「性奴にされた女教師」

                     赤星直也:作
第7話 全裸の実験

 描き始めて4時間ほどが過ぎた頃「真理、先生にペイントしていいかな?」男子部員
から声があがった。
「ペイントね。それだけだったら、つまらないわ」
「それを見て貰うんだよ、町の人に!」

 「おもしろいわね。見た人がどんな顔するか見たいわ」部員達は沙織の体をキャンバ
スにする事にしたが「やめて、裸で町を歩くなんてイヤ!」沙織はまた泣き顔になった
が、もう準備を始めている。

「真理、ヘアがあるとまずいわね」
「そうよね、この際だからヘアの手入れをしましょうよ」
「それなら任せて、準備は万端よ」股間の絨毛にハサミが当てられた。

 「やめて、ヘアはそのままにして!」
「ヘアがあったら裸とわかってしまうよ。無い方がいいと思うけどな」腕を抑えた男子
部員が言う。
「そうよ。だから無い方がいいわ」勝手に解釈して絨毛をカットした。
「後はこれで仕上げよ」スプレーが吹きかけられカミソリで剃られていくが何も出来な
い。

 その間もカミソリは動き続けてピンクの割れ目が現れた、部員は無毛の淫裂を食い入
るように見ている。
「これが、大人のオマンコか、襞がはみ出しているよ」はみ出た肉襞が触られた。
「やめて、触らないで!」そのれを振り払う。

 「そうよ、そんな事よりもやる事があるでしょう!」真理にも言われ、急いで絵の具
を混ぜだした。
「この色でTシャツを描こう!」
「だったら、この色がパンツよ」部員は一斉に沙織に塗りだした。

 絵筆は敏感な乳首を擦って(やめて。そんな事されたら、よけに膨らんじゃう!)乳
首が膨らんでいく。
「見ろよ、膨らんでいるよ」それを、おもしろそうに絵筆で擦っている。
同じように淫裂はお尻にも描かれ(だめ、そこはいやです!)敏感なクリトリスにも絵
筆が当てられた。

 「先生、気持ちいいでしょう。オナニーってこうするんでしょう?」
「わからないわ、した事ないから…」
「あら、オナニーした事ないんだ。私はここをやっているわよ」筆先が膣の中に入り
「ダメ、そんなのダメ!」太股が震えだした。
「我慢して。もうすぐ終わるから」
(そんな事言っても、触られたらこうなるわよ)筆先が肛門も擦っていく。

 やがて、部員によって全裸にもかかわらず、服を着ているように描かれた。
しかし、よく見ると乳首や淫裂がわかる。
「これでいいわ。先生行こうよ」

 「イヤ、裸同然よ。こんな姿で町なんか歩けない!」
「先生、誰も知らない町ならいいでしょう。それまでは服を着ていいわよ」直美に言わ
れれば逆らえず、服を着て、部員と一緒に隣町に向かった。

 「先生、ここならいいわよね、早く脱いでよ」建物の陰に連れ込まれた。
「出来ない。いくら知らない町でも裸同然なんてなれない!」
「今更何言っているのよ、ほら脱ぐのよ」部員達は一斉に襲いかかり服を脱がしていく。

 「やめて、イヤです!」声を上げても手は動き、あっけなく全部脱がされた。
「先生、変に隠すと返って見られるから、堂々としていた方がいいわよ」両手で股間と
胸を押さえていると注意された。
「そう言う事だよ、一緒に行こうよ」沙織は腕を捕まれ、建物から商店街に出された。

 商店街は日曜というので人で溢れている。
沙織達はその中を歩いていると、すれ違う人々が沙織の体を食い入るように見ている。
(恥ずかしいわ。ヌードを見られているなんて…)下を向いて歩いているが乳房が揺れ
ている。

 そんな姿に「見ろよ、素っ裸じゃないか?」声が聞こえた。
「まさか、ブラを付けてないだけだよ…」食い入るように揺れる乳房を見ている。
(そんなに、見ないで下さい)恥ずかしさに足も震え、乳首も堅くなっている。

 それでも、沙織は部員と一緒に歩いていくと「先生、あそこで食べようよ、お腹もす
いたし」ファーストフード店が目に付いた。
「賛成、早く行こうよ」食欲もないのに連れ込まれた。

 店内に入ると分散してテーブルに座っるが、沙織は窓側に座らさせられる。
(ここに座っていたら見られてしまうし…)体を丸めて座っていると、窓の外の通行人
も時折覗いていく。
(裸を見られている…)相変わらず下を向いたままだ。

 暫くして店員が注文を取りに来たが、やはり、胸を見ている。
(ヌードと知られたらどうしたらいいのかしら?)怯えていると注文した品が置かれた。
「先生、早く食べようよ」沙織もこの場所から逃れたいから手を伸ばして食べ出した。

 すると「加藤先生じゃないですか、こんなところで合うなんて奇遇ですね」聞き覚え
のある声に振り返ると「教頭先生…」真っ青な顔になり奥歯が鳴っている。
「今日は部活なんですか?」石井は気になるのか沙織の胸を見ている。
「そうなんです。加藤先生の提案で、おもしろい実験をしているんです」真理が言う。

 「おもしろい実験ですか、教えて貰いたいですね」
「それだったら、先生の服を触ればわかりますよ」咲恵も言う。
「触ればわかるんですね?」石井は沙織の背中を触ると「そんな!」驚いた様子だ。

 「加藤先生、立って貰えませんか?」石井は佐織を立たせ全身を調べだした。
「そんな、いくら実験と言っても、あなたは教師ですよ!」股間を見ながら言うが(こ
んな裸で町を歩くなんて私だってイヤです。でも、やらないと写真が…)下を向いたま
ま黙っている。

 「教頭先生。加藤先生がどうしてもやりたいと言うんですから、大目に見てよ」
「そうよ、その代わり、服の上から触ってもいいと言っているし…」
「触ってもいいのですか?」
「はい、教頭先生ならかまいません…」沙織が承知すると真っ先に股間に手が伸びた。

 (だめ、そこはいやです!)石井の指が淫裂の中に入り込んだ。
石井はニヤリと笑うと胸を触り出す。
手のひらが乳房を撫でながら指と指の間で乳首を潰した。
「うっ!」呻き声を上げると更に笑顔になっていく。

 「加藤先生、おもしろい実験ですね。写真に撮らせて貰いますよ」
(イヤよ、もう写真はイヤです!)拒みたいが石井に従うしかない。
「それなら、急いで食べようよ」部員達は食べ出すが食欲のない沙織だ。

 ファースト店で食事を済ませると石井も加わり繁華街を歩き出し、石井は沙織を撮り
ながら歩いていく。
一行が歩いていくと商店街も消え、家並みも点々として公園があった。
部員達はそこに入り「加藤先生、ちょっとポーズをお願いします」石井は沙織にポーズ
を作らせ、足下から撮りだし(性器はイヤです。お願いですから性器だけは撮らないで
下さい…)泣き顔のままでカメラに収まっていく。

 「教頭先生、もういいでしょうか、実験も終わりましたし…」
「そうだな、充分撮ったしな。また、やるときは言ってくれよ」機嫌良く石井は去って
いく。
「先生、着てもいいですよ。僕たちも帰りますから」部員も服を渡すと去っていく。
「どうしよう、教頭先生に見つかってしまったし…」泣き顔をしながら服を着込んだ。