『ティーチャーズペット』

                          二次元世界の調教師:作

第5話 叛逆に失敗したみなみはオナニー出来ずオシッコで屈辱を受ける


ーー命令は10分くらいで消える、って言ってた。先生も油断してるみたいだし、あの
コントローラーを奪ってしまえば……

 先生はその時机の上にコントローラーを置き、そこから離れて私に話し掛けていたの
です。
まだキスされただけの今がラストチャンスだと思いました。

 男の人と経験のない私が裸にされて乱暴されてしまったら、もう一生取り返しが付か
ないではありませんか。
気付かれないよう慎重にお尻をずらして椅子から離れる準備をした私は、首輪が反応し
なくなった事を確認して呪縛が解けたと思い、机に向かって一気にダッシュしました。

 「キャア~ッッ!!」
「ご主人様に反抗なんか出来ねえ、って言っただろ、このバーカ!」
「ペットが勝手にコントローラーに触っちゃ駄目だよ、みなみ。死にたくなかったら手
を離しなさい」

 先生は油断していたのではありませんでした。
首輪を触ってしまった時と同じで、コントローラーに触るのも文字通り自殺行為だった
のです。

 強烈な首絞めにあった私は悲鳴を上げてせっかく手に入れたコントローラーを手放さ
ざるを得ず、次には半ば自棄になって余裕タップリの先生に飛び掛かりましたが、結果
は同じ。
「ご主人様に逆らう事は出来ない」と言う厳しい掟を思い知らされるだけでした。
「アンタ頭はいいはずなのに、学習能力はゼロだね、アハハハ……」

ーーこの子なら、何とかなる! 

 首絞めのショックでハアハアと息を切らした私は手負いの獣同然で、ニヤニヤしなが
ら罵りの言葉を吐きかけて来る田中さんに死に者狂いで突進しました。

「キャーッ! 先生、助けて!」
「おっと油断するところだったな」

 私は小柄な田中さんを捕まえて人質にするつもりでした。
でも取っ組み合いになって
しまった所で、頭の中に恐怖の命令が。

『椅子に戻りなさい』

 私は田中さんを組み伏せて彼女の首に手を掛ける所でしたが、泣く泣く彼女を解放し
て椅子に戻るよりありませんでした。
でないと私の方が先に絞め殺されてしまったでしょうし、仮に田中さんの首に手が届い
ても、いざとなったら人の首を絞めるなんて、出来っこありません。

 「先生、ひどい目に遭ったよ。こりゃあ、こっぴどくお仕置きしなきゃ」
「ははは。そうだな、洋子。お前にも毎日タップリお仕置きしてやったよなあ」
「何つーか、結構クセになるんだよね、イジめられるのって」
「どMってやつか」
「でもね、アタシ思ったんだけど、先生のお仕置きって芸がないっつーか、生ぬるい。
みなみは、女のアタシがしつけたげる。もう二度と反抗する気がなくなるくらい、徹底
的にお仕置きしたげるからね。嬉しい? みなみちゃ~ん」

 椅子に座ってそんな言葉を聞かされた私はもう生きた心地がせず、ガタガタと慄えて
椅子を鳴らしていました。
そして田中さんは、コントローラーのタッチペンを握ったようです。

 『洋子様の前で土下座して謝りなさい』

「ど、どうも、申し訳ございませんでした、洋子様」

 立っていた田中さんは、床に正座し、土下座して下げた私の頭をパンプスで思い切り
踏ん付けました。
私は痛みと屈辱でボロボロと大粒の涙がこぼれていました。
田中さんは、口でしゃべると同時に、手に持ったコントローラーのタッチペンも動かし
ます。

 「アタシもご主人様と同じだからね! 今度から洋子様と呼んで、二度と反抗すんじ
ゃねえよ!」
『クツの先を舐めて、感謝の言葉を述べろ』

 田中さんが後頭部から離したパンプスで今度は顎を蹴り上げ先を突き出すと、私は仕
方なくその汚い靴先を口に含んでペロペロと舐めました。
何とも言えない汚臭と味で吐き気が込み上げて来ましたが、田中さんは嫌になるくらい
長時間舐めさせてから、次の命令を下して来ました。

 「ありがとうございました、洋子様」
『スパッツを脱いで、先生に渡せ』

 ああ、とうとうエッチな事が始まるのか、と暗い気分に陥りながら黒いスパッツを脱
ぎ、今度は先生の方に持って行きました。
「こういう時の礼儀も教えてやれよ、洋子」

 私は頭に浮かんだ命令通り、やはり仁王立ちになっていた先生の前に正座すると、口
上を述べながらスパッツを差し出しました。
「ご主人様。みなみの、えっちなニオイが染みついた、スパッツでございます」

 先生はとても嬉しそうな顔でその黒い布地を受け取り、クンクン匂いを嗅いだりペロ
ペロと舐めたりしていました。
外見通りの変態ぶりに寒気がしましたが、私はこの人にペットとして飼われ結婚させら
れる運命なのです。
とめどなく流れ続ける涙で顔はぐしゃぐしゃになり、まともに目が見えないほどでした。

『スカートをめくって、ご主人様にパンツをお見せしろ』

 私が立ち上がって羞恥と屈辱でワナワナ慄えながらスカートを両手で上げていくと、
田中さんがキャハハ、と笑いました。
「何イチゴプリントのパンツなんかはいてんだよ! 今日び小学生でもはいてねえぞ、
そんなお子様パンツ!」

 でも先生はとても喜んでいました。
しゃがみ込んで手で嫌らしく撫でながら言うものですから、私は全身に鳥肌が立ちまし
た。

 「いいじゃねえか! バージンのみなみらしくて。うへへ、百倍ヤル気が出て来たぞ」
「全くしょーがねえロリコンだね、先生は! まだパンツ脱がすんじゃないよ、離れて
て、先生」

 コントローラーを握った田中さんが場の主導権まで取ってしまったようで、先生は大
人しく引き下がりました。

『立ったままオナニーをして見せろ』

ーーオナニーだなんて!……出来ない

 「あれえ、オナニーしろって命令したのに、始めないよ。おかしいな」
首輪も反応はせず、前の命令が消された私はスカートも下ろして、束の間だけホッと胸
を撫で下ろしました。
いつの間にか涙は枯れ果ててしまい、替わりにひどい羞恥が胸を締め付けてドキドキと
心臓が高鳴っているのがわかります。

 「パンツ見せたくらいで真っ赤になるとは、カワイイな、みなみ。お前、オナニーや
った事ないんだろ?」
「はい、ありません」
「うへへ、最高だぜ、みなみ」
「なーんだ、じゃ、教えてあげなくっちゃね。でも、その前に楽しいお仕置き思いつい
ちゃった」

 次に頭に刻まれた命令はオナニー以上に屈辱的で、私は本気で死にたくなってしまい
ました。

『この場でパンツをはいたままオシッコしなさい』

ーーうう、ひど過ぎる……

 あまりに非常識な命令に再び涙が溢れて来ましたが、首輪が徐々に絞まって来るとや
むなく私は先生の前で床にしゃがみ込み、シャーッと始めてしまいました。
お洩らししちゃうなんて、小学校低学年の時に一度くらいあったかしら。
イチゴパンツがビショビショになり、溢れ出た生暖かいオシッコが内股を伝う感触に、
私は気が狂ってしまいそうでした。

 「おお、こいつはたまんねえな」
「ね、最高でしょ! 美人の学級委員さんをイジめるには、こんなのでプライドを剥ぎ
取ってやるのがいいのよ。てか、先生! シコシコすんのはまだ早いって」

 一旦出してしまったオシッコはなかなか止まってくれず、しゃがんだまま上を向いた
私の涙目に、先生がズボンから取り出したモノをしごき始めたのが見えました。
すると、なぜだか胸がキュンとしてしまいました。

ーー大きい!

 私はすぐに目を下に向けましたが、すると床に水たまりが出来ているのが見えて、ま
すます惨めな気分に陥ってしまいます。
そして命令はまだまだエスカレートしたのです。

『床のオシッコを舐めてキレイにしなさい』

ーーそんなの無理!

 だって床の水たまりはかなり大量なのです。
でも命令に逆らえない私は、おしっこが終わると同時にはいつくばってペロペロと精一
杯舐め始めるよりありませんでした。

「アハハ、いい気味だよ、みなみ。ちょっとコッチ見てごらん」

ーーやめてえ!

 それは頭の中の命令ではありませんでしたが、反射的に田中さんの方を見ると、何と
彼女は携帯で私の惨めな様子を撮影していました。

 「さっきのオシッコから撮影してんだ。この後先生とエッチしてるとこなんかも全部
撮っちゃうからね。アンタがキモオタ先生のデカチンをおしゃぶりしたり、○ンコにく
わえ込んでガンガン腰を振ってるとこなんか見せりゃ、高橋君の百年の恋も覚めるって
もんだろうよ、アハハハ……」

 私はもうボロボロに涙を落としてますます水たまりを広げてしまいながら、一瞬でも
止めると首を絞められる恐怖で床のオシッコ舐めを続けねばなりませんでした。
そしてあまりの屈辱で気が触れそうになった私に、次の命令が下されたのです。

『上を向いて口を大きく開けろ』

 「よお~し、みなみ! ご主人様のお情けだ、一滴残らずゴックンするんだぜえ、ウ
ヘヘヘ……」
大きく開けた私の口の中に、さっきからシコシコやっていた先生がドロドロのザーメン
を流し込んで来ました。

 「うげえ、コイツマジでゲロ吐きやがった!」
「全くしつけがなってないね、みなみは。汚ねえから、もうやめて、エッチの方をしつ
けてやろうよ、先生」

 ゴックンしろ、何て言われても、オシッコと精液と言う2種類の汚物のダブルパンチ
に私は耐えきれず、とうとう大量に戻してしまったのです。
でも、私にとって本当に辛く羞ずかしい調教はまだまだこれからでした。