「隔離された学園」
                             赤星直也:作

第5話 発覚


 泰子は周りを気にしながら指で淫裂を触っていたが「泰子さん、上がろうか!」典
子の声に、泰子は慌てて手の動きを止めた。
(ふふふ、驚いたみたいね。そんな事はダメよ)笑顔の典子で「そうね、だいぶ暖ま
ったし…」不完全燃焼のまま浴室から脱衣場に向かう。

 そこでは、大勢の男子寮生が脱衣中だったから「いやー!」悲鳴を上げて両手で胸
を隠したが「新任の先生は、ヘアが少ないんだね」「違うよ、手入れしたんだよ」泰
子を取り囲んでしまい「見ないで。恥ずかしいから見ないで!」今度は両手で股間を
隠していく。

 そのために、乳房が無防備になって「オッパイもいいね。大きくて!」丸見えだ。
「いやー!」叫び声を上げながら、慌ててタオルを巻き付けて(イヤよ。ヌードを見
られるなんて…)大勢に全裸を見られた泰子は、顔から火の出る思いだ。

 それでも、パンティに足を通していくと「ダサいな、白のパンツなんて…」「ホン
トだよ、ガキだって色っぽいのに…」侮辱した言葉が飛んでいく。
(何を履こうが、私の勝手よ…)足を通すとオルを巻き付けたまま引き上げて(今度
はオッパイね)タオルの中にブラジャーを押し込んで、乳房に押しつけるとタオルを
解いた。

 「何だ、もう終わりか。もっと見たかったのに」「明日があるよ、明後日も」生徒
達は脱ぎ終えると、浴槽に向かっていくが「恥ずかしかったわ。どうして典子さんは
平気なの?」典子はまだ乳房と股間を晒したままだ。
「1週間で慣れるわ。そうしたら私と同じ事をすようになるわよ」やっと下着を着込
んでいく。
(私はヌードだなんていやよ)泰子はそう思いながら、服を着込んでいく。

 泰子は服を着込むと、自分の部屋に戻り「どうなっているのよ。ここの学校は…」
戻るなり、先ほどの恥ずかしい事を思い出してしまった。
「性器もオッパイも見られたなんて。それに触られてしまったし…」恥ずかしさで顔
が赤く染まっていく。

 「これからも、お風呂が一緒だなんてね」ベッドの上で横になると「でも、気持ち
よかったわ。声が出そうだったし…」手が股間に伸びていく。
「ダメよ、教師よ、オナニーなんていやらしい事をするなんて!」自問しながら、手
が退けられた。

 「でも、少しくらいならいいわよね?」指が股間を撫でだし「もっと、直に触らな
いと」ズボンを引き下げ、パンティも引き下げ「気持ちいいわ。こんなのは学生以来
だわ」下半身を丸出し、指が淫裂の中を動き回っていくる。
指が動いて行くと腰も動いて(気持ちいい。膣が濡れていく…)淫汁が淫裂から流れ
ている。

 その時「泰子さん!」ドアが開いて典子が入ってきた。
「イヤ、見ないで。お願いですから見ないで!」慌てて隠そうとしたが「お、オナニ
ーをしている。教師がオナニーを!」見られてしまい「お願いですから、誰にも言わ
ないで!」急いでパンティとズボンを引き上げるが、お尻に当たってうまく行かない。

 「あら、たっぷり濡れているわね」典子に淫裂を見られ、罰が悪そうに、泰子はや
っとズボンとパンティを直した。
「お願いです。このことは、黙っていてください…」
「そうは行かないわよ。教師がオナニーをしたなんて、許されないし」
「そこを何とかできませんか。恥を掻くのは、もうイヤですから」その言葉に典子の
目が輝いた。

 「仕方ないわね、黙っていてあげる。その代わり、私と一緒に行きましょうよ」典
子もベッドの上に乗り、泰子の頭を押さえて唇を押しつけてきた。
(イヤ、レズなんてイヤよ。女同士なんてイヤ!)拒もうとすると「あら、私が嫌い
なの。だったら、考えがあるわよ」口を尖らせてて言う。
「嫌いだなんて。ただ突然な事で…」

 「うふふ。そうよね。あなたは初めてよね!」また唇を押しつけ(イヤだけど我慢
しないと。オナニーが知られたら恥を掻くし…)泰子も舌を入れて行く。
(あら、レズも承知なんだ。だったら、もっと楽しまないと)唇を重ねながら、パジ
ャマのボタンを外していくと、真っ白なブラジャーが露わになり(我慢しないといけ
ないし…)典子のされるがままにしている。

 「可愛いわね。それでいいのよ」背中のホックを外し、白いカップの中から飛び出
した乳房が揺れ動いている。
「泰子さん。乳首が敏感だったわね?」
「ダメ。声を上げてしまうから、ダメです!」乳首が摘まれた。

 「構わないわよ、声を上げても!」乳首を吸われ「あ、あ、あー!」声を上げてし
まった。
典子は(思った通りだわ。これで暫く憂さ晴らしができる…)笑顔になって、乳房を
撫でながら別な乳首も吸っていく。

 それには(感じていく。女性同士でも感じていく!)快感が泰子の全身を襲い「の、
典子さん…」泰子は不自由な体制ながら、典子のパジャマを脱がしていく。
スケスケのブラジャーが露わになると(そうよ。早くオッパイを揉むのよ)典子は脱
ぎやすいように、泰子の乳房を揉みながら口づけをしていく。

 泰子は典子の上半身を裸にすると、典子は乳房を泰子の顔に押しつけてきた。
(吸えばいいのね、乳首を…)乳房を揉みながら乳首を吸うと「あ、あ、あー!」体
を反らせて声を上げていく。
「いいわ、いいわよ。あそこにもして!」

 (えっ、性器にもするの?)言われればやるしかなく、ズボンとパンティを引き下
げ全裸にしていく。
(ヘアが濃いのね。びっしり生えているわ)泰子は体を下げ、典子の股間を指で触る
と(気持ちいい。もっとして欲しい…)「入れて、指をいれて!」蚊の泣くような声
で言う。

 「何か言った?」泰子が聞き返すと「入れて、指を入れて」潤んだ目で典子が言い
(欲しいのね、私だって欲しいのよ)指が淫裂を触っていくと「泰子さん、お尻をこ
っちに向けて。2人でしましょう!」(ああ、あれね。エロ雑誌の写真のようやれば
いいのね)泰子は向きを変えた。

 典子は手を伸ばし、泰子のズボンとパンティを一緒に引き下げていく。
短い絨毛に覆われた淫裂が、典子の顔の前にあり「綺麗ね。この性器が…」脱がすな
り、指で淫裂を触りだし「あ、あ、あ!」喘ぎ声を上げていく。

 泰子は淫裂からはみ出した肉襞が指で摘まれて「だめ、そこはだめ!」叫ぶと「し
てよ、私にも…」催促され「こうすればいいのね?」指で淫裂を触っていく。
(ここが膣で、ここがクリトリスだわ)指がピンクの突起の包皮を捲ると「あん、あ
ん、あん!」典子の腰が浮いた。

 (濡れてきた、膣が濡れている!)クリトリスを撫でると、指を膣の中に入れた。
典子も「いいわ、いいわよ!」悶えながら、泰子の膣にも指を入れて返す。
「か、感じる。久しぶりに感じる!」2人の淫裂が淫汁で満ちて行き、2人は悶え声
をあげながら楽しんだ。

 翌日、泰子はスーツを着込み、職員室に入ると「おはようございます」同僚と挨拶
し、椅子に座ると「川口先生、届きましたよ。制服が!」言われる。
「制服って、スーツではいけないのですか?」同僚を見ると、確かに同じ制服でミニ
だ。

 「そうです、生徒達が選んだ制服です!」秋子から段ボール箱が渡され「着てみて。
早く見たいしい…」催促された。
「そうね、私も見たいわ」
「わかりました着替えます」段ボール箱を持って、職員室から出ようとしたが「ダメ
よ、ここで着替えるのよ。ここで!」「そ、そんなー!」泰子は驚きの声を上げた。

 「ここで脱げない理由でもあるのですか、エッチを楽しんだとか…」
「してません。そんな事してません!」
「それだったら、ここで着替えなさい!」強い口調の秋子に(ここで着替えるしかな
いわ…)「わかりました。ここで制服に着替えます」承知するしかなく「そう、それ
でいいのよ」同僚達も泰子を見つめている。

 覚悟を決めた泰子は、スーツのボタンを外し、上着から脱ぎだした。
スカート、ワイシャツも脱ぎスリップ姿になっていく。
「下着も脱いで。下着も制服のを着るの。それからスリップは着けないように!」
「す、素っ裸になるんですか、ここで?」
「そうよ、新人は皆がそうしたの」
「わかりました。裸になります…」両肩の紐をずらして両手を下げると、音もなくス
リップが落ちて、真っ白なパンティとブラジャー姿になった。

 (恥ずかしい。同僚の前でフルヌードだなんて…)背中に両手を回して、ホックを
外すと、狭いカップから勢いよく乳房が飛び出し「プルン、プルン!」と揺れている。
(オッパイが揺れている…)両手を下げ、手首から白い紐を外した。
その後、両手でパンティのゴムを掴み、引き下げていくと黒い絨毛が露わになってき
た。

 (これ以上下げたら、性器を見られてしまう…)恥ずかしさに震えながら、なおも
下げると、布地が裏表逆になり、それに数ミリの絨毛に包まれた淫裂が露わになった。
泰子は体を丸めて、足を上げると、パックリと割れた淫裂が見え(性器の中を見られ
たかも知れない…)なおも、別な足を上げて、パンティから抜いた。
泰子は、生まれたままの姿を同僚に晒し(恥ずかしい。早く着ないと…)段ボール箱
を開けて下着を掴んだ。

 「待って、川口先生!」
「どうかしましたか?」両手をクロスさせて、乳房と股間を隠している。
「あなた、昨日オナニーをしたでしょう?」
「していません。そんな卑猥な事はしていません!」首を横に振って言うと「嘘おっ
しゃい。ほら、ここが白くなっているわよ。これは淫汁よ。女性が気持ちいい時の蜜
が乾いたものよ」

 (し、知られてしまった…。レズをしたのも知られてしまうかも…)真っ赤な顔に
なって、下を向いたままだ。
「正直に言いなさい。やったでしょう、オナニーかレズを?」
「はい、やりました。オナニーをしました…」
「何て事なの。教師がオナニーだなんて。これはお仕置き室行きです!」

 「許してください。もうしません。寂しかったんです」泰子は泣きながらいい訳を
言うが「だめよ。寂しいのはあなただけじゃないわ。私だって寂しいのよ。それを我
慢するのが教師よ」
「そうよ、私だって寂しいのを我慢しているのよ」レズの相手をした典子までもが言
いだし(どうすればいいの。典子さんとレズをしたって言えばいいのかしら?)泣き
そうな顔になった。

 「とにかく、お仕置き室に行きましょう!」
「いやです。フルヌードですから、せめて服を着させて下さい!」
「ダメよ。お仕置き室行きは、素っ裸にならないとダメなのよ」両手が後ろ手にされ
「やめて。お願いやめて!」腕が縛られて、もう隠す事はできない。
(何で、私だけなの。典子さんもしたでしょう?)恨めしそうに典子を見つめたが、
典子は視線を反らせている。

 「行きましょう」
「いや、ヌードを生徒に見られます。いや、許してー!」悲鳴を上げるが、廊下に引
き出され(来ないで、お願いだから来ないでよ!)生徒達に見られないように祈る泰
子だ。

 「ほら、しっかり歩くのよ」泰子が両手を後ろ手に縛られたまま歩かされると「あ
れ、素っ裸だ!」部活をしていた部員が、食い入るように泰子の乳房と淫裂を見てい
る。
「見ないで、お願いだから見ないで!」浴室では皆が裸だからそんなに違和感がない
が、独りだけ裸では、羞恥心がさらに高まっている。
「ほら、歩いて!」乳房を揺らせながら廊下を歩かされ(ご免ね。私だって生活がか
かっているから、仕方ないのよ)申し訳なさそうに、典子も泰子の後を歩く。

 廊下に出て、歩いて行くと金属製のドアがある。
「いや。もうしないから許して下さい!」金属製のドアに威圧されて泣き出した。
「ダメ。ここで思いっきり泣くのよ!」金属製の扉が開けられたが、中は薄暗くて見
えない。
「いやー!」叫ぶが背中を押されて、中に入ると「ガチャン!」ドアが閉められ、明
かりが灯された。
泰子は周りを見るなり「いや、許してイヤー!」泣き叫び「あら、もう泣いているの。
まだ何もしていないわよ」秋子は揺れ動く乳房を怪しい目で見つめ、撫でていく。

 「そうよ、泣くのは早いわ。それに、ここは外には聞こえないの」同僚達も目を輝
かせ、お尻や股間を撫でていく。
「お漏らしてもいいわよ。準備はできているから安心して」
「最初は何にしようかな?」壁には所狭しと、ムチやロープなどの拘束具が飾られて
ある。