「陵辱の温泉宿」

                     赤星直也:作
第9話 SMショー

 そして、宴会が始まった。
郁子と洋子は、両脇が切れたミニのワンピースを着て酌をしている。
そこに「失礼します。これより私達のショーをお楽しみ下さい」早紀と有紀が現れて
(そんなの嘘よ。2人がショーをするなんて…)郁子の顔が引き吊った。

 2人は郁子の顔を見ないようにして、抱き合うと「レズだ、レズショーだ!」「ホ
ントだ、噂通りにやってくれるんだ!」お客が歓声を上げていく。
唇を重ね合った2人は、お互いの帯を解き合い上半身を露わにすると「オッパイだ。
いいぞ!」また歓声が上がる。

 郁子は(そんな、嫁入り前なのに。人前で裸になるなんて…)会場から逃げ出した
いが、それはできず下を向いたままだ。
2人は郁子の嘆きを気にも止めず、下半身も露わにして「オ○ンコだ。パイパンに剃
ったみたいだ!」短い絨毛に覆われた恥丘と淫裂に、また、歓声が上がった。

 その様子に(やめなさい。そんな、はしたない事をしないで…)郁子は涙を滲ませ
ながら見ていた。
(お母さんご免なさい。でも、こうしないとお金が返せないのよ)2人も郁子を見な
いようにしながら乳房を吸い合い、淫裂を触り合った。

 宴会が終わり、片付けが終わると郁子は2人を呼んで問いつめ「お願い。人前で裸
になるのはもうやめて」と頼み込む。
「裸何か、好きでなりたくないわよ。でも、お金がないと…」郁子の入院費用を立て
替えて貰った事を話した。

 それを聞いた郁子は、ただ泣くだけしかできない。
(何とかしないといけないわ。夫に申し訳が立たないし…)一晩考え、その翌朝、郁
子は西山に会い「娘の裸だけは許して下さい、その代わりといっては何ですが、私が
裸になります」泣きながら頼み込んだ。

 「そう言われてもな。洋子と相談しないと」西山は洋子も呼んで3人で話し出す。
「あの2人は目玉だし、今更やめる訳には行かないわ」
「そこを何とか…」郁子は土下座し、暫く沈黙が続いた。

 そして「だったら、郁子さんがショーをやるのよ。手を縛られて打たれるのはどう
かしら?」洋子が言い出す。
「SMショーか。で、誰がマゾ役だ?」
「私がやるわ。その変わり、あの姉妹はホステスをやって貰うわよ」
「ホステスですか…」確かに、あの服を着れば全裸よりはましだ。

 「どうする、郁子」
「わかりました。やります」
「そう、だったら今日からお願いよ。お風呂もやって貰うからね」

 「宿の仕事はいいのか?」
「これからは、仕出し業者に頼もうと思うの。どうせ、酔えば味がわからないし」
「そうだよな。大手はそうしているしな」西山も承知した。

 その日の夕方、宴会が始まった。
宿泊客を相手に早紀と有紀が酒を注いでいく。
「いいね、こんな若い子も」そう言いながら、脇の切れ目から手を入れ、乳房を握り
しめた。

 「そこは敏感ですから…」口で制するだけで拒もうとはしない。
客はそれをいい事に、大胆になり乳首を指で転がし「だめ、そこは…」やっと乳房か
ら手を退けさせた。

 しかし、別な客が乳房を掴んで(お触りバーじゃないわよ!)そう言いたいが堪え
ていた。
2人が触られながら酌をしていると「ヒ~!」悲鳴が上がり、その悲鳴で客の動きが
が止まる。

 そこに首輪をされた郁子が、洋子に引き連れられて来た。
「許して。ここではいやです!」
「そうは行かないの。今すぐここで脱ぐのよ」ムチで郁子を叩いていく。

 「脱ぎます。打たないでください!」郁子は悲鳴を上げながら着物を脱いで行く。
下着は着けていないから、直ぐに生まれたままの姿になり「ほら、御挨拶しないと」
洋子は乳房を叩き「ギャー!」悲鳴と共に、赤い筋が乳房にできた。

 郁子は顔を歪めながらも正座し「皆様。これより、私のショーをお楽しみ下さい」
と言う。
「よくできたわね。でも、ここにも罰よ!」四つん這いにさせて尻を打ち「ピシ、ピ
シ!」音と共に悲鳴が上がる。

 「許して下さい!」泣き声も上げ、その後、洋子は郁子を後ろ手に縛り上げ、乳房
を鷲掴みした。
郁子はたまらず悲鳴を上げるが、悲鳴を上げれば上げる程、客が興奮していく。

 その興奮が最高に達した客が「俺にもやらせろ!」郁子の乳房を潰した。
「ヒ~。お許し下さい!」首を振り痛みに耐えている。
「面白いや。俺もだ」また1人加わり、足を開かせ、淫裂に指を入れた。

 「オ○ンコしたいだろう。言うんだ!」
「いや、オ○ンコなんかしたくないです…」
「嘘言うな。本当の事を言うんだ!」クリトリスも潰され「ギャー!」悲鳴が響き渡
り(やめて。お母さんに手を出さないで!)飛び出したいが、できる訳がなく、母の
辱めを堪えてみている2人だ。

 郁子は洋子や客にムチで打たれ、最後に腕が解かれ四つん這いにされた。
洋子は「これわかるわよね。やりたいでしょう?」郁子にペニスバンドを見せて股間
に取り付けていく。
「いや。そんのいや、やめて下さい!」
「正直に言うんだ。やりたいだろう?」垂れ下がった乳房が握られた。

 「ヒ~。お、オ○ンコしたいです!」泣きながら言うと「そうでしょう。だからや
って上げるわね」洋子はペニスをゆっくり郁子の淫裂に入れ「あ、あ、あ~!」悲鳴
を上げて首を振っていく。

 それでも洋子は根本まで押し込むと、腰を振りだすと「やめて。膣が裂ける~!」
声を上げながら首を振っていく。
洋子は5分程腰を振り続け、ペニスを抜き、それと同時に郁子が崩れ落ちた。
「凄いよな。興奮したよ」「本番より面白いよ」客は機嫌良くまた酒を飲みだす。

 郁子と洋子のショーが客に受け、次第に宿泊客も増えてきたが、なにせ、手狭な温
泉宿だから、それ以上は望めず断るしかない。
「客を断るなんて、勿体ないな…」思案したあげく山崎に相談すると「それだったら、
いいのあがるよ。橋のそばにあったホテルが倒産しそうなんだ」案を出す。

 「へえ。あそこがね…」
「そうさ。東京の親会社が手を切るという噂だよ。でも、西山が宿屋に力を入れると
わね。確か、売るはずじゃなかったか?」

 「そうだったけど、あの親子を見ていたら、自分の物にしたくなってね」
「ちょっと待て。一番下は俺が女にしたんだ。俺の物にしたいな」
「わかっているよ。とにかく、何とかしてくれ。金は無いが…」
「やれるだけは、やってみるよ」山崎も有紀が気に入っていたから承知した。

 それから数日後、山崎からの連絡があった。
「洋子、明日東京へ行く事になった。後を頼むぞ。それから郁子も一緒だが…」
「困ったわ。1人抜けると準備が大変なのよ」
「そこを頼むよ。直ぐに帰るから」そう言うと、郁子と一緒に西山が出かけた。

 「早紀、今夜はあなたが相手だからね」
「わかっています。ですが、お風呂だけは許して下さい…」
「そうは行かないわ。男の背中を流すのがサービスなんだから」

 「でも、ヌード同士では…」
「わかった。その変わり、私の言う事を聞いてくれるわよね」洋子の手が早紀の胸を
撫でだした。
「お、お相手しろと?」

 「そうよ、1人で寝るなんて寂しいの。意味わかるわよね?」
「わかりました。今夜はご一緒します」力無く返事すると「それならいいわ。今夜の
ショーは頼むからね」機嫌良く洋子が振る舞っている。

 そして、夜になり宿泊客の宴会が始まったが、西山がいないから、今夜は山崎が手
伝っている。
洋子は客の頃合いを見計らい、早紀とのショーを始め「いや、いや~!」悲鳴を上げ
る早紀をムチで叩いて脱がせていく。

 そして、全裸にすると両手を縛って、ムチで打っていく。
客も興奮して加わり乳房、尻と叩いて「ヒー!」「ギャー!」悲鳴を上げ体を揺らせ
ている。

 「最高にいいよ。こんな事ができるなんて」乳房も掴み鷲掴みした。
「どれ、俺もやるぞ!」次々と早紀の乳房を掴み「許して。オッパイが痛いです~!」
泣き声を上げていた。

 そして、最後の仕上げに四つん這いにされた。
「許して。これはいやです!」
「いやでもやるのよ!」尻を叩き、淫裂にディルドーを押し込んでいくと「あ、あ、
あ~!」呻き声を上げ体をくねらせていく。

 客は早紀の苦しむ姿をジッと見つめている。
だが(お姉さん、助けられなくてご免なさい…)有紀は涙を滲ませながら、項垂れて
いるだけだった。

 やがて、宴会も終わり、静けさが戻ってきた。
客も寝静まったのを確かめると、早紀と有紀は洋子の部屋に連れられる。
「わかっているわよね。ここでやるの」

 「2人きりで、お願いできませんか?」
「そうは行かないわ。有紀と山崎さんの前でやるの」洋子はそう言うと、早紀の唇を
吸い服を脱がせていく。

 (有紀には見られたくないのに…)そう思いながら、早紀も洋子の胸を撫でていく。
だが、有紀と山崎それを黙って見ており、洋子は早紀を全裸にさせ自分も脱いで、股
間にペニスバンドを取り付け早紀に覆い被さった。

 淫裂の入口をペニスが押し広げ「許して。膣に入れないで下さい」洋子の頭を撫で
ながら言うが「ダメ、これでやるの、あなたも私にやるんだからね」ゆっくり腰を押
しつけて「う、う~!」呻き声を上げ、体が浮き上がった。

 それを見ていた有紀が「お姉さん!」と叫ぶと「黙ってみているんだ。お前と俺も、
ああやるんだから」山崎が抑える。
「いや。やめて、離して!」
「そうは行くか、俺の相手をするんだ」有紀の服を剥ぎ取りだす。

 「やめて。有紀の代わりに、私が…」早紀が言うと「無理よ。あなたは私の相手だ
から」腰をピストンしながら乳房を揉み出し「あ、あ、あ~!」早紀の声が響き、山
崎も同じように有紀を全裸にした。

 「おとなしく、やらせろ!」体を押さえ、淫裂に肉竿を押し込んでいくと「ヒ~!」
無理矢理膣が広げられ悲鳴を上げた。
「痛いか、だったおとなしくしろ。優しくやるから…」有紀は抵抗をやめ、自ら足を
広げると、乳房を吸いだし「あっ!」急所を攻められ声を上げる。

 それと同時に、ゆっくり肉竿が動きだした。
(オチンチンが、膣に入った…)有紀はまた犯された。
しかし、ゆっくりと動くので、痛みはそんなに感じず、むしろ、快感を覚えている。

 肉竿の動きに合わせて、有紀も腰を合わせ「オ○ンコされて気持ちいいか?」乳首
を指で挟んだ。
「よくない、セックスなんて、よくない…」途切れ途切れに言うが淫裂の中が濡れて
いるのは分かっていた。
(レイプされているのに膣が濡れていく…)目を閉じて、されるがままにしている。

 同じように、早紀も洋子の腰の振りに合わせていた。
「気持ちいいでしょう。女同士でも…」洋子の乳房と早紀の乳房が重なり、つぶし合
っている。
(いやよ、女同士だだなんて…)そう思っていても、淫裂の中が濡れていた。

 「交代しましょう。あなたがやるのよ」ベルトを外して早紀に渡した。
「やった事ありませんが?」
「大丈夫よ、私がやるから」早紀を仰向けに寝かせて馬乗りになると「行くわよ」ゆ
っくりとペニスを淫裂に迎え入れる。

 「いいわ、気持ちいい。オッパイを揉むのよ、早紀!」
「こうですね?」言われた通りに、洋子の乳房を掴んで揉み出す。
「そうよ。それでいいの、凄くいい!」淫裂からヌルヌルした液体が流れている。

 「有紀。今度はお前がやるんだ、洋子のようにな!」山崎は仰向けになった。
仕方なく有紀は馬乗りになり、肉竿を掴み、腰を降ろしていくが「あ、あ~。奥まで
入ってくる~!」体を反らせた。

 「これはオ○ンコの奥までチンポが入るんだ。それより腰を動かせ」両乳房を握り
しめ振りだす。
「ヒ~、痛いです。やりますからオッパイにはしないで…」顔を歪めながら腰を振っ
ていくと「クチャ、クチャ!」音が出ていく。

 山崎は次第に登りつめ、有紀の膣奥に噴射した。
「お願いです、お風呂に行かせて下さい」
「産んでもいいぞ。俺の子として認めるから」
「いや、そんなのいや。行かせて下さい」
「わかった。洗ってこい!」許しを貰った有紀は浴場へと向かう。

 「どれ、今度は洋子とやるか」馬乗りになった洋子の頭を押さえ、肉竿を口に押し
込む。
「久しぶりだ。やらせてくれよ」洋子も口を動かしながら、首を縦に振った。
「だったら、四つん這いでいいか?」洋子はまた縦に首をふり、口の動きを早める。

 それに反応して、肉竿が再び勃起していく。
「もう大丈夫だ。やろうよ!」洋子は早紀の股間に顔を埋めて、四つん這いになった。
早紀は「ダメ。そんなのダメ!」逃れようとするが、しっかり抑えられて逃れられず
指で膣を広げられ、洋子の舌が膣の中に入り「あ、あ、あ~!」首を振っている。

 「俺も洋子とやるぞ!」早紀の声に山崎も興奮が高まり、肉竿を掴むと洋子の淫裂
に押し込み「う~!」呻くような声を上げる。
「気持ちいいよ、洋子とやるなんて久しぶりだし」ゆっくりと腰を振っていく。

 その動きに合わせて洋子も舌を動かしていく。
「あ、あ、あ~!」早紀の声が響いていき、山崎は、腰の振りを早めて洋子の胎内で
2度目の噴射を行った。