『調教家族』

                          二次元世界の調教師:作

第10話 焦らし調教で理性が崩壊する姉


 母さんの音頭で姉さんのマン毛を剃ることになり、舟山さんと2人で又しても押し入れ
から道具を出して準備していた。
全く何でも入ってる、ドラえもんが持ってそうな押し入れだなと感心してたら、手持無
沙汰な僕にも役が割り振られた。

 「翔太君、記念撮影してくれないか」
「顔写真付きでサイトに載せましょ。ネットアイドルみたいにファンが付くかもよ」

 姉さんは拘束された体を精一杯もがかせてベッドをギシギシ揺らし、しきりと声にな
らない呻き声を洩らして抗議しているようだったが、母さんは全然取り合ってくれなか
った。
舟山さんはまだ冷静で理性的だったけど。
「それは千秋ちゃんが承知してくれるかな。勝手にやったらさすがにマズイだろう」
「大丈夫よ。タップリ調教して、何でも言う事を聞くいい子にしてあげるから」

 又しても姉さんが暴れベッドがギシギシ言ってるが、委細構わず準備してしまった舟
山さんは、床屋でヒゲを剃る要領で濡れタオルを姉さんの股間に当て、今時珍しいシャ
ボンを立てると刷毛で塗り始めた。
そして助手役の母さんは、姉さんの恥辱を煽るべく股間を覗き込んで話し掛ける。
「千秋ちゃんって毛深いのね。ちゃんと処理しなきゃ、エッチな水着が着れないわよ」

ーー確かに姉さんのパンチラ、たまにハミ毛してるもんなあ……

 僕がしょうもない事を考えてると、舟山さんがカミソリを肌に当てがったようだ。
「千秋ちゃん、力を抜かなきゃ。大事な所が血だらけになっちゃうわよ。あら、ココ邪
魔。怪我しないようにどけとこうか…」
「ンンーっっ!!」

 母さんがわざとらしく急所のクリ豆をソッと摘むと姉さんは悲鳴をくぐもらせたが、
動くと危険なので下半身がヒクヒクおののき痙攣していた。
それをいい事に母さんはクリ摘みの指を緩やかに収縮させるエッチテクを発揮し、舟山
さんがゆっくりカミソリで剃っていく姉さんのマン毛がはらはらと落ちていく。
僕が見ていても焦れったくなるくらいゆっくりだったから、姉さんはたまらないんじゃ
なかろうか。
おまけに母さんのクリ弄りも緩慢で、イケそうでイケない状態から降りられないのだ。
すると僕がヒマそうにしてたからか、呼びつけられた。

 「翔太、こっち来て。撮影の前に千秋姉さんのオ○ンコ、良く見てあげなさい」
「うん」
「チンチン固くしてる? ついでだから、あなたも裸になりなさいよ」
「これ終わったらみんなで脱ごう。どうせいらないし」

 舟山さんにまで言われては仕方ない。
僕は全裸になって、ギンギンに硬直したチンポが腹の皮に付くほど急角度に勃起してる
のを見せた。
姉さんの股間を覗き込みグチョグチョに欲情してるピンクのビラビラを見せ付けられて
は、ますます力が漲る一方で痛いくらいだった。

 「千秋ちゃーん。翔太があなたのオ○ンコ見てオチンチンすっごく固くしてるわよ。
良かったね~ 千秋ちゃんもクリちゃんヒクヒクさせて嬉しいのね」
「よーし、大体剃り終わったぞ」
「翔太、お姉ちゃんの毛あげるから、集めてね」
「いらないけど」
「何言ってんの。大好きな千秋姉ちゃんのマン毛よ。宝物にして一杯シコシコしなきゃ」
「翔太君…」

 舟山さんが言葉を濁し、小声で(逆らわない方がいいよ)と教えてくれたので、仕方
なくベッドの下に落ちたのまで集めて、ティッシュに包んだ。
こんなのでシコシコ出来るほどヘンタイじゃねえよ、と心の中で毒づいたが、続いて撮
影係が待っている。
母さんはもうノリノリで、楽しそうに無毛になった姉さんの股間を撫でていた。

 「赤ちゃんみたいでかわいいわあ。でもココのポッチリは、大き過ぎて嫌らしいのね」
「それじゃ記念撮影といこう。翔太君、近付いて」
姉さんのアソコは本当に毛が無くなってキレイなピンクだと思ったけれど、母さんに弄
り回されて真っ赤な小指みたいになった剥き出しのクリトリスやジュクジュクとえっち
汁がわいて来る様子は立派なオトナで卑猥そのものだった。

 「パイパンネットアイドル千秋ちゃんの誕生ね。さっそく顔写真付きでアップしまし
ょう」
気が触れてるのではないかと疑ってしまう母さんの嬉しそうな言葉を聞いて、姉さんは
かわいそうにシクシク泣いていた。
舟山さんも僕も苦い顔をしてたと思う。
さすがにやり過ぎだ。
だけど母さんの暴走はまだまだ続き、室内は誰にも逆らえない空気に支配されていた。

 「ミキオ君、翔太とエッチしていいかしら?」
「いいぞ」
「千秋ちゃんが退屈しないよう筆でかわいがってて。絶対イカさないよう、寸止めよ」

 母さんが舟山さんを下の名前で呼んでるのは初めて聞いた。
「真由美さん」に対して「ミキオ君」とは互いの力関係を示すような呼び方だ。
少なくとも夫に隷属して調教されてるようには思えない。
舟山さんも実際「逆らうな」と注意してくれたし、今や母さんが最高権力を握る女王様
だった。
そして舟山さんと母さんも服を脱ぎ捨てる。

 ここでメタ発言を許してもらうと、この章の主役はタイトルが示す通りもちろん千秋
姉さんで、近親相姦に乱れ狂ってくれる予定である。
だけどこの小説の主人公である僕にとっても重大な場面だ。
まず男なので女性のロストバージンほどのインパクトはないと言え、童貞を喪失するの
だ。
そしてお相手は母さんにしろ姉さんにしろ血の繋がった立派な近親相姦。
お察しの通り双方ともヤッてしまうんだけど、まずは女王様たる母さんが相手だった。

 「翔太、両手を背中に回して。手錠掛けてあげるから」
別に掛けてもらいたくはないけれど、逆らわずに後ろ手錠を嵌められると、床に仰向け
で寝るよう言われた。
当然勃起したペニスがピインと上向きでそそり勃つ。
とても大人しくなるような状況ではない。
一方姉さんの方は舟山さんが両手に筆を持って責める準備を始めていた。

 「一応千秋ちゃんのオクチを外して聞いてあげるわ。お父さんや弟とエッチする? 
って」
「出来るわけないじゃない、このヘンタイッ!」
「残念だわ。じゃあ、お父さんにコチョコチョしてもらって。私が満足するまでギブア
ップ出来ませんよ」
「さあ千秋ちゃん。も一度オクチにチャックだよ」
母さんは何のためらいもなく僕に馬乗りになると、大きなお尻を下ろして来た。
「さあ翔太。強情なお姉ちゃんはほっといて、エッチしましょう」

 さっきも言ったように童貞喪失に取り立てて感慨はないが、その相手が実の母親とあ
っては……だけどそんな僕の気持ちなんか無関係とばかりに、アッサリ腰を下ろして来
られたが、母さんのオ○ンコは凄かった。
僕のチンポをガッツリ捕まえると、まるで軟体動物みたいにギュウギュウ絡み付いて締
め上げて来るのだ。
ヤバイと思ったら、母さんはガンガン腰を動かし大声を放つものだから、すぐにドピュ
ッと出てしまった。
なのに母さんはちっとも容赦してくれず、すぐ2回戦に突入していた。

 「千秋ちゃん。お母さんはとっても気持ちいいみたいだよ。ほう~ら、少しは気分が
出て来たかな? 首筋が感じる女の子は、全身よく感じ易いって言うよ」

 辺り構わず恥ずかしい大声で、気もちいい~、チンチン最高!、などと母さんがわめ
いているのは、姉さんに聞かせる演技なんだろう。
舟山さんもチョコチョコと筆を使って姉さんの性感帯を探り、嫌らしい言葉を囁きなが
らネチネチと責めている。
目隠しで感度が増大した姉さんは、今や吊り上げられた魚同然にビクンビクンと体をお
ののかせ、媚薬で疼く部分がはしたなく刺激を欲しがってるようだ。
そしてもう十分と思った舟山さんは姉さんの目隠しと口枷を外した。

 「ああ、もう駄目、何とかしてえ~っっ!!」
「エッチしたいのね」
「エッチしたあい!」

 姉さんが弱音を吐くのを聞くなり、トチ狂ってるはずの母さんが応答する。
やはり僕とのセックスで狂乱してるのは演技だったようだ。何てこった。
そして僕のチンポから降りると、とんでもない事を言い出した。

 「ミキオ君も、ここへ来て仰向けになってよ。手は後ろに組んで」
「はいはい」
舟山さんは母さんの意図を察して諦めたように言うと、僕の隣で仰向けになった。
似たようなものかな、とつい比べてしまう僕。母さんに拘束を解いてもらった姉さんの
鼻息が荒く聞こえて来たが、よく見ると両手は後ろ手錠を掛けられて、オナニーは禁止
されているのだった。

 「さあどちらのチンチン使ってもいいわよ」
「翔太、エッチするよ!」
飢えた獣みたいな姉さんは僕に飛び掛かり、チンポにむしゃぶり付いて来た。
一瞬食べられてしまうかもと不安を抱いたほどの勢いで、さらに体をずらした姉さんは
疼いてる股間を僕の顔に押し付ける。

 「舐めて!」
僕は窒息の危険を覚えながら、真っ赤になった陰部を必死で擦り付けて来る千秋姉さん
に決死の思いで口唇を使った。
ホントに子供の小指みたいになったクリトリスを捕まえ唇に含んでからチューッと強く
吸い上げて上げると、ジュバジュバと僕のチンポを賞味してた口を離した姉さんは、ま
るで怪鳥みたいな奇声を張り上げた。

 もう完全に理性をかなぐり捨てた姉さんのそんな反応が愛しくて、僕は続いてクリを
吸いながら舌をビラビラの肉壺の中に挿入してスルスルと出し入れさせ、決して旨いと
は言えない体液をすすり上げた。
そして、ココが肝心な筈と言う頭の中だけの知識に従い、あり得ないような真っ赤にな
って欲情してる尻穴に舌を出し入れしてると、姉さんが腰を上げブシャーッと何かを浴
びせ掛けて来た。もう僕の顔はベトベトである。

 「ウンコじゃないから安心して。千秋ちゃん、すっごい潮吹きちゃんなのね」
「嫌と言う程焦らしてあげたからね」

 隣で仲良く繋がってた両親が声を掛けて来ると、姉さんもごめーん、とごく普通に応
答したが、口の端からだらしなく白い液体がこぼれていた。
ううむ、結構沢山出してしまったらしい。それにしてはチンポはカチカチのままでヤル
気満々なんだけど。

 「さあ、翔太。朝までアタシを楽しませるのよ」
「千秋ちゃんったら、パイずりから始めるなんて素敵だわ」
「あの腰使いは間違いなく真由美さんの娘ですよ」
すっかり吹っ切れた姉さんと両親は和やかに話し、ビッチギャルの本領を発揮し始めて
いた。

ーー僕が壊れなきゃいいんだけど……

 こうして夜は更けていく。