「十字架のある学園」
               
 赤星直也:作
第1話 写真

 大勢が行き交うオフィス街の片隅にミッションスクールがあった。
名前は東光学園といい、生徒数は5百人にも満たないが、有名大学への進学率が飛び
抜けて高い。
それは、他校と比べて授業が効率よく行われ、その分密度濃く授業が行われているか
らだ。

 そんな小さな学園で、いつもの授業が行われている。
「高田さん、これを解いてください」黒板に問題を書いているが、どこにでもあるよ
うな風景だ。

 しかし、授業を終え職員室に戻ると雰囲気が一変している。
職員室は校長派と教頭派に別れて、同じ派閥以外とは口も開こうとはしない。
そんな中で、1つだけがポツンと離れ小島のように机が置かれてある。
それは、どちらにも所属しない岡崎直美の机だ。

 直美は、この春から東光学園で教鞭を執っており、そんな直美に「岡崎先生、帰り
に一杯行きませんか?」同僚が誘うが「部活の指導がありますから…」見え見えだか
ら断っている。
誘った人は「残念ね、ご一緒できると思ったのに」誘いの乗らない直美に機嫌悪く、
素直に引き下がった。

 このように、派閥に入れようと誘いがあるが、直美は乗らず、1人ポツンと机に座
っていた。
そして、授業が終わると部活の指導をしなければならず、直美は顧問をしている写真
部へと向かう。

 写真部員は総数15人と大きくはないが、問題児もいるから、苦労もある。
それでも、部室に入ると「ちゃんとやってる?」笑顔を振りまいていく。
「勿論です。真面目にやっていますよ」問題児の高田が返事した。
「ホントかしら?」
「ホントです、信じてください」同じ問題児の佐藤も言う。

 「だったら、ポケットの中に入っているの見せて」直美の言葉に2人が動揺し「な、
何も入っていませんよ」慌てている。
「うそ言ってもダメ。見せなさい!」強引にポケットの中に手を入れた。

 「あら、何かしら?」紙のような物を掴んだ。
「そ、それは…」慌てる2人に取り出すと写真だった。
それを見るなり「何やっているのよ!」直美の罵声が飛ぶ。

 「すみません、もうしませんから許して下さい」証拠を掴まれては反論のしようが
ない。
「とにかく、預かるわ」直美は部室から出ていくが「参ったな、うまく行くと思った
のに」
「そうだよな。まさか、来るとは思わなかったし」2人は溜息をついていた。

 部室を出た直美は誰もいない教室に入って、写真を見つめるが、2人から取り上げ
たのは全裸の男女が絡み合う、セックス写真だった。
「凄いわ、これがセックスなんだ!」未経験の直美は、初めて見る肉竿に鼓動も速ま
り、呼吸も乱れている。

 写真は数枚あり「これは、四つん這いでセックスしてる…」直美の膣が濡れていく。
「こんなのもあるわ」駅弁での結合もあり、淫裂に肉竿が食い込んでいる。
「私も誰かとやりたい…」写真を見ていると、自然と手がスカートの中になり、股間
を撫でだす。
「太いので、突いて…」妄想しながら、指を動かしていると、チャイムが鳴って下校
時間となった。
「いい所だったのに…」満たされないまま、教室から職員室に戻ったが、誰もいない。

 「皆、帰ったのかしら?」直美も帰り支度を始めると、そこに「先生、先程の件で
すが…」高田と佐藤が現れた。
「あれは、どうしたの?」直美が問いただすと「ネットから取りました」佐藤が応え
る。

 「他には、ないの?」
「ここにはありませんが…」
「ここにはないと言う事は、他にあるのね?」
「はい、あります…」
「あきれた。全部出すのよ」
「それでしたら、明日持ってきます」
「そうして。それから考えるから」2人は神妙な顔つきで職員室から出た。

 2人が出て行くと直美も学園を出て、自宅へと向かう。
自宅といっても、2DKのアパートで風呂もある。
直美の給料を考えるとこれが限度で、パートに戻ると真っ先に服を脱ぎ出す。

 窮屈なスーツを脱ぎ、ブラウスも脱いで「これが一番楽だしね」下着姿になった。
下着は白色でパンティ、ブラジャーと脱ぐと洗濯機に入れ、浴室に入った。シャワー
のバルブを開いてお湯で体を洗い流す。

 その後、石鹸で丁寧に洗い、浴槽に浸かって体を温めてから、浴室を出た。
直美はタオルを体に巻き付けただけで、ベッドに横になった。
「そうだ、写真があった!」生徒から取り上げた写真を見つめる。
「凄いわね、痛くないのかしら?」淫裂にバイブが押し込まれた写真もある。

 それを見ていると、自然とタオルの結び目を解き、手が股間に伸びていく。
「私もやられたい…」未経験の直美は、淫裂を突かれるのを妄想しながら、指を動か
し続けた。
「いいわ、凄くいい。もっと奥まで入れて…」やがて、流れた淫汁で、ベッドを濡ら
したまま眠りについた。

 直美が眠りにつくと、見計らったように、ベランダから窓が開けられ(やっぱりな。
2階は無防備なんだよ)その窓から、2人が入ってきた。
部屋に入るなり(見ろよ、素っ裸じゃないか!)顔を見合わせ、頷くとポケットから
紐とテープを取りだし、直美 に襲いかかった。

 一瞬の出来事に(何よ、あなた達!)叫びたいが、口を塞がれ声にはならない。
手足を動かそうにも、力ずくで押さえられ、紐で縛られた。
「先生、いつも素っ裸でいるのかい?」聞き覚えのある声だ。
(そうだわ、裸のままだった…)自分が全裸であるのを思いだし、恥ずかしさで顔を
背けた。

 「あれ、素っ裸が恥ずかしいんだ。それだったら、早く撮るから我慢して」
「そうだよ、脱がせる手間が省けたしね」カメラを構えた。
(やめて、撮らないで!)ヌードを撮らせるわけにはいかない。
顔を背けたが、押さえられ、正面を向かされ、スイッチを押されたのか閃光が瞬いた。

 それには(ヌードを撮られた…)直美の力が抜けていく。
それをいい事に、2人は直美の乳房や淫裂を撮り始めた。

 暫く直美の全裸を撮ると「先生、大きな声を出さないで!」口のテープが剥がされ
て喋れるようになった。
「あなた達、何をしいているのか、わかってるの?」
「わかっています。先生の素っ裸を撮っていますよ」そう言いならもスイッチを押した。

 「そんな事はやめて。一体、何が目的なのよ」
「ますは素っ裸を撮る事。次は先生に手伝ってもらわないとね」
「私が手伝う?」
「そうさ。エロビデオで、やってる事だよ」そう言って、ズボンを脱ぎ、下半身を露
わにしていく と(私をレイプする気だわ)両手で股間を押さえた。

 「先生、オ○ンコはしないよ。口でやって貰うだけださ」
「イヤよ。そんな、汚い事出来ない!」
「口でやらないなら、2人でレイプしちゃうよ」
「わかった。やってみる…」生徒に犯されるよりもましと考え、直美は膨らみきった
肉竿を掴んで、口を押し当てたが、直美にとっては、初めてフェラだ。

 「ウグ、ウグ!」口を動かして、肉竿を擦っていくと、それも、撮られる。
(こんなのは、撮らなくていいのに…)それでも、口を動かし続けると、生徒の手が
伸びて、乳房を撫でだす。

 それを、我慢にしながら口を動かしていくと、両手で頭を押さえられた。
(苦しい、放して…)首を振ると、喉奥に異様なのが漂いだした。
(まさか、射精…)首を激しく振っても、肉竿からの放出は停まらず、口の中全体に
広がった。
「先生、全部出したよ」放出が済むと手が退けられ、肉竿が抜かれると、すかさず
「オェ~!」臭い液体を吐き出した。

 「次は僕だよ。僕のチンポにもやって!」相手が変わって、また、口に肉竿が押し
込まれた。
「ウグ、ウグ!」仕方なしに口を動かし、精液を放出された。
射精を終えると「先生、気持ちよかった。今日はこれくらいにしておくね」2人はズ
ボンを直していくが、直美は手で胸と股間を押さえ、それを見ている。

 ズボンを直し終えると、2人は堂々とドアから出て行き、直美1人が残された。
冷静さが戻ると「そうよ、写真を撮られたんだ!」レイプこそなかったが、淫裂が露
わにした全裸写真を撮られたのが気に掛かる。
「何が目当てかしら。セックスだったら、できたはずだし…」不安で眠れぬまま、夜
を明かした。

 翌日、何もなかったように登校し、授業をしていたが、2人が気になっている。
(高田君に佐藤君、写真をどうするの?)2人を見つめて授業をしていく。

 そして、放課後になると2人連れ添って職員室に入ってきたが「先生、部活の事で
相談が…」神妙な顔になっている。
「いいわよ、ここじゃ何だから…」3人は職員室を出て、生徒指導室に入った。
中に入ると「先生、まずは見て下さい」机に、直美の全裸写真を並べる。

 「これを、どうする気なの?」自分の全裸に動揺が隠せず、声が震えている。
「それは先生次第です。とりあえず、エロ写真の事を親には言わないと約束して下さ
い」
「私と取り引きしたいの?」
「そうです。でも、それだけじゃありません」言い終わると高田が直美のスーツを広
げ、ブラウスのボタンを外しだした。

 「何するのよ。そんな事して、良いと思っているの?」すかさず、直美の手がそれ
を振り払う。
「先生、この写真がどうなってもいいんですか?」また、手がボタンに伸びた。
「そ、それは…」言葉が出てこないし、手も動かない。

 直美が抵抗できないのをいい事に、高田の手が伸び、ボタンを外していく。
「先生、白いブラはダメですよ。もっと色気のあるのを着ないと」
「そうだよな、下はどうなんですか?」佐藤も加わり、スカートのファスナーを下げ
た。

 「ダメ、ここが学校よ、そんな事はダメ!」慌てて佐藤の手を押さえるが「何も、
『オ○ンコさせろ』とは言ってません。見るだけです」なおも、引き下げ、ホックを
外した。
「お願いだから、そんな事しないで!」

 「写真がどうなってもいいなら構いませんよ」2人の手が動き、スカートが脱がさ
れ、ブラウスのボタンも外された。
「何だ、パンツも白かよ」白いパンティに不満顔だが、そのパンティに手が伸びた。
「ダメ、やめなさい!」脱がされまいとするが、2人掛かりではどうする事もできな
い。

 それに、大きな声を上げれば写真が表沙汰になるから尚更で「先生、おとなしくし
ないと、大きな声を上げますよ」反対に直美が言われる始末だ。
(悔しいけど、その通りだし…)脱がされまいと、抑えるだけだが、膝まで下げられ、
絨毛が露わになった。

 「ダメ、見ないで。ダメ!」慌ててて、股間を手で覆う。
「先生。手を退けて、オ○ンコを見せてよ」
「オッパイも、見せないと」
「そんな、性器を見せろだなんて…」直美は口を震わせている。

 「やらないなら、これを他の先生に見せますよ」
「それだけはやめて、性器を見せるから…」体を震わせながら、股間から手を退け、
絨毛を露わにしていく。
「いいですね、写真より生が一番です。オッパイも見せて下さい」言われるまま、両
手でブラジャーを持ち上げ、乳房を露わにした。
(恥ずかしい。教え子の前で、こんな事をするなんて…)下を向いたままだ。

 「先生、少しだけ楽しませて下さい」露わになった乳房を高田が揉み出した。
それを見て「僕はオ○ンコからだ」佐藤が淫裂を撫で出す。
「ダメ、そんなのダメ…」呟くように言うが、佐藤の指は淫裂を広げ、膣の中を触っ
ている。

 更に、高田も乳首を吸いながら揉み出した。
「やめなさい…いけない事よ…」口とは裏腹で、2人の行為に背中が反っていく。
(気持ちいい。オナニーより感じる…)乳首とクリトリスを攻められ、直美はやっと
立っている。

 2人は暫く直美を触り、満足したのか手を退けた。
「あなた達、何をやったか、わかっているの?」パンティを上げながら言う。
「わかっているさ。とにかく、親に喋ったら恥を掻く事になるからね」そう言って2
人は出て行き、直美も脱がされた衣服着込み、乱れを直してから職員室に向かった。

 職員室に戻ると思案するが、良い考えなどおぼつかない。
「どうしたらいいのかしら。ヌードを撮られたし…」悩んだ末に、教師の職務を全う
すべく、2人の親を呼んで写真を持っていた事を告げた。

 「実は、息子さんが女性のヌード写真を持ち込みまして…」経緯を説明すると相手
の親が平謝りしている。
この時、直美は2人の仕返しを甘く見ていた。

 翌日、授業を終え、職員室に戻ろうとすると「先生、話が…」高田と佐藤に呼び止
められた。
「どんな、事なの?」
「放課後、部室で話そうよ」それだけ言うと去っていくが(もしかして、私のヌード
写真では…)不安になった。
それでも、次の授業をこなし、放課後には、写真部の部室に向かった。