| 「裏の女達」
赤星直也:作
第1話 レイプ
「文恵、今夜は遅くなるからね」
「あら、珍しいわね。どうかしたの?」
「歓迎会なんだ。会社でやってくれるんだって!」
「珍しいわね。今時歓迎会をやるなんて」
「そうなんだよ。断ったんだけど、どうしてもやるって聞かなくてさ」
「よかったわね。いい会社に入れて」
「俺もそう思う。今までの会社は冷たかったからな。それじゃ、行ってくるね!」
「待って。あなた。あれ!」
「わかっているよ」2人が唇を重ねると、夫が玄関から出て行った。
夫の名前は陣内幹夫と言い、この春に勤め先を変えたばかりで、会社は商事会社で、
色々な商品を全国の卸店に販売している。
一方、玄関で見送っていたのは文恵と言い、26才の専業主婦だ。
夫婦には、子供がまだ生まれない。
それというのも、幹夫はあまりセックスが好きではないからだ。
いくら文恵がねだっても、軽く応じるだけで濃厚なセックスは、まだ一度も行われて
おらず、文恵はやや欲求不満気味でもある。
「今日は、ゆっくり息抜き出来るわ」夫が遅く帰るとわかっているから、家事もの
んびりやっていた。
だが、10時になっても夫は帰ってこない。
「一体、何時に帰ってくるのかしら?」時計を見ながら帰宅を待っているが、その
気配がない。
「先に寝る訳には行かないし…」じっと帰宅を待っていた。
そして、12時近くに「ピンポーン!」チャイムが鳴った。
「幹夫さんだわ」急いでドアの鍵を開けると「済みません、奥さん。旦那さんがグデ
ングデンに酔っていまして…」若い社員3人が、酔った幹夫を抱えている。
「わざわざ、すみませんね」
「いいえ。これお仕事ですから」幹夫を抱えて中に入ってくる。
「このまま、寝かせた方がいいですよ」
「そうですね。すみませんがこちらへ…」幹夫を寝室へ運ばせると、布団が2つ並ん
で敷かれてあり、「ヨイショ!」3人は幹夫を寝かせた。
「申し訳ありませんね。お茶でも飲んでって下さい」
「いえ、そうはしていられません。これからやる事がありますから」
「まあ、まだ仕事があるのですか?」
「いいえ。これから奥さんと、セックスするんですよ」
それを聞いて、文恵の顔色が変わった。
「何言っているの。声を上げるわよ!」牽制する声が震えている。
「出してもかまいませんよ。出せるならですが…」言い終わらない内に、3人が襲い
掛かった。
「ウグ、ウグ!」真っ先に口が塞がれ、声を出せない。
「旦那をここまで運んできてやったんだ。礼として一発やらせて貰うよ!」文恵の来
ていたネグリジェのボタンを外していく。
「ウグ、ング!」(やめて、イヤ。あなた、起きて!)バタバタするが幹夫は意識は
全くなく、イビキを掻いている。
「旦那はグッスリお休みだよ。これから楽しもうぜ」ボタンが外され、胸が開かさ
れ、黒いレースのブラジャーが露わになり、乳房の膨らみが半分見えている。
「ほう、大胆じゃないか。よっぽど、オ○ンコやりたかったんだな」ブラジャーの上
から乳房を撫でていく。
「おい。それよりも下だよ、早くオ○ンコを見ようぜ」
「わかっているよ」なおもボタンを外していく。
(イヤ、やめて、それ以上はイヤ!)首を振るが、全部のボタンが外され、前が広げ
られた。
「すげえ。Tフロントじゃないかよ!」(パンティを見られた…)恥ずかしさに文
恵は目を閉じた。
「ホントだ。見ろよ、ヘアがはみ出しているぞ!」股間を覆う小さな布から縮れた絨
毛がはみ出している。
文恵は今夜、幹夫と濃厚なセックスをするために、刺激的な下着を着けたが、それ
が裏目にでている。
「そんなにオ○ンコがやりたいなら、やってあげるよ」パンティが掴まれ、引き下
げられていくと、股間の絨毛が露わにされた。
「ウ、ウ~!」首を振って拒むが、容赦はなく足首まで下げられ、下半身が剥き出し
にされた。
「見ろよ。これがオ○ンコだ!」露わになった股間が触られていく。
「いいね。オッパイは俺にやらせろよ」別な社員がブラジャーのホックを外し、カッ
プが緩んで乳房が飛び出す。
「凄いや。大きさといい、形といい非の内どこがないよ」乳房を掴み、撫でていく。
「遊びはそこまでだ。最初は俺でいいよな?」
「仕方ないな。次は俺だぞ」
「わかっているよ」文恵を犯す順番が決まった。
「奥さん。まずは、俺が相手してやるよ」男はズボンを脱いで、下半身を剥き出し
にしていく。
(あなた、起きて。犯されてしまうわよ!)不自由な体をバタバタするが、幹夫は相
変わらず、イビキを掻いている。
「行くぞ!」男が覆い被さってきた。
「ウー!」前戯無しの挿入に、膣が対応出来ずに痛みで呻くと「痛いのは最初だけだ。
直ぐに気持ちよくなる」なおも押し込む。
(あなた、助けて。犯されてしまった!)肉竿の半分程入り込むと、ピストンが始
まり「ピシャ、ピシャ!」股間同士のぶつかる音が出て行く。
何も出来ない文恵は「う、う、う!」嗚咽を上げるしかない。
「泣かなくていいよ。気持ちよくしてあげるから」腰を振りながら、乳房を揉んで
いくと、それに答えるかのように、意思とはとは関係なく、淫裂が反応していく。
(感じていく…。レイプされているのに感じていく…)目を閉じて相手に身を任せた。
それを知ったのか、腰の振りが早まり「クチャ、クチャ!」淫裂から湿った音が鳴
り、ネバネバした液体も流れだす。
男は腰の動きを速めて「奥さん、気持ちいいだろう。俺も気持ちいいよ」登りつめよ
うとしている。
「ウグ。ウグ!」(イヤ、お腹の中はイヤ。せめて外に出して!)首を激しく振っ
た。
「外に出して欲しいのか?」それには頷き「口に出させろ。それならオ○ンコには出
さないから」(イヤ、口で射精なんて。でも、妊娠はしたくないし…)渋々首を縦に
振る。
「そうか。それなら、中出しは勘弁してやる!」
文恵は両手を押さえられたまま正座させられ、肉竿を口に押し込まれた。
「いいね。記念に撮るからね」カメラが構えられ(イヤ。写真はイヤ!)顔を背ける
が、カメラの方を向かされてしまう。
「出る、出る!」そして、口の中への放出が行われ(口の中に射精なんて、もうい
やよ…)涎のように精液が流れている。
「いいよ。それも!」また撮られた。
「今度は俺だぞ!」文恵の手を押さえていた男が、今度はズボンを脱いでいく。
「やめて。もう許して!」手で胸と股間を押さえて言うと「まだやっていないんだ。
やったら許してやるよ」下半身を剥き出しにすると、文恵を四つん這いにして、後ろ
から犯し「あ、あ、あ!」体をくねらせながら、堪えている。
(キツい…。膣の中までオチンチンが入ってくる。あなた、起きないで、お願いだ
から、そのまま寝てて…)目の前には夫の顔があり、犯されているのを見られたくは
ない。
文恵は乳房を揺らせながら、辱めに堪えている。
「奥さん。オ○ンコに出させてくれないか?」
「許して。お口でしますから…」
「口はいいよ。そうだ、ここに出させて貰うよ」お尻に指が当てられた。
「イヤ。お尻はイヤです!」
「だったらオ○ンコだ。それでいいのか?」
「お尻で我慢します…」膣の中への射精はイヤだから、我慢するしかない。
肉竿が一旦抜かれてから、肛門から挿入され「ヒー!」呻き声を上げながら痛みに
耐えている。
「キツいや。さすがにいいよ」なおも押し込んで(抜いて。お尻が裂けそう…)全身
が震えている。
「面白いや。ケツでオ○ンコかよ!」また撮られた。
「撮らないで。写真は撮らないで!」
「そうは行かないよ。後で警察に行かれたら困るし…」
「行きません。ですから撮らないで下さい」いくら言っても、聞き入れられない。
その間にも「うー!」唸り音と共に、腸内に暖かい異物が漂っていく。
(そんな、お尻に射精だなんて…)肉竿が抜かれると、そのままうずくまった。
「奥さん、俺もいるんだ。奥さんが上になって欲しいな」
「出来ない。もう許して!」
「やるんだよ。やりたいと言っているんだから!」嫌がるが、男の腹に馬乗りにさ
れた。
「ほら、腰を振るん!よ」腰を押さえられ、淫裂に肉竿を押し込まれるると「う、う、
う!」泣きながら腰を振りだす。
「泣かなくていいよ。気持ちいい事するんだから!」乳房も掴まれた。
「ほら、もっと腰を振って!」
「できない、もう許して…」
「やらないなら、亭主を叩き起こすけど、いいのか?」
「やめて。夫には見せたくありません…」渋々腰を振り始めた。
「奥さんが、そう望むならそうするよ」満足したのか乳房を揉み始め、そんな文恵を
カメラが捉えている。
(撮られた。また撮られた!)大粒の涙を流しながら腰を振っていく。
やがて「出そうだ。飲むか?」爆発が近づいた。
「ハイ、飲みます…」急いで腰を浮かせ、肉竿に飛びつくと、それと同時に口の中に
精液が漂っていく。
「よかったよ。奥さん」放出を終えると気持ちよさそうにズボンを履いていく。
「いいかい。黙っている限りは、写真は秘密にして置くよ」
「ただし、一言でも俺たちの事をばらしたら、夫婦生活は終わりだからね」
「そればかりか、マスコミからつけ回されるぞ」文恵を脅迫している。
(そうよ。写真を撮られたからには、黙っていないと…)泣きながら頷く。
「そうだ。それでいい」社員達は服を着終えると帰った。
それと同時に「とにかく、お風呂に入らないと」夫の為に沸かした風呂に入った。
「どうしよう。幹夫さんには黙っていた方がいいのかも知れない…」犯された名残を
消そうと淫裂を丁寧に洗い、それに尻も洗う。
体を洗い終えると、風呂から上がって幹夫の服を脱がせてから横になり「あなた、
どうしてこんな時に、酔っているのよ」体を密着させて泣き続けた。
翌朝、まだ日が昇っていないと言うのに、幹夫は文恵に抱き付いていく。
「やりたいんだ。やらせてくれ!」ネグリジェのボタンを外し、下着も脱がせようと
している。
「やめて。もう朝よ、起きないと!」
「まだ早いよ。それよりやりたいんだ」ブラジャーとパンティを脱がすと、覆い被
さってきた。
「やめて。今はしたくないの!」
「そんな事言っても、抑えが効かないんだ」肉竿が押し込まれ、それに乳房が握りし
められた。
「やさしくよ。乱暴はイヤ!」
「たまにはいいだろう。キツくやらせてくれ!」いつもと違って、肉竿が膣奥まで入
り込んでいる。
(気づいたのかしら。昨日の事を…)昨夜の忌まわしい事が脳裏に浮かぶ。
「ダメ。そんな乱暴しないで!」乳首が潰された。
「凄いんだ。文恵を乱暴にすると、凄いんだ!」確かに肉竿がいつもと違って、直ぐ
に萎縮していたのに、まだ元気がある。
それには「あ、あ、あ!」文恵も自然と淫裂から淫汁を流している。
「文恵、これでやろう!」文恵は体を起こされ、四つん這いにされた。
「あなた、こんなのはイヤ。普通でしましょう、普通で。あ、あ、あ!」拒んでも肉
竿が押し込まれ、ピストンが始まっている。
「凄い。こんなの始めてよ…」体をくねらせながら喘いでいると「俺もだ。凄く気
持ちいい!」更にピストンが早まっていく。
「文恵。気持ちいいかい?」
「いいわ。こんなに凄いの初めてよ。あなた…」言い終わると同時に、膣の奥が熱く
なった。
「出したよ。文恵」
「わかるわ。奥が暖かいの…」
「愛しているよ、文恵」
「私もよ。幹夫さん」2人は再び向きを変えて抱き合い余韻に浸った。
やがて、冷静さが戻って「文恵、昨日変な夢を見たんだ」言い出す。
「どんな夢なの?」
「文恵がレイプされる夢なんだ。内の社員に、代わる代わるレイプされたんだ…」
「イヤよ。レイプだなんて!」
「夢だから仕方ないよ。文恵がいやらしいポーズで犯される夢を思い出した、燃え
ちゃったんだ」
「イヤだわ。そんな夢で興奮するなんて…」
「だって凄かったんだ。文恵が泣いているのに、オッパイをこうされてね」乳房を
握り乳首を指の間で潰した。
「痛い。そんな事する人嫌いよ!」幹夫の手を払い除けて立ち上がった。
「怒ったのかい。ごめんよ」
「少しだけね。それより、お風呂で洗ってくるね」
「そうだよな、オ○ンコに出したんだからな」
「オ○ンコって言わない約束でしょう。性器とか膣とか言ってよ!」文恵は機嫌悪く
浴室に入っていく。
「やれやれ。怒られたか」苦笑いする幹夫だが、浴室に入った文恵は「ご免なさい、
本当は3人にレイプされたの。あなたが見た夢は現実だったの」大粒の涙を流しなが
ら淫裂を丁寧に洗っている。
文恵は、幹夫にはレイプされた事は言わず、封印する事を決めた。
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