「陵辱の温泉宿」

                     赤星直也:作
第13話 新しいサービス

 4人は車の所まで戻った。
「服は着なくていい。そのまま乗れ!」
「そんな、ヌードのまま乗るなんて、イヤです」
「約束したよな。何でもやると!」そう言われれば何も言えず、スケスケのワンピー
スで前を隠して座わり、西山は走らせた。

 今度は今までと違い、車が行き交う道を走っているから、後ろの席に座った2人は
顔を強ばらせたままだ。
走り出して5分ほど過ぎ、正面に建物が見え「あそこが、何だかわかるよな?」西山
は早紀と有紀に言う。

 (まさか、あそこでヌードを撮るのでは…)奥歯がガチガチ鳴りだすが、そんな2
人を無視するかのように、駐車場に停まる。
「着いた。降りるんだ」
「お願いです。服を着させて下さい!」早紀は泣き声になっている。

 「約束したはずだ。素っ裸だ!」
「西山君、そうムキにならないでくれ。これだけ言うんだから、あれをここで着せよ
うよ」ニヤリと黒岩が笑う。
「そうですね。そうしますか…」西山はトランクから袋を取りだし2人に渡す。

 「これを着けるんだ!」渡された2人は袋を開けて中から取りだしたが(いや、こ
んなの着たくない…)見るなり落胆の顔に変わる。
入っていたのは、黒いストッキングとガーターベルトだ。

 「早くしろ!」急かす西山に、渋々足を通していくと「いいよ。いいじゃないか!」
太股を黒いレースが覆う。
その後は腰にガーターベルトを巻き付けて、ストッキングを吊っていく。
「着けたか。行くぞ!」2人も車から降りて建物の中に入った。

 建物の中からは、女性の声が聞こえている。
(ヌードを見られたらどうしよう…)ブルブル震えながら歩いていくと、その震えに
乳房も揺れていた。

 やがて、ガラス越しに踊る集団が見えてきた。
「いいか。お前達も仲間に入るんだぞ」
「許して。あれは旅館組合の人なんです…」早紀は泣き「そうなんです。ヌードを見
られたら仲間外れにされます…」有紀も泣いている。

 「それが、どうした。仲間外れにされても、どうってことない!」取り合おうとは
せず「いいか、踊っているのを撮るからな」そう言うとドアを開けて入った。
入るなり「ぬ、ヌードだわ!」全裸の2人に声が上がり「そんな、前川さんの娘さん
が素っ裸だなんて…」踊りが停まって2人を見つめている。

 暫く沈黙が続いたが「私達も一緒に練習させてください…」蚊のなるような声で頼
み込む。
「練習はいいけど、裸よ。服を着てからにしないと」
「イヤ、このままでいいんだ。2人の綺麗な体を撮りたくてね」西山が口を開いた。

 その言葉に「ヌードを撮るんですって…」ヒソヒソと話されていく。
「そうなんです、記念に残そうと思いまして…」
「でも、性器を撮られるわよ。ヘアがないから写るのよ」
「気にしません。全てを撮るつもりですから」
「それならいいけど…」顔が曇っていく。

 「とにかく、一緒に練習させてくれよ」
「西山さんがそこまで言うなら構いませんが…」そして音楽に合わせて女性達が踊り
出し、それに合わせて2人も踊り出した。
乳房が左右に激しく揺れ、淫裂もパックリ口を開いて「いいよ、凄くいい!」満足そ
うに黒岩がスイッチを押していく。

 時間が立つに連れ、2人は汗で体が光ってきた。
他の女性も汗で光りだし、それを見てリーダーらしい女性が「はい、今日はここまで
にしましょう」音楽を止め、それと同時に皆床に座り込む。

 だが「早紀に有紀、ここでやるんだ。あれをな!」西山はレズをやるように言う。
(いや、それはいやです!)目に涙を溜めたまま、2人は立ち上がり唇を重ねていく。
「キャー。変態だ!」「レズよ、姉妹はレズだったのよ!」また視線が集まる。

 しかし、2人はやめる訳には行かず、乳房を掴み合い吸い出し「あ、あ、あ~!」
声を上げて、淫裂も触り合いだす。
「気が狂ったのよ。父親を亡くしたから…」見ている女性達はヒソヒソ話しながら見
つめている。

 (違うわ、無理矢理やらされているのよ!)叫びたいができず、シックスナインの
体位で淫裂を舌と指で撫で合う。
黒いストッキングが、白い乳房と淫裂を引き立てて、そんな2人を黒岩が撮りまくる。
2人は15分ほどレズをさせられ、充分撮ったのか「帰るぞ」西山が声を掛ける。

 その言葉で立ち上がり一緒に部屋から出た。
すると「変態よ。前川さんの娘さん達!」後ろから指差しながら叫んでいる。
(もう、仲間に入れて貰えなし、組合にも入れて貰えない…)項垂れた2人は涙を落
としながら歩いている。

 その後、4人は車でホテルに戻ってきた。
だが、早紀と有紀はストッキングとガーターベルトだけを着けているだけだ。
車を降り、ホテルにはいると郁子が形相を変えて駆け寄ってくる。
「そんな、裸だなんて。何かされなかった?」その言葉には黙ったままで「そんな、
娘には手を出さないと約束したのに…」声を上げて泣きだした。

 「手は出さなかった。その変わり、チンポでやったぞ。オ○ンコしてくれと頼まれ
てな」
「嘘よ、レイプしたんでしょう?」
「だったら、娘に聞けよ!」

 「早紀。嘘よね、レイプされたんでしょう?」
「ううん、私もセックスしたかったから頼んだの…」項垂れて言う。
「嘘よ、嘘と言って。有紀もレイプされたのよね?」
「違うわ、私もセックスしたかったの」項垂れて言う。

 「そんな、セックスがしたかったなんて…」郁子の泣き声が大きくなり(ご免なさ
い、こう言わないと…)項垂れた2人も涙を流している。
「郁子、そう言う事だ。それより、準備しろ。お前達もだぞ!」その言葉に有紀と早
紀は中に入って行く。

 それから数日後、郁子は旅館組合から呼び出しを受けた。
「きっと、ショーの事で呼ばれたんだ…」それを西山にも告げると「なあに、除名さ
れたって関係ないさ。勝手にさせろ!」西山は開き直っている。

 郁子は不安な面もちで組合の会合に出ると「前山さん。お宅はいつから変態旅館に
なったんですか?」組合長から早速言われた。
「変態と言っても、あれはあくまでショーですから…」言い訳を並べるが、聞いて貰
えるはずはない。

 「そんな事だから、変態が娘に移るんですよ。素っ裸で踊ったり、レズをしたりし
て…」それには堪えきれず泣きだし「それには事情がありまして…」
「そんな事言っても無駄です。とにかく除名ですからね!」組合長から除名を言い渡
され、ホテルに戻った郁子は西山にそれを告げる。

 「思った通りだな。これでこっちも派手にやれるな」
「でも、娘にはもう手を出さないで下さい…」
「そうは行かない。俺が女にしたんだから一生俺に付き合って貰わないとな」

 「ですが、人前での裸だけはやめて下さい」
「そんな事言ったら、ショーにならないぞ。ショーでこのホテルが成り立っているん
だからな」そう言われれば逆らえない。

 西山は何を考えたか、夕方に5人の女性を連れてきた。
「いいか、歩合制だ。受けなかったら減らすからな」
「わかっているわよ。こっちだって、商売でやっているんだからね」自信ありげだ。
「それならいい。頼むからな」そう言って、郁子と一恵がいる男湯に連れて行く。

 女性達は、恥ずかしがることなく一糸まとわぬ裸になって中に入った。
新しく現れた5人に客も喜んでいる。
「お洗いしますね」石鹸を泡立て自分の胸に擦りつけて、その後体を客に擦りつけて
「いいね。まるでソープみたいじゃないか!」客は笑顔になっている。

 背中を洗い終えると向き合って抱き合い、勃起した肉竿が淫裂に当たっている。
「ダメ、オチンチンは入れないで。口でしてあげるから!」そう言いながら体を上下
していく。

 それを見た郁子は呆然とし(できない。私にはいくら何でも、できない…)口を空
いたままだ。
同じように、一恵も呆然としている。

 女性達は体を洗い終えると、言った通りに客を立たせ、肉竿を口で擦りだし「あ、
あ~!」客は気持ちよさそうな声を上げていく。
それを見て(イヤ、私はいやよ!)郁子は外に出て行き、同じように一恵も外に飛び
出した。

 「どうしたんだ。まだ終わってないだろう?」
「できません。口でなんて…」郁子が言う。
「だったら、オ○ンコでやるか?」
「いくら何でも、売春と同じです…」
「それもイヤか。だったら、ショーをやって貰うぞ。2人で素っ裸の踊りをな!」
(口でやるよりは、その方がいいです…)黙ったままだ。

 そして、宴会が始まり、恒例のショーが行われた。
従業員の1人が全裸になり、絨毛を剃られ、その後は早紀と有紀のレズショーが行わ
れていく。
そして最後に、郁子と一恵の全裸の踊りで宴会を盛り上げてる。

 サービスは西山の考えていた通り、客に受けて予約も入り盛況で、反対に断る事も
あった。
それを、温泉組合側は良くは思わず、出入り業者に圧力を掛け、仕入れが止まり営業
がおぼつかない。

 だが、西山は動じず、金の力をまざまざと見せつけた。
隣町の別な業者に頼み、今まで通りに営業し、それに、湯元から湯権を買い取ろうと
している。

 それには、旅館組合も慌てて連夜の会議を開いて策を練ったが、不況で資金不足の
現状ではどうする事もできず、組合長達幹部が和解を申し出て来た。
西山も、争うのはイヤだから和解する事にしたが、今後は一切ホテルに干渉しない事
を約束させて和解した。

 だが、組合からの除名はそのままで、西山はそんな事など気にもせずに、今まで通
りにサービスを続けた。

 そんなある日、西山は洋子が受け持っていた、温泉宿の経理に疑惑を感じた。
「おかしい。いくら何でも、倍も仕入れが違うとは…」仕入れが水増しされている可
能性がり、山崎に頼み込んで極秘に調査を重ね、水増しの証拠を掴んだ。

 洋子は西山に問いつめられても、認めようとはしない。
しかし、山崎が掴んだ証拠を見せられては、どうしようもない。
「洋子。どうなるかわかっているよな?」
「許して。もうしませんから!」詫びを入れたが許されない。

 「そうは行くか。仕置きだ!」洋子は全従業員の前で、着ていた着物を脱がされて
いく。
「イヤ、イヤです!」叫んでも容赦はなく、下着も脱がされ全裸にされ、両手を後ろ
手に縛られてしまった。

 西山は洋子を縛り上げると、髪の毛を掴んで振り回し「ギャー!」悲鳴を上げてい
が「これくらいで済むと思うな。もっと思い知って貰わないとな!」髪の毛を掴んだ
まま洋子を引き出し、外に連れ出した。
「いや、いや~!」全裸の洋子は嫌がるが、髪の毛を掴まれたどうする事もできない。

 西山は洋子を車に乗せると走りだした。
それを、不安な面もちで見ていたが、それから数時間後に2人がホテルに現れ「ピア
スよ、乳首と性器に…」金色に輝くリングが両乳首と淫裂に取り付けられている。

 「それだけじゃないぞ。洋子のオ○ンコは、永久にパイパンになったからな!」
「だ、脱毛ですか、性器を?」
「そうだ。一生このままだ!」ピンクの地肌を触ると「う、う、う!」縛られたまま
泣いている。

 「泣くのは早い。今夜から洋子もショーをやって貰うからな!」乳首に付けられた
ピアスを引っ張った。
乳房が円錐状に変形して「ヒー。痛いのは許して下さい…。もうしませんから、許し
て下さい…」顔を歪めて言う。

 「そうはいくか。皆もよく見るんだぞ!」今度は淫裂のリングを引き「ギャー!」
前にもまして悲鳴が大きくなった。
(見せしめだわ。逆らったらこうなるんだ…)変形した淫裂を見て、皆がそう感じた。

 そして、宴会が始まり、いつものように従業員は、乳房丸出しのワンピースで酌を
して回る。
そこに、両手を後ろ手に縛られた洋子が山崎に連れてこられたが、口には声が出せな
いように口枷がしてある。

 「この、あばずれ女め!」ムチで叩き「う~!」痛みに呻き声を上げても、容赦な
く叩かれ、全身に赤い筋ができていく。
その迫力に、客も皆黙り込んでしまった。

 むち打ちが済むと「よし、罰の仕上げだ!」無理矢理座らせ腰を持ち上げた。
「う、う~!」首を振って拒むが、西山はズボンを引き下げていく。
そこで「本番だぞ!」やっと歓声が上がった。

 その歓声に答えるかのように、山崎の肉竿が淫裂に入っていく。
根本まで入り込むと、ピストンが始まり、洋子は「う、う、う~!」乳房を揺らせな
がら呻き声を上げている。

 やがて、山崎の動きが停まり放出が始まった。
「中出しだ!」淫裂から流れ出る精液に歓声が上がり、それと同時に洋子の閉じた目
からも涙が流れていく。