『恭子さん』 二次元世界の調教師:作 第34話 夫婦同時寝取られの狂乱(2) 「いやはや感激です。出したものを全部飲み干して、その上綺麗に舐め取って下さる とは……もうあなたを手放しませんよ、恭子さん。それにしてもビデオの中と同じだ。 羽黒さん、あなたの仕込みのおかげですよ」 「アホンダラ! お前らがこんな外道なマネをするつもりとわかっとったら、わては 決して……くそう!」 「羽黒さん、あなたは与えられた仕事をきちんとこなして下さっただけだ。ご自分を 責める必要はありませんよ」 「恭子さん、わかってるわね? お尻のお道具をしっかりくわえて、気分を出さなき ゃ駄目よ。フフ、達也君もお尻をブルブルされると堪らないでしょ? こんなにビンビ ンになっちゃった」 ずっと流れている恭子さんを調教するSMビデオの中で、常に緊縛されている彼女は 股間に仕込まれたバイブレータなどは絶対に落とさず喰い締めて味わえと命令されてい たし、羽黒のペニスをしゃぶった後出されたザーメンは残さず飲み下し、すみずみまで 綺麗に後始末するよう厳しく躾けられていた。 女性にとっては酷い屈辱に違いないこんな行為はしかし、男にとっては彼女を征服し たと言う嗜虐欲を満たされるものである。 おかげで私の肉棒はいとも簡単に硬度を取り戻し、むしろより一層鋼のように強靱な勃 起となって恭子さんと合体する亊を強く欲していた。 「さあ達也君、恭子さんもヤラれちゃうんだから、おあいこよ。ふふ、モリオ君とい い勝負かしらね、このオチンチン」 「やめろー!」 姉さんが押さえ付けた達也の勃起ペニスにサックを被せ始めたので、私も恭子さんの 口から引き抜いたシンボルに避妊具を装着した。 それを見た羽黒は叫んだが、空しく響くばかりだ。 そして私と姉さんは共に上から、恭子さん夫婦お互いの貞操を奪い交接を果たしてし まったのだった。 「うおっ!」 ーーな、何だ、コレは!? 恭子さんの中が軟体動物みたいに絡み着いて、ギュウギ ュウ締め上げて来るぞ…… これも羽黒の調教の成果なのだろうか。 入り口をメリメリと抉って挿入を果たすなり、そんな「名器」そのものの至福の感触を 伝えて来る恭子さんの女の構造の具合の良さに、私は思わず変な声で呻いてしまった。 ビデオや羽黒の怒声、そしてたちまち始まった姉さんの派手なよがり声でかき消され たのは幸いだったが。 姉さんの方も、アナルを責めて強制的に回復させた達也の怒張が気持ち良いらしく、は ばかりなく大声を出して私の方が恥ずかしくなるくらいだった。 全く困った人である。 「アンッッ!! 達也君ったら、イケない子ね。全く夫婦揃ってアナル好きで、違う 人とセックスして、こんなになっちゃうなんて、変態だわ、変態っ! あ、あ、あ、凄 いい~っっ!!」 「おいコラ久美っ! お前の方が変態やないか!……もうやめい。やめるんや、こない な亊」 羽黒が呆れたように言ったが、今日の姉さんはいつもの上品さをかなぐり捨てて全く 別人となり、まるでAV女優のように大胆に振る舞っていた。 後ろ手錠で拘束した達也を仰向けにして騎乗位でまたがり、腰をグイグイと激しく動か しながら大声を出しているのだ。 私の方はあまりにもきつく絡み着いて来る恭子さんの優秀な女性器の構造に舌を巻き、 初めはゆっくりとしか動けなかったが、幸い彼女も感じてくれているようで、次々に噴 出する潤滑油のおかげで次第に滑らかにストロークが出来るようになって来た。 そこでズン、ズン、とリズミカルに突きを入れながら、問い掛けてみた。 「恭子さん、具合はどうですか? ご主人だってあのように楽しんでおられるのです。 気持ち良かったら、遠慮なく声を出して下さっても良いのですよ」 「ば、馬鹿な亊言わないで。感じてなんか……う、う、うふうんっ!い、嫌です、も、 もうやめてえ! あはあ~っっ!」 「全く強情な奥さんですねえ。本当は、私のモノが欲しくて溜まらなかったのでしょ う。その証拠に、あなたのオマンコはグイグイ締め付けて来るじゃありませんか。私を 食い千切ってしまおうと言うおつもりですか?」 羽黒の手で私のペニスの形に馴染んでしまうよう調教された上に、貞操帯で禁欲させ られていた恭子さんが、どんなに夫の前で我慢しようと思っても、私に押し入られた瞬 間に魔性の快楽で体が狂ってしまったのは明らかだった。 待ちわびた愛しい男性のモノであるかのように歓待して女性器がはしたない反応を示 し、何とか噛み殺そうとしても悩ましく鼻に掛かった淫声が洩れてしまうのも我慢出来 なかったのだから。 私はいよいよ力強く腰を打ち付けながら、遠からず恭子さんが必ずや女の歓びを極め てくれるであろう亊を確信していた。私自身も限界が近い。さっき彼女の口に放出して いなければ、とっくの昔に果ててしまっていただろう。すると姉さんが向こうから、嫌 らしい提案をして来た。 「ね、ねえ、モリオ君。休憩を入れましょうよ。イカせないように焦らしてあげたら、 強情な恭子さんだって素直になるはずよ」 「お、オイ! 何つう亊を……久美、お前は悪魔やで……」 「ふふふ、達也君も出ちゃいそうだったかしら? ダーメ、もっとタップリ楽しみまし ょうよ。朝までいくらでも時間はあるわ」 ーー羽黒のヤツ、あんなに慌てて。そうか、焦らし責めってのがそれだけ効果がある と言う事だな…… 女を性の歓びで籠絡するのが仕事の調教師である羽黒が、姉さんの休憩を入れようと 言う提案を非難した亊から、却ってそれが効果抜群の責めである亊がわかってしまった。 さっき姉さんに言われて一発抜いておいたのも幸いで、まだ冷静さを保っていた私はす ぐにも射精したい気持ちを抑え、ストロークを止めた。 だが恭子さんの中に深く挿入したままである。 「では休憩しましょう、恭子さん」 「ウッ! そんな……」 「イケそうだったのですね? それはどうも申し訳ありません」 「そんな亊、ありません……も、もう、抜いて下さい」 「休憩だと言ったじゃありませんか。本当は抜いて欲しくないんでしょう? もっとズ コズコして欲しいんでしょう? 恭子さん」 「……違います」 わずかだが答を躊躇った恭子さんが、肉欲に負けて次第に抵抗力を失いつつある亊が わかった。極めそうな前に止めてやったのが効いているのだろう。 ーーよし、徹底的に焦らしてあげましょう。あなたの口から、「抜かないで、もっと して」とおねだりさせてあげますよ。夫の前で私を欲しがってしまったら、もう別れる よりありませんね、恭子さん こうして実に中途半端に行為をやめてしまうと、さらに姉さんが言う。 「ねえ、モリオ君。手伝ってくれない? 羽黒さんを大人しくさせたいの」 「な、何を考えとるんや、久美っ!」 「痛い目にあいたくなかったら、観念して仰向けで寝そべりなさい!」 達也との交接を外して離れた姉さんは、又もスタンガンを取って照準を合わせたので、 立ち上がって悪態を吐いていた羽黒もしぶしぶ仰向けになったようだ。 「じっとしてるように、もっときつく縛り付けてくれない? 今度は羽黒さんともエッ チしたいの。楽しみだわ、あのボコボコのおちんちん」 「久美やめんか! とにかくその物騒なもんはしもうてくれへんか?」 「あなた、さっきから邪魔ばかりしようとしてたじゃない!」 姉さんは横たわった羽黒の上をかすめるようにスタンガンを撃って威嚇していた。 本物の銃ならまさか撃たれはしまいと思うだろうが、一応殺傷能力はない筈なので姉さ んも遠慮はなさそうで却って恐ろしいだろう。 再び鋭いニードルが何本も壁に突き刺さってキラキラと光り、あんな物を体に打ち込 まれるなんて私だってゾッとする。 半ば狂気をうかがわせる目を爛々と輝かせた姉さんは百パーセント本気モードだ。 「羽黒さん、姉さんに逆らわない方がいいですよ。今日の姉さんは普通ではありませ ん。殺されはしないでしょうけど、保証は出来ませんね」 「わ、わかった」 恭順の意を表した羽黒をどうしてやるかと頭を巡らせた私は、まず彼が立ち上がる亊 の出来ないよう壁に繋いだ首輪のリードを目一杯短くし、次に仰向けで動けなくなるよ う両足首にも錠を嵌めてやった。 これで一本の棒のようになった羽黒は、亀頭の下がシリコンボールでボコボコした自慢 の改造ペニスを天にそそり勃てたままほとんど身動きが取れなくなったのである。 ーーこんな状況でもペニスの勃起が治まらないのか。人間と言うのは因果なものだな 姉さんが捕らえた彼らを強制的に興奮させようと尻穴に仕込んだアナル用変形ロータ ーは、羽黒だけは立って動いたために抜け落ちていたのである。 が、それでも羽黒はギンギンに男根を生え反らせており、彼がこの極限状況の中で異常 な興奮状態にある亊を示していた。 そして転がっているローターを見落とさなかった姉さんは容赦がない。 「せっかくお尻用の素敵なお道具を用意したのに、吐き出しちゃ駄目じゃない、羽黒さ ん。簡単には抜けない筈なのにね。モリオ君、入れ直してガムテープを貼ってあげて。 ご夫婦さんも、もう一回しっかりきちんと入れ直してあげてね」 さっき少し間違えば羽黒に当たりそうだった威嚇射撃をして見せたスタンガンを構え る姉さんの迫力に、室内には緊張した空気が流れ、もう誰も彼女には逆らえない心理状 態になっていただろう。 私も姉さんの指示に従い、まず羽黒から、そしてもうヘロヘロになって逆らう気力を 喪失したような恭子さん夫婦にも、微振動している淫具をキッチリとアナルに入れ直し、 外す亊はもちろん辛い箇所から外れぬよう強固にガムテープで固定した。 特に男達の顔は挿入やり直しの時に強烈な感覚で歪み、変な声が出てしまうのを堪え ているようだったが、作業が終了するのを待っていたかのように、悲痛な呻きが洩れる。 どうやら姉さんが振動を強めたらしい。 「おあっ!」 「ヒイッ!」 「うああっ!」 「あらまあ、ブルブルを最強にしたら、そんなに感じちゃうんだ。みんな白目まで剥い ちゃって、アハハハ!」 「姉さん!」 今三人の尻穴に埋めたのはただのローターではない。 男性であれば前立腺を刺激するようにデザインされた、特殊なアナル専用責具なのであ り、実の所私がペニスの型取りをした時に、勃起を長時間保つよう羽黒に渡されて使っ た道具である。 きちんと挿入すると卵型の本体から奇妙な形で伸びた部分がまるで性感の源泉を直接 刺激するように当たり、本当にヤバいと感じたくらい凄まじい未知の快感が込み上げて、 カチカチになったペニスは当分元に戻らなかったくらいなのだ。 あの強烈過ぎる淫具が慄えると思っただけでゾッとするのに、一番強くしてしまうと は。 私はさすがに姉さんの暴走を止める気になった。 「大丈夫よ。これじゃすぐにイッチャうもの。一番弱いブルブルに戻してから、生か さず殺さずでなぶり尽くしてアゲルわ。もう二度と私とモリオ君に逆らう気なんか起こ さないようにね」 いつの間にか無慈悲な女王様となっていた姉さんの恐ろしい言葉は、どれだけこの性 の拷問の生け贄と化した彼らの耳に届いただろうか。 強烈過ぎるアナル責めローターの最強バイブを味わわされた時、口々に悲鳴を上げて激 しく打ち振られた彼らの腰は、弱振動に戻されても気もそぞろと言う感じでヒクヒクと 痙攣するように慄えおののくのが止まらない。 男二人は狂ったようにそそり勃ったペニスの鈴口からビュッビュッと先走り液を滴ら せ、恭子さんは真っ赤に充血した秘所からとめどなくダラダラと淫液を垂れ流していた。 この作品は「新・SM小説書庫2」管理人様から投稿していただきました。 |