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「落ち行く女教師」
赤星直也:作
第17話 摘発(最終話)
数日後、あの新入りが桃子達の部屋に越してきたが、部屋に入るなり生まれたままの姿に唖然としている。
「いいか、ここでは素っ裸で暮らすんだ。お前も早く早く脱げ!」八幡に言われた。
「裸で、ですか?」
「そうだ。脱がないなら、俺が脱がせてやるぞ!」
「自分で脱ぎます…」イヤイヤながらも着ている服を脱ぎだし、その傍らでは桃子や民子達は生まれたままの姿でくつろいでいる。
新人も恥ずかしそうに全裸になった。
「いいか、仲良く暮らせよ」八幡は隣の監視用部屋に向かう。
「ここから逃げれないの?」新入りが尋ねると「逃げて警察に訴えてもいいけど、ヌードの写真がマスコミに流されるわ。それに売春していたことも…」その言葉に皆がすすり泣いていく。
「そうよ。売春していたのが知られたら、もう親に顔向けできないし…」沈黙が続いている。
「だから、ここからは逃げれないの…」皆が頷いている。
新入りも諦めたのか「私は斉藤美佳といいます…」自己紹介した。
「これからは一緒に暮らしましょう」「はい」生まれたままの姿で5人は話しあった。
夕方になって、八幡が再び現れ5人の男を連れてきた。
「いらっしゃいませ!」新入りの美佳は桃子に倣って挨拶していく。
「どの子にするかな?」男達は相手を選んでいるが(いや、性器は見ないで!)淫裂を見られて俯く5人だ。
淫裂を見た後は乳房を撫でて選んでいく。
「俺はこの子だ」「俺はこの子がいいな」桃子達は指名した客を部屋に案内し美佳にも客が付いた。
美佳は(売春をするんだ!)体を震わせながら自分の部屋に案内していく。
「乱暴はいやです。優しくして下さい」そんな願いなど聞き入れず、乱暴に淫裂深く肉竿を突き刺し、乳房も掴まれ肉竿が前後に動いていく。
それは美佳ばかりでなく、桃子達も肉竿で淫裂を突かれていた。
しかし、そんなことがいつまでも許されるわけがない。
「あそこのビルに、秘密の売春クラブがあるらしい!」警察が目を付け動き始めている。
そんな事とは知らない5人は「今日は店に出てくれ!」八幡に言われ、いつものようにストッキングと首輪をつけただけの全裸姿で店内を回っている。
「俺はこの子を買うぞ!」それぞれ個室に連れられて、淫裂を突かれて「あ、あ、あー!」桃子は四つん這いになり、体をくねらせている。
腰を両手で押さえられて「ピシャ、ピシャ!」肉のぶつかる音が響いていく。
同様に、民子や桂子達も四つん這いで淫裂深く肉竿で突き刺されている。
その時、秘密クラブに警察が捜査で入ってきた。
「動かないで。そのまま、そのまま!」不意を付かれ、客席では悲鳴が上がっていく。
捜査は個室にも及び、桃子は髪の毛を振り乱し喘ぎ声をあげていた。
その時、いきなりドアが開いてフラッシュがたかれた。
「いや、いやー!」桃子は淫裂を突かれている姿を撮られてしまった。
「警察だ、動かないで。そのままま!」一斉に警官が入り込んできた。
「いや、いやー!」「だめ、そのまま動かないで!」桃子は四つん這いで結合したままだ。
(警察に捕まった!)淫裂に肉竿を押し込んだまま、涙が流れてく。
警官は桃子の乳房と淫裂と肉竿の結合部をしっかり確認している。
(見ないで、お願いです…)嗚咽をあげながら四つん這いのままだ。
それは桃子ばかりでない。民子、桂子、真理、それに美佳も警察に売春している現場を写真に撮られてしまった。
そして、検証されているが、淫裂、乳房などを晒したままだ。
「はい、もういいですよ」検証を終えて警官が言うと、その言葉でやっと客の肉竿が淫裂から抜かれた。
「服を着て。話は警察で聞きますから」生まれたままの姿が警官に見られている。
桃子は乳房と淫裂を押さえながら更衣室で脱いだ衣服を着込み、民子や桂子も更衣室に入ってきた。
「早き着なさい。素っ裸を晒して恥ずかしくないの?」婦人警官が全裸の民子達を明らかに軽蔑している。
(仕方ないのよ。無理にさせられていたんだから。それに、どうやって食べればいいのよ…)泣きながらも服を着込んでいく。
服を着終えると皆が婦人警官に腕を掴まれ、パトカーに分譲して警察署に連れて行かれて取り調べが行われた。
「本籍地は?」「住所は?」「名前は?」警官は身元確認から始まり「職業は?」その問いに「高校の教師でした…」
その言葉に「元教師か?」取り調べの警官が驚きの声をあげた。
そして「どうして、売春なんかしてたの?」
「教師を首になったんです…。それで仕方なく体を売ってたんです…」泣きながら答える桃子だ。
同様に民子も「教師を首になって、仕方なかったんです…」泣きながら答えている。
「何人としましたか?」
「わかりません。数え切れません…」
「あなたね、教え子に申し訳ないと思わないの?」
「教え子も、私を買って楽しんでいました…」
「そ、そんなー!」絶句する婦人警官だった。
その後も取り調べが行われたが(言えないわ、レイプされて恥ずかしい姿をしたなんて…)黒川や八幡達にされたことは、5人の誰もが口を閉ざして言わず警察署に拘留された。
しかし、5人の売春事件はマスコミも報道した。
特に、元教師が売春していた事が興味を呼び、警察署にも週刊誌の記者が詰めかけている。
「名前と顔を伏せて下さい。初犯ですから人権侵害になります。それに書類送検ですから…」署長は並んだ記者に言っている。
「初犯ですか。動機はなんですか?」
「教師を解雇され、仕事がなかったから仕方なく体を売っていたそうです…」
「検証しましたか?」
「はい。確かに教師を解雇され、生活が大変だったようです」
「同情の余地はありですね?」
「はい、その通りです」会見が終わると、記者達は一斉に警察署から出ていき、再び取り調べが行われていく。
数日後「もう、体を売って生活しないのでよ!」出された書類にサインしていく桃子達だ。
サインが済むと身元引受人が現れたが、それは八幡の配下で一緒に警察署から出た。
一方、週刊誌の各紙ともこの事件を大々的に報じた。
「元女教師、生活苦で教え子と売春!」こんな見出しで宣伝していた。
ただ、名前、写真などは人権侵害を恐れて、署長に言われた通りに伏せている。
それは週刊誌だけではなく、テレビ局も一斉に報じており、各局ともワイドショーで報じていた。
(もう、普通の生活にはもどれない…)テレビで報道される事件を見ながら思い知る5人だ。
5人は配下のアパートでそれぞれ別れて暮らしているが、マンションに置いた荷物も配下が運んできて、生活には事欠かさない。
「当分はおとなしく夫婦気分を楽めと八幡さんが言っていた」配下は桃子達の体を求める事はなく過ごしていた。
売春の事件から1ヶ月たち、もうそんな事件など誰も忘れかけている。
そんな中、桃子は配下と共にある建物に入ると「あら、民子さん!」「桃子さん」久しぶりの対面だ。
やがて、桂子や真理、美佳も八幡の配下に連れられて現れ「久しぶりのご対面だな」黒川と岸田も現れた。
「本当に久しぶりだな、一発やりますか?」
「そうだな。やるか、素っ裸になるんだ!」
「もう、許して下さい。セックスは許して下さい…」拒むが「だめだ。久しぶりにやらせろ!」黒川に言われては、逆らえない。
桃子達は衣服を脱ぎ、下着も脱いで乳房と淫裂を露にしていく。
「ほう、オッパイはまだ大丈夫だな」医師の黒川は気になるのか、自分が豊胸手術を行った美佳の乳房を掴み揉んでいく。
「どうだ。感じるか?」「はい。気持いいです…」乳首が膨らんでいる。
「そうか、感じるか…」黒川は美佳を四つん這いにさせ「いくぞ!」肉竿を突き刺していく。
美佳は「あ、あ、あー!」喘ぎ声をあげなから、体をくねらせている。
「お前達もやってもいいぞ。順番を決めてだが…」八幡は桃子の乳房を揉みながら配下に命じた。
「いや、いやー!」桂子と真理が配下に押し倒された。
「今まで面倒見てもらったんだ。お礼のオ○ンコぐらい、させてやれ!」
「それと、セックスは別です!」拒むが、配下は真理と桂子に襲いかかって「ひー!」淫裂に肉竿が押し込まれていく。
「気持いい。久しぶりに、中出しするぞ!」
「いや、お腹の中はいや。出さないで下さい!」
「渡された薬は、飲んでいたろう?」
「飲んでましたが、お腹に出されるのはいやなんです…」
「贅沢言うな!」「いやー!」悲鳴をあげる美佳の淫裂から白い液体が流れ出てきた。
同様に、桃子や民子達も悲鳴をあげながら淫裂から白い液体を流している。
「お前達、もっとやりたいだろう。好きな子とやってもいいぞ!」
「いやー!」悲鳴をあげる桃子達だが、配下達が飢えた獣のように白い精液を垂らす淫裂に肉竿を突き刺していく。
配下は相手を変えて、幾度も放出するが桃子達は淫裂から白い液体を流したまま、グッタリして動けない。
「オ○ンコを洗わないと!」配下が5人を抱きかかえて、浴室に連れていくとシャワーで淫裂の中を丁寧に洗っていく。
「ここだけの話だけど、久しぶりなので感じてしまったの…」本音を言うと「私もなの」「わたしもよ」言葉では嫌がっていたが、久しぶりのセックスに満足していた。
淫裂の中を丁寧に洗い終え、戻ってくると黒川達は服を着込んでいる。
「警察の手入れで残ったのはお前達5人だけになってしまったよ」
「私達だけ…。他の人たちはどうしたの?」
「売ったよ。今頃はソープ嬢として働いている。監視付きでな!」
「そんな~!」悲鳴に近い声を上げる桃子に「奴らは俺達のことを悪く警察に告げ口したから売ったんだ。お前達は一言も言わなかったから、売らなかった…」八幡も言い放つ。
「その金でまた店を作ったから、素っ裸でまた稼いでくれ」
「それから、オ○ンコもドンドンやって稼いでくれ。その代わりに給料を払うからな」
「そんなー。セックスだけは許して下さい」泣き出す美佳に「金を払うからいいだろう。もう、お前達を雇うところはないんだ。それとも一生ソープで働くか?」そう言われれば拒めない。
(監視されるよりも、自由が効いた方がいい…)我慢する5人だ。
黒川が言った通りに秘密クラブがまた開店した。
「いらっしゃいませ!」5人は相変わらず全裸になっており、絨毛も剃っているからピンクの割れ目が生々しい。
「いいね、これが!」乳房を揉まれ、淫裂を触られていく。
「やりたいな。オ○ンコいいだろう?!」
「ここではだめ、別なところでないと。それに、売春じゃなく、愛の交わりなの。わかった?」
「わかった。お前が好きだから愛し合おう!」
「それならいいわ。たっぷり愛してね」客の求めに応じて、桃子は店の奥の小さな部屋に連れ込んでいく。
「ここで思い切り愛して!」客の服を脱がして「あなた、もっとよ。もっと奥までオチンチンで突いて!」乳房を揉まれながら悶えていた。
これは前回の摘発の苦い経験から売春でなく「愛情表現」で逃れるためだ。
その為に「愛してるわ、また来てね。待っているから」それらしく振る舞っていた。
勿論、売春代は料金に上乗せされて徴収され、かなり巧妙に行っている。
それに、桃子達は同じマンションに住んで再び共同生活をしていた。
だが、今までと違って全裸でなく普通に服を着ている。
5人はクラブが定休日なので、朝からくつろいでいると八幡が訪れた。
「チラシ配りのアルバイトだ。準備をしろ!」
「また、トップレスですか?」
「そうだ。オッパイを晒すと皆が受け取ってくれるからな」
「わかりました。準備します…」5人は服を脱ぎ、ブラジャーも脱いで乳房を揺らせている。
さらに、レザーのミニスカートを履いていくが、パンティは履いている。
シャツを羽織って八幡の車で目的地まで行くと、シャツを脱ぎチラシを配っていく。
乳房を揺らせ、首に巻いたスカーフ姿に行き交う人も自然と目がいく。
「オッパイだ。大きいな。触っていいかい?」
「だ、だめです。見るだけです。」
顔を赤らめながら「どうぞ!」乳房を揺らせながらチラシを配る5人だ。
チラシ配りが済むと「ご奉仕」をさせられた。
定休日には必ずしなければならず、八幡の組事務所に連れて行かれ、配下の性処理をさせられていく。
「あ、あ、あー!」喘ぎながら馬乗りになって腰を振り、若い組員は幾度も肉竿を勃起させ思う存分爆発していく。
また、5人の淫裂も淫汁が溢れてグシュグシュになっていた。
(ソープで監視付きでやるよりは、自由な今の方がいい…)悶えながら組員に抱かれていた。
やがて、桃子達は八幡の組員となって貴重な収入を稼ぐ「道具」になっていた。
そんなある日、黒川が白衣を持ってマンションを訪れた。
「素っ裸になって、これを着るんだ」その言葉に(また仲間を増やす気なんだわ…)桃子達は言われるまま生まれた全裸になり、白衣を着込んで黒川の病院に入っていく。
暫くしてから「手術をお願いした者なんですが…」白衣姿で受付に座っている桃子に、若い女性が声を掛けてきた。
ー完ー
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