『恭子さん』

                          二次元世界の調教師:作
 
第38話 露出乱交で燃え上がる奴隷夫婦

 こうしてとうとう中学生の娘まで加わった我々寝取り軍団は外に出て、羽黒が恭子さ
ん宅のインタホンを鳴らした。
「山田さん、いらっしゃいますかの」
「はーい」

 これから行われる鬼畜のような寝取りの性宴を覚悟している筈だが、恭子さんの声は
明るかった。
玄関先に大挙して訪れた我々の前に現れた姿も、ゆったりしたホームウェアに身を包み
ニッコリと微笑んで、どこから見てもごく普通の平凡で幸せそうな若妻である。
とても貞操帯でガードされた股間を火のように疼かせ苦悶しているようには見えない。

 そしてやや遅れて姿を現した夫の達也もお揃いのようなホームウェアを着て、寝起き
みたいなボサボサの髪をかき上げ、普通の夫婦の休日の朝、と言う感じである。
だが、このホームウェアはすぐに脱ぎ捨てる亊が出来る「宴」に備えた服装なのだ。

 「せんせえっ! お久しぶりです」
「あ、ああ。お早う、ありささん」
「えへへ~。来ちゃった」
「あ、あの……この子は一体……」

 恭子さん夫婦も、まさかありささんが現れるとは夢にも思っていなかっただろう。
場違いなお下げ髪のセーラー服少女に大いに驚いている様子だった。
母親の麻里と違い、清楚で純朴な娘だと思っている筈で、短く上げたスカートの下でノ
ーパンのアソコから淫蜜を滴らせ、この性宴に志願して参加したなどと絶対に信じられ
ないだろう。

 明らかに動揺している恭子さん夫婦だったが、私は計算外だったありささんの亊は気
にせず、予定通り亊を進める。
すでに姉さんや羽黒と話し合って、今日の「宴」はいつも以上に刺激的なものとなるよ
う打ち合わせていたのだ。

 「気にする亊はありませんよ。それより今日はとても良い天気だ。ベランダに出てく
れませんか、恭子さん」
「えっ!? そんな、まさか……」
「何をためらっているのですか。さあ行きましょう」
「嫌ですっ! 人に見られてしまいます」

 「なあに、町内会長のわてが許したるから、エッチする所を皆に見て貰うとええが。
奥さんみたいなど変態のマゾ女なら、きっと死ぬほど興奮してまうで。夜やないから、
見物人が集まって来るかも知れん。病み付きになってまう亊、請け合いやで」
「酷過ぎます……」

 実際には庭に向かって開放されているベランダだから、人が集まって来るなどあり得
ないが、恭子さん夫婦の寝取られセックスを野外で晒してしまおうと言う試みだ。
私が恭子さんの手を取りベランダへと誘うと、本気で嫌がる愛妻に耐えられなくなった
のか、気弱な達也まで抗議して来た。
「そんな恥ずかしい亊だけはやめて下さい。恭子さんも嫌がってますから」

 ーーよしよし。少しは抵抗してくれないと、せっかくの「宴」も味気ないからな。こ
の所マンネリだったし、ベランダ露出プレイを企画したのは正解だったな

 そして恭子さんの手を取った私を阻止しようとした達也は、姉さんが後ろから抱き着
いて動きを止める。
「あら達也君。あなた達、自分の立場がわかってるのかしら」
「でも、ベランダでなんてあり得ません。よそから丸見えです」
「刺激的でいいじゃない。とにかくあなた達に選ぶ権利なんかないのよ。奴隷なんだか
ら」

 達也は姉さんにそう言い聞かされると、もうグウの音も出なくなってしまう。
離婚しなくて良い代わりに夫婦で結んだ奴隷契約は一生続くのだ。
私達に逆らえば契約違反と見なされ、達也は未成年暴行犯として警察の厄介になり、恭
子さんも解雇されて夫婦で路頭に迷う亊となる。

 後味は悪いが、あれだけの金と労力を費やした私としても、絶対に容赦するつもりは
ないのだ。
私の決意は、夫婦とも良くわかっているだろう。

 「へえ、ドレイなんだ」
「そうよ、ありさ。ママが言った通りでしょ。山田先生も奥さんも奴隷でね、何でも言
う事を聞かなくちゃいけないのよ」
「ふうん、かわいそう」

 ありささんが母親麻里から説明を受けてそう呟いたが、この「寝取りの宴」は若夫婦
が普段は忘れているかも知れない、自分達の置かれた「奴隷」と言う立場を定期的に確
認させられる場でもある。

 そしてこの奴隷契約を提案して恭子さん夫婦の離縁の危機を救ってやった羽黒が、姉
さんに羽交い締めにされた達也に言う。
「もちろん恭子さんだけやのうて、アンタも一緒に連れてったるさかい、心配はいらん。
そや、ご主人の方はもう裸になってから行きまひょ。さっさと脱ぎなはれ」

 「達也君、何グズグズしてるの。どうせ裸になるんだし……ははーん、さてはカワイ
イ教え子がいるから恥ずかしがってるのね」
いつもの宴なら最初抵抗して見せても、契約をチラつかせればすぐ従順に命令に従う気
弱な達也だが、ありささんにジーッと見られながら服を脱ぐ亊にためらいを見せていた。

 本当は羽黒と母親に調教されておませなエロ娘に変身しているありささんだが、スカ
ートが短か過ぎる亊を除けば、一見あどけない純朴な少女に見えるのだ。
ところがそのありささんが、裸になるのを躊躇する達也にとんでもない亊を言い出す。

 「せんせ、ありさが脱がせてあげよっか」
「い、いや、いいよ。自分で脱ぐ」

 ーーこの子は小悪魔だな

 ありささんにズボンを触られた達也は、慌ててそう口走る。
あの麻里の娘だから男を惑わす血が流れているのだろうか。
清楚な外見を保ちながら、かつて慕っていた恩師を弄び始めるセーラー服少女に、私は
そんな実感を抱く。
姉さんもそうだが、「女は化ける」と言うのは本当のようだ。

 「恭子さんはベランダで脱がせてあげましょう。さ、行きますよ」
「ああ……外でなんて、嫌です。本当に出なきゃいけないのですか」
結局観念して脱ぎ始めた達也を見て、私は改めて恭子さんを連れて行こうとしたが、恐
らく覚悟は決めていても脚が竦んでしまうようだ。

 無理もない。
こんな白昼に堂々と、誰に目撃されてもおかしくない開放されたベランダで、夫以外の
人間に陵辱されようと言うのだから。

 「往生際の悪い奥さんだなあ」
「おい、何やってんだよ! その女は奴隷なんだから、首輪でも嵌めて引っ張ってやり
ゃいいのさ。夫婦揃ってデクノボウじゃあるまいし、そんなノロマじゃ埒が開きゃしね
えよ!」
「ほんじゃま、奴隷らしく扱ってやりましょうかな」

 すると麻里が娘の前だと言うのに下劣な本性を隠さず、口汚く怒鳴った。
恭子さん夫婦がいつものように素直に成り切れないのは、この馬鹿女の娘とは思えない
可憐な外見の中学生ありささんの存在が一因のようだ。

 だが私は恭子さんが抵抗を見せてくれる亊に却って痺れるような黒い歓びを覚えなが
ら、羽黒から受け取った首輪と手錠で彼女を拘束していく。
そして後ろ手錠を嵌められた恭子さんの首輪のリードをグイと引くと、とうとうこの私
より長身でモデル級の美女は身をかがめながら外に向かって歩き始めたのである。

 「凄ーい。やっぱり奴隷なんだね」
ありささんが無邪気に発した何気ない一言に、恭子さんは美貌を曇らせる。
若夫婦にはまだその正体が明かされず、素朴な田舎の中学生に見えるセーラー服少女の
参加で、いつもより深い屈辱を覚えているようだ。

 計算外だったが面白い亊になって来た。
夫の達也は教師時代彼女に慕われていたようだから、ますます辛い亊だろう。
「では、ここに立って下さい。首輪を繋いだら手を解いてあげますから、自分で裸にな
るのですよ」
「はい」

 ベランダに出ると一番端に恭子さんを立たせ、首輪のリードをフェンスに繋ぐ。
多少動けるだけの余裕はあるが、もう反対側には絶対届かない拘束だ。
そちらには後から来る達也を繋ぎ、夫婦が互いに違う相手に犯されてしまう所を見せ合
うのだ。

 もうここまで来ては抗っても意味のない恭子さんは、私の命令に従ってホームウェア
を脱ぎ捨てていく。
そしてとうとう美腰にガッチリ喰い込む黒革の貞操帯だけになった恭子さんを正座させ
ると、私は鍵をチラつかせつつズボンから勃起ペニスを取り出し、顔の前で誇示して見
せた。

 ーーううむ、こりゃ予想以上に恥ずかしいな。向かいの家の窓から丸見えだし、遠く
からでもいかがわしい行為をやってる亊がバレバレじゃないか

 奴隷夫婦により深い屈辱を味わわせて辱めるために企画した露出プレイで、自分の恥
ずかしくなってしまった私は苦笑する。
女である姉さんが一番恥ずかしいに決まってるのだから、ペニスを出すくらいでひるん
でどうする。

 「恭子さん、正直におっしゃって下さい。私のコレが欲しいのでしょう?」
「ああ、そんな……」
恭子さんは返答をためらうが、目をしっかりと見開きじっと私の逸物を見つめると、一
瞬も目を離そうとはしない。
命令されてもいないのに、おぞましい筈の物体に魅入られて目を反らす亊も出来ないの
だ。

 それはまるで覚醒剤の患者が、心でいくら抵抗しても中毒性の薬の魅力に抗う亊が出
来ないようなもので、よだれを垂らさんばかりに蕩けてしまったまなざしには、少し狂
気の色さえ兆していた。

 愛する夫のいる身でありながら、凄腕の調教師羽黒によって、すっかり私のペニスに
馴染んでしまうよう女性器を作り変えられてしまった恭子さん。
奴隷契約を結んでからは貞操帯で完璧に性欲を管理され、一週間か時にはそれより長い
「おあずけ」を喰らってからの「寝取りの宴」を繰り返される亊により、ますます私の
男性器への依存症は酷くなる一方だろう。

 薬物中毒患者がまず完治する亊のないように、この道からはもう二度と引き返す亊は
出来ないのだ。恭子さんも、そして私も。
「ご主人もやって来られましたね、ちょうど良かった。おや? これは又何たるザマだ」

 肉体はとうに崩壊していても、心は貞淑な人妻である恭子さんを屈服させようと、私
が頬を肉棒でピシャピシャと叩く狼藉を働いていると、残りの人間に取り囲まれた夫達
也がベランダに連行されて来た。

 一足先に服を脱ぎ貞操帯も外されていた全裸の達也は、やはり首輪と手錠で縛められ
ていたが、何とその強烈に勃起したシンボルを、かつて慕われていた教え子であるあり
ささんにムンズと掴まれて引っ張られている。

 そして恭子さんとは反対側の端に首輪を繋いだ羽黒は達也を正座させたのだが、ニコ
ニコしながら達也のペニスを掴んでいるありささんはその手を離そうとはしなかった。

 「よっしゃ、ご主人の方はこちらに座りなはれ」
「すっごい、先生。おちんちんが熱くて、固くて、ビクビクしてる」
「さあ、ありさ。先生とエッチしたいんでしょ。まず一回出させてあげなさい」
「や、やめて下さい、ありさちゃん」
「どうしてえ? もうビュッと出ちゃいそうだよ」
「駄目だよ! ほら、先生の奥さんがあそこに……ああ、うああっ!」

 達也はもうこのセーラー服の美少女が、かつての清楚な教え子とは別人に変身してい
る亊に気付いていたろうが、羽黒が用意していたローションを手に垂らしたありささん
に、シュルシュルと滑らかに肉棒を摩擦されて断末魔のような悲鳴を上げる。

 「さあ、恭子さんも遠慮なく私のモノをくわえて下さい。ご主人だって、あの通り。
教え子さんにシコシコされてお楽しみなのですから」
情欲に燃えるような瞳の隅に、夫達也がありささんの手コキで追い詰められている痴態
を浮かべた恭子さんが、どうしようもない衝動に突き動かされて大きく開けてしまった
口の中に、私は痛い程に屹立したペニスをゆっくりとねじ込んでいった。

 恭子さんはもう諦めたかのように目を閉じて安らかな表情を浮かべると、羽黒に仕込
まれたのか男の快感のツボを的確に刺激する丁寧でかつ下品な口使いで私を喜ばせてく
れる。

 向こうでは、愛する妻の前で中学生の元教え子にペニスをしごかれて射精する恥を何
とか回避したい達也が仕切りと苦しげに呻いているが、楽しそうに恩師のシンボルを弄
びその窮状を報告するありささんや、口汚く罵っている麻里の言葉から判断するとほと
んど限界が近付いているらしい。

 そこで何も遠慮する必要のない私は、達也の爆発と合わせるつもりで下半身の緊張を
緩めると、麗しい若妻の口内にドドッと劣情の証を飛沫かせてやった。
事前の禁欲と強精剤の服用によって私の怒張は正に猛り狂っており、この後恭子さんと
のセックスを楽しむには一度抜いておくくらいで丁度良いのだ。

 それは貞操帯に射精を管理され「宴」の時にしか解放を許されない達也も同様だろう。
「うわあ、タップリ出ちゃったね、せ~んせ」
「ありさ、先生とエッチする前にオクチでキレイキレイしてあげなさい」
「は~い」
「それから、ヤる前にこれを着けるんやで、ありさちゃん」

 向こうではやはり大量に出してしまったらしい達也のペニスを口で後始末し始めたあ
りささんに、羽黒が避妊具を手渡していた。
恭子さんの方は、何も言われなくとも私の一回目のザーメンを完全に飲み下し、その残
滓まで丁寧にくまなく「掃除」してくれる。

 おかげで私の肉棒は、より一層硬度を増してこの素晴らしい人妻の体を賞味しようと
痛い程の屹立を回復した。
もう確かめるまでもないようだが、私は貞操帯の鍵を見せながら恭子さんにいつもの屈
辱的な言葉を要請する。

 「ではご主人の前でハッキリとおっしゃって下さい、恭子さん。そうしたら、鍵を外
してコレをあげましょう」
「ああ……恥知らずな恭子のオマンコに、守男様の、オチンチンを、入れて下さい……
タックン、ごめんなさい!」
「そんな言葉は余計ですよ」

 ほとんど儀式っぽいが「寝取りの宴」を盛り上げるためにも、こんな口上を述べさせ
る亊は必要だと思う。
そして向こうでは、もうすっかりこんな変態行為に馴染んでしまったかのようなありさ
さんが、恭子さんの言葉を受けて仰向けに拘束された達也に襲い掛かる所だった。
ちょっと前まではあんなに清純だったのに、女は恐ろしい。

 「あ~、いっけないんだ。ね、奥さんも浮気するんだから、先生もありさとエッチし
よ」
「あ、ありささん。いけないよ……うわっ!」
「えへへ、がった~い」

 ありささんは達也の上に跨がるとミニスカノーパンのまま腰を下ろしていき、騎乗位
の体勢で達也と繋がってしまった。
拘束された男が勃起をコントロールするのは困難だから、女以上に強姦を拒否する亊は
出来ない。
「ご主人も、教え子さんと始められましたよ。恭子さんも、遠慮なく楽しんで下さい」

 さすがに、お願いします、などと口にはしなかったが、恭子さんはすっかり従順に協
力して貞操帯を外させると、意地悪く手を出さずにじっと横になった私の股間で急角度
にそそり勃ったモノに燃えるような視線を送り、キチンと頭を下げる。

 夫の前で肉欲に破れ、自らの意志で寝取られる修羅場でさえ礼節を失わない淑女恭子
さんに、ますます欲情を露わにした私の股間に、向こうと同じような騎乗位でまたがっ
た彼女も腰を下ろす。

 そしてついに待望久しかった男性器を与えられた恭子さんは、ああ~っっと感に堪え
ないような悲鳴を洩らすと、獣と化して腰を上下させ、その動きはどんどん激しくはし
たないものに変わっていく。
向こうでもありささんが元気一杯に動いているようで、競うかのような腰振りのスピー
ドは良い勝負だった。

 こうしてベランダと言う外に開放された空間で、お互いすぐ手が届きそうで届かない
距離に拘束された若夫婦を、違う人間が次々に犯す「寝取り」輪姦が展開する。
基本は男が仰向けで横になり、女が上から繋がって腰を振る女性上位のスタイルだ。

 夫達也を女達が無理矢理犯すためにはそうするよりなかったのだが、恭子さんの方は
私と羽黒の肉棒によって完全に躾けられ中毒に陥っているような状態で、夫の前でどん
なに自制しようとしても、貞操帯で欲求不満を溜め込んだ美しい体は我々の肉棒を自ら
くわえ込んで激しく動き、肉欲を貪ってしまう達也に対する裏切り行為がやめられない
のだった。

 ーーこりゃ凄いな。ひょっとすると本当に見物人が集まって来るかも知れないぞ。あ
あ、姉さん! 声が大き過ぎるよ

 こんな所で恥を晒す亊に及び腰だった恭子さんも含めて、女達は刺激的過ぎる露出寝
取りセックスにすっかり燃え上がり、ガンガン腰を振りながらあられもない大声でよが
り狂っていた。

 恭子さんの方は羽黒と私が交互に犯しながら、もう一人がイラマチオで口を塞いでや
っているのだが、向こうは最早AV撮影かと疑ってしまうくらいのレベルである。
今下になって恭子さんとの交合を満喫している羽黒も、町内会長として自分の家の隣家
のベランダでこんな乱交騒ぎを行っている亊に、内心ヒヤヒヤしているかも知れない。
こんな時でも覚悟を決めた女は大胆で逞しく、到底男では敵わない。

 こうして激しい交わり合いが一段落付き、全員汗と愛液と精液で体中がドロドロにな
るまで寝取りセックスを心ゆくまで堪能すると、いよいよクライマックスの到来である。


               
    この作品は「新・SM小説書庫2」管理人様から投稿していただきました。