『恭子さん』

                          二次元世界の調教師:作
 
第37話 貞操帯で性欲を管理された奴隷夫婦をいたぶる寝取りの宴

 「あ、あのう、婦長さん。トイレをお願いします」
「あら、次の日曜まで我慢出来ない?」
「無理です。もうおなかが裂けそうで」
「しょうがないわね。院長先生もご一緒にどうですか」
「いや遠慮しておく。私にはそんな趣味はないよ」

 あれからもう数ヶ月たった。
表面上は以前と何も変わらず、事務員として雇っている達也は青ざめた顔で姉さんを訪
ねると、苦境を訴えたのだ。

 小用は足せるが大きい方は不可能な貞操帯で二十四時間股間を管理されているため、
催して来たら鍵を持つ姉さんか私に排泄を許可して貰うよりないのだ。
達也は額に脂汗をかいて見るからに辛そうであり、こんな他の人間もいる場所でも構っ
ていられず、姉さんにトイレを懇願している。

 小声であっても他人に聞かれたらまずい内容だと思うのだが、それだけ切羽詰まって
いるのだろう。
姉さんも彼の様子を察するともう何も言わず、達也を連れてトイレへと消えていった。

 ーー男のウンコなんか見たかないよ、姉さん。恭子さんだって……

 姉さんがいてくれて助かった。
でなければ、私が達也の排泄を見届けてやらねばならない所だったのだ。
恭子さんもそうなのだが、大きい方をさせる時も監視していないと、勝手に前の陰部を
慰めてしまう心配がある。

 そうなると定期的に実施している「寝取りの宴」も興醒めなものに成り兼ねない。
普段の夜の生活はもちろん自慰行為も禁じられて、股間を疼き上がらせた夫婦が、お互
いの目の前で他人に犯され合って意志とは無関係に本気で燃えてしまう修羅場を、私達
は楽しみにしているのだから。

 そのため彼らに装着した貞操帯は、辛うじて小水が出せる穴は開いているが自慰防止
版と言う目の細かい網状のb物体が入っており、絶対性器に刺激を与えられないよう作ら
れている。

 この貞操帯管理が恐ろしいのはそれだけでない。
尻穴の方にはアタッチメントで太いストッパーが入り込んで、大便を完全にせき止めて
しまうと共に、常時緩やかな振動を与えて発情状態をキープさせているのだ。

 羽黒に調教されて後穴の歓びに目覚めてしまった恭子さんはもとより、達也も最早完
全にアナル性感の虜となっているに違いなく、絶対に慰める亊の出来ないペニスは強烈
な勃起が戻らなくなっているだろう。

 恭子さんの方は一日中ジクジクと愛液を噴出させて男を欲しがっている状態で、目の
前で排泄を見ていてもほとんど無意識に前部を弄ろうとするものだから、この頃はかわ
いそうだが手錠を嵌めてからウンコをさせているくらいなのだ。

 従って尻穴に残存する汚物の後始末も私がしてやらねばならず、アナルが異様に感じ
易くなってしまった恭子さんは私の指に抉られながら必ず何度か気をやってしまい、ひ
どく熱っぽい顔で(アソコもお願い)と無言のおねだりをするのが常だ。

 だが私はもちろん「宴」のために、その願いを叶えてやる亊はない。姉さんも、達也
に射精は絶対に許していないだろう。その亊は、恭子さん夫婦と初めに交わした奴隷契
約書にも明記されている。
そう、彼らは表面上は夫婦として普通に暮らしているが、私と姉さんの奴隷として一生
過ごすよう取り決めてしまったのである。

 そして契約書には「月に数回程度」と示されている「寝取りの宴」は明後日、日曜日
に行われる予定となっていた。
恭子さんと夫の達也は精巧な貞操帯によってセックスを管理され、夫婦でありながら
「宴」の日以外に交わる亊もオナニーで性欲を発散させる亊も禁じられているのである。

 こんな条件で彼らを奴隷に堕としてしまった私は鬼畜だろうか。羽黒に提案されて、
恭子さん夫婦を離婚させずに、夜の生活に関してのみ奴隷となるよう契約を結んでから、
私はいつも自問している。

 ーーいや、そんな亊はないぞ。惚れてしまった恭子さんのために、ボンクラだけど彼
女が愛する達也との結婚生活を一生保証してやったんだ。鬼畜どころか仏様みたいに寛
大な処置じゃないか。それに……

 恭子さんと達也は大いに好き合っているにも関わらず、この所夫婦生活が順調でなく
子供が出来ないのだ、と言う情報を私は羽黒から聞いている。
私や姉さんは、恭子さん夫婦を寝取るプレイを大いに楽しんで「奴隷夫婦」契約に満足
しているのだが、当然ながら初め大いに難色を示した彼らだって、実はむしろ幸せにな
ったのではないか。
次の「寝取りの宴」でその亊をはっきり証明してやろう。

 病院のシフトで関係者を全て休みにした日曜の朝、姉さんと私はまず羽黒の家に向か
った。
「寝取りの宴」に参加する面々は集団で隣の恭子さん宅に押し掛けるのである。
全ては了解ずみだから、茶番劇みたいなものではあるが、雰囲気作りは大切だ。
仲の良い幸せな若夫婦宅に、弱みを握った陵辱者達が押し掛けて無理矢理夫婦を引き裂
き、お互い同士を目の前で寝取ってしまうと言うプレイを行うのだから。

 さて「宴」の参加者は、私と姉さんの他に羽黒と麻里だが、困った亊に今日は麻里が
娘のありささんまで連れて来ている。
もともと性悪女の麻里を参加させるつもりはなかったのだが、どうやって嗅ぎ付けたの
か仲間に入れろと言い出して、恭子さんに関わる裏事情に通じているだけに断り切れな
かったのだ。

 だが、まさか純朴そうな中学生の娘まで連れて来るとは……私は開いた口が塞がらず、
羽黒が呆れて非難した。
「ありさちゃん、ここは子供の来る場所やおまへんで。すぐに帰り。麻里、お前何考え
とるんや!」

 「あら、違うのよ。ありさの方が来たいと言い出したんだから」
「嘘こけ!」
「そうよね、ありさ。あなた山田先生が大好きで、エッチしたいんでしょ?」

 すると何たる亊か、セーラー服にお下げ髪で、外見上は絶対に男を知らなそうな少女
のままのありささんが、真っ赤になって恥じらいながら、コクリとうなずいたのだ。
麻里に強制されたのかガッと上げてしまいパンツの見えそうなスカートから、折れそう
に細くて白い生脚が大胆に露出していたが、エロティックと言うより痛々しく見える幼
い少女なのだが。

 そして麻里はとんでもない亊を言い出す。
「ありさったら毎晩かわいがってたら、すっかりオチンチンが大好きな、エッチな子に
なっちゃったのよ」
「あん、ママ駄目っ! イヤッ! イヤッ!」

 麻里がリモコンを見せて操作すると、ありささんはまだ発育途上の胸とミニスカの前
を手で押さえて黄色い声を出し、しゃがみ込んでしまって真っ白なパンツを覗かせた。
パンツとブラの中にローターでも仕込んでいたぶっているのだろう。
何と言う酷い母親だ。いたいけな娘を性調教でもしているのか。
さすがの羽黒も言葉に詰まっていた。

 「あ、あのなあ……」
「さあ、ありさ。細川先生にお願いするのよ」
「私を仲間に入れて下さい。お願いします」

 麻里に手を引いて立たされたありささんは、何とか立っている私の前までやって来る
と、快感で色白の顔を真っ赤に染め華奢な体を悶々と慄わせながら頭を下げた。
その姿は妙に悩ましくて、今朝から勃起状態を保っている股間が一段と強烈に反り返る
のを覚えてしまう。

 「寝取りの宴」に備えて、達也も含めた男性陣は数日前から禁欲した上に、非合法ス
レスレの劇薬に近い強力な強精剤を服用しているのだ。
もともとロリータ趣味はない私でも、この生理反応は仕方ない。
だが、やはり即答はためらわれ、私が答を口ごもると隣にいた姉さんが言った。

 「いや、それはちょっと……」
「ありさちゃん、やっぱり駄目。お母さん達は、今からみんなで凄くヘンタイなセック
スをするのよ。あなたにはとても耐えられないと思うわ。悪い亊は言わないから、やめ
といた方が……」
「大丈夫です! 私、母から全部聞いてますから……ああっ!」

 すると再びリモコンを操作されたのか、ありささんは私の前で膝折れてしゃがみ込む。
ミニスカは完全にはだけて用をなさず、白い物が目に飛び込んだ私はついマジマジと見
てしまった。
ただの白パンツと見えたのは、こんな子供には似つかわしくないスケスケのレースで、
彼女を悶絶させている青いローターまで確認出来る。

 「マ、ママあ! ありさイッチャいそおっ! 気持ちいい~っ!」
「まだ駄目よ、おあずけ。ね、皆さん、おわかりでしょう。この子だってヘンタイなん
だから。学校の授業中だって、自分でこんな風に楽しんでたりするんだから。ありさ、
そうでしょ?」
「うんっ! ママ、イカせて。ありさ、イキたいの」

 ーー何だ、この子は。母親に調教されて、こんな子供が……世も末だな

 私だって、羽黒を貶めるためありささんを監禁調教しようとした前科があるのだが、
その時は私に近寄られただけで怖がって猛烈な拒否反応を示し、とても今目の前で痴態
を晒している娘と同一人物とは思えない。

 やはり羽黒に処女を奪われつつ性感調教されて女の歓びに目覚めてしまい、さらにか
わいそうな亊に実の母親麻里に毎晩レズられてすっかり淫乱な素質が開花してしまった
のだろう。
清楚に見えるありささんだが、ビッチな母親譲りの好色な血が色濃く流れていたわけだ。

 「いい格好になったわね、ありさ。細川先生に、ご奉仕してさしあげなさい。わかる
でしょ、あなたの大好きなオチンチンをパックンチョするの」
「うんっ! あ、あの、ご奉仕させて下さい」
「うわ! や、やめなさい」

 パンツをモロに見せているありささんが、私の張り切ったズボンの前に手を伸ばすの
で、慌てて制止する。
もともとさほどロリータ趣味ではない筈の私だが、ここで彼女にしゃぶられてしまった
ら間違いなく濃厚なザーメンを抜かれてしまうだろう。
今さら道徳的な亊を持ち出すつもりはないが、中学生と淫行してしまうにはまだ私の方
の覚悟が出来ていないのだ。

 「仕方ないわね、ありさ。それじゃ細川先生の前でオナニーしてイッテごらんなさい」
「うん、わかった。ああ~っ! い、いくううっっ!!」

 私に口唇奉仕を拒否されたありささんは、母親に言われて開脚座りで露出していたヌ
レヌレパンツの中に手を入れると、青いローターを気持ち良い箇所に強く押し付け、も
う片手の指を幼いワレメに挿入して弄った。

 すると既にイク寸前まで昂ぶっていたありささんは、あっと言う間に快感が弾けて生
臭いアクメ声を張り上げ、スケパンツの内側でブシャッと淫液を噴出したのまで見えて
しまった。
とても清楚だった中学生少女とは信じられない乱れぶりである。

「パンツを脱いで、先生に差し上げなさい」
「あ、あの……これ、どうぞ」

 派手に極めてしまったありささんが、中学生にしてはセクシー過ぎるショーツをアッ
サリ脱いで、両手で差し出すものだから、私は姉さんと顔を見合わせていた。
そして彼女のパンツを横取りした姉さんが言う。

 「まあ、おもらししちゃったみたい。絞ったらタップリ水が出そうね。ありさちゃん、
本当にいいの? 覚悟出来てる?」
「はいっ! 大丈夫です」
「山田先生とエッチしたいんだね?」

 「はい、エッチしたいです。でも私、細川先生や町内会長のおじさんとも、したいで
す」
「ねえ、皆さん、言ったでしょ。ありさったらオチンチンが大好きで、今日の日を楽し
みにしていたんですから」
麻里が勝ち誇ったように幼い娘の淫乱ぶりを語る馬鹿母ぶりを見せるが、もう恥じらい
も見せず堂々と乱交願望を口にした少女に、私は呆れてしまった。

 だがこんなお下げ髪のかわいらしいロリータ中学生が、ミニスカセーラーの下でノー
パンのアソコから愛液を溢れさせて男を欲しがっていると思うと、そのギャップの大き
さに私は不覚にもムラムラと込み上げてしまうのを抑えられなくなって来た。
同じように「エッチしたい」相手として指名された羽黒が、私の気持ちも代弁するかの
ように言った。

 「ありさちゃん、アンタ子供やとばかり思うて、見くびってたわ。やっぱ男好きなお
母ちゃんの血は争えんのやなあ」
「それじゃ、ありさも仲間に入れてもらえるのですね」
「仕方ないでしょう。ありささん、だからもうアソコを揉むのはやめて下さい。はした
な過ぎますよ」
「ありがとうございますっ!」

 何と「エッチしたい」と口にしながらミニスカの上から陰部を弄っていたありささん
が、大喜びで抱きついて来たので、私の方がどぎまぎしてしまい、姉さんと顔を見合わ
せて苦笑してしまった。

 そしてそんな幼く起伏に乏しいロリ娘の体の感触にも、「宴」に備えて大量に精を貯
めていた私の肉棒は正直な反応を示し、この子も犯してやるんだと言う欲求が込み上げ
て来るのをどうしようもなかった。

 そうだ。「寝取りの宴」などと言う不道徳な性の歓びに溺れようとしている今、未成
年少女と交わってはいけないなどと言う、下らない世間の道徳に従っても仕方ない。
今日ばかりは獣となって雄の本能を解放してやるのだ。


               
    この作品は「新・SM小説書庫2」管理人様から投稿していただきました。