「緊縛の罠」 
                                 赤星直也:作


第1話 屈辱


 聖心高校の演劇部は、10月の学園際で行なわれる上演に向けての練習に励んでおり、
顧問の瞳も夜遅くまで生徒の演技練習に付き合っていた。
演劇部は7人しかいない小さな部で、3年生は部長の伊藤の他は、三沢愛子、宮沢恵子
の2人で、2年生2人、1年生が2人の合計7人しかいない。

 明日は日曜日ということで、いつもと違って夜の10時なのに稽古を繰り返していた。
稽古は部長の伊藤を中心にした稽古で、演劇部の部室では台詞の練習が続いており、そ
の台詞を邪魔するかのように、学校の隣にある教会の鐘が11時を知らせる。

 「あら、もうこんな時間よ。もう今日はおしまい。帰りましょう!」瞳は生徒に自宅
に帰るよう言う。
瞳自身も職員室へ一旦戻り、それから職員用の玄関を出て校門まで来ると、部長の伊藤
が瞳を待っていた。
「先生,遅いから送るよ」
「親切にありがとう」瞳と伊藤は同じ通りなので、よく一緒に帰っていたが、こんなに
遅いのは初めてで、2人は雑談をしながら歩いている。

 瞳のマンションは、学校から20分程度で6階に住んでいる。
エレベーターで一気に6階まで上がり、自分の部屋に着くと「先生、ぼくはここで!」
帰ろうとする伊藤だが「ジュースでも飲んで入ってよ!」それは瞳が転落するきっかけで
あった。

「それじゃ、お言葉に甘えて」伊藤はニヤリと薄笑いを浮かべて部屋に入った。
瞳はこれから始まる悪夢を知らず、ドアに鍵をかけ、伊藤をリビングへ案内していく。
「先生,好きな人いる?」伊藤はあどけた顔で言い「いるわけないでしょう。いたら、
今頃デートしているわよ」ジュースを持ちながら答えた。

 「先生。だったら、おもしろいことを教えてあげるから、後ろ向いて!」好奇心で瞳
が後ろを向くと、伊藤はポケットからおもちゃの手錠を取り出し、両手を後ろにして手
首に掛けた。
「伊藤君、冗談はやめて!」瞳は笑いながら言うが、SMプレイで使う口枷をした。

 (やめて。冗談はここまでよ)言ったつもりだが「う、う、う」と声にはならないず、
瞳の自由は奪われた。
「先生。ずっと前からこれをしたかったんです」伊藤は瞳のブラウスの胸ボタンを外し
だす。
(やめなさい。いけないことなのよ!)抵抗したくても手の自由が効かず、伊藤のなす
がままにされている。

 やがて、上から順にボタンがはずされ、ピンクのブラジャーが現われ(やめて。お願
いだからやめて!)「う、う~!」叫んでも口枷で声にはならない。
それでも、体を揺すって抵抗すると「暴れると危ないよ!」伊藤はナイフを顔にあてら
れ(本気だわ。本気でレイプする気だ…)瞳は伊藤の怖さに動きを停めた。

「これは必要ないね」伊藤はナイフでブラウスを切り裂きだす。
そもそも薄い生地だからあっけなくボロとなり、上半身はピンクのブラジャーだけでに
された。
「先生、綺麗だよ…」伊藤は両手でブラジャーの上から乳房を揉みだし、首を振って
(お願い、やめて!)と叫んだが「う、う、う、う~」声にならない。

 伊藤は暫く布地の上から撫でていたが、カップの繋ぎ目をナイフで切り、豊かな乳房
が勢いよく「プルン!」と飛び出し揺れていく。
(オッパイを見られてしまった…)教え子に乳房を見られて顔を背けると、そんな事な
ど気にも留めず「先生のオッパイは大きいですね。」伊藤の指が乳首を摘んだ。

 (痛い。やめて~!)呻き声をあげたが、伊藤はブラジャーの肩紐も切って、瞳の上
半身全てが晒された。
(恥ずかしい。こんな姿を見られるとは…)白い肌がピンクに染まりだし、ピンクの乳
首と同化して伊藤の性欲を刺激してしまった。
「次は、ここだよ!」瞳を床に押し倒してスカートを剥ぎ取り始めた。

 (やめて。そこは絶対に見せられないのよ!)足をバタバタして抵抗するが、両手を
後ろで手錠されてはどうすることもできない。
ホックが外され、スカートも引き下げられると、お揃いのピンクパンティが覗いてきた。
(やめて。もうやめて!)抵抗もできない瞳は足首からスカートも剥ぎ取られ小さな布
地だけを身につけている。
「先生。これで、素っ裸だよ」目を輝かせてパンティを掴むと(お願い、もうやめて!)
首を振り、体を動かすと乳房が揺れていく。

 その時、チャイムが鳴った。
伊藤は薄笑いを浮かべてドアへと歩き、ドアの開く音と共に話し声が聞こえた。
瞳は助けを求め、仰向けのまま這いずるように体を動かし、チャイムの鳴ったドアへ向
かうと、パンティが床でこすれ、ゴムの部分が太股の付け根までずり下がって、絨毛が
丸出しになってしまった。

 「先生、パンツからマン毛が出てるよ!」戻った伊藤が言い放ち(そんな~。ヘアが
はみ出すだなんて…)慌てて隠そうとしたが、下がったパンティは戻らなず、絨毛は晒
されたままだ。
「すげえ。先生のマン毛って、結構多めだね」不良で知られた林が、ビデオを持って現
れ「これを逃す手はないな」乳房と絨毛を晒した瞳を撮りだした。

 (やめて。ヌードなのよ、お願いだから撮らないで!)叫んでも口枷で声が出せず、
体を動かせば動くほどパンティがずり下がり、股間の露出が多くなっていく。
「先生、そんなに脱ぎたかったら手伝うよ」伊藤がゴムの部分を掴むと下げて、足首か
ら抜くとパンティは縮こまって小さくなっていく。

 (性器まで見られてしまう…)女性の一番恥ずかしい部分が教え子に露にされた。
「すげえ。これは絶対撮らないと」ビデオがアップし、黒い絨毛に囲まれた淫裂を撮し
ている。
「もっと足を広げないと、撮せないぞ!」林の声で伊藤が瞳の足を広げると、黒い絨毛
の中にパックリと割れたピンクの淫裂が現われた。

 (見ないで。性器だけは見ないで~)瞳は脚を閉じようとするが。男の力には勝てず、
淫裂が2人の教え子に晒されている。 

 「もう限界だ。先生とオ○ンコやりたくなった!」ビデオを撮っている林が言うと
「その前に、先生を天井から吊るそうよ」2人は瞳を無理矢理に立たせた。
「先生、もっとおもしろい事をしようよ。でも、逃げたらビデオを学校で公開しますか
らね」そう言いながら、伊藤は手錠を解いた。
口枷も外されて自由だが、全裸ではなにもできず、両手で乳房と股間を隠して蹲ってい
る。

 林はバッグからロープを取り出し、天井の梁との隙間に通している。
「準備はいいぞ!」「先生、縛るよ」「いやよ、何するのよ!」瞳は再び両手首を一緒
にを縛られ、さらにロープが引かれる。
「やめて、お願いよ~!」ロープが引かれると、両手が持ち上げられ、両足が床に着く
程度までロープが引かれて、天井から吊り下げられた。

 「降ろしなさい。なんなら、大声をだすわよ!」
「だしても良いよ。でも、こんな素っ裸の姿を見られて困るのは、先生じゃないのかな
?」
(悔しいけど、その通りだわ。フルヌード見られたら言い訳できない…)返事ができな
い。

 もう一本ロープが掛けられ、瞳の左足の膝に縛りつけられた。
「やめなさい。あとで父親に言うからね!」
「言ってもいいよ。『私、教え子にオ○ンコ見られました』って言うのかな?」
(そんなこと、言える訳けないでしょう…)性器を教え子に見られたなんて、言える訳
がない。

 「引いていいぞ!」左足のロープが引かれると、膝が上がり絨毛に包まれた、ピンク
の淫裂が現われた。
(性器を見られている…)瞳は顔を背けたが紅潮し、身震いもしている。
林は服を脱ぎだし、脱ぎ全裸になると伊藤がビデオを構えて瞳を撮り始めた。

 「やめて。お願い、撮るのはやめて!」
「撮られのがイヤなら、オ○ンコさせてもらうよ」
「だめ。そんなの、ダメに決まっているでしょう!」
「それじゃ、困るんだよな。とにかく撮るからね。しかも、先生が一番見られたくない
ところを!」伊藤は容赦なく正面から淫裂や乳房を撮していく。

 それには「わかったわ。軽くよ。それならしてもいい…」瞳は言ってはいけない事を、
言ってしまった。
それを待ってましたとばかりに、林は後ろから肉竿を淫裂に挿入し「ひ~。ゆっくりよ…
乱暴に入れないで…」乱暴に入れられた膣の痛さに悲鳴をあげた。

 林は気にもとめず、勃起した肉竿を更に膣の奥深く押し込みすべてを押し込んだ。
「ダメ…。軽くと言ったはず…」苦痛に顔がゆがんでいるが、林は白い乳房を鷲掴みし
たままピストンを始めて「ダメ…。まだ早い…。ゆっくり……あ、あ、あ…」両目を閉
じて堪えている。
(これを撮っておけば、後でおもしろいことができるかも…)伊藤は瞳に気づかれない
ように、ビデオで撮りだした。

 やがて、林の肉竿は動きが早まり「ピシャ、ピシャ!」股間と尻のぶつかる音が出て
「あ、あ、あ~。だめよ~!」瞳は今までの苦痛に変わって、快感を感じている。

 瞳は処女ではなかった。
一昨年、転校した英語の教師と不倫関係にあり、相手が転校して以来2年間セックスを
してない。
勿論、恋人もいないから、林が久ぶりの相手になっている。

 (気持ちよくなってきた…。レイプされているのに感じていく…)左足を上げている
ので、膣の奥深くまで肉竿が突き刺してくる。
(このままでは変になっちゃう…)乱れた姿を見せる訳にも行かず「お願い、ベッドで
しましょう。先生はこのスタイルがつらいの。ベッドでしましょう!」と林を誘う。

 「だめだ。逃げたら困るし」
「絶対に逃げない。誓っても良いわ」
「逃げたら困るから、ビデオで撮るけどいいよね?」
(セックスを撮られて、良い分けないでしょう。でも…)上り詰めた姿を見せられず
「わかったわ。撮っても良いから、早く解いて!」失言したが、これから始まるいたぶ
りの序曲だった。

 林はロープを全て解くと、瞳をベッドに押し倒した。
「先生、わかっているよね。騎上位でやって!」
「私にやれと言うんだ…」瞳の顔が引き吊っている。
「そうだ。この通り元気だし」林は勃起した肉竿を瞳に見せる。
「やるけど、お腹の中で出さないで約束よ」だが「……」林は返事をしない。

 瞳は林の腹を跨いで馬乗りになると、勃起した肉竿を右手で掴み、自分の淫裂の入り
口に押しつけ、腰をゆっくり落としていく。
「あっ、あう!」膣の奥深くまで肉竿が入り呻き声をあげた。
(まだ高校生なのに、こんな奥深くまで突けるなんて…)あまりの刺激に淫裂からはネ
バネバした液体が流れ出した。

 瞳はゆっくり腰を上下させていくが、林が両手で瞳の乳房を揉み、勃起した乳首を摘
むと「ひいっ!」淫裂が絞められた。
それは、勃起した肉竿を淫裂が締め付け、刺激している。

 腰を上下する瞳は(撮られているんだ!)「お願い。ビデオで撮るのはやめて!」伊
藤に頼むが「だめだね。先生のせっかくの記念写真だから、撮らないと」と拒否する。
「お願いだから、後で返して。セックスしていいから!」
「そこまで言うならいいよ。そのかわり、僕の言う事も聞いて欲しいな」
「何でも聞くわ。約束よ」腰を上下に動かし、淫裂から淫液を垂らした瞳は「返す」と
いう言葉で安心して答えた。

 やがて、林は登り切ったのか「出すよ。飲むんだ!」躊躇する瞳の体を退けて、勃起
した肉竿を口元へ押しつけた。
ヌルヌルする肉竿を、口の奥まで迎え入れると、林はゆっくり腰を動かし、そして、動
きを停めると、口から白い液がこぼれ出てくる。
「全部飲むんだ!」言われるまま、生臭い精液を「ゴクン!」と飲み込んだ。

 それを見て「次は僕だよ」ビデオを撮っていた伊藤が背後から迫った。
「待って!」しかし,伊藤の肉竿が淫裂に後ろから一気に入り込み「あ、あ、あ~!」
呻き声をあげだす。
伊藤は容赦なく、四つん這いのままで瞳を犯していく。

 それに、肉竿のピストンも激しくなり(気持ちいい…)瞳も登りだし「あ、あ、あ~。
行く、行く~!」久しぶりのセックスで今までの欲望が爆発してしまった。
今の瞳は教師とは思えず、淫乱な女の顔をしてる。

 さらに、伊藤の指が肛門を攻めたてると「あっ。そ,そこは…やめて…」荒い息をし
ながら拒むが、指は肛門に入り込んでしまった。
首を左右に振って「だめ,だめよ…」瞳は悶えながら哀願しても、指は1本から2本と
なり皺の肛門を攻めていく。
膣と肛門を同時に攻められては「あ、あ、あ~!」声を上げて、悶えるしかない。

 伊藤は淫裂から肉竿を抜くと、指に代わって肛門に押し込んだ。
「だめ~。お尻は絶対にだめ~!」声を震わせて言うが、肉竿は簡単に根本まで入り込
んだ。
「だめ、だめ!」全身を震わせながら悲鳴を上げたが「先生、すごく感じる。出すよ!」
言うなり、動きを止める。

 「いやよ。中はダメ~!」しかし,肛門深くで噴射が行われ、伊藤の精液で汚された。
「これは約束違反よ…」荒い息使いで言うと「膣の中だったら違反だけど、肛門は違反
じゃないよ」悪びれる様子もなく悪態をつく。
(確かに、そうかも…)妊娠の恐れはないから「私,シャワーを浴びてくる」ヨタヨタ
しながらバスルームへ向かった。

 「今だ。わかっているよな?」二人は撮ったテープを生のテープと入れ替え、何食わ
ぬ顔をしてバスルームを見ていた。
しかし、退屈した二人は衣装タンスを開け、いろいろな服を選んでベッドに投げ出す。

 暫くして「テープを返して!」バスルームからタオルを巻き付けた瞳が現れた。
「私をレイプした事は許してあげる。だから,テープだけは返してもらうわ!」
「いいよ。2本あるんだけど、1本はここで、もう1本は約束を守ってからだな」

 「約束って?」
「明日の日曜稽古は、ノーパンにノーブラでやること!」
「それにミニスカだよ」
「ミニスカなら、マン毛を全部剃ってもらわないとな」林はバスタオルを捲り上げて瞳
の絨毛を掴んだ。

 それには、唖然とし「そんな~。ヘアを剃るなんて、恥ずかしくてできない!」きっ
ぱり拒む。
「それだったら、テープは返さないよ」
「やるわ。ノーパン,ノーブラ、それにミニスカね」
「それだけじゃないよ。ツルツルマ○コだよ」いやらしく林が言うと、瞳の顔が真っ赤
になってしまった。

 「わかったわ。やるから絶対返して。約束よ!」
「明日10時から稽古だから遅れないようにね。衣服はベッドの上にあるやつだよ」そ
れだけ言うと、2人は部屋から出て行った。