう、ここにもやります」ペニスで突き刺しながら乳房を揉みだ
し「いいわ、気持ちいい…」淫汁も流れだして「ヌチャ、ヌチャ!」音も出ていく。
珠代は頃合いを見計らって「先生、後ろからしましょうよ」四つん這いになるよう言
う。

 「やったことがないけど、これでいいの?」佳子が言われるまま四つん這いになる
と、後ろからペニスが押し込まれ、今迄味わったことのなお感触が襲っている。
「ダメ、変になっちゃう!」腰を振り声を上げても珠代は両手で腰を押さえてペニス
の抜き差しを続けていく。

 「先生、声を出してもいいですよ」勝ち誇ったように珠代が腰を振っていくと「行
く、行く!」絶頂間近になって、流れ出る淫汁も多くなってきた。
「先生、行きたいなら行ってもいいですよ」珠代が言うと「もうだめ…」四つん這い
から俯せに崩れて「ハア、ハア!」荒い息遣いだ。

 珠代はペニスを抜くと「先生、私も行きたい…」佳子の股間に取り付けた。
「わかった、やってみる…」今度は珠代が四つん這いになって、桂子が後ろからペニ
スを押し込んでいくが「あ、あ、あ~!」声を上げ髪の毛を振り乱している。
「気持ちいいでしょう。もっとしてあげるね!」腰の振りを早めると淫汁も流れ出し
「行く、行く~!」珠代も登り切り俯せに崩れていく。

 「先生、後ろからされると凄くいい…」喘ぎながら言うと「そうね、後ろからだと
確かに奥まで入るしね」そう言うと抱き付き唇を重ね合う。
珠代も拒まずに吸い返すが、2人は盗撮されているのを知らなかった。

 翌日、大原は徳田を呼んで「凄いことをやっていたよ!」録画を再生し「お、オ○
ンコ丸見えだ!」驚きの声を上げた。
「凄いだろう、これであの2人とオ○ンコやり放題だな」笑顔で言う大原だが「まだ
まだだな。もっと凄いのを撮って、グーの根も出なくしないと無理だよ」徳田は慎重
だ。

 「そうだよな。これくらいじゃダメだよな…」大原が納得すると「もし、凄いのが
撮れたら素っ裸を撮ろうよ。場所は俺が探すから」提案している。
「どうせ撮るなら、縛ったのも撮れよ。俺あれが好きなんだ」「緊縛か、それもいい
な」モニターを見ながら話している。

 そんな事など知らない2人だが、珠代が用事で外泊することになり「先生、今夜は
これで楽しんでください」ビデオと一緒に1人用のディルドーを差し出した。
「そうね、1人だけでは寂しいし…」受け取ると見つめると「後は任せて」そう言っ
て珠代を送り出す。

 珠代がいなくなると自分で全てをしなければならず、終えた頃は日が沈みかけてい
る。
「とにかくお風呂ね」お湯を入れ、服を脱ぎでシャワーを浴びて体を洗っているとお
湯も貯まっていて浴槽の中に入った。
「ビデオってどんなのが映っているんだろう?」気になって仕方がなく、頭から離れ
ない。

 それでも体を温めると濡れた体をタオルで拭き、全裸のままでリビングに入ってい
く。
「これね、どんなビデオかしら?」再生すると女性が数人の男に服を剥ぎ取られてい
る。
「これって、裏ビデオじゃないの?」なおも見つめていると、全裸にされて犯され悲
鳴を上げ続けている。

 それを見ているが「凄いわ、何だか興奮してきたわ」自然と手が股間と胸に伸びて
触りだした。
指が膣の中に入り動いているが「そうよ、あれもあったわ!」ディルドーを持ち、ビ
デオを見ながら膣の中に押し込んでいく。

 「気持ちいいわ。まるで私が犯されているみたい…」虚ろな顔でディルドーを出し
入れしている佳子だが「見ろよ、オ○ンコ弄くっているぞ!」大原と徳田は画面を見
て声を上げている。
「撮れているんだろうな?」
「勿論さ、心配しなくていいよ」
「それなら安心だ。これで、オ○ンコが確定だな」
「それだけじゃないぞ、縛って虐めるのも確定だよ」
2人は笑顔で話しているが「ダメ、そんなのダメ…」声を上げディルドーで膣を突き
刺し続けている。

 ビデオを見てから30分程で「これは何かしら?」別なビデオを再生するとレズ物
だ。
「女同士か、どんな事するのかな?」興味本位で再生していくと「また、やりたくな
っちゃった…」濡れた膣穴に再びディルドーが押し込まれていく。
「見たかよ、またやり出したぞ」大原は声を上げ「これを見せたら、こっちの言うが
ままさ」徳田も笑顔になっていた。