「女教師 寛子」
                      赤星直也:作

第10話 合宿

 電車は駅を出ると、全速力で走りだし「先生、退屈だね」井原の手が胸を撫でだす。
「見られたら大変よ、後にしましょうよ」
「でも、我慢できない!」
「困ったわね。オッパイは無理だから、あそこなら触ってもいいわよ」顔がさらに赤
らんだ。

 「いいんだね、オ○ンコを触っても?」
「オ○ンコじゃないわ、性器よ。性器と言って!」俯いたままの寛子だ。
「わかった。性器を触るからね」寛子はバックからバスタオルを取り出して、隠して
いく。

 「優しくよ。バージンは絶対に破らないでね」スカートの裾を捲り、井原の手を導
いていく。
「着けていないだね。先生は?」黙って頷くと「優しくよ。乱暴にしないで」目を閉
じ、足を開いて孝信に任せた。

 井原の指が動き出すと「あっ!」声を上げそうになった。
(指がクリトリスを触っている…。ダメよ、そこはだめ…)寛子は息づかいが荒くな
っている。
「先生、濡れてきたよ。べとべとだし」
「言わないで。恥ずかしいから言わないで」バスタオルの下では、井原の指が淫裂を
撫でていた。

 寛子は絶頂手前で、行きたいが行く事はできない。
電車の中で声を出したら生き恥をさらす事になるから耐えている。
(漏れていく。膣からお汁が流れていく…)必死に声を出すまいと堪えていた。

 突然、背後から「先生、ジュース飲まない?」部員が缶ジュースを持ってきた。
「悪いわね、頂くわ」バスタオルの下は、淫裂が丸出しになっているが、気づかれま
いと振る舞っている。

 「孝信君も飲む?」
「勿論、飲むよ」淫裂を触っていた手でジュースを受け取ると(お汁だわ。私のお汁
で指が濡れている!)恥ずかしそうに缶ジュースを開けた。
そんな事とは知らず、井原も飲んでいく。

 やがて、窓の風景が変わって海が見えてきた。
「もうすぐだね。うまく合宿をしないと…」
「そうよ、遊びじゃないんだからね」井原は再び淫裂を触りだし(行きたい。思い切
り声を上げたい…)汁を出しながらも耐えている。

 「先生、もうすぐ駅だよ」淫裂を触っていた井原は手を退け「それだったら、準備
をしないと」スカートの裾を直し、スタオルも退けて降りる準備を始めた。
電車の中でもアナウンスがあり、スピードも落ちていく。

 「先生、持とうか?」
「大丈夫よ、持てるわよ」寛子はバックを抱えてドアに向かい、部員もドアに向かっ
てきた。
電車がブレーキを掛け、ホームに停まると、ドアが開き一斉に部員達が降り、寛子も
降りた。

 「全員降りたな」
「そうです。降りました」鈴木が数えながら言う。
「先生、ここからは歩きですからね」
「大丈夫よ、まだ若いから」寛子達は駅を出て歩いていく。

 周りは砂浜が続き、やっと建物が見えて、その建物は2階建てだ。
「あそこね、あそこでしょう?」
「そうだよ、あそこだよ」部員達は一斉に走って建物に向かって走り、寛子は歩いて
いく。

 建物では「よくお出でになりました」男性が話し掛けてくる。
「管理人さんだよ。ここを管理しているんだ!」
「初めまして、顧問の西尾寛子と申します」寛子は管理人と挨拶をしてから説明を受
けた。

 「後はお願いしますよ」管理人は説明を済ますと帰り、これからの3日間は部員で
すべてをしなければならない。
「先生、部屋割りです。先生は2階の1号室です。それから…」井原が部員に指示し
て(頑張ってね、孝信君!)寛子は井原が頼もしく見えている。

 井原は「先生、今日は初日ですから3時まで海水浴でもしましょうよ」最後に言い
「さすが、部長候補!」部員も歓声を上げて喜んでいる。
「海水浴もいいわね。私も着替えるわ」
「決まりですね、水着に着替えていいぞ」部員が一斉に割り当てられた部屋に入って
いく。

 寛子も井原から指示された部屋に入り、バックから水着を取り出した。
「これでは部員が驚くわね…」ニットシャツのボタンを外して脱ぐと、ノーブラだか
らCカップの乳房が揺れている。
「性器はどうなっているかしら?」急いでスカートも脱ぎ「濡れているわ。お汁が流
れなくてよかった…」無毛の性器を眺めてから水着に足を通していく。

 「恥ずかしいわ。どうにか性器を隠す程度だし。ヘアがあったら丸見えね」ゴムを
引き上げると、T型なので尻や腰が丸見えで、乳房にも水着を押し当てた。
水着はかろうじて乳房を隠しているが、激しく動かせば飛び出してしまう。

 「危ないわね、注意しないと…」水着姿になると部屋から出て部員の前に立った。
「せ、先生。大胆!」男子部員は股間を押さえている。
「ずるい、私だってスクール水着で我慢しているのに!」
「そうよ、私だってエッチのがあるのよ」

 「それなら着て来いよ。待っているから」
「さすが物わかりがいいわ、部長候補!」女子部員は再び着替えに戻り、その間男子
部員が寛子を見ている。
(オッパイがはみ出ている…)布から飛び出た乳房の膨らみをじっと見ている。

 それに(オ○ンコが見えそうだ。ヘアを剃っているんだ!)寛子の股間を見ながら
勝手に淫裂を想像していた。
(イヤね、オチンチンを膨らませるなんて。もう見ないでよ)顔を背けて気づかない
振りをしているが、寛子にとっては長い時間に感じられた。

 そこに「お待たせ!」着替えた女子が現れ「凄いや、お前にそんな色気があったの
か。見直したよ」男子部員は歓声を上げている。
女子部員もビキニの水着で、大胆なVカットや紐といった水着だ。

 「そろったな。泳ごうぜ!」部員は一斉に建物から出て砂浜に向かって走りだし
「先生、一緒に泳ごうよ!」
「いいわよ、孝信君」2人も沖に向かって飛び込んだ。

 真夏の太陽の下で、2人は童心に戻っており「先生!」井原が寛子に抱きついた。
「ダメ、見られたら困る!」
「だったら、水の中でしようよ」2人は潜り、そして唇を合わせていく。
(孝信君、愛しているわ)(僕も先生を愛しているよ)海水の中で、井原の手は水着
の中に入って乳房を揉んでいる。
(私も孝信君が欲しいのよ)寛子も井原のパンツの中に手を入れて肉竿を掴んだ。

 だが、素人の2人には潜るにも限度があって「ふー!」「ふー!」海面から顔を出
し、空気を吸い込んでいく。
「先生、もっと沖まで行こうよ。やっと立てるくらいまで!」
「そこならいいわね」2人は泳いでやっと立てるとこまで来た。

 「ここなら、いいよね?」井原は水着を捲って乳房を露わにし、「私もしたい…」
寛子も井原のパンツを引き下げた。
「先生、気持ちいいです!」寛子は肉竿を擦り「私も気持ちいいわ。孝信君!」両乳
房を揉まれている。
真っ青な空、海の中で2人は愛を確かめ合っていた。

 井原の愛撫に「孝信君、オ○ンコにもしてよ…」寛子は目を閉じ、虚ろな顔になっ
ている。
「先生、やっとオ○ンコと言えるようになりましたね」
「意地悪。それより早くして」寛子は自分から水着を引き下げて「そ、そこよ。そこ
!」唇がパクパクしている。

 「先生。僕、出そうです。先生とオ○ンコしたい!」
「いいわよ。後ろからして!」寛子は井原に後ろから抱きかかえられて、淫裂に肉竿
を押し込まれた。
「気持ちいいわ、早く孝信君のすべてを迎え入れたい…」
「僕も先生のオ○ンコの中に出したい…」肉竿をピストンしていくが、例によって膣
穴の入り口までしか入れていない。

 「孝信君、愛しているわよ」「僕もです」乳房も掴み、揉んでいくと「出そうです。
出します!」登り切った。
「外よ。万が一があるから!」肉竿が抜かれ「先生、いいですね。出しても後始末す
る必要がないですから」萎縮していく肉竿を水着で隠していく。
「そうね、その点はいいわね」2人は余韻に使って体を撫で合った。

 その余韻を邪魔するかのように「先生、いっしょに遊ぼうよ!」女子部員が叫んで
いる。
「孝信君、ご免ね。部員には公平でないと」水着を直しながら言う。
「そうだねよ、そうでないと顧問じゃないしね。でも僕は特別だよ」井原と寛子は顔
を沈め、水中で口づけをした。

 「ふー。先生、ほら急がないと」
「ふー。孝信君は特別よ」寛子は女子部員の方に泳いで行き「先生、ボールで遊ぼう
よ」誘われる。
「いいわね、遊ぼう」女子部員は砂浜に上がり、ピーチボールで遊び、寛子も仲間に
入って遊びだした。

 「えい!」寛子が何気なく両手でトスをすると「!」周りで見ていた男子部員の顔
が驚いている。
「せ、先生。オッパイ、オッパイが!」
「えっ、オッパイがどうしたの?」
「飛び出しています。先生のオッパイが!」そんなバカなと言った顔で胸を見て「キ
ャー!」悲鳴を上げながら、うずくまり胸を押さえた。

 「み、見られたわ。オッパイを見られた!」強ばった顔で水着を直していく。
(私は顧問よ。こんな事では示しがつかないわ)水着を直すと「オッパイ、見られち
ゃった!」笑顔になっていく。
「さすがだな。それでこそ、俺の嫁さんだ」黙ってみていた井原も笑顔になった。

 そして、またボール遊びをしていくが「いやー!」今度は女子部員の乳房が飛び出
している。
「見られちゃったわ、オッパイを!」臆する事などなく、堂々と振る舞いだした。
勿論、寛子も乳房を飛び出させている。
「先生、どうせならトップレスがいいのに…」寛子の乳房が飛び出すたびに、男子部
員達は揺れ動く乳房を見ている。

 遊びは3時までで「だめだ、もっと感情を込めて!」一階の広間で稽古が始まると、
寛子はじっと見つめている。
「先生、今度は先生の番だからね」
「えっ、私もやるの?」
「そうだよ。少しだけだから覚えてね。本番は水着姿だけど」
「恥ずかしいわ、またオッパイがポロリとしたら、生きていけないし…」先ほどの事
を思い出し、顔が赤らんだ。

 「先生、赤い顔になった!」
「からかわないで。今思うと恥ずかしかったわ、オッパイを見られたんだからね」
「あら、私は何ともないわ。オッパイぐらいでは」
「そうよ、今はヘアを平気で出す時代よ。オッパイくらいで恥ずかしくはないわよ」
女子部員は寛子を励ましている。

 「そうよね。オッパイぐらいで恥ずかしいなんてね」寛子も部員の励ましで気持ち
を切り替え、孝信から渡された台詞を読んでから稽古の仲間入りをした。
慣れない事だったが、今まで部員達を眺めていたので感覚はわかっている。
(孝信君、これでいいのね?)(それでいいよ、先生)必死に稽古を続けていく。

 稽古は6時まで及んだ。
「今日はこれまで。わかっていると思うけど、仕事を分担してやれよ!」部員は一斉
にそれぞれの持ち場に着いていく。
勿論、寛子も例外ではなく食事の当番で、慣れた手つきで調理していく。
「はい、できたわよ」できあがった料理が並べられると「いただきます!」それを部
員と一緒に食べた。

 そして、食事がすむと入浴の時間だ。
寛子は女子部員と一緒に浴室に入った。
部員はまだ幼さが残った腰つきだが、寛子だけは女を感じさせる腰つきだ。

 「先生、ヘアを剃っていたんですね」
「だって、水着からはみ出ちゃうし。どうせならと思って、こうしたの…」(どうせ、
ばれてしまうから、今の内がいいわ)恥ずかしそうに部員の前で股間を晒していく。

 「先生の性器は、ヒラヒラが大きいのね。私のは小さいのに…」絨毛をかき分けて
淫裂を広げていく。
「私のも小さいわよ・ほら」別な部員も広げていく。
「大丈夫よ、大人になればこうなるのよ。まだ発達してないだけよ」

 「先生のは、いつからそれくらいの大きさに?」
「わかんない。たぶん二十歳過ぎだと思うけど…」体を丁寧に洗うと、女子部員も寛
子に倣って体を洗う。

 入浴が済むと、部員は部屋でくつろいでいるが、寛子はそっと合宿所から抜けて出
て砂浜を歩いていく。
「綺麗だわ、こんな夜もあるんだ!」月明かりに照らされた海が幻想的だ。

 暫く歩くと「先生!」後から声がした。
「あら、孝信君、どうしたの?」
「先生が気になってね。オッパイの事が!」
「言わないで、恥ずかしいから。また思い出しちゃった」恥ずかしそう顔を下げた。

 「先生!」孝信の手が頭を掴み持ち上げ「う!」唇が重なり合っていく。
(好きよ、孝信君!)寛子も孝信を抱きしめた。
2人はそのまま砂浜に倒れて、孝信はシャツを捲ってブラジャーをずらし「あ、あ、
あー!」乳房が揉まれていく。

 「先生!」「孝信君!」井原は乳房を揉みながら乳首を吸いだし「いいわ、孝信君。
愛している…」寛子の手が孝信の頭を撫でている。
月明かり照らされた2人は、青白く輝いている。
だが、そんな2人を見守る人影があり、それは女性のようだ。