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「性奴にされた女教師」
赤星直也:作
第15話(最終話) 人事異動
それから数日後、沙織は異動先の中学にいた。
「これからお世話になります、加藤沙織です」全職員と生徒達に紹介され挨拶している。
新しい中学に転勤した沙織は、今までの事を忘れて授業に集中し、受験を迎えている。
「加藤先生、受験の結果がでましたよ。ほぼ全員が志望校突破です」
「良かった、これ出方の荷が下りました」
「そんな事じゃ困りますよ。来年もありますからね。イヤ、これからずーっとお願いし
ますよ」
「はい、校長先生の要望に応えます」沙織にとってここは天国に思えた。
だが、そんなに長続きはしなかった。
春を迎えようとする頃、また教員の移動が発表され「校長先生が異動ですか…」職員会
議で知らされた。
「そうなの、何でも今度の校長は新人らしいわよ」
「新人ですか…」まだ平然としていた。
数日後、教育委員会から発表された辞令を見た沙織は「そんな、そんな馬鹿な…」顔
が真っ青になっている。
辞令では桜木中学の教頭だった石井がここの校長になっていた。
それだけでなく、牧子も一緒に移動が発表されている。
「嘘よ、嘘に決まっている!」何度も見直したが間違いはない。
「どうしよう、またセックスをしなければいけないなんて…」天国から地獄に突き落と
されてしまった。
それから数日が過ぎて、新しい校長が赴任したが「何せ、新人ですからよろしくお願
いしますよ」笑顔になっている。
沙織は怯えた顔をしていたが「加藤先生、これからも昔のようにお願いします」と声を
掛けられ(イヤよ、昔のようになんて、イヤです!)叫ぼうとしている。
人事異動が終わり、入学式を間近に控えた日に「沙織、下着は着けるな、素っ裸の上
から着ろ。それに、避妊薬を飲んでおけ!」石井から命令された。
「セックスだけは許して下さい。ほかの事はしますから…」
「牧子だって承知している。おまえだけ特別扱いは出来ないな!」石井は冷たく突き放
した。
そして、入学式の日が来て「沙織。調べるぞ!」礼服の上から胸を触っていくと乳首
が膨らんでいた。
「いいね。この感触がいいんだよ。終わったらオ○ンコだからな!」乳房の後に股間も
触りだし(イヤよ、もうセックス何てしたくない!)項垂れてされるがままにしていた。
石井は言葉通り、入学式を済ますと誰もいない教室に沙織と牧子を連れ込んだ。
「脱げ、素っ裸になるんだ!」その言葉で2人は泣きながら礼服を脱いで全裸になった。
「牧子、久しぶりにやれ。沙織のオ○ンコが欲しいはずだ!」
「そんな、もうレズは許して下さい…」
「沙織がイヤがっても、牧子がやりたいんだ。やるんだ!」イヤがるが強引に抱き合い
された。
「沙織、許して…」牧子は乳房を撫で淫裂に指を入れ「あ、あ~!」すかさず声を上
げた。
それを見て、石井が牧子の背中から抱きついていく。
「牧子、これからも俺の言うがままにするか?」
「はい、私は石井さんの奴隷ですから…」
「そうか、それはいい事だ」肉竿のピストンを始めた。
「気持ちいいです。早くエキスを下さい…」
「それはダメだ。沙織のオ○ンコに出す!」今度は沙織に抱き付く。
「沙織、俺の言うがままに動かないと、今までの事が知られるぞ!」
「それだけはやめて下さい、何でも聞きますから…」
「それなら、俺の奴隷になるんだぞ!」
「なります、奴隷になりますから今までの事は誰にも言わないで下さい…」
「おまえがその気なら約束する!」石井は満足そうにピストンを続けて噴射した。
それを見て「下さい、私にエキスを…」牧子が肉竿をなめていく。
(私も、あんな事をさせられるんだわ)沙織は自分の姿と重ねて牧子を見ていた。
そんな事とは知らず「牧子、上手だ」満足そうな顔をしている石井だ。
そして、入学式も終わり、新学期が始まった。
沙織は職員室から教室に入って「これから数学を担当する加藤沙織です、よろしくね」
挨拶して生徒を見ると、見覚えのある顔があった。
(そんな事無いわ、他人のそら似よ…)自分に言い聞かせて出席を取っていく。
「い、伊藤雅也君…」
「はい。桜木中学から転校してきました伊藤です。よろしくお願いします」伊藤が言う。
(夢よ、これは夢に間違いないわ。せっかく転勤したのに、こんな事あり得ないわ)ジ
ッと伊藤を見つめ、過去の事を思い出した。
伊藤は桜木中学で2年の時、美術部に入っていた。
(先生、また素っ裸を描かせてくださいね)そんな顔をしているが(イヤ、もう裸なん
てイヤ。校長先生の相手だけで充分なのよ)叫ぶ寸前の沙織だ。
~完~
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