『加奈子 悪夢の証書』
 
                 Shyrock:作
第8話


 園木は溝に指を填め込んで軽く前後に往来させた。
加奈子の尻がぷるっと震える。
「いやっ!」

 「ふふふ、社長、このとおりです。」
園木は濡れて光った中指を見せた。
「へえ~、もう指がテカテカになっとるやないか。ちょっと触られただ
けでもう感じまくりかいな。ほんまにスケベーな奥さんやなあ。」

 「感じてなんかいません!」
「そうかな?感じてないのにどうして濡れるの?奥さん。」
「・・・・・・」

 意地悪な質問が浴びせられ、加奈子は返事につまった。
夫が他界して以降、まだ若い身空で“性”からは久しく遠ざかってしま
っていたが、かといって自身、性への渇望はそれほどなかった。

 まれに夫を想い出し、枕を濡らしながら、ひとり自分を慰める夜はあ
ったが、それは愛する夫ゆえの行為であると思っていた。
そんな純粋な思いが、突如現れた二人の男たちに無残にも引き裂かれて
しまった。

 「社長、ここは社長ご自身の指で確かめていただかないと・・・」
園木はニタニタしながら阿久原を囃し立てた。

 「えっへっへ~、そないに言うんやったら私も・・・」
園木のほっそりとした指とは対照的な、節だらけの太い指を加奈子に突
き立てた。

 「きゃあ~~~~~~~!!」
指は肉襞を割って、狭間に沈んでいく。

 「締め付け結構きついなあ。指一本でもやっとこさやわ。」
「人妻とは思えないきつさですか。」
「アホいえ。子供産んだらちょっとだけ緩うなるけど、ふつうは人妻で
も未婚でも、きつさは変わらんわい!」

 阿久原はそう言うと、急に早いピッチで指を動かし始めた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ~~~!!やめてぇぇぇぇぇぇぇ~~~!!」
加奈子は腰をよじって逃れようとしたが、自由を束縛された身では限界
があった。

 「奥さん、ここの数の子みたいにコリコリしたとこ、たんと擦ったら
どないになるやろなあ~?」
(グチュグチュグチュグチュ!)

 「ひぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~!!」
阿久原は一見鈍重に見えるが、指の動きは実に滑らかだ。
高速度で指ピストンを繰り返した。

 (グチュグチュグチュグチュ!グチュグチュグチュグチュ!)
「いやぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~!!」
園木は加奈子の内股に手を宛がい、足の拡げ役に徹している。

 「奥さん、どや?長いことエッチしてへんから、気持ちよすぎて気ぃ
狂いそうなんちゃうか~!?がはははははは~~~!」

 (グチュグチュグチュグチュ!グチュグチュグチュグチュ!)
「あぁ!いやっ!許してぇ~おねがい~・・・いやっ!だめっ!」

 (グチュグチュグチュグチュ!グチュグチュグチュグチュ!)
「ひぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~~~!!」

 (グチュグチュグチュグチュ!グチュグチュグチュグチュ!)
「あぁぁぁ~だめぇぇぇ~あぁん!いやぁん!あぁっっっっっ!!」

 (プシュッ!!ピュゥ~~~~~~~~~!!)
指が挿し込まれた亀裂から、噴水のように水が飛び散った。

 「おおっ!潮噴きよったで~!」
「きゃぁ~~~~~~~~!!」
「すごっ!潮吹きだっ!!」

 (ピュゥ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!)
阿久原は指を離し潮が吹く光景を満足そうに眺めていた。