「淫らな学園」

                             赤星直也:作

第3話 赴任


 電車を降り、駅舎を出ると駅員しかいない。
和代はタクシーに乗って赴任先へと向かうが、タクシーの運転手は見慣れない顔の和
代が気になり、ミラー越しに見ている。
「もしかして、新しい先生ですか?」
「はい、そうですが…」
「やっぱりそうでしたか。私もそうだろうと思いましてね」新任の教師と知って、運
転手も笑顔になっている。

 タクシーは30分程走ると、明正学園と書かれた校門の前で停まり、和代は校門を
くぐった。
「学生がいないわね」まだ新学期が始まらないから、校庭には生徒が見あたらず、静
まり返った校庭を横切って校舎に入ると、事務室が目に付き引き戸を開けると女性が
いた。

 「あの…」声を掛けようとしたがやめた。
(オナニーだわ。オナニーしている…)気持ちよさそうに、胸に手を入れもう片手が
股間を撫でていた。
事務員は和子に気づかないのか「いいわ、もっとして…」声を上げた。
(どうしよう。出直した方がいいのかしら?)迷ったが「あの~!」声を上げると、
その声で事務員は手を退け、バツが悪そうな顔をしている。

 「今度、お世話になります、峰岸和代です」
「新しい英語の先生ですか。それでしたら、校長がお待ちです」
「ありがとう」
「待って、峰岸さん。さっきの事ですが…」下を向いて言う。
「さっきの事って何かしら。私は何も見てないし…」
「ありがとう、峰岸先生。私、松島理沙です。困った事があったら言って下さいね」
「わかりました。その内お世話になります」事務室を出て校長室へと向かう。

 「ここだわ。校長室と書かれてあるし」ドアをノックすると「空いてます、どうぞ」
声がする。
「失礼します」中には男性がおり、その男性に向かい「今度赴任しました峰岸和代で
す」と礼をする。
「峰岸和代さんですか。私は校長の石塚英二と言います。さっそくですが…」石塚は
細々と話し、それを黙って聞いていた。

 石塚は話を終えると職員室に案内した。
「皆さん、今度赴任した峰岸先生です」校長の言葉に皆が振り向く。
「峰岸和代です。よろしくお願いします」和代も月並みだが挨拶をして、校舎を案内
される。

 「峰岸先生。落ち着くまでは狭いですが、こちらでお過ごし下さい」校舎から離れ
た建家に案内された。
その片隅に小さな部屋があり、中に入ると荷物が届いている。
「今日はいいですから、明日からお願いしますね」
「わかりました。明日から勤務します」石塚が出て行き、和代だけが残された。

 「贅沢は言えないわね。暫くはここで我慢しないと」部屋の中を調べてから荷物の
整理を始めたが、荷物と言っても段ボール箱数個だから、そんなに時間が掛からない。
「ふ~、終わった」時計を見るとまだ3時過ぎで「後で困るといけないし」暇つぶし
がてらに校舎に向かった。

 校舎に入ると職員室を覗いたが、同僚は誰もおらず「誰もいないわ。どこに行った
のかしら?」不思議に思って事務室に向かった。
「あら、理沙さんもいない。どこかしら?」なおも、静まりかえった校舎を歩いた。

 すると、すすり泣くような声が聞こえ「誰か泣いている!」声のするほうに向かう
と、灯りが漏れている。
「あそこは、資料室のはずでは?」光が漏れる方に向かい、覗き込むと(そんな、理
沙さんが…)声を出しそうになってしまった。
理沙は両手を縛られ立たされていた。

 そんな理沙に「やっていたんでしょう、あれを!」同僚の悦子が問いつめている。
「してません。何もしていません!」
「嘘言わないで。こうやっていたじゃないのよ!」悦子は理沙の服に手を入れ胸を撫
でだす。
「していません、そんな事…」リズミカルな動きに目を閉じて言うと「私も見たわよ。
ここにもしてたじゃないのよ」国語教師の慶子はスカートを捲り上げた。

 ブルーの薄いパンティを履いているが、淫裂を押さえる布地が濡れている。
慶子はスカートを押さえたまま、濡れた部分を撫でだすと「やめて下さい。そんな事
は…」腰を引いて避けようとした。
「あら、私から避けようとしたわね。お仕置きに決まりね」
「そんな事しません。お仕置きはイヤです!」
「ダメ、お仕置きよ。そうでしょう?」
「そうよ。嘘まで付いたから当然よ」同僚達は理沙への仕置きを決めた。

 理沙は両手を解かれ、服を脱がされていく。
「やめて。イヤです!」抵抗しても大勢に抑えられどうする事もできず、スーツ、ブ
ラウスと脱がされ、上半身はブラジャーだけの姿になっている。
「これも脱ごうね」背中のホックは外され「いや、やめて!」悲鳴を上げるが、カッ
プがずり下がり、白い乳房が飛び出していく。

 「毎日、こうやっているんでしょう?」悦子は満足そうな顔をして乳房を揉みだし
「う、う、う!」恥ずかしさに泣くだけだ。
「お仕置きは、まだ始まってないわよ。今から泣いてどうするのよ」上半身を露わに
されると、両手首が縛られロープで吊された。
「それにしても、羨ましいわ。私も大きくなりたい…」Cカップの乳房が撫でられて
いく。

 「悦子、胸はいいからここもしようよ!」慶子はスカートを引き下げ「やめて、お
願いです…」泣くが、スカート、パンティと脱がされ、全裸で吊り下がっている。
「わかっているでしょうね。坊主になって貰うわよ」短い絨毛が撫でられた。
「剃らないで、ヘアは剃らないで…」
「ダメ、坊主になって貰う!」理沙の絨毛にムースが吹き掛けられ、カミソリが当て
られた。

 「う、う、う!」理沙は嗚咽を上げるが、カミソリは動きを停めず、股間の絨毛を
全て剃り上げた。
「これが理沙のオ○ンコよ。よく見て!」鏡が股間に押し当てられ「イヤ。見たくも
ない…」首を背けるが、無理矢理見させられる。
「ここに、指を入れたんでしょう?」膣に指が入った。
「い、入れていません、触っただけです…」
「触ったって、どこを?」
「クリです…」

 「クリって、どこよ」
「クリトリスです…」
「ああ、ここね、ここを触っていたんだ」ピンクの突起を撫で出すと「あ、あ、あ~」
それには声をあげ体を揺すりだした。
「気持ちいいでしょう。お仕置きはどっちにする?」
「気持ちいいのでしてください…」目を閉じ唇を震わせて言うと「そう、わかったわ」
言い終わると悦子は乳房を撫で乳首を吸い、同じように慶子も乳房を撫でながら乳首
を吸い出した。

 「お、オ○ンコにも…」理沙はブルブル震わせながら言う。
「わかったわ。オ○ンコは高田先生にお願いするね」
「わかりました、そこは私が請け負います」高田は無毛の淫裂をなめだす。
「ダメ。あ、あ、あ~!」声が大きくなり、見ている同僚が「高田先生、お手伝いさ
せて」「私にも手伝わせて」高田のズボンを脱がし出す。

 下半身が剥き出しになると「硬いわ。これでされたい…」肉竿を握りしめ、目を潤
ませている。
「終わってからよ。まずは、お仕置きが先よ!」
「わかっています」渋々、手を動かしだすと、堅い肉竿が更に堅く膨らんだ。
「若いから、もう元気ね。後ろからしてあげて」言われるまま、理沙の背中に回って
肉竿を淫裂に押し当てた。

 「熱いわ。オチンチンが熱い…」
「そうだ。俺の情熱が、そうさせるんだ!」言い終わらない内に股間を押しつけ「あ、
あ、あ~」喘ぎ声が大きくなった。
「理沙、オ○ンコの感じはどうだ?」腰を振りながら高田が聞く。
「気持ちいいです。こんなお仕置きなら、もっとされたい…」
「そうは行かない。今度やったら痛いのだ。今の内、タップリと味わえ!」腰の振り
を早めた。

 やがて、高田は登り詰めたのか動きを停めた。
「く、下さい、私のお口に…」理沙の乳房を吸っていた悦子が、高田の前に膝を付け
る。
「わかった。くれてやるから、乳を出せ!」高田は肉竿を抜いて、悦子の口に押し込
んだ。
それを悦子は受け入れ、最後の一滴まで飲み込む。

 「出したぞ、早く乳を出せ!」
「わかりました。私のオッパイをご披露します…」手で口を拭くとボタンを次々と外
して胸を広げた。
悦子は黒い縁取りのブラジャーを着けているが、カップは無く、乳房が飛び出している。
「いいぞ、黒のブラか。俺はこれが好きなんだ」両手で掴むと吸いだす。

 「高田さん、私のオッパイにも!」それに刺激されたか、次々とボタンを外し胸を
広げていく。
胸を広げると、全員が縁取りのあるブラジャーを着け、乳房を飛び出させている。
それには(教師が、あんなの着るなんて…)和代は呆然と見ている。
それを後目に、乳房を掴まれ乳首を吸われて「いいわ、お礼にここを…」萎縮した肉
竿を触っている。

 乳房を吸った高田は、再び理沙の淫裂を触りだした。
「いいか、勝手にやるなよ。やりたかったら、俺がしてやるぞ」膣の中に指を入れて
掻き回しだした。
「あ、あ、あ~!」理沙の喘ぎ声がまた上がっていく。

 「理沙、行きたいか?」
「行きたいです、行かせて下さい…」
「その変わり、今夜は俺に付き合えよ。それなら行かせてやるぞ」
「お付き合いします。ですからもっと強く…」

 「約束したからな」高田の指が勢いよく動き出した。
「いいわ、いいわ!」背中を反らせ髪の毛を振り乱し、淫裂からは淫汁が漏れている。
やがて「行く、行く~!」動きを停め「行ったぞ」「そのようですね」やっと縛った
手が解かれた。

 理沙は「ハア、ハア!」息を弾ませ、乳房と淫裂を隠そうともしない。
「今度のお仕置きは痛いのだからな!」
「わかりました。そのようにします」意味ありげに答えた。
「わかったら、服を着ろ。オ○ンコが風引くぞ」高田に言われ理沙は服を着だした。
同じように、同僚達も胸のボタンをしまい出し(終わったわ、帰らないと…)和代は
そっと歩いて寮に戻った。

 「凄かったわ。でも、あんな事をするなんて信じられない!」まだ興奮が収まって
はいない。
「今夜付き合えと行っていたわね。またセックスかしら?」疑問が湧いたが、そんな
和代に理沙が訪ねてきた。
「ここに住んでいるんですか。もっといい所があるのに…」
「今は贅沢なんて言えないの。所で、他の皆さんはどちらに?」
「アパートよ。アパートと言っても大家は理事長だけど。学園の寮代わりに建てたの
よ」

 「へえ、いいわね。私も住みたいな」
「もう少し待ったら空き家が出るわ。その後なら大丈夫よ」
「出る人がいるんだ!」
「そう、この春で退任する先生いるの。そうしたら来てね」
「わかった、そうする」和代は理沙からいろいろ聞いたが、お仕置きの事は聞けなか
った。

 そして、夜になり、人気のない建物に一つだけ明かりが灯っている。
「寂しい所だけど、今は贅沢なんて言えないし…」夫の拓也から逃れた開放感で満ち
溢れている。
和代は家事を済ますと風呂を沸かし、服を脱ぎだすが、そんな和代を覗き込む者がい
た。

 (今度の先生だってよ!)
(だったら、素っ裸の写真を撮っておかないとな)
(勿論だ。それにオ○ンコやっちゃおうよ)
(そうだね。人妻だから処女膜はないしね)真っ暗な中から覗き込んでいる。
そんな事とは知らず、和代はパンティ、ブラジャーと脱いで全裸になった。
(凄いや、オッパイが大きいよ)
(ヘアが邪魔だな。パイパンにしちゃおうよ)暗闇から覗き込んでいる。

 全裸になった和代は開放感からか、タオルで前を隠すことなく浴室に入った。
それを待っていたかのように、暗闇から顔を目出し帽で覆い、誰だかはわからない4
人が出て来て、ドアを開けて侵入した。
4人は、水音のする方に忍び足で歩き、そして一気になだれ込んだ。

 「イヤ~!」悲鳴を上げようとしたが口が塞がれ声にならない。
「おとなしくしろ。騒いだら殺すからな」ナイフが乳房に当てられた和代はブルブル
震えている。
「おとなしくしていれば、殺すような事はしないが、騒がないと誓うか?」手が口か
ら退けられた。
「ち、誓います。ですから殺さないで…」
「わかった。その変わり、いい事させてくれ」男達は怯えた和代の乳房や淫裂、尻と
触りだす。

 「レイプはイヤ。お願いだから、レイプしないで…」ナイフが押し当てられたまま
言う。
「そうは行かない。オ○ンコしたくてね」
「そうだ。まずは素っ裸の記念写真からだ!」浴室から部屋に連れ出された。
(このままでは間違いなくレイプされてしまう…)助けを求めたくても、無理な状況
だから震えるだけだ。