『調教家族』

                          二次元世界の調教師:作

第11話 母娘コスプレ調教

 「あーん、風でスカートめくれちゃったあ」
「千秋ちゃんが短くしてるからだよ。校則違反」
「でもパンツは見せないもんねー。ホラ」

 セーラー服のスカートをピラッとめくり、絶滅危惧種のピチピチブルマを見せ付けて
ニカッと笑う、こんなエッチ女子2人に繋いだ首輪のリードを引きながら、僕の気持ち
は晴れなかった。

 「なんか、メチャクチャ恥ずかしいんですけど」
「そりゃ羞恥責めだから」
「いや、僕のほうが……」

 種明かしをすると、このセーラー服に紺色ブルマと言う時代錯誤な女生徒は、千秋姉
さんと母さんで、首輪を嵌めコスプレ姿で町を引きずり回す露出調教をしてる所なのだ。
場所は例の地元商店街。
どうでもいいけど、これ女子高生のコスプレでなく女子中学生と言う設定で、2人が実
際に通ってた学校の制服である。

 母さんによると暑くてもスカートの下にブルマをはいてたそうだ。
しかし女子高生でも通りそうな姉さんはともかく、四十路の母さんには恥ずかしい恰好
の筈だけど、キャアキャア大はしゃぎで連れてる僕の方が知らぬ顔をしたくなる有様だ
った。
2人ともケバいメイクがバッチリで、ほとんどギャグみたいなコスプレなのに。
でも舟山さんによると、こんな子供騙しで恥ずかしがってちゃ、修行が足りないそうだ。

 「真由美さんとは、こんなのお話にならない程恥ずかしい露出調教をやったもんだ。
例えば素っ裸で犬になってもらい、首輪を引いて四つ足で真昼間の商店街を歩かせる。
電信柱を見れば脚を上げてオシッコ。それからやって来て欲しがるもんだから、チンポ
を出してフェラ、そのまま本番に突入だ。おまけにその様子を撮影して、サイトで公開
したり、有料で売り捌いたり、そこまでやれば一人前だよ」

 臆病者の僕には想像するだけで恐ろしい世界だった。
してみると中学生コスプレではしゃいでいる年上女性なんてかわいいものである。
(ついこの間までこの中学に通ってた春菜がいなくて良かった。それにしてもセーラー
服だのブルマだの、どうやって調達したんだろう?)

 「女の方は覚悟を決めりゃ結構平気でね。オシッコならともかく、ウンコまでされた
ら敵わないよ。後始末はこちらがしないといけないし」
「舟山さん、舟山さん! 周りの人に聞かれてますよ」

 舟山さんはこんな際どい話を隠そうともしないので、僕の方が心配になってしまった。
商店街の人たちに聞かれるどころか、軽く挨拶を交わす人までいるんですけど。
楽しそうにはしゃいで中学生コスプレを楽しんでる現役及び元ビッチビャルの2人と言
い、緊張感がなさ過ぎるんじゃなかろうか。

 「なーに、真由美さんはこの辺りじゃ有名だからね。千秋ちゃんと翔太君も変態デビ
ューだな」
ガーン! そんなショックな事をしれっと言われるとは。
固まってしまった僕を慰めるように舟山さんが言う。

 「まあ、そんな情けない顔するもんじゃないぞ。こうなったら精一杯楽しもうじゃな
いか。ホラ」
手渡されたのは、カード型のリモコン。
そうだ、母さんと姉さんはただのロリコン風コスプレじゃなく、エッチな仕掛けで調教
する事が出来るのだ。
スイッチが1つしかなくて作者の手抜きな気もするが、少しずつレベルを上げて様子を
見てみよう。

 「キャッ!」
「アアンッ!」
「駄目だよ、千秋ちゃん。そんなエッチな声出しちゃ。みんな見てるのに」
「だってえ…… ヤバイの、ヤバイのおっ!」

 おお。一番弱いレベルの振動なのに素晴らしい反応だ。
やっぱり色んな感じる所に食い付いた調教具を同期させているのが効くのだろう。
慣れてる筈の母さんもウッと立ち止まり顔をしかめてるし、姉さんに至っては色っぽく
胸とお尻をクナクナ揺さぶってアヘ顔を見せ、ヤバイ、ヤバイを連発している。

 ちなみにこの2人、長さはあるものの鎖で互いの首輪を繋がれ、片手は仲良く繋いで
手錠を掛けられてるので、姉さんが悶えれば母さんまでモロにその影響を受けてしまう。
そもそも、乳首とクリトリスのローター、○ンコとアナルの男根型バイブも同期して動
く2人仲良し調教モードなんだけど。

 「どうしたの、千秋ちゃん。どこがヤバイのか、お父さんに教えてくれるかな」
「お母さんが1つずつ触ってあげますから、恥ずかしがらないのよ」
「チ、チクビイっ!……オシリノアナアっっ!!」

 丁寧に手順を踏んで姉さんを歓ばせてる両親を見てると、僕は素直に凄いなと感心し
た。
昨夜の近親相姦乱交の記憶は生々しく、いつまでもペニスをくわえ込んで離してくれな
かった姉さんと母さんに交代で犯されてるうち、僕はいつしか意識を失い爆睡していた。

 だが昼前に起き出した女性陣に叩き起こされ、みんなで外食しようと定食屋に向かっ
てる所なのだ。
そして母さんと姉さんにリクエストされてコスプレ調教してるのだけど、僕は正直な所
ウンザリしていた。
チンポも枯れ果てて使い物にならないし。

 だけど僕以上にしんどい筈の新しいお父さん、舟山さんは、女性陣の厳しい要求にマ
メに応えてやり、調教具の装着など一手に引き受けてくれて、その献身ぶりには頭が下
がる。
だから僕もしぶしぶ参加しているわけだが、舟山さんの奮闘ぶりを見て、少しはこの女
達をイジめてやろうかと言う気になって来た。
チンポは当分休息が必要だけど、本物より女泣かせのイボイボで振動する強い味方が助
けてくれるだろう。
果たして舟山さんがリクエストして来た。

 「まだ早いけどイカせてやろう。まだおねだりされても困るから、偽物チンポに頑張
ってもらうんだ」
振動レベルを上げていくと、嫌だの、駄目だのと口走りながらへたり込んでしまったけ
ど、舟山さんが指を3本立てて3回イカせてやれと合図するので、最大レベルまで上げ
てやった。
すると2人は最早備えも構えもなくしてはしたなく絶頂を迎える態勢を取ったんだけど、
大股開きでブルマ全開の母さんに対して、姉さんは四つん這いでお尻を高く上げる。

ーー姉さんはアナルでイキたいのか。ヤレヤレ……

 もうかなり見物人が増えて来たけど構うものか。
母さんはブルマを見せ付けるように腰をビクビクはね上げ、姉さんは大きなお尻をブル
ブルと打ち振って、イクイクと極めていった。

 そして3回でイカせるのを止めたが、バイブレーションは切らず最弱レベルで続けて
やった。
早く定食屋に入らないと、この章いつまでたっても終わらないぞ。
舟山さんが助け起こした2人は、女子中学生と言ったら怒られそうな過剰なフェロモン
を発散しながら、クナクナお尻を揺さぶり歩き始める。

 すると、舟山さんがおじいさんに声を掛けられた。
「あのお嬢ちゃんは新入りですかの」
「娘です。こちらは息子でして」
「それはそれは。アンタら頑張りんさいの」

 どうも調子が狂うが、一応頭を下げておいた。
そして目的の定食屋に着いたんだけど、鎖で繋がれたセーラー服コスプレ女性2人と言
う明らかにいかがわしい一行にも関わらず、お得意様、それも上得意扱いだった。

 「いらっしゃいませ。上田さんご来店でーす」。
まず現れた仲居さんみたいな和服のオバサンは大きな声を店の奥に掛けたが、少し嫌が
ってるみたいだった。
そりゃそうだろう。
姉さんと母さんはイメクラみたいなセーラー服コスプレで、しかも性感帯をくすぐる振
動のせいでだらしなく快感に緩んだアヘ顔を見せてるんだから。

 だけど、ドタドタと急いで現れた貫禄のあるオジサンは好色な視線を隠そうともせず
舟山さんと話していた。
「これはこれはよくお越し下さいました。こちらの綺麗なお嬢さんは?」
「娘です。ご挨拶させましょう」

 すると母さんが姉さんに言って、2人で一緒に、よろしくお願いします、と頭を下げ
たのだが、その時舟山さんが僕に言う。
「リモコン上げて」
僕が慌てて取り出したリモコンで振動レベルを上げると、母さんと姉さんは股間を手で
押さえてイク、と気をやっていた。

 「こちらは息子でして。今日はウェイター2人寄越してもらえますか」
「承知しました。私も撮影させてもらえませんか?」
「もちろんですよ。店長さんにお披露目出来れば娘も喜ぶでしょう」
こうして僕たちは、店の奥の座敷部屋に案内されたのだった。