「狙われた母娘」

                     赤星直也:作
第3話 美智の全裸

 高田は放課後になると野球部員との練習を済ませて寮に戻ってきた。
「言わなかったでしょうね?」淳子が小さな声で尋ねると「当然です。それより、今
夜も欲しいな」「いけません。もういけません!」そう言うと、逃げるようにして淳
子は高田から去っていく。

 (恥ずかしがる姿がいいな。またオ○ンコしようぜ)食事を済ませると、高田は隠
しておいたビデオの再生を始めた。
「いいね、綺麗に撮れているぞ。淳子の顔までハッキリ映っているじゃないか。それ
に俺のチンポコまで映っているぞ!」鮮明に結合部や淳子の顔が映っている。

 「これでいける。まずは、裸を撮ってからだな」ビデオを編集し、自分の顔にモザ
イクを入れ「よし、これでいい」高田は修正したビデオを紙袋に入れて、美智宛の住
所を書いて送った。
 
 それは翌日、直ぐに美智の元に届いた。
「絶対に一人で見て下さいなんて、何かしら?」送られたテープを再生すると美智は
「あっ、お母さん!」叫ぶと声も出せず、ただ画面を見ているだけだ。
(セックスしている、母さんがセックスしている!)もう声が出ない。

 美智は母親の姿しか目に入っておらず、やがて、淳子の淫裂から精液が流れて(射
精だわ、射精された!)信じられない事だから(誰が撮ったのかしら?)不安になっ
ていると「プルプルプル!」携帯電話が鳴った。
「もしもし、宮園ですが?」
「見ていただけましたよね、ビデオを!」高田は声を変えて電話を掛けていた。

 「はい、見ました。あなたはどなたですか?」
「それは言えないな。よく撮れていたろう、あれは高く売れるぞ」
「やめて、売らないでください。お母さんが苦しむだけですから」
「だったら、言う事を聞け。明日の10時に、体育館で素っ裸になれ。それなら売る
のはやめる!」

 「私が裸にですか?」美智の声が高まった。
「そうだ、明日の10時だ。30分間素っ裸でダンスをしていろ。得意だろう、ジャ
ズダンスは?」
「そんなのイヤです。裸でダンスだなんて、やらない!」

 「イヤならそれでもいい。もっとおもしろいのもあるんだ。メールで送ったから開
いて見ろ!」
(何なのよ、おもしろいのって?)美智は自分のパソコンのスイッチを入れて開いて
いく。
(画像だわ、画像が送られている!)その送られた数枚の画像を開くと「お母さんの
ヌード写真だ。ヘアやオッパイが丸出しにしている!」奥歯がガチガチになっている。

 「どうだ、気に入ったか。もっとあるんだぞ」
「いや、もういやー!」もう、泣き声に変わってしまった。
「いいな、明日は素っ裸になってダンスをやるよな?」
「はい。やりますから絶対に秘密を守ってください!」美智は泣きながら言う。

 「わかっている。それより10時だぞ。誰がいようが、素っ裸のダンスだからな!」
「はい、わかりました」泣きながら携帯を切った。
「うまくいった。これで娘の素っ裸も見れるし、写真も撮れるぞ」電話を戻し、ニヤ
ニヤしながら美智のヌード姿を想像している。

 だが「恥ずかしい、ヌードになるなんて。誰かに見られたらどうしよう?」思いめ
ぐらす美智だ。
美智は夕食が咽を通らず、やっと押し込んで行く。
(とにかく、お風呂に入って体を綺麗にしておかないと。汚れた体を見られるのは恥
ずかしいし…)

 食事を済ますと浴室に入り「明日はきっと見られてしまう。誰かが見ているはずだ
し…」服を脱ぎ下着姿になった。
パンティとブラジャーはお揃いのブルーで「このオッパイも、見られてしまう…」両
手でホックを外し、脱ぐと日焼けした肌の中に、まっ白な乳房が揺れ動いていく。
美智の乳房はCカップで、乳首がツンと上を向いている。

 脱いだブラジャーを服の上に置くと、今度は最後の小さな布地を下げた。
乳房と同じく、日焼けを免れた白い肌が露わになり、その白い肌の中に真っ黒な絨毛
がびっしりと覆っている。
「このヘアも見られるのね、誰かに!」体を丸めてパンティから足を脱いで、両手に
縮こまった小さな布が残され、その小さなパンティも置くと浴槽の中に入った。
 
 「ここは丁寧に洗わないと…」まっ白な乳房を丁寧に洗っていく。
ピンクの乳首も指で擦っていくと「堅くなっていく。それに気持ちいい!」体を洗う
のをやめて、両手で乳房を撫でていく。
(ダメよ、こんな事している場合じゃないわ。綺麗にしないと!)思い直して今度は
股間に石鹸を塗っていく。

 「いいわ、気持ちいい!」指で敏感な突起や割れ目から飛び出ている肉襞を指で擦
った。
(あ、あ、あ。声がでそうだ!)声を出すまいと堪えながら、膣の中も丁寧に洗って
いく。
「そうだわ、ここも手入れしておいた方がいい!」何気なく鏡を見ると、絨毛が映っ
ている。

 美智はカミソリで群れからはみ出ている絨毛を剃り「これで安心だわ」鏡に映った
股間の絨毛は、綺麗に並び揃った。
ヘアを綺麗に手入れすると浴槽で体を充分温め、バスタオルで濡れた体を拭いて全裸
のままでベッドに潜り込んでしまった。
 
 翌朝、美智はカーテンの隙間からの朝日で目を覚ました。
「そうだわ。今日はヌードで踊らないと、お母さんが苦しむ事になるんだ!」昨日の
事を思いだしたのか、不安を抱き全裸のまま起きあがると、日焼けした全身に、乳房
と股間がまっ白に取り残され、眩しいくらいだ。
 
 美智は乳房を揺らせながら下着を選んで「白にしないと。これなら無難だし」真っ
先にブラジャーを取りだし、乳房に押しつけていく。
「パンティも揃いの方がいいわね」白い肌を再び白い布地が覆い隠していく。
「あら、うっすら透けている。でも仕方ないわね」鏡に映るまっ白のパンティだが、
淫裂を押さえる部分が黒ずんでいる。

 「とにかく、やるしかないし!」自分に言い聞かせ、その上からツーピースを着込
む。
「これでいいわ」美智は宿舎から校舎に向かって歩いていくと「出かけたな。俺も行
かないとな」高田が窓から見ていた。
 
 「おはようございます」生徒達と挨拶をしながら職員室に入るが、いつもの落ち着
きがなく「どうかしましたか?」校長の坂上が心配したのか声を掛ける有様だ。
(落ち着いて、落ち着くのよ!)自分に言い聞かせながら冷静を装っていく。

 今日は美智の授業は、午前はなくて午後からだ。
(まだ、9時半だ。でもあと30分しかないわ)職員室に一人の超された美智に落ち
着きはない。
(誰かしら、私にヌードになれと言ったのは。それに母さんとセックスした相手は?)
脳裏には、そればかりしか浮かばず「もう5分前だわ。行かないと」覚悟を決めて職
員室から体育館へと向かった。

 だが、体育館では生徒達が授業をしており「イヤよ、生徒の前でヌードだなんて!」
怯えながら歩いて行くと、幸いな事に、生徒達が一斉に体育館から走り教室に向かっ
て来る。
「よかった。見られずに済んで!」ホット安堵しながら歩き、体育館の中に入った。

 中では「あれ、宮園先生。いったいどうして?」高田が一人で器具の点検をしてい
る。
「た、高田先生、どうしてここに?」
「それは僕が知りたいですよ。授業を終えた後に、器具の点検をしないと万が一の時
に、逮捕されるんですよ」

 「それで点検を?」
「はい。業務過失とか、なんとかが付いて、損害賠償を求められるんです。それで念
入りに確かめないとね」
(お願い、もう出て行って。時間がないのよ、後一分しかないのよ!)焦る美智を後
目に「そうだ、これも点検しないといけないんだった!」ラジカセのスイッチを入れ
た。

 (お願い。出てって、これからヌードにならないと、いけないのよ!)美智は体を
震わせながら服を脱ぎだす。
(お願い、絶対に振り向かないでお願いですから!)ツーピースを脱いで、下着にな
った美智はパンティを脱ぎ、股間を露わにしていく。
(高田さんに、フルヌードを見られてしまう…)ブラジャーも脱ぎ乳房も露わにして
いる。

 (そうだ、早く素っ裸になるんだ。俺の目の前でな!)高田はわざと音量を高くし
「ポ、ポ、ポ、ピーン!」時報が鳴ると同時に、美智は踊り出した。

 「み、宮園先生!」足音に気づいた高田が振り向くと、生まれたままの姿になった
美智が、ジャズダンスを始めている。
それと同時に「皆さんお元気ですか。今日も元気にワン、ツー!」ラジカセからジャ
ズダンスの音楽が流れだす。

 「た、高田さん、その音楽で踊りたいの。踊らせて!」美智は乳房を揺らせ、惜し
げもなく足を上げて、絨毛に包まれた淫裂を高田に晒していく。
「ヌードでダンスですか。これは芸術ですよね?」
「ええ、ヌードは芸術ですから」目の下を真っ赤にしながら踊っている。

 (恥ずかしいわ。ヘアはおろか、性器の中まで見られてしまった!)ラジカセから
流れる音楽に合わせて踊っていくと(そうだ、それでいい。もっとやるんだ!)高田
は今度はビデオカメラで美智を撮りだす。

 しかし、美智の乳房を揺らす美智のヌード撮っていたのは高田だけではなく(仕方
ないわねね、できの悪い弟だし…)保健医の貴美もカメラで撮っていた。
 
 「綺麗だ。宮園先生のヌードは芸術だから撮らせてくださいよ」
(イヤ、カメラで撮るなんてイヤです!)そう叫びたいが「ええ、綺麗に撮って下さ
いよ。ヌードはこれっきりですから」自分から裸になった理由を正当化するために、
ビデオカメラで撮られるのを承知するしかない。

 (お願い、ヌードを撮らないで。お願いです!)そんな美智は、まっ白な乳房を揺
らせ、淫裂を晒しながら高田にビデオで撮られていく。
(そうだ、もっとオ○ンコを見せるんだ。オッパイはタップリ撮ったから、オ○ンコ
をもっと撮らせろ!)高田は美智の真っ黒な絨毛を中心にしてカメラアングルを構え
た。

 (撮られている。性器の中まで撮られてしまった!)美智は全身を小刻みに震わせ
ながら踊り続けた。
踊るに連れて、美智は全身から汗が流れ出て、円を描き揺れ動く乳房も汗で光ってい
る。

 (もう限界よ。恥ずかしい!)美智の願いが通じたのか30分が過ぎた。
「もういいわ。ヌードをタップリ撮られたし!」悔しさを堪え、笑顔の美智は脱いだ
服を着込んでいく。
「待って。その前に汗を拭かないと」高田は自分のために用意したタオルで美智の体
を拭いていくが「ありがとうございます。でも、そこは…」美智の乳房が触られてい
る。

 (イヤ。オッパイを触られるなんて、恥ずかしいわよ!)真っ赤な顔のまま横を向
いた。
(そうだ、その恥ずかしさがいいんだよ。まだ男を知らないようだしな)タオルで拭
きながら、手のひらで直に乳房を揉んだ。
(やめて、そんな事は嫌いです!)声を出せずされるがままの美智だ。
 
 だが「だめ、そこはだめ!」タオルを隠れ蓑にして淫裂を触りだす。
「僕だって、我慢して見ていたんですよ。だったらこれくらいいいでしょう?」
「見て頂いたのは感謝します。ですが、性器を触られるのはいやなんです…」淫裂を
触る高田の手を押さえている。

 「イヤですか、しっかり見てあげたのに…」
「触られるのがイヤなんです。見られるのはいいんですが…」
「だったら、触りっこをしましょう。いいですよね?」そう言われれば逆らえない。
「わ、わかりました。私も触ればいいんですね?」美智は高田のトレーニングズボン
を引き下げ、パンツも下げた。

 (これが、オチンチンなのんだ。堅いわ、これが入ったら膣が裂けないかしら?)
驚きを隠しながら、勃起した肉竿を掴み手で擦っていく。
「気持ちいい。出したくなりました」
(出したい…。何を出すのかしら?)美智は手の動きを早めていくが「ダメ、乳首を
吸わないで。だめー!」淫裂を触れながら乳首を吸われ(ダメよ。そんな事されたら
声が出てしまうかも…!)呼吸が速くなっている。

 やがて「でる、でるー!」肉竿を擦っている美智の手に、暖かい液体が吹き掛けら
れた。
「いやよ、これって精液でしょう?」肉竿を掴んだ手が、急いで淫裂を隠していく。
「そうだよ、ザーメンだ。精液とも言うよ」
「不潔よ。そんなのを出すなんて!」タオルで精液を拭いていくと「不潔じゃないよ。
これを美智さんが喜んで飲むようになるんだから」

 「そんな事はしないわ。絶対にしないから!」精液を拭くと脱いだ下着を着ていく。
(いや、もう撮らないでよ!)パンティを真っ先に履き、乳房をブラジャーで覆って
いく。
(恥ずかしいわ。ヌードよりも恥ずかしい!)その後、ツーピースを着込んで体育館
から出た。
(うまくいった。明日はこれで娘の方とオ○ンコができるぞ、しかもバージンとのオ
○ンコだ!)放出を終えた肉竿を仕舞い込み、器具の片付けをしていく高田だ。

 「和茂、撮ったわよ。ほら」美智が出て行くと貴美が現れる。
「姉さんありがとう。これで美智と楽しめるよ」
「セックスばかり考えないで、お父さんのことも考えなさい」姉の貴子はカメラを渡
す。
「姉さんだって見たいだろう。セックスしているところを?」

 「見たいわよ、あれを見ると燃えるのよ。夫に何回も求めたくなるの」
「だったら、また手伝って!」
「わかっているわよ。だから撮ってあげたでしょう。でも、あの子はきっとバージン
よ」
「僕もそう思うんだ。喪失の血を流しながら踊るなんてどうかな?」
「いいわね。それで行きましょう!」悪企みが、美智の知らない間に計画されてしま
った。