「淫らな学園」

                             赤星直也:作

第4話 暴漢

 明るい所に連れ出された和代は、カメラを向けられた。
「お願いですから、ヌードは撮らないで!」泣きながら言うが聞き入れられず「剃る
んだ。オ○ンコを丸出しにしろ!」カミソリが渡された。

 「できない、ヘアを剃るなんてできない…」首を振りながら拒むと「やらないなら、
痛い思いをして貰うよ」ナイフが乳首を押し「ヒ~。剃ります…。ですからナイフを
…」承知する。
「最初から、そう言えばいいんだ!」ナイフが退けられ、和代は濡れた絨毛にカミソ
リを当てて剃りだす。
(こんな事させて、何が楽しいのかしら?)黙って絨毛を剃っていくとカメラがその
様子を撮っていく。

 やがて、絨毛は股間から消え去り、ピンクに割れた淫裂が露わになり「オ○ンコだ。
これがオ○ンコだ!」カメラが撮り捲ったが、飽きたのか触りだす。
「ここにチンポが入るのか?」膣を広げられ「そうです…」それしか言えない。
「俺のチンポで確かめさせろ!」男がズボンを下げだした。

 「イヤ、レイプはイヤ!」叫ぶが、手足を押さえられ寝かされる。
「オ○ンコ、やった事あるんだろう。俺にもやらせろよ!」男は股間を押しつけてき
た。
「イヤ、イヤ~!」抵抗しても無駄で、淫裂には肉竿が入り込んでしまった。
「入れないで、お願い…」泣き出す和代は、別居中の夫以外とはセックスした事がな
く「う、う、う!」嗚咽も上げだした。

 「泣くなよ。気持ちいいんだろう?」乳房を握りしめたまま腰を動かすと「ピシャ、
ピシャ!」股間同士のぶつかる音が響く。
「俺にも、オ○ンコやらせろよ!」
「終わってからだ。それより、ちゃんと撮れよ」
「わかったよ。俺もやるからな」また写真を撮られだすが(レイプされた…。誰だか
分からない相手に…)呆然としている。

 そんな和代を無視して、男はピストンを早め「気持ちいい。このまま出したい…」
その言葉に和代は「出さないで、お腹に出さないで!」我に返ったようだ。
「オ○ンコがダメなら、どこに出せばいいんだ。口に出すのか?」
「そうよ、口に出して…」
「噛まないと約束できるか。もし噛んだら、みんなでオ○ンコに出すぞ!」
「噛まないわ。だから、お腹に出さないで」和代は膣に射精されるよりは、フェラし
た方がいいと考えた。

 「それならいい。口でやってくれ!」淫裂から肉竿が抜かれ、口に押し込まれると
(こんな事したくないけど…)嫌々ながら肉竿を唇で擦っていく。
「気持ちいい。オ○ンコと同じだ!」乳房を揉まれながら口を動かしていくが、勿論、
その様子も撮られている。

 やがて「出た、飲むんだぞ!」登り詰めたか爆発し、和代は口の中に不快な異物を
感じたが、拒む事もできず「ゴクン!」と飲み込まされた。
「次は、俺だからな!」和代は四つん這いにされ、淫裂に肉竿が押し込まれる。
「やめて、こんなのイヤ。セックスしていいから、普通でして!」
「ダメだ、これでやる!」肉竿が淫裂深くピストンして行く。

 「お願いだから、普通でして!」
「そうは行かないな。馬乗りになると言うなら別だが…」
「やります。ですから、獣みたいな事はしないで!」
「わかった。やってくれ」和代は仰向けに寝た男を跨いで、馬乗りになった。

 「ここだ、これを入れろ!」腰を降ろして、淫裂に肉竿を迎え入れ「あ、あ、あ~」
と喘ぎ声を上げた。
「やれよ、やり方知っているんだろう?」乳房を掴まれ「乱暴にしないで。オッパイ
は敏感なのよ」そう言いながら、ゆっくりと腰を動かしだす。
「もっと、早くやれ!」乳首が摘まれ「限界よ。これが限界なの」腰の振りを早める
と「いい眺めだ、これは絵になるよ」写真がまた撮られた。

 こうして、和代は4人の男に犯され、口の中に射精された。
犯し終えた男は満足したのか出て行き、和代だけが残され「レイプされた。誰だか知
らない男に…」浴室に戻り、体を幾度も洗った。

 翌日、和代は飯塚から言われた通りに校舎に向かい、部活の生徒が見慣れない和子
を食い入るように見ている。
それには(もしかして、レイプされたのを知っているのでは?)疑心暗鬼になってい
く。
(そんな事、無いはずよ)気を取り直し職員室に入ると、同僚が一斉に振り向いて見
つめ「おはようございます」挨拶する。
「おはよう、峰岸先生。今日からはお願いしますよ」「はい、そのつもりです」やっ
と笑顔になった。

 和代が席に座ると正面は高田だ。
(そうだわ。昨日は理沙さんと一緒にどんな事をしたのかしら?)自分が犯されたの
に、他人が気になっている。
「峰岸先生、これが名簿です」悦子が声を掛け「申し訳ありません」礼を言って悦子
を見ると、胸が気になった。
(イヤらしいブラを着ているのね。娼婦みたいに)胸を見つめると「あら、どうかし
ましたか?」悦子は胸を押さえた。

 「大きい胸ですので…」
「イヤだわ、大きいだなんて。島津先生のほうがもっと大きいわよ」
「そんな、及川先生に言われたら恥ずかしいですわ」同僚達が笑顔になって(フー。
うまく、ごまかせたわ)一安心だ。

 その後、和代は悦子や慶子達から教わりながら、新学期の準備をしていると「峰岸
先生、今日はこれくらいにしましょう、明日もあるし」
「そうですよね、明日もありますしね」和代は机の上を片づけると、職員室から出て
部屋に戻ったが「おかしいわ、私だけ帰すなんて。もしかして…」昨日の事が思い出
され「ここは、確かめないと…」暫く過ぎて確かめる事にした。

 暫く部屋で過ごしていると、周りも薄暗くなっている。
「そろそろ行かないと…」校舎へ向かい、真っ先に職員室を覗いたが、誰もいなかっ
た。
「間違いない。あそこだわ」資料室へと歩いていくと、ドアの隙間から灯りが漏れて
「あっ、あっ!」喘ぐような声も聞こえる。

 和代が隙間から覗き込むと(今日は悦子さんが縛られている…)悦子は全裸にされ、
両手首を縛られ吊り下げられている。
それを取り囲む同僚達は、やはり、縁取りのあるブラジャーを付け乳房を飛び出させ、
パンティは着けずに、ストッキングだけを履いている。

 「悦子。オ○ンコを剃られた感想はどうだ?」悦子は絨毛が無く淫裂が剥き出しだ。
「恥ずかしいです。ヘアがないなんて…」
「私だって昨日剃られたのよ。これで、あなたもパイパンオ○ンコになったからね」
理沙が淫裂に指を入れた。
「許して。そこは…」体を反らすと「これくらい我慢しなさいよ。もっとしてあげる
から」今度は両乳房を鷲掴みして「う~!」苦しいのか呻き声を上げる。

 「悦子はこれが好きだったよな」平べったい板を見せ、尻を叩き出し「ピシャ~!」
音と共に体を震わせている。
「ここにもだ!」乳房も叩かれ「あっ、あっ!」呻き声を上げていく。
「感想はどうなのよ!」理沙がクリトリスを撫で出すと「あ、あ、あ~」声が大きく
なっていく。
それを(凄いわ。まるで変態の集団だ!)と和子が見ていると、いきなり後ろから押
さえられた。
「うっ!」呻き声を上げると、鼻にハンカチが当てられ(放しなさいよ…)そう叫ぼ
うとしたが、意識が薄れていく。

 それから、どれくらい時間があったろう。やっと和子の意識が戻ってきた。
「やっと、お目覚めだね」男の声がし、見上げれば数人が和代を取り囲み、顔を隠し
ている。
「誰なのよ!」襲いかかろうとしたが手も効かず、全裸で柱に縛られているのを知っ
た。
「驚いたわ。ヘアが生えてないなんてね」女性の声もする。
「そうだよな、オ○ンコ丸出しだもんな。まともじゃないぞ」淫裂を撫でていく。

 「やめて、触らないでよ!」
「そう言わないで。毎晩やっているんでしょう?」女性が加わり乳房を撫で出す。
「やめて、イヤ~!」
「やめてじゃなく、やってだろう?」指が膣の中に入り「ダメ、動かさないで…」敏
感な部分を責められ、和代の体が反応していく。

 「お汁だよ。オ○ンコからお汁が出てきたぞ!」
「好きなのね。こっちもしてあげるわ」乳房を揉まれ、乳首が吸われて「ダメ、そん
なのダメ…」首を振り出す。
「ダメじゃなくて、オ○ンコやってだろう?」別な男がズボンを下げ「イヤ、レイプ
はイヤ~!」叫んだ。
「レイプじゃないわよ。やって上げるのよ」
「そんなの、欲しくない。セックスなんてしたくない!」

 そう叫ぶが、和代の右足が持ち上げられると、淫裂に肉竿が押し込まれ「あ、あ、
あ~!」顔が歪んでいる。
「気持ちいいだろう。本気でやるからな!」肉竿のピシトンが始まった。
「ダメ…こんなのダメ…。やるなら普通でして…」喘ぎながら言うが、淫裂から流れ
出る淫汁も多くなっており、それはレイプしている男にもわかっている。

 「言えよ。オ○ンコされて、気持ちいいって!」
「イヤ。絶対言わない…」
「言わないと、オ○ンコの中に出すぞ」
「言います。ですからお腹には出さないで下さい」
「言えよ、正直に!」
「オ○ンコされると、気持ちいいです…」屈辱だが言った。

 「毎晩、亭主とオ○ンコやっていたんだろう?」
「していません、3ヶ月間していません!」
「暫くしてないんだ。だったら、頑張るぞ!」肉竿のピストンが早まり、乳首も軽く
噛まれて「あ、あ、あ~」喘ぎ声も大きくなっている。
「気持ちいいか。もうすぐ出そうだ!」

 「出さないで。お願いです!」叫ぶと肉竿が抜かれ「下さい、私に!」乳房を触っ
ていた女が、その肉竿を口に入れ動かしていく。
「出る、出る!」叫ぶと身震いを始める。
2人は暫く動きを停め、出し終わったのか、女が顔を上げた。
「おいしかったです」口を手で拭き、それを聞いて満足そうに男はズボンを履いてい
く。

 「俺にもやらせろ、俺のチンポもいいぞ!」別な男の肉竿が入り「あ、あ、あ~!」
和代はまた声を上げた。
和代は2人に犯された後、また鼻にハンカチが当てられ、意識が薄れていく。
そして、意識が戻った時は布団の中だった。

 「確か、資料室の前で…」布団を退かせ、起きあがると全裸だ。
「そんな、ヌードだなんて。それに、膣が痛い」淫裂を触ると痛みを感じる。
「夢じゃないわ。間違いなくレイプされた…」急いで浴室に飛び込み、淫裂を丁寧に
洗いだし「誰よ、誰がレイプしたのよ。射精されなかったからいいけど…」見えぬ相
手に不安が高まった。

 和代はなかなか寝付かれないまま朝を迎え、明正学園へと向かった。
校舎に入ろうとすると「峰岸さん、アパートが空いたわよ」と理沙が駆け寄る。
「ありがとう、今日にでも越したいわね」
「それは無理よ、今度の休みに入れるようにしておくから」
「ありがとう、お願いしますね」

 「礼は要らないわよ、これが仕事だから」事務室に向かう里沙の後ろ姿を眺め、職
員室に入った。
入ると直ぐに「和代さん、アパートに越すんだってね?」悦子が声を掛けてくる。
「はい、空きができたそうですから…」
「アパートですか。僕も住みたいな、和代さんの隣に」
「高田先生。和代さんは、旦那さんがいるのよ、変な考えしないでね」
「わかっていますよ。でも、人妻も魅力的だな」ジッと見つめる高田に「恥ずかしい
わ。そんなに見つめられると」顔を赤らめ(もしかして、高田さんがレイプしたので
は…)思案した。

 それから数日後、和代はアパートに越した。
「待っていたわよ、今夜は歓迎会だからね」段ボールを運び終えると、理沙や悦子が
顔を出す。
「和代さん、手伝わせて!」2人は箱から荷物を取りだして片づけていくが「あら、
こんなのを着ているんだ。もっといいのがあるのに」白いブラジャーとパンティに声
を上げる。
「私、奥手ですから」和代はそれを奪うかのように仕舞い込む。
「勿体ないわよ。もっと自分を飾らないと」残念そうか顔をして、また片付け出した。

 そして、それが済むと和代は理沙の部屋に呼ばれ、歓迎会が始まった。
ビールで乾杯し、歓迎会が始まると話しに華が咲き、ビールを次々と飲み干し、酔い
も回っている。