| 「裏の女達」
赤星直也:作
第6話 妙子の罠
「美保、私興奮してきたわ。相手して!」
「ダメ、私は無理よ。いつ呼ばれるかわからないの…」嫌がる美保のスカートが捲り
上げられた。
「だめよ、久美。やるなら、陣内さんの奥さんとしてよ!」
「そうよね。奥さんなら大丈夫よね」
「ダメよ。私レズ趣味はないの」逃れようとするが、久美と美保に押さえられた。
「助けて、美保さん!」
「ご免なさいね。奥さんも久美に抱かれて、女同士の楽しみも知って貰いたいの」
「イヤ。そんなの、知らなくていいわよ!」
「ダメよ。これからは知らないと困るわよ。旦那さんだって、困ることになるからね」
「幹夫さんが困る?」
「そうです。奥様がそんなわがまま言うなら、久美さんだって、協力できませんよ」
美保は文恵を押さえたまま言う。
(そうよ。久美さんにもに協力して貰わないと意味がないわ…)
「わかりました。女同士の喜びを教えて下さい…」と承知した。
「それでいいのよ。奥様!」ワンピースが脱がされ、ブラジャーから飛ぶ出した乳房
を美保が掴み、乳首を吸いだすと「ん、ん、ん!」鼻から空気が抜けていく。
「それだったら、ここは私が…」久美は文恵の股間に顔を埋め、淫裂を指と舌で触
り出す。
「ダメ、変になっちゃう…」
「いいのよ、変になっても。誰にも聞こえないから、声を出してもいいんですよ」久
美の指が膣の中で動き回り出した。
それには「あ、あ、あ!」声を上げ、久美の指に合わせ、腰が動いていく。
(気持ちいい…。セックスもいいけど、レズでも感じていく…)膣の中が潤い、ヌル
ヌルしていくのがわかる。
一方『奥さん、上に乗ってやって下さい』画面では大石の上に妙子が馬乗りになっ
た。
『いいわ、凄くいい…』
『私もです、奥さん、一緒に行きましょう』
『ええ、一緒に行きましょう』妙子が腰を振り、大石が乳房を掴んでいる。
それに刺激されたか「奥様、行きたいですか?」久美の指の動きが速まった。
「行きたい。早く行きたい!」
「それでしたら、これからも、いいですよね?」
「いいわよ。でも、夫が優先よ。空いていたらいいけど…」
「結構です、それでは、行って下さい…」指に変わって、樹脂棒で膣を掻き回しだ
した。
すると「あん、あん、あん!」大きな声を上げ、白い淫汁が流れ出てくる。
(気持ちいいわ。こんなに感じなら、もっとされたい…)文恵は徐々にクライマック
スを迎えた。
『行く、行く~!』『私も行きます、奥さん!』画面ででは2人が抱き合ったまま
動かない。
大石の太股が、白い液体で濡れていくのが分かる。
それに倣うかのように「行く、行く。私も行く~!」文恵も叫ぶと動きを止め「ハア、
ハア!」胸板が波打っている。
会議室は暫く沈黙が続いた。
「奥様。女同士の喜びを、お楽しみいただけましたか?」美保が淫裂を拭きながら尋
ねた。
「はい。こんな楽しみ方もあるなんて、知りませんでした…」まだ興奮が収まらず、
息が弾み、顔も火照っている。
「奥様、今度の展示会は私がご指導いますから、ご安心下さいね」久美は文恵の頭
を押さえて唇を重ねてくる。
「お願いします。初めてですから…」文恵も唇を押しつけて返した。
「美保さん。あなたもやるんでしょう?」
「今回限りにしたいの。夫が疑い始めたから…」
「そうよね、家庭が第一だし。いいわ、今回限りよ。でも、その後は慰安に回るんで
しょう?」
「できれば、回りたくないんですが…」
「ダメよ。自分だけいい思いしようだなんて。社員は苦労しているんだから、慰安く
らいはやって貰わないと」
「わかりました。慰安に回ります」渋々、美保が承知した。
「奥様、服を着ても結構です」文恵は全裸でいるのを思い出し「そうよ、ヌードだ
ったのよね」急いでワンピースを着込んだ。
そこに、大石と妙子が戻ってきたが、2人は何もなかった顔をしている。
「岡江君。陣内さんの奥さんとは、うまく打ち合わせできたかね?」
「はい、まとまりました。休日を利用して特訓を始めます」
「そうか、楽しみだな。頼んだよ」大石は機嫌良く戻り、久美もその後を追った。
「原田さん、一緒に帰りませんか?」
「いいわよ。陣内さんとなら」2人は一緒にビルから出ていく。
ビルを出ると2人は喫茶店に入って、同じ境遇に置かれた2人はコーヒーを飲みなが
ら話し出す。
「陣内さん。今日の事は誰にも言わないで欲しいの…」
「勿論、言わないわよ。原田さんこそ言わないでね」
「言わないわ。約束する」2人は秘密を守る事を誓った。
「原田さん、旦那さんはどうしたの?」
「出張なの。昨日から福岡よ」
「そうなんだ。内は明日まで札幌よ」
「うまくやるのよ。亭主には知られないように…」
「そうなんだ。出張があるときは要注意ね」
「そうよ、注意した方がいいわよ」こうして、2人は身の上話も始めた。
「夫が、投資に失敗しなければ、こんな生活にはならなかったのにね」
「投資で失敗ですか?」
「そうなの。あげくがサラ金から借金よ。それを今の社長が立て替えてくれて、何と
かなったけど、その代償がこれなの」
「旦那さんは、知らないでしょう?」
「まあね。でも、展示会で素っ裸になっているのを、薄々感じたみたいなの」
「それで、慰安ですか?」
「そうなの。男に抱かれれば、お金にもなるし、秘密が守れますから」
「そんなに、展示会って危ないですか?」
「そんな事無いわ。たまたま夫に見られそうになったからなの。普段は出張とか言っ
て留守にやるんだけど、手違いがあって…」
「危なかったのね」
「見られる所だったわ。その日は、夫にサービスタップリよ」
「あら、ご馳走様!」2人はその後も話し合った。
「陣内さん。お一人でしょう、今夜家に泊まっていきません?」
「そんな事したら、迷惑でしょう」
「気にしないで。夫を紹介したいし」
「ホントにいいの?」
「歓迎よ。いらっしゃいよ」文恵は今晩妙子の家に泊まる事にし、妙子に連れられア
パートに向かった。
「ここなの。汚くて狭いけど」
「そんな事無いわ。立派よ」お世辞お言いながら中に入った。
その夜、文恵は出張から戻った原田と話していた。
「陣内が、お世話になっていまして」
「いいえ。こちらこそ陣内さんにはお世話になっていますよ」月並みな挨拶をしてか
ら乾杯が始まった。
「奥さん、強いんでしょう?」
「いいえ、少しだけですよ」普段あまり飲まないビールを勧められるまま飲み干した。
やがて、酔いも回って「あら陣内さん、もう酔ったの?」目がトロンとしている。
「こんなに飲んだのは、久しぶりですもの」
「少し、横になって休んだら?」
「そうさせて下さい」文恵は敷かれた布団に座り込む。
「浴衣を脱いだら。その方が楽よ」
「そうね、そうする」帯を解き浴衣を脱いだ。
下着は着けてないから、乳房と淫裂が剥き出しになっている。
浴衣を脱ぐと、タオルを被り横になるが、直ぐに「眠いわ、眠くなってきた」次第に
意識が遠退いていく。
文恵の意識がなくなると、良文と妙子が話している。
「イヤ。文恵さんの旦那に抱かれるなんて、イヤです!」
「我慢してくれ。俺は、あの奥さんとどうしてもやりたいんだ」
「私が相手するから、文恵さんとするのはやめてよ」
「そうは行かないよ。あの体を見たら治まらないし」良文は服を脱ぎだす。
「妙子、お前も脱ぐんだ!」妙子も言われた通りに脱ぎだした。
「いいな、縛ってからやるからな!」良文は服を脱ぎ終えると、文恵が被っている
タオルを退けると、一糸まとわぬ文恵の全裸姿に、肉竿が一気に膨らみきった。
「いいね、これが!」まず乳房を触りだし、張りのある感触に、握りしめた。
「うー!」文恵も乳房を握られて、意識が戻ってくる。
「奥さん、声を出さないでね」妙子が口にタオルを押し当て「う、う~」気が付いた
文恵は、首を振るが無駄で「痛くないようにするからね」両手を後手に帯で縛ってい
く。
「我慢して。夫が文恵さんをレイプしたがっているの。私も文恵さんの旦那さんに
レイプされるから我慢してね」
(そんな、私をレイプだなんて。それに幹夫さんにレイプさせるだなんて…)信じら
れないと言った顔だ。
良文は文恵の両手を縛ると襲いかかった。
(イヤ。もう、セックスはイヤです!)足を閉じるが、徐々に開いて、良文が割り込
んだ。
「奥さん、やるからね」乳房を掴みながら淫裂に肉竿を押し当ててくる。
(イヤ。レイプなんて、イヤよ!)声を出そうにも、妙子が口を塞いでいるから声
を上げられず、肉竿が膣を押し広げながら入ってきた。
(そんな…。妙子さんの旦那さんにレイプされたなんて…)あんなに優しい顔をした
良文が獣のように文恵の体を汚していく。
「ピシャ、ピシャ!」股間同士がぶつかり合い「妙子、気持ちいいよ。こんなの初
めてだ!」興奮しピストンを早めていく。
「奥さん、悪く思わないで。この償いは必ずするから、夫のやりたいようにさせて」
口を塞ぎながら頭を撫でていく。
「妙子。限界だ、出すからね」良文の放出が始まった。
(イヤよ。いくら薬を飲んだからって、膣の中に射精はイヤよ!)首を振るが、暖か
い液体が子宮の中に漂っていく。
「あなた。スッキリした?」
「もう一回出したい。今度は、お前と奥さんがやれよ」
「奥さん聞いた通りよ。お願いだから私とやって。あの秘密も守るから」タオルが退
けられた。
「そんな。まだレイプする気だなんて…」
「お願い、やらせて上げて」妙子は文恵の両乳房を握りしめた。
「わかった。相手するから解いて!」
「逃げないわよね。それに声も出さないと誓って!」
「誓うわ。その変わり、秘密は守ってよ」
「約束するわ」こうして、文恵は妙子と抱き合いながら、良文の相手をしていく。
(あなた、ご免なさい。でも、これであなたも昇進するのよ)詫びながら淫裂に射精
させた。
翌日、文恵は夫の帰りを待っていた。
「今日、帰ってくるはずだし…」浮き浮きしながら夕食を作っていると「ピンポーン」
チャイムが鳴った。
「どちら様で?」
「俺だ。幹夫だ」
「あなた、お帰りなさい」急いで中に迎え入れた。
「合いたかったよ、文恵。今夜は一緒に風呂に入ろうよ」
「そんな、一緒だなんて…」(どうしよう。ヘアが無いのを、どう言えばいいのかし
ら?)悩むが「ほら、脱がないと」幹夫はスカートを引き下げていく。
「ダメ。そんな事しちゃ、ダメよ!」
「だったら、これだ」今度はシャツを捲り上げ下着姿にした。
「わかったわ。一緒に入るから先に入ってて!」
「そう来なくちゃ、文恵らしくないよ」幹夫は服を脱ぎだす。
「全く、子供みたいね」脱いだ服を拾いながら独り言を言う。
「入るからな」下着を脱ぎ終えると、浴室に飛び込む。
「私も準備しないと…」不安を抱えながら下着を脱ぎ、全裸になると、股間には生え
かけた絨毛が点々としている。
「あなた、入るわよ」タオルで淫裂を押さえ中に入った。
「文恵、久しぶりだよ。今夜はいいだろう?」
「勿論よ、私も幹夫さんに抱かれたいし…」
「嬉しい事言うね。それより、あれをさせてくれよ」
「あれって?」
「マン毛だよ。オ○ンコのヘア!」
「ああ、ヘアね。これでいいのかしら?」タオルを退けた。
「いいよ、文恵。最高だ。でも、俺がやりたかった…」
「今度生えたら剃れるわよ」
「そうだよな。剃れるよな。でも、剃り残しがあるから、剃らせてくれ」
「剃り残し?」
「ほら、まだ生えているよ」生えかけた絨毛を触っている。
「いいわよ。あなたにお願いする」
「よかった、オ○ンコを剃れて」機嫌良く石鹸を泡立てて股間に塗っていく。
「ダメ。指を入れるなら、今夜やらせないわよ!」指が膣に入っていく。
「冗談だよ。冗談!」石鹸を塗り終えると、カミソリで淫裂の回りから剃っていく。
(よかった。うまく誤魔化せたわ。でも、次からは幹夫さんに剃られるんだ…)ホッ
としながら、生えかけた絨毛を剃られていく。
そして、布団の中で全裸の2人が抱き合っている。
「文恵。一回でいいから、口でしてくれないか?」
「またそんな事言う。そんなに、口でして欲しいの?」
「勿論だよ。、なあ、文恵」子供がねだるように甘えている。
「わかったわ。してあげる!」布団を払いのけ、幹夫の肉竿を掴むと、口に迎え入れ
る。
「気持ちいい、最高だよ。どうせならオ○ンコを見せながらやってくれ」上擦った
声を上げた。
(性器を見たいだなんて。でも、夫の為だし…)今までと違い、素直に言うがまま
馬乗りになって、お尻を幹夫に向けて、肉竿を口でなめていく。
(ダメ。指は入れないでよ)幹夫も目の前にある淫裂に我慢できず、指を入れて動
かしていく。
「ダメ、そんな事されたら感じてしまう!」
「だったら、やろうよ。もういいだろう?」幹夫は文恵の腰を押さえて起きあがった。
「文恵。これでやらせてくれ!」
「いいわよ。あなたが望むなら我慢する」嫌いな、四つん這いでの挿入に堪えた。
それは、社員達による辱められた負い目があったからで、何も知らない幹夫は、思う
存分腰を振っている。
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