「陵辱の温泉宿」

                     赤星直也:作
第16話 代理出産

 郁子親子は、自分たちを犠牲にして亡くなった前川の温泉宿を守り抜いた。
黒岩は郁子達と約束した通りに、温泉宿の名義を郁子に変更し、自分たちの別荘代わ
りに使うことも決めた。

 それから暫く経って、黒岩夫婦が温泉宿を訪れ「いらっしゃいませ」着物姿で3人
が出迎えた。
それを見た黒岩は「なんだ着ているのか。今から素っ裸だ。脱ぐんだ!」3人に言う。

 「そんな、ヌードになるだなんて…」
「ここの管理人になったら、俺の言うことを聞くんだ。イヤなら出ていって貰うぞ」
「わかりました、ヌードになります…」郁子親子は玄関で脱ぎだす。

 着物を脱ぐと下着を着けていた。
「何だ、色気にないのを着て。どうせ着るなら、もっと色っぽいのにしろ!」
「そうよね。この前の黒いストッキングは受けたわ。今日からは、あれだけにしまし
ょうよ」
「そうだな、あれは受けたから、あれにするか」勝手に決めた。

 親子は2人の前で下着も脱で行き、パンティ、ブラジャーと脱いで全裸になった。
股間には生えかけた絨毛が生い茂っている。
「いいわね、ヘアはそれくらいがいいわよね」典子は淫裂を触っていくが、項垂れた
ままだ。

 「郁子さん。管理人だったら、主人が来たのよ。案内して!」
「申し訳ありません。こちらへどうぞ!」乳房を揺らせながら黒岩夫婦を案内し、そ
の後ろを早紀と有紀が歩いている。

 郁子が夫婦を案内し、一息ついていると西山と山崎が訪ねてきた。
「いいね。この裸が最高にいいよ」山崎が有紀の乳房を掴んで吸いだすと「ちょっと
待て。それは無しにしてくれ!」黒岩が止めるように言う。

 そう言われれば、手を退けるしかない。
「黒岩さん、どうかしましたか。変ですよ」
「訳はこれから話す。お前達は出ていってくれ!」郁子親子は言われるまま、部屋か
ら出て調理を始めたが、その間、4人の話がもつれているらしく、大きな声が郁子に
も聞こえている。

 「お母さん、何なのかしら?」早紀が不安そうに尋ねた。
「心配は要らないわ。直ぐにまとまるから」不安を消そうとしている。
やがて、西山と山崎が機嫌悪そうな顔をして部屋から出てきた。
「お食事は?」「帰る。もう来たくない!」吐き捨てるような言葉を吐いて帰った。

 それと同時に、典子が現れた。
「お風呂に入りたいの。2人で手伝って!」
「手伝うって?」
「夫の体を洗うのよ。私も洗って欲しいの」
「わかりました。ご一緒します」不安に思いながら、夫婦と一緒に浴場へ向かう。

 浴場では早紀が黒岩を、有紀が典子の体を洗っていく。
「典子、体で洗って貰ったら?」
「体で、ですか?」
「そうだ。有紀、自分の体に石鹸を塗って抱き付くんだ!」

 「そんな事、私やったことありませんから…」
だが「面白そうね。やって貰うわ」典子が言うからにはやるしかなく、自分の前面に
漏れなく石鹸を塗って泡立てた。
「それでいい。まずは、背中から抱き付くんだ!」言われるまま体を押しつけた。

 乳房が背中に当たり、潰れたまま体を押しつけながら、ゆっくりと動かしていく。
「くすぐったい。オッパイが背中を擦るとくすぐったいわ」
「でも、いい感じだろう。オ○ンコも洗って貰え!」
「わかった。前も洗ってね」
(いやよ。こんな事風俗店でやる事よ)イヤながら、体を動かしていく。

 「早紀。お前もやるんだ!」
「わかりました」早紀も有紀同様に、体に石鹸を塗ってから黒岩に抱き付いた。
「いいね。気持ちいいよ」一瞬にして、肉竿が膨らんでしまい、2人は背中を洗い終
えると向き合って抱き合う。

 「典子。レズみたいで、変な感じだろう?」
「そうなの。オッパイがくすぐったいし、性器も擦られて燃えちゃう…」
「俺も何だ。こんなにカチカチだ!」勃起した肉竿が、早紀の淫裂を擦っていき(お
願い。オチンチンは入れないで…)そう、祈りながら体を擦りつけている。

 浴場で体を洗い終えると部屋に戻ると「お食事の用意が出来ています」郁子がお膳
を用意する。
「2人だけじゃ、つまんないよ。お前達のも、運んでこいよ」
「そんな。使用人が一緒に食事だなんて、許されません!」

 「気にしなくていいわよ。言った通りにしなさい!」
「わかりました。ご一緒させていただきます」郁子は自分たちの食事を運んできた。
「まずは、乾杯だ!」機嫌良く黒岩が音頭を取り、それに合わせていく。

 乾杯が済み、和んでくると「有紀と早紀に、頼みがあるんだ」黒岩が切り出した。
「頼みとおっしゃいますと?」
「俺の子を産んでくれ!」早紀と有紀は、持ったコップを落としそうになった。

 「な、何とおっしゃいましたか?」郁子も信じられないのか聞き返す。
「俺の子を、産んでくれと言った!」
「そんな。奥さんだっているのに、娘に子を産めだなんて…」郁子は泣き声だ。

 「お願い、産んで欲しいの。産んだら責任はこっちで取るから、夫の子を産んで欲
しいの」典子も泣き声で頼み込む。
「奥さん。もしかして、子供を…」郁子はそれだけ言って、言葉を止めた。

 「そうなの、産めないの。だから産んで。私がちゃんと育てるし、あなた達を親と
認めるから」突然の事に2人は黙ったまま顔を見合わせた。
「でも、結婚もしてない子に、代理出産なんて…」
「イヤでもやって貰う。今まで西山から借りた金は、俺が引き継いだからな」

 「そんなの、酷いわ。金でそんな事をさせるなんて!」3人は泣きだした。
「何と言おうが、産んで貰う。今夜から布団は3枚敷くんだ。まず、早紀が一緒だぞ」
黒岩の固い決意には逆らえない。
それに、金も返す当てもなかったから、3人はただ泣くだけだ。

 「泣くな。産んだら、ちゃんと跡取りとして認めるし、籍も入れる!」泣きじゃく
る早紀を抱きしめた。
それには「わかりました。そうさせて貰います」泣きながら返事する。

 食事が済むと、片付けをして布団を引いていく。
「早紀。まずはお前の口でやるんだ!」浴衣を脱いでいく。
言われた通りに、早紀は膝を付け、露わになった肉竿を口で擦り出す。
「ウグ、ウグ!」口を動かす度に、固さが増した。

 「もういい。やろう!」布団の上に押し倒して覆い被さった。
「優しくして下さい。痛いのはイヤですから…」
「わかっている。こうだろう?」肉竿が、今までになくゆっくりと動いていく。
「私にもさせて。オッパイにするから」典子も加わり、乳房を揉みながら乳首を吸い
出し「あ、あ、あ~!」堪えきれず声を上げた。

 それは当然、郁子と有紀にも聞こえた。
「お母さん、姉さんがセックス始めたわよ」
「そうみたいね。考えようによっては、これでいいのかも知れないね…」
「でも、シングルマザーよ。そんなのイヤだわ」
「……」有紀の返事に郁子は黙ったままだ。

 その沈黙を破り「出すぞ。オ○ンコでしっかり受けとめろ」黒岩の声が聞こえる。
「姉さん、大丈夫かしら。薬は飲んでいないし…」
「有紀は飲んでいるの?」
「ううん、飲んでいないわ。明日したら、間違いなく妊娠する…」
「そうなんだ…」その後沈黙が続いた。

 その沈黙を破り「ダメ。四つん這いはイヤです!」早紀の声が聞こえ「四つん這い
でやっているんだ…」布団を被った有紀の手が、股間に伸びていく。
(明日は、私が声を出す番だわ…)濡れた淫裂の中を指が動きまわっている。

 そして、翌日は有紀が黒岩に抱かれている。
「ダメ。そんな事されたら、ダメ!」典子に乳房を吸われながら、黒岩がピストンし
て「あ、あ、あ~!」有紀も歓喜の声を上げている。

 黒岩夫婦は、日曜の昼には東京に戻り、それと入れ替わり、西山と山崎が訪れた。
「今夜は、特別なお客だ。とにかく来るんだ!」
「借りたお金は、黒川さんが返したはずですが…」

 「利息をまだ貰ってない。とにかく来るんだよ」ヤクザまがいに連れだし、3人は
ホテルに連れて行かれた。
ホテルに入ると「わかっているだろうな。脱ぐんだ!」命令する。

 「もう、人前ではヌードにならなくていいはずです!」
「そうは行かないんだ。イヤでも裸になるんだ!」西山と山崎は嫌がる3人の服を剥
ぎ取りす。
「やめて、イヤです!」抵抗しても無駄で、次々と脱がされ全裸にされた。

 「ほう、丁度剃り頃だな。パイパンオ○ンコには、もってこいだ!」
「こっちもだ。今日は面白いぞ」早紀と有紀の股間を撫でだす。
「触らないで、イヤです!」その瞬間、頬を打たれ「態度がでかくなったな。俺がお
前を女にしてやったのを忘れたのか?」西山は早紀の乳房を鷲掴みし「うっ!」息苦
しさに声も出ない。

 「わかったな。素直に言うことを聞くんだ!」3人は四つん這いにされた。
「動くなよ。これを入れるからな」肛門から浣腸液が送り込まれる。
「イヤ。もう、お尻ではイヤです!」
「ケツがイヤなら、オ○ンコでいいのか?」

 (どっちもいやよ、オチンチンを入れられるなんて…)黙り込んだ。
浣腸剤は直ぐに効果を現し「と、トイレです…」急いで排出を済ませ、浴室で体を綺
麗にしてから戻ってきた。

 戻ると、3人は大広間に連れ出された。
そこにはカメラを持って客が待ちかまえている。
「イヤ、写真はイヤ!」手で胸と股間を押さえ、蹲った。

 「今更尻込みするな。これから特別ショーの開演なんだから」西山と山崎は3人の
両手を縛り上げ、鴨居から吊した。
その後、右膝も縛り吊り下げられ、淫裂が露わになると「撮らないで!」3人は叫ぶ
が客は淫裂を晒した3人を撮っていく。

 「記念写真の感想はどうだ?」
「解いて。こんな事しなくていいはずです!」
「そうは行くか。今度はパイパンオ○ンコにしてやる!」絨毛にスプレーが吹き掛け
られ伸ばされていく。

 「剃らないで、ヘアはイヤです!」何も出来ず、されるがままだ。
「まずは、郁子からだ」ベットリした絨毛にカミソリが当てられ「ジョリ、ジョリ!」
動きに合わせて赤黒い地肌が見え、それに肉襞も見えてきた。
その様子をカメラが撮って行き「やめて。撮らないで!」郁子は首を振ることしかで
きなかった。

 郁子の絨毛はあっけなく消え去り、パックリ口を開いた淫裂が丸見えだ。
「次は娘の番だからな!」早紀にスプレーが吹き掛けられ手で伸ばされていく。
「やめて、剃らないで!」叫んでも無駄で、伸ばされるとカミソリが動き出し、絨毛
を消し去り、それもカメラが撮り「う、う、う!」嗚咽を上げる事しかできない。
その後、有紀も絨毛を剃られて淫裂を剥き出しにされた。

 絨毛を剃り終えると、2人はズボンを脱いでいく。
「イヤ。セックスはイヤです!」
「オ○ンコはしないよ。ケツでやるんだ!」

 「お尻でも、イヤです!」
「イヤでも、やるんだよ」下半身を剥き出しにすると、早紀と有紀の肛門にワセリン
を塗っていく。

 「洋子、お前も手伝うんだ。郁子とやってもいいから!」
「わかったわ。これでやればいいのね?」バイブを持った。
「やめて。そんなの、入れないで!」

 「そうは行かないのよ。まずはここに入れるね」郁子の淫裂に、ゆっくりバイブが
入ると、スイッチを入れ振動させる。
「だめ、いや~!」悲鳴と同時に腰が動きだし、その様子がカメラに撮られていく。
「撮らないで。お願い~!」叫んでも、かめらのスイッチが押されていく。

 やがて、郁子の淫裂から淫汁が流れ出した。
「気持ちよさそうね。こんなに濡らして」
「よくない。こんなのよくない!」首を振っても、心地よい振動に膣から淫汁を流し
ている。

 それを見ていた西山が「早紀。お前ともやるからな!」肛門に肉竿を押し当てた。
「イヤ、お尻はイヤ!」逃れたくても、西山の肉竿がゆっくり入ってきた。
「ヒ~!」息が詰まる思いに「ダメ。入れないで、ダメ!」体を痙攣させるが、肉竿
はなおも入り込む。

 「早紀、全部入ったぞ!」
「抜いて。お願いです…」顔を歪めるが、肛門に入った様子がカメラに撮られる。
(撮らないで。お尻に入ったのは撮らないで…)目を閉じたまま、首を左右に振って
いく。

 「有紀。俺もやるからな!」山崎も有紀の肛門に肉竿を押し込んで「いや~!」痛
みに悲鳴を上げた。
「暴れるな。痛いのは最初だけだ!」なおも押し込み、全部入るとピストンを始める。
「いや、いや~!」悲鳴を上げたが、肉竿の動きは止まらず(撮られている。お尻に
オチンチンが入ったのを…)有紀も閉じた目から涙を流している。

 カメラはそんな姿も撮って、それに肉竿は動きを早めていく。
「気持ちいい。出すぞ!」動きを停めて「イヤ~!」腸内に噴射され悲鳴を上げた。
肉竿が抜かれると、肛門から液体が落ちていく。
「撮らないで。お願いです!」首を振るが、屈辱な姿がカメラに収められた。