『放課後の憂鬱』

                               ジャック:作
第11章「翻弄」(2)

 「そんな顔したってダメだよ。大丈夫だって。僕は藍ちゃんのこと大好きなんだ。酷
いことなんかしないって。じゃ、手錠かけようね。」
「・・や、やめて・・お願い・・」

 高科と、そんな話をしている間に、吉田とゆうこが藍に近づいて来た。ゆうこが藍の
前に、吉田が後ろに立ち、藍は二人に挟まれていた。吉田は、藍に見えないように、手
錠を隠し持っている・・。

 「藍さぁ・・ちゃんとやってくれないと、いつまでたっても終わらないのよ! いい
かげんにしてよ。」ゆうこが言った。
「だ、だって・・」

 藍が言いかけると、ゆうこが突然話題を変えた。
「ところで藍、さっき覗いてなかった?」
「・・・え、えっ? なにを・・」
藍はなんのことだかわからずに、戸惑っていた。

 「しらばっくれないでよ。ちゃんと見えたんだから! 覗くなんて最低!」
「そ、そんな・・覗いてなんか・・」
「ほんと? じゃあ藍が何してたか、みんなに言ってもいい? せ・ん・ぱ・い、と・
・」

 藍は覗いていたことを見られていたばかりか、高科とのことまでゆうこが知っている
ようなので驚いた。そして慌てて答えてしまった。
「・・だ、だめ・・お願い、言わないで・・」
「じゃあ、黙っててあげるから、あたしの言う事聞きなさいよね。手をこうやって!」

 ゆうこは自分で後ろ手に組んで見せた。
藍は仕方なく、ゆうこのするように後ろ手に組んだ。
すると、すかさず藍の後ろに立っていた吉田が藍に手錠を掛けてしまった。

 カチャ
そんな金属音と同時に、藍の両手は自由を失った。
「あぁっ・・いやっ! はずして! はずしてよっ!!」

 手錠の冷たい感触に、先程両手を吊り上げられて、すべてを晒された屈辱の記憶が蘇
った。
今度は両手を後ろで拘束され、やはり何一つ隠すことができないのだった。
藍は何とか手錠を外そうとしきりに両手を動かした。しかしカチャカチャと音を立てる
だけで、なんの甲斐もなかった。

 藍が必死に足掻いているうちに、藍を取り囲むようにして部員たちがゆっくりと迫っ
てきた。
藍はその雰囲気に怖くなって、
「な、なにするの?」と言った。

 が言い終わると同時に、高科に突き飛ばされた。
「きゃあ!」
藍は後ろに敷いてあったウレタンマットの上に倒れた。
すぐに立ち上がろうとしたが、手が使えなかった。その上、まるでトランポリンの上に
いるかのように足を獲られ、思ったように立てなかった。

 「あっ、あっ。」
藍がじたばたすればするほど、レオタードはますます捩れ、藍の股間に食い込んでいっ
た。
「藍ちゃん、いいねぇ。もうすぐア○コが顔を出しそうだよ。」
吉田がねちっこく言うと、藍は慌てて股間を隠そうと手を動かしたが、無駄だった。

 その慌てた様子や体をくねらせる情景は本当に監禁され、これから酷いことをされる
女そのものに写った。
ビデオカメラを持った伊藤は、藍の股間にカメラを近づけ撮影している。

 「だ、だめっ! 見ないで! 撮らないでよぉ・・」
藍は泣きながらそう訴えたが、伊藤は聞き入れず、無言で撮り続けた。
「さ、そろそろいいぞ!」

 高科の合図で、さちとゆうこが藍の足元に近づいてきた。手にはロープを持っている。
さちとゆうこはそれぞれ藍の両足を押さえ付けると、足首にすばやくロープを結びつけ
た。そしてその反対側を引っ張っていった。
藍の閉じていた足はロープに引かれ、伸びきって、その上大きく開かれていた。

 「あぁぁぁっ! いやっ!」
藍は足の自由も奪われてしまった。
いや、横を向いたり俯せになって、身体の前を隠すことさえできなくなってしまった。

 さちとゆうこはロープを柱に結び付けた。そしてさちが藍の大きく開かれた両足の中
央に立っていた。
「・・・なに・・するの?」

 藍は自分を、足の方からじっと見ているさちに尋ねた。
「藍、これじゃはずかしいよね。大事なとこ、はみだしそう・・」
そう言うとさちは藍のレオタードの股の部分を引っ張り上げ、さらに食い込ませた。
「・・ああぁぁっ!」

 すぐに伊藤は藍の股間に接近し撮影していた。
「や、やだっ! 見ないでよぉ。やめてぇぇぇぇ!」
「るっさいわねぇ。いいかげんにカマトトぶるの、やめてよ! ほんとはされたいくせ
に!」
「そ、そんなことないよぉ! やめてったら・・あっ!」

 さちは藍のレオタードから浮き出ているク○○○スを爪でなぞった。
藍は全身に震えが走り、声を出していた。
「あぁっ! やっ、やめっ・・あぁ!」

 藍ははじめ体を捩り、さちの攻撃をかわそうとしていた。
苦痛だった。自分の身体の、最も繊細に感じる部分への、おぞましい程の刺激だった・
・・が、オナニーの時の快感に似ていた。

 藍にはその区別が、だんだんと付かなくなっていた。
藍の身体は、次第に抵抗する力を失っていった。
「ほら、やっぱりして欲しいんじゃん。ゆうこもやりなよ、おもしろいよ。」
「うん!」

 今度はゆうこが藍の横にやってきて、レオタードの上から藍の乳首を摘んだ。
「・・うっ!」
藍は乳首とク○○○スを同時にいじられ、その刺激で何がなんだかわからなくなってい
た。

 藍が身体を、いやらしくくねらせている。
「た、たまんねーよっ!」
吉田はそう言うと自分の股間を押さえている。

 藍のレオタードの股の部分が湿り、色が変わってきた。
「やだっ、藍ったら、濡らしてるじゃん。」
「どれどれ、あ、ほんとだ。やらしー」
さちとゆうこは藍の濡れた部分をおもしろがって刺激した。

              

    この作品は「ひとみの内緒話」管理人様から投稿していただきました。