「淫らな山村」
                     赤星直也:作

第14話 良美の出産
 
 「監督がお待ちだよ、行きましょう」久恵に言われて奥に入っていくと、途中です
れ違う男性も「オ○ンコだ!」良美の淫裂に歓声を上げている。
(性器を見ている…)項垂れて歩いていくとドアがある。

 「失礼します!」順次を先頭に入ると「待っていたよ、この人がそうか。いいよ、
この人だったら」いきなり良美の体を触り、乳房を撫でていく。
「やめて、お願いですから…」逃れようとした。

 「監督はだめよ、若い学生でないと。しかも、体力が抜群な人よ」
「わかった。でも、やりたいよな…」
「わかったわ。監督は口でよ、それならいいでしょう?」久恵が言い終わらない内に、
ズボンを引き下げ下半身が剥き出しだ。

 良美は「いや、いやー!」叫ぶが、頭を押さえられて肉竿を口に押し込まれる。
(いや、こんなのいや!)「ウグ、ウグ!」腰を動かされ肉竿が咽を突き刺していく。
(だめ、もうやめて!)肉竿もピストンを始めた。
「いいよ、気持ちいいよ。旦那さんが羨ましいな」満足げに腰を振っている。

 やがて、良美の口の中に不快な液体が漂い、「ゴクン!」それを一気に飲み込む。
「もういいでしょう、監督」久恵が尋ねる。
「いいよ、凄くよかった。オナニーよりもいいよ」ズボンを引き上げながら言う。

 「今夜はここに泊まるのよ。旦那には黙っておくから」
「そんな泊まるって、学生に抱かれろとでも?」
「そうよ、抱かれて妊娠するの」
「イヤ、そんな事出来ない。俊樹さん以外子を妊娠だなんて出来ない!」泣きだして
しまった。
 
 「泣いてどうするのよ。子供が欲しいでしょう、こんな風に…」百合と淳子は大き
なお腹をさすって見せつけている。
(欲しいわ、赤ちゃんが。でも、俊樹さん以外の子供だなんて…)踏ん切りが付かな
い。

 「こうなったら、力ずくよ。いらっしゃい!」腕を掴んで建物の中を連れ回してい
く。
「イヤ、見ないで、イヤー!」
「見ていいわよ、オ○ンコやらせて上げるから頑張るのよ。ただし、勝負で勝ったら
だけど…」

 「勝負って?」
「トーナメントの試合よ。4人にやらせて上げるわ。タップリ出してもいいのよ」
「その通りだ、オ○ンコしたいやつは、外で試合だ!」
「やる、俺、オ○ンコやった事ないし」「俺も試合をやるよ」一斉に外に向かった。

 「男ってイヤね、オ○ンコと聞くと顔色が変わって」
「あら、そうかしら。誠二さんはそんな事無いけど…」
「五郎さんだってそうよ、そんなオ○ンコと言われても動じないわ」
「2人ともいい加減にして。おのろけは、それ迄にして。それより奥さんの事を考え
ないと…」
「そうだったわね、試合を見ましょうか、どうせ暇だし」
 
 良美は外に連れ出された。
「始まったわ、1セット勝負みたいね」全てのコートでボールを打ち合っている。
「あら、オチンチンを出している!」負けた罰ゲームがあったらしく、下半身が剥き
出しになっている。

 「負けたんだ。頑張ったから、手でして上げようか、こんなお腹だけど」
「やって。おばさんのオ○ンコを見ながら行きたいし…」
「いいわ、いらっしゃい」久恵は若い学生の肉竿を掴んで擦っていく。
「あ、あああ!」気持ちよさそうな声を上げている。

 「僕もやって、負けちゃった!」
「いいわよ、私もやるわ」淳子や百合も肉竿を擦っていく。
「奥さん、指でオ○ンコの中を見せて下さいよ」
「そうよ、やらないと、いつまでも出ないわよ」良美に言う。

 「わかったわ、こうね」足を広げて淫裂を指で広げた。
「行く、行くよ、お姉さん!」
「いいわよ、行っても」久恵の掴んだ肉竿が噴射した。

 「明日はダメなの?明日こそ頑張るからさ」
「ダメよ、今日だけなの。オ○ンコだって、限界があるのよ」丁寧に肉竿を拭きなが
ら応えた。
「行く、行く!」淳子と百合の肉竿も噴射した。
「僕も負けました!」3人は負けた学生の肉竿を擦っていった。
 
 そして、夜になった。
「奥さん、頑張ってね。うまくやるのよ」久恵達は出て行き、良美1人が残された。
「いやよ、見ず知らずの男に射精されるなんて…」布団の上に座っている。
「ギー!」ドアが開き、覆面を被った男が現れたが、全裸で肉竿がそそり立っている。

 部屋に入るなり、良美を押し倒して肉竿を押し込だが「あ、あ、あ!」乱暴な挿入
に顔を歪めて呻き声を上げていく。
男はそんな事などお構いなしで、欲望を満たそうと乳房を掴んでピストンしていく。
「ピシャ、ピシャ!」音が響いていくが、男は黙って腰を振り続けた。

 やがて「うー!」唸り音と共に動きを停め「いや、いや~」逃れたようとするが逃
れない。
「そんな、危険日なのに…」淫裂の中が暖かくなっていくが、男は「フー!」射精を
終え、乳房を吸い、満足したのか出ていく。

 変わって、別な男が入ってきたが、やはり、覆面をしている。
男もいきなり良美に抱き付き。肉竿を押し込んで放出していく。
こうして、良美は4人の男に射精された。
 
 「終わったわ、洗わないと…」フラフラしながら立ち上がると「ギー!」ドアが開
いて男性が入ってきた。
「終わったはずよ、セックスは4人だけのはずよ」狼狽えるが、男は良美に抱き付き
乳房を撫でていく。

 それに、覆面越しだが乳首を吸っていく。「ん、ん、ん!」優しく揉みながら吸っ
ていく。
(気持ちいいわ、まるで、俊樹さんがしているみたい…)今までとは違って快感を覚
えている。
「あ、あ、あ!」淫裂に肉竿が入ってきた。
「凄くいい。俊樹さんにされてるみたい…」良美の言葉に一瞬だが肉竿の動きが止ま
った。

 それでも、何事もなかったように腰を動かしていく。
(俊樹さんだわ、このやり方は間違いないわ。それに、このほくろもそっくりだし。
と言う事は…)抱かれながら考え廻らしていく。
(これは俊樹さんの考えね。人工授精代わりに学生を使ったんだ!)そう考えれば久
恵達がやった事が理解できる。

 (ご免なさい、わがまま言って。でも、俊樹さんがいいというなら産むわよ)足を
広げて深い結合を求める。
(もっとして、俊樹さん。赤ちゃん産むから、奥までして!)男を抱きしめた。
 
 男は戸惑いながらも腰を振り続けてクライマックスを迎えた。
「もう覆面取ったら、俊樹さん。俊樹さんが1番よかった!」息を弾ませて抱きしめ
たまま、男も良美の頭を撫でている。
「何だ、ばれていたのか、仕方ないな」覆面を外して唇を重ねた。

 「どうして、こんな面倒な事を?」
「言えなかったんだ、無精子症だなんて。だから、こうやって良美を妊娠させようと
考えて」
「知っていたわ、薄々だけど。知らない人の子を産んでも、ホントにいいの?」

 「いいよ、この子は僕の子供だから」
「俊樹さん、愛しているわ」2人はまた抱き合っていく。
今度は四つん這いになっての結合だ。「いいわ、凄くいい!」髪の毛を振り乱しなが
ら悶え声を上げて、2人は朝まで何回も絶頂を迎えた。
 
 それから半年後、良美は大きなお腹を抱えて家事をしていた。
「こんにちは。奥さんいますか?」
「あら、久恵さんじゃないの。赤ちゃんも大きくなったわね」久恵は無事に女の子を
産んで子供を抱いて遊びに来た。

 「旦那さん、いるかしら?」
「ええ、いるわよ、上がって!」家の中に入れた。
「久恵さん、珍しいですね。今日は何か用でも?」
「ええ、恩返しですよ。私が妊娠していた時、順次さんが奥さんの世話になりました
から」抱いていた子供を良美に預け服を脱いでいく。

 「お、奥さん!」
「いいの、順次さんの言いつけなのよ」服を脱ぎ終えると下着も脱いでいく。
短くカットされた絨毛が露わになっている。

 「あなた、いいわよ。私だってもう相手できないし。久しぶりでしょう?」
「そうだね、やってもいいんだよな」俊樹は久恵の乳房に抱き付き、揉んでいくと乳
首から白い乳が噴き出す。

 「母乳なんだね、これが…」乳首に口を押しつけながら吸っていく。
「いいわ。不倫もいいわね…」
「ダメよ、不倫なんて。順次さんが悲しむわよ」
「わかっています。不倫を想像してセックスする」俊樹の肉竿を掴んで誘っていく。

 「だったら、僕も不倫だ!」久恵を押し倒して覆い被さった。
「いいわ、旦那さんのもいいわ。奥さん幸せだわ、こんなのでやられて…」
「そんな恥ずかしいわ。気持ちいいのは、確かだけど…」笑顔で2人の行為を見つめ
ていた。
 
 やがて「行く、行くわ!」喘ぎ声が上がる。
「僕も出すよ、出すからね」
「出していいわ、私のオ○ンコの中にして!」動きが停まり、余韻を楽しむかのよう
に抱き合い暫く抱き合ってから起きあがっていく。

 「良美さん、今年の豊作祈願祭だけど、私も出てみようかと思うの」
「えっ。久恵さんが豊作祈願でヌードになるの?」
「そうなの、順次さんには言ってはないけど気持ちよかったし…」服を着ながら言う。
「恥ずかしくないの。人前で、オッパイと性器をさらすのよ」
「わかっています。でも、最後の、見られながらのセックスが忘れなくて。それに、
淳子と百合もやってみたいと言うし…」

 「あの2人もやるの?」
「そうなの、ここに越してくるんだって。だから、お披露目をするのよ」
「知らなかった、あの2人もここに住むなんて…」驚く良美だ。

 「旦那さん、奥さんとエッチしていいでしょう。女同士だけで…」
「いいよ、僕も参加していいかな?」
「いいわよ、でも、たまによ。それに、順次さん達がいる時だけ」
「いいよ、それでも。参加できるなら」俊樹は笑顔になっていた。
 
 そして、暑い夏が来た。良美も無事に男の子を出産していた。
それに豊作祈願祭が始まった。
「奥さんいますか?」玄関から声がして「ハーイ」返事をして玄関に向かう。
「あらー。あなた来て、早く!」俊樹が現れた。

 「いいね、凄くいいよ。綺麗だね」目を輝かせる俊樹だ。
「恥ずかしいけど、主役をやる事になりました」全裸の3人がいた。
3人は絨毛を綺麗に手入れし、淫裂が剥き出しになっている。

 「今夜、しましょう、奥さん!」恥ずかしいのか顔が真っ赤になっている。
「いいわよ、今夜ね。とにかく頑張ってね」
「はい、行って来ます」3人の女性は生まれたままの姿で集落を歩き、神社へと向か
っていく。

 「良美、お前も脱げよ、ヌードが見たい!」興奮している俊樹だ。
「わかったわ、脱ぐわ」良美も全裸になった。
「綺麗だよ、良美!」俊樹も脱いでいく。
「まだ昼よ、夜にしましょうよ、3人が来るから」
「ダメだ、我慢できないよ、夜は夜さ」良美を仰向けに寝かせて覆い被さっていく俊
樹だ。
「いいわ、いいわよ、あなた!」乳房を揉まれ、肉竿が淫裂を突き刺さしてく。

 そして、夜には久恵達3人も加わっている。
「いいわ、凄くいいわ!」良美が声を上げている。
「久恵、もういいだろう、我慢できないよ」

 「仕方ないわね、いらっしゃい、順次さん」
「五郎さんもいいわよ」
「誠二さんもいいわ」女性はそれぞれの夫に抱かれて、良美も俊樹に抱かれていく。
「あん、あん、あん!」幸せに満ちたのか、悶え声も響いている。
  
                               ~完~