「狙われたセレブ」

                     赤星直也:作
第2話 剃毛

 エステを出て景子が屋敷に戻ると「奥様、エステはいかがでしたか?」メイドの寛
子が尋ねた。
「気持ちよかったわ。なんだか、フワフワした気分になって…」まだ興奮が納まって
いない。
「それなら良かったですね」笑顔で寛子も答えた。

 そして、夕方になり食事を済ますと、景子は浴室に向かう。
服を脱ぎ、全裸になると体を石鹸で擦るが「膣が気持ちよかった…」エステでの事が
思い出される。

 「ここに、チンポが入って…」目を閉じ、膣穴に指を入れたが「違うわ。もっと気
持ちよかった…」自分の指とは感触が全然違う。
「欲しい、あのチンポでやられたい…」樹脂のペニスを思い浮かべながら、指を動か
し出す。

 それでも、敏感なクリトリスを撫でると「いいわ、ここがいい!」声を上げた。
その声は、家事をしている寛子にも聞こえ「もしかしたら?」不安になって浴室を覗
くと(オナニーだわ、奥様がオナニーしてる!)声を上げる寸前だ。

 寛子は冷静になり、一旦戻るとタオルを持って「奥様。タオルをお持ちしました」
中に入った。
それには景子も驚いたが、淫裂をなおも、弄っている。

 「奥様。何なら、私がお相手しましょうか?」
「そうして。今夜は凄く疼いて納まらないの…」
「それでしたら、これからお部屋で…」寛子の言葉に、景子は体を拭くと一緒に寝室
へ向かう。

 2人が寝室に入ると「奥様、私も裸になります」寛子も服を脱ぎ出し、景子も巻き
付けたタオルを解いて全裸になった。
「奥様、私はこのように、貧弱でして…」申し訳なさそうに乳房を露わにした。
「寛子さん、貧弱じゃないわよ、自信持って!」露わになった乳房を撫で出す。
「そうでしょうか?」信じられないと言った顔で、パンティも脱いで全裸になった。

 寛子は景子を寝かせると、股間に顔を埋めて、指と舌で淫裂を撫でだす。
それには「いいわ。そこをやられると、気持ちいい!」声を上げ背中を浮かせた。
寛子は、なおも指と舌を使うと「あ、あ、あ~!」声が大きくなり、淫裂から汁が流
れてくる。

 (奥様は気持ちよさそうね。それなら、指を入れないと…)寛子は膣穴に指を入れ
クリトリスを舌でなめだした。
「いいわ。凄くいい!」更に声を上げ腰を浮かせて動かし出す。

 寛子が、なおも指を動かしていくと、景子は(後からされたい…)雑誌で見た事を
思い出し「どうせなら、後からして…」景子は四つん這いになって尻を向けた。
「わかりました。そうします」目の前にある淫裂に、指を入れ動かし出すと「あ、あ、
あ~!」声を上げて首を振りだした。

 2人はその後、役目を変えて、寛子の淫裂を景子が撫でていく。
「いいわ、凄くいい!」寛子は夫を亡くしてからは、性行為がないから快感で淫汁を
流している。

 なおも、景子の指が動いて「行く、行く~!」息を荒立てて、動きを停めた。
2人は、息を弾ませながら横になっていたが「奥様、ヘアがあるとやりにくいでしょ
う?」寛子が言い出す。
「そうね。確かに、ヘアのない方がお口ではやり易いわ…」

 「だったら、剃ってみません?」
「そんなの恥ずかしいわ。割れ目が剥き出しなんて…」
「そうでしょうか。私、あとで試してみます」寛子は脱いだ服を持って出て行った。
「剃った方がいいのは確かだけど、真一さんが何というか…」夫への気兼ねもある。
 
 それから、暫くして、タオルを巻き付けた寛子が戻ってきた。
「奥様。ご覧下さい、剃ってみました…」タオルを解くと、絨毛のない淫裂が露わに
なり、飛び出た肉襞が見える。

 「これが、寛子さんの性器なんだ…」ジッと見つめると、淫裂から飛び出た肉襞を
撫で出す。
「変な感じです。ヘアがないと変な気分になります…」淫裂も撫でられて、上擦った
声を上げ出す。
(私も、剃ってみようかな。真一さんだって、わかってくれるだろうし…)景子はそ
の気になってしまった。

 翌日、景子はあのエステに出かけた。
受付では、昨日のエステ嬢を指名し「今回も特別なのでお願いするわ」そう言って服
を脱いでいく。

 そして、全裸になると「ヘアの手入れを頼めるかしら?」「手入れでしたら、お任
せ下さい」早速準備を始める。
「全部剃って欲しいの。性器を剥き出しにしたいし…」恥ずかしそうに言うと「最近
多いんです。外人さんは剃ってる方が多いですしね」慰めの言葉を言う。

 さらに「ヘアがないと、お口でもやりやすいですしね」そう言ながらハサミを当て
て絨毛を切りだした。
エステ嬢は、残さず短く切るとムースを塗り込みカミソリを持った。
「危ないですから動かないでください」注意するとカミソリを当てて動かし出す。

 慣れた手つきで剃っていくと、程なくして、割れ目が剥き出しになった。
露わになった淫裂からは、肉襞が飛び出ており「奥様、ついでですから手入れします」
その肉襞を丁寧に撫で出す。
(気持ちいい、オナニーより感じる…)快感を感じるが(早く、特別でしてよ…)昨
日の快感程ではない。

 それはエステ嬢も(まだ、濡れてない…)開いた淫裂の中が濡れてないからわかっ
ている。
それでも、肉襞を撫で、クリトリスも撫で出すが「気持ちいいわ、でも、特別な方が
いい…」我慢できず催促した。

 「それでしたら準備します」服を脱ぎ、全裸になると樹脂のペニスを股間に取り付
けて、景子に抱きついた。
(そうよ、それで、膣を突くのよ…)期待しながらペニスを待つと、ゆっくりと狭い
膣穴を広げながら入り込んできた。

 「奥様、始めます…」エステ嬢は腰を動かしてペニスをピストンするが(違うわ、
昨日とは違う…)感触が違っていた。
それでも、身を任せても快感は程々で膣の中も濡れてこない。

 「違うわ、昨日とは違う…」景子が言うと「薬を塗ってません。使いましょうか?」
「昨日は薬を使ったの?」
「はい、サービスで使用しました」
「だったら、今日もやってよ。気持ちよくやって欲しいし…」
「わかりました」エステ嬢は起きあがり、小さな袋を開けて、粉末を取り出すと水で
溶かす。

 その水をペニスに塗り揉むと「これからします…」また、淫裂を突き出した。
樹脂のペニスが動き出すと、昨日の快感が戻り「いいわ、これがいい!」声を上げ、
淫裂も濡れている。

 エステ嬢はなおもペニスを動かしていくと景子は「あ、あ、あ~!」声を上げ淫汁
を漏らし、背中が浮いていく。
「奥様、オッパイにもします…」乳房を揉み、乳首を摘むと「あ、あ、あ~!」また
声を上げ、流れ出る淫汁も増した。

 エステ嬢はそれを見て「奥様、後からやりませんか?」四つん這いになるよう言う。
「あれ、凄く気持ちいいんでしょう?」
「はい、奥まで入りますから」淫裂にペニスを押し込むと、両手で腰を押さえて突き
だした。

 「いいわ、凄くいい!」膣を突き刺す快感に体が揺れ、垂れ下がった乳房も揺れて
いく。
ペニスはなおも動いて、淫裂を突き刺していくと「ダメ、行くわ、もう行く~!」崩
れて俯せになった。

 「満足いただけましたでしょうか?」エステ嬢はペニスを抜くが、景子は朦朧とし
ており、次第に意識がなくなった。
「奥様。いかがでしたか?」エステ嬢は景子の意識がないのを確認すると、昨日と同
じくカメラで撮り出す。

 絨毛の剃られた淫裂は、念入りに撮っている。
「これだけ撮ればいいかな?」カメラを置いて服を着だし、それから30分ほどして、
景子の意識が戻りだした。

 「奥様、お疲れのようですね?」何食わぬ顔で言うと「そのようね、眠るなんて疲
れているんだわ…」景子は脱いだ下着や服を着こむと自宅に向かった。