狙われた女教師

                            赤星直也:作

第1話 家庭訪問
 
 教壇に立ち、黒板に書いている教師のスカートが、教え子に捲り上げられ「白だ、
白のパンツだ!」その声に「こら、悦夫君何やっているのよ!」振り向きざまに慌て
て、裾を直す教師だ。

 教師の名前は、伊藤舞子で今年に教師になったばかりの新人だ。
「悦夫君、今度やったら両親に言いつけるわよ」
「かまわないよ、お父さんはいつもやっているし。それに、お母さんだって喜んでい
るよ」

「何を言っているのよ。そんな事はもうしないで!」
「先生。でも、白はないよな。お姉ちゃんだって青のパンツだよ」悦夫と仲のいい健
也も言う。

 「そんな事はどうでもいいの。もう、パンツを見ないのよ!」(全く、油断も隙も
ないわ。でも、白ではおかしいのかしら?)再び体を屈めて黒板に書いていくと「い
やー!」今度は教え子から悲鳴が上がった。

 「先生、悦夫君がスカートを捲ってます!」
「こら、何回言ったらわかるのよ、立ってなさい!」悦夫は教室の後ろに立たされて、
授業が再開された。

 そして、放課後に舞子は教頭の井上に相談した。
「実は、教え子の高橋悦夫ですが…」舞子は今までの事を井上に話していく。
「またですか。困った子供でしてね。家庭訪問した方がいいですよ」

 「家庭訪問ですか…」あまり乗り気ではない舞子だ。
「そうです、とにかく両親に会ってからですよ」
「わかりました。何とか都合を取ります」渋々教頭の言葉に従う事にした。

 舞子は教頭に言われた通り、悦夫に「今度、家庭訪問に行くわ。これをご両親に渡
すのよ」と家庭訪問に行くことを書いた紙を渡したが、それを「来なくていいのに…」
渋々受け取る悦夫だ。
 
 そして、土曜日に舞子は悦夫の家庭を訪ねた。
「あら、可愛い先生だこと!」玄関を開けるとまだ若い女性が出迎えた。
「初めまして。私は悦夫君の担任をしている伊藤舞子と申します」

 「これは丁寧に。悦夫の母親の奈々です。とにかく話しは中で」舞子は奈々に案内
されて中に入った。
(結構、いい家ね)見渡せば、それなりの家具が整っているし、広さもあった。
ソファーに座るとお茶が出される。

 「先生、わざわざお出で頂いたと言う事は、悦夫が何かしでかしたのでは?」不安
な顔の奈々だ。
「実は…」と言おうとした時に「これは、これは。悦夫の父の誠一です」作業服を着
た男性が現れ「先生、私の夫です」奈々が紹介する。

 「申し遅れました。誠一です」誠一は奈々の隣に座った。
「実は…」奈々はこれまでの事を話した。
「お父さん、あなたが悦夫の前でするからよ」
「そんな事は関係ないよ。奈々!」誠一は奈々のシャツを捲り、裾から手を入れるが
(やめて。そんな事は見たくない!)わざと顔を背けて見ない振りをしている。
 
 誠一は、そんな舞子の事などお構いなしに、奈々のブラジャーを捲り、乳房を掴み
揉み出した。
「ダメ、先生の前よ。したいけど、後でしようよ、お父さん!」上擦った声で、露わ
になった乳房を揉まれていく。
「先生、5分だけ待ってください。それからにしましょう」誠一の言葉に黙ったまま
の舞子だ。

 「お父さん、堅いわよ。こんなに堅い!」チャックを引き下げ、肉竿を取りだすと
「!」舞子は見ても、見ない振りをしている。
(あれが、オチンチンなんだ。あれが、膣の中に入るんだ!)顔が赤みを帯び、咽が
渇いていく。

 「あ、あ、あ!」喘ぐ声に舞子が顔を上げると、奈々は下半身が丸出しで、絨毛に
覆われた淫裂には、先ほどの肉竿が入り込んでいる。
(せ、セックスをしている。今、私の前で!)チラリと眺めると赤黒い肉竿が淫裂を
ピストンしている。
(凄いわ。膣が、あんな動きをするなんて…)淫裂からはみ出た肉襞が肉竿を擦って
いる。

 「す、すみません、トイレに…」舞子は、そっと抜け出すと、外には悦夫がいる。
「悦夫君、トイレはどこ?」
「そこだよ、まっすぐさ!」指さす先に向かう。
 
 小さなドアを開けて中に入り(いったい何なのよ、この家は…)スカートを引き下
げた。
白いパンティが股間を覆っており、その白い布も引き下げ、下半身を剥き出しにして
腰を降ろすと「ジャー!」勢いよく絨毛に覆われた淫裂から飛び出た。

 「ふー!」溜息を付き、ティッシュで拭いていくと、指が淫裂を触り(ここに、オ
チンチンが入るんだ!)先程の光景が目に浮かび、指はゆっくりと、割れ目に沿って
動いていく。

 (気持ちいいわ。こんな所でするなんて…)ピンクの突起の包皮も捲って撫でると
(あっ!)思わず、声が出そうになったが(ダメよ、家庭訪問よ。夜にしないと…)
冷静を取り戻し、足首に下げたパンティを引き上げて、股間を包んでいく。

 更に、スカートも持ち上げてから、トイレから出て(もう、終わったでしょう…)
案内された部屋に戻った。
「先生、わざわざ申し訳ありませんね」夫の誠一はおらず、奈々は半裸状態で、下半
身が剥き出しのままだ。

 「お、奥さん。性器が!」
「性器…。ああ、オ○ンコね。そうですよね!」悪びれる様子もなく、パンティを履
きだし、足を上げると、淫裂から白い液体が流れ出て(射精だわ。膣の中に射精した
んだ!)食い入るように淫裂を見つめた。

 「やだわ、先生ったら。私のオ○ンコばかり見て!」
「そ、そんなつもりじゃありません!」顔を赤らめる舞子に「あら、赤くなっちゃっ
て。見たければ、見ていいわよ。私も先生のを見たいし」奈々はパンティを引き上げ
ると、舞子の隣に座り、肩を抱く。

 「私ね、ホントは、これがしたいの」舞子の頭を押さえて、唇を重ねた。
「イヤ、やめて。そんな趣味はありませんから!」逃げようと腰を引くが、奈々はし
っかり押さえ、押し倒した。

 「先生、いいでしょう。見たいのよ、先生のを!」スーツのボタンを外し、ブラウ
スの上から胸を撫でてから、膨らみを掴むと揉みだし「ダメ、そんな事ダメ!」舞子
は奈々の手を押さえて拒んだ。
 
 そこに「お待たせ!」教え子の悦夫が現れ「先生、コーヒーはブラックで、いいよ
ね?」コーヒーを運んできた。
「ええ。ブラックでいいわよ」舞子は、慌てて上着のボタンを掛けていく。

 「先生。これ、僕が作ったんだよ」
「あら、上手ね」
「悦夫。これからは、大人の話なんだから出ていきなさい!」奈々は機嫌が悪く「わ
かってるよ」悦夫は出ていく。

 「先生。ところで、どんな用事で?」
「言いにくい事なんですが、悦夫君が授業中に、いたずらばかりしまして…」
「どんな、いたずらですか?」
「スカートを捲るんです。授業中に私のスカートを…」下を向いたまま話している。

 「そうですか…。あの子は、大人のパンティに興味がありましてね。同級生に関心
が無いのが、心配でして…」
「それで、どのように、なさっていますか?」

 「何もしていません。好きなようにやらせていますが…」
「それでは、躾にならないと思いますが…」舞子は徐々に眠気を感じてきた。
「先生、どうかなさって?」
「眠くて…」それを最後に、寝込んでしまった。