「監獄の学園」

                             赤星直也:作

第15話 性教育
 

 冬休みが終わると学園もあわただしくなってきた。
「今年も頑張りましょう」始業式では訓辞を行う校長の井上で、それを並んだ教師達
が聞いている。
始業式が終わりると、さっそく授業が始まり、洋子も授業をするため教室に向かって
いく。
「起立!」「礼!」「着席!」挨拶を済ますと早速授業が始まった。

 そして、放課後に校長と生徒会委員が職員室に入ってきた。
「皆さん。生徒会委員から、指導をお願いされました」校長の井上が居並ぶ職員に告
げた。
「校長先生、指導ならやってますが?」教頭の遠藤も怪訝な顔をしている。
「普通の指導じゃないんです。性教育なんです」生徒会委員が言うと「性教育?」職
員室に驚きの声があがっていく。

 「そうなんです。僕たち、寄宿舎に閉じこめられているので、セックスに関しては
無知なんです」生徒会委員が恥ずかしそうに言うが(なに言ってるのよ。私をレイプ
したくせに!)怒りの顔の女性教師達だ。
「そこで、性教育をお願いすることになりました。これは保健医の伊藤さんを中心に
行います」

 「わかりました。私が計画を立てて、いいんですね?」
「はい、構いません。皆さん、伊藤先生の決めたことに従って貰えますね?」
「従います」洋子達職員は、後で後悔することになるとも知らずにそう答えた。
「早速計画を立てます。あなたにどれくらい知ってるか確かめさせて」美子は生徒会
委員達と職員室からでて行った。

 翌日の放課後に、美子は職員室で性教育の計画を説明していくが「いやです、セッ
クスなんかできません!」泣き声で叫ぶ恵理や洋子達女性教師達だ。
「僕だっていたやだよ。あれは見せるもんじゃないよ。それに緊張してると起たない
かも知れないし」恥ずかしそうに男子教師も言う。

 「だからいいのよ。生徒の前でセックスのやり方を教えるの。それに体位や方法も」
「それって、やりすぎではないでしょうか?」新任の弘子が尋ねると「それくらいし
てあげないとだめなの。避妊や体位を知らないし」美子は気にする様子もなくモデル
の組み合わせを発表していく。

 (僕は桜井先生と本番か。恥ずかしいけど、ただでオ○ンコできるんだから我慢す
るか…)
顔が微笑む男子職員達で(いやよ、なんで3人と教え子の前でセックスしなければい
けないのよ)泣きそうな顔になる女性教師達だ。

 「いいですか。このような組み合わせで、授業として取り扱います」校長に言われ
たら逆らえないから黙って頷く洋子達だ。
「私が講師をやり、明日から行います。場所は和室で行いますから、このスケジュー
ルの通りにお願いします」美子が言うと「担任の先生方は早速、明日に説明をお願い
しますよ」校長も言う。
「わかりました」こうして打ち合わせが終わったが、最初は洋子の名前が乗っていた。

 「理恵さん、私はこんなのやりたくない。売春婦と同じよ」
「私だって、やりたくないわよ」恵理も泣きながら言うと「おや、嫌がってますね。
でも、やらないと規則違反で罰則を受けますよ」ニヤニヤしながら相手をする男子教
員が話しかけた。 
「セックスがイヤじゃないんです。妊娠が心配なんです」とっさに恵理は嘘を言う。

 「それなら心配ないわよ。避妊も指導するし、用具は私が全て用意して置きます」
美子も言い(そんな事しなくてもいいのよ。セックスをしたくないだけなのに!)俯
く恵理や洋子達だ。
「いいですね、先生方は性器を綺麗に洗って下さいよ、教え子の前で恥を掻かないよ
うにお願いしますよ」そう言い残して美子は職員室から出て行く。
「もう、逃げれないわ。やるしかない…」諦めてる女性教師だ。

 そして、恐れていた性教育の時間が来た。
「行きましょう、桜井先生!」
「わかってるわよ」強がる洋子だが、小刻みに体が震えている。
洋子は美子と共に和室に向かうと、教え子達が和室に入って行き(見られながらセッ
クスをするなんて…)震えながら和室の中に入った。

 「待ってましたよ、桜井先生!」相手をする男子教師が声を掛け、和室の中を見て
驚いた。
「そんな~!」中央に50センチくらいの高さの台が作られ、布団が敷かれてある。
(見える…。膣に入った所を見られる!)顔色が真っ青になっている。
その台を取り囲むように生徒が座り「桜井先生、準備をお願いします」洋子が声を掛
けた。

 「わかりました…」洋子は震える手で上着のボタンを外しだす。
胸が開いてブラウスが見え、生徒達はそんな様子を眺めている。
(恥ずかしいわ。ヌードは我慢できるけど、性行為を見せるなんて!)震えながら上
着、ブラウスと脱いで上半身を露にした。

 洋子の乳房が露になり、恥ずかしさで膨らんだ乳首が目立っている。
(洋子さん、かなり恥ずかしそうね)真っ赤な顔の洋子を見つめる美子だ。
その後、洋子はスカートも脱いで全裸を教え子に晒し「いい体つきだな。僕は満足で
すよ」相手の男性も全裸になっているが、肉竿が萎縮したままだ。

 「始めるます。まず、女性はオチンチンを撫でて、男子はオッパイか、オ○ンコを
触るの」
(オ○ンコなんて言わないでよ!)洋子と相手の教師は美子の言った通りにしていく。
(フニャ、フニャだ…)柔らかい肉竿を掴んで撫でだすと、相手も洋子の淫裂を撫で
ていく。

 「その後キスをするの」言われた通りに、お互いの性器を触りながら唇を重ねていく。
教え子は、それをじっと見ていたが、男子生徒の股間が膨らんで「いい、これは授業
だからオナニーはしないで。わかったわね?」美子は生徒に釘を刺し、その言葉に頷
く生徒達だ。

 「ほら、オチンチンが堅くなってきたでしょう。赤ちゃんが欲しくないときはここ
で、コンドームを着けてね」美子は洋子にコンドームを手渡す。
(こんな事までするの?)洋子は振るえる手で、渡されたコンドームを勃起した肉竿
に被せて行く。

 「このままだと痛いから、ゼリーを膣の中に塗った方がいいわ」
(恥ずかしいわ。膣に指を入れるなんて!)恥ずかしさを堪え、渡されたゼリーを指
に付け淫裂の中に塗っていく。
生徒達はそんな様子を逃すまいと見ている。

 「はい、ここから性行為よ。よく見て、最初は正常位です」美子に言われ、洋子が
布団に仰向けになると、上に相手が乗った。
(膣に、オチンチンが入っていく…。恥ずかしい…)洋子の淫裂に肉竿の先端が入っ
ている。
「一気に入れると膣が痛いの。ゆっくりと繰り返すの、よく見てなさい!」相手はゆ
っくりと肉竿を淫裂に出し入れして、そして、ゆっくりと奥へ、奥へと押し込まれて
いく。

 (ダメ、奥に入れないで。入り口だけで、しましょうよ!)洋子がそう思っても、
肉竿が根本まで入り込んできた。
「ほら、膣が濡れているでしょう。もう平気よ。これから激しくしてもいいの」
その言葉に肉竿が激しくピストンを始めて「あ、あ、あ~!」堪えきれず、喘ぎ声を
上げた。

 「オッパイを吸いながらする方法と、キスをしたままの方法があるけど、任せまし
ょうね」美子が言い終わらない内に乳房が吸われた。
(ダメよ。感じていくから、やめて下さい!)自然と洋子の体が反っていく。
「ほら、背中が浮いてきたでしょう。気持ちよくなるとこうなるの。桜井先生は気持
ちいいのよ」美子は生徒に解説しているが「クシュ、クシュ!」淫裂から音が出始め
た。

 「次は女性が上になる騎乗位よ。はい、やって!」洋子は結合したまま、相手に抱
き起こされ、馬乗りになった。
「これでは、男性はオッパイを触るの。やさしくよ。特に乳首はやさしくよ」洋子の
乳房が両手で撫でられていく。
(感じている…。見られているのに…)恥ずかしさを堪え、洋子は腰を上下に振って
いく。

 「これは、向かい合う方法と、背中を向き、オ○ンコを相手に見せる方法があるの。
男性の好みで選んでいいの」
(いや、オ○ンコなんていわないで!)洋子はそれでも腰を振っているが、淫汁が流
れだし、相手の太股を濡らしている。

 「ほら、見て。これが愛液です。女性が気持ちいい時にオ○ンコから流す汁です。
おシッコじゃないからね」その言葉に生徒達が頷く。
(言わないで。そんな事言わなくていいわ…)乳首も摘まれ、体が後ろに反って乳房
が変形している。

 「洋子さん、我慢して。これは授業なんですからね」美子は意地悪そうに言うが
(だめ、我慢できない。行きたいのよ)自然と喘ぎ声を上げるている。
そんな洋子に「はい、今度は四つん這いよ、バックからする後背位です」不満を感じ
ながら、四つん這いになり、腰を押さえられ肉竿で突かれていく。

 「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げながら首を左右に振っていくと「これは一番深い
結合なの。女性の子宮の奥まで突き刺すから、赤ちゃんができたら、絶対にしちゃダ
メよ!」美子が話している間にもピストンが繰り返されていく。
「ピシャ、ピシャ!」お尻と股間のぶつかる音が部屋の中に響き渡り(だめ、きつい
わ、子宮の中がきつい!)洋子の垂れ下がった乳房が前後に動いている。

 その後、洋子はいろいろな体位でセックスをさせられて「これが最後。よく見てお
きなさい。赤ちゃんができたらする体位です」洋子は横向きになり、相手の胸が背中
にくっついている。
「これだと、結合が浅いけど、オチンチンに感じる体位です。男性はオッパイを掴ん
で揉みながらします」洋子の乳房が掴まれ揉まれていく。

 「これが最後だから、2人とも行ってもいいわよ」その言葉を待っていたかのよう
に、肉竿の動きが速まって「あ、あ、あー!」悶え声をあげながら洋子の体が反って
いく。
(摘んで、乳首を摘まんで!)その願いが通じたのか、ピストンされながら乳首が摘
まれて指で転がすようにされていく。

 (もう限界だわ…)「いく、いくわ、いくわ!」「僕も限界だよ、だすからね!」
2人は絶頂を迎え、ピタリと動きが止まった。
「これが射精よ。コンドームを着けているからいいけど、もし着けてなかったら赤ち
ゃんが産まれるのよ」美子の言葉に頷く生徒達だが、2人は「ハア、ハア!」と荒い
呼吸をしたまま動かない。

 「この後の手入れが肝心なの。特に女性はね」美子は洋子に指示を出し、洋子は淫
裂に入った肉竿を抜きながら体を起こしていく。
「見てみなさい。これが精液よ」コンドームの先端には、白い液体がタップリ入って
いる。
それを洋子は剥がしていくが、萎縮した肉竿にも白い精液が付いている。

 「手入れをするのも女性のエチケットです。タオルで拭く方法もあるけど、口でし
てみます。俗に言うフェラチオです」それには、生徒の間でどよめきが上がり(した
くないわよ。フェラなんて!)躊躇する洋子だ。

 「これは授業です。協力して下さい!」
「わかりました…」洋子は目を閉じて、萎縮した肉竿を舌でなめだした。
(苦いわ、精液が!)我慢して、精液で汚れた肉竿をなめていくと、綺麗になってい
き、精液は舌で拭き取られた。

 「皆さん、どうでしたか。よく理解できましたか?」
「はい、わかりました。でも、女性のオ○ンコの中を解説して下さい」男子生徒が言
うと女生徒は真っ赤な顔になって俯いている。
「そうね、性器の中を知っておいた方がいいわね。洋子さん、起きて!」美子に言わ
れて、洋子は立ち上がった。

 「洋子さん、性器を広げて見せないと…」
「恥ずかしいわ。中を見せるなんて!」
「言ったでしょう、授業だって!」美子に言われ渋々足を開き、両手で淫裂を広げて
いく。

 「これがクリトリスよ。女性の一番敏感な部分なの。男性がなめる時はこうしてね」
美子はピンクの突起を指で掴み捲っていく。
「ほら、剥けたでしょう。オチンチンと一緒よ。これをなめるのをクンニと言うの」
指で撫でていく美子だが(ダメ、美子さん!)腰を動かしながら耐える洋子だ。

 それでも「ここが尿道よ。おシッコはここからでるの」指が今度は尿道を掴み「ひ
ー!」顔を歪め耐える洋子は(やめて下さい、こんな辱め…)体が小刻みに振るえて
いる。
「その、ぽっかり空いたとこに、オチンチンが入ったんですよね?」
「そうよ。ここが膣よ。俗に言うオ○ンコ。ここから赤ちゃんが産まれるの」

 「でも、小さいよ。赤ちゃんの頭って、10センチもあるよね?」不思議そうな男
子生徒だ。
「いい質問ね。オ○ンコはゴムように伸びるの。だから平気なのよ。でも、限度があ
ってここが裂けて生まれるの。それが陣痛よ」指で膣を広げる美子だが「恥ずかしい
から、もう許して下さい」我慢の限界で洋子は泣き声になっている。

 「そうね、もうお終いにするわ」その言葉で「洋子先生、性教育のモデルをしてい
ただきありがとうございました」一斉に生徒達は礼を言い、それと同時にチャイムが
鳴った。
「はい、教室に戻って下さい」美子の言葉で生徒達が教室に向かい、3人が残された。

 「桜井先生、楽しかったでしょう?」
「楽しく何かないわ、恥ずかしかったわよ。セックスを見られたのよ!」泣き声にな
っている洋子だ。
「僕は楽しかったです。桜井先生とセックスができたんですから」相手の教師は笑顔
で脱いだ制服を着込んでいく。
「そうよね。ただでセックスが楽しめたんだからね」その言葉に、洋子は唇を噛み締
めて、ブラウスを着込んでいく。

 制服姿になると、洋子は職員室に戻ったが「どうだったの、洋子さん?」次の授業
が性教育の弘子が尋ねた。
「恥ずかしいわ。セックスを見られながらするなんて、耐えられない!」泣きそうな
顔で言うと「でも、気持ちよさそうだったわよ。洋子さんの顔が!」美子は意地悪く
言う。
「そんなことありません。感じませんでした!」恥ずかしさに、洋子の顔が赤らんで
いく。

 「ま、いいか。次は弘子先生、お願いしますよ」
「は、はい!」怯えながら返事をする。
そして、チャイムが鳴り、弘子は美子と一緒に職員室から和室に向かった。
和室の中には生徒が並び、弘子が現れるのを待っていた。

 (何で、セックスを見せないといけないのよ!)体を振るわせて制服を脱いでいく
と「可愛いオッパイだわ。私と同じくらいかな」女生徒が冷やかす。
「まじめに見なさい。これは授業なんだからね!」美子は釘を刺し、弘子は洋子がさ
れたのと同じ事をされている。

 「これが、騎乗位なの。女性が男性に求める体位よ」美子の説明に泣き顔で腰を振
り、淫裂深く肉竿を吸い込んでいた。
(いや。こんなの、いやよ!)叫びたいが、どうすることもできず、乳房を掴まれな
がら腰を振っている。
弘子も恥ずかしさに耐えながら、教え子の前で性行為を晒した。
女性教師達はこうして、1週間、毎日1回、教え子の前で性教育のモデルをした。