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「全裸の格闘」
赤星直也:作
第17話(最終話)ストリップとレズ
試合は一進一退で決着がなかなか付かず「もしかしたら、引き分け?」そんな考え
が観客に浸透していく。
「引き分けの方がいいな。4人のストリップが楽しめるし」
「俺もショーが見たい」観客は引き分けを望んでいた。
一方「あんた、負けなよ。巻き添えはいやよ」飛鳥と雪江はそう思いながら戦って
いた。
キャサリンが倒れ「それ!」ボディプレスを掛けると「ワン、ツー、スッ!」ブリッ
ジで逃れカウントが止まった。
両足を広げ、腰を浮かせているキャサリンに「オ○ンコの中が見えるぞ!」「ホント
だ。すげえ!」歓声が上がっていく。
試合は決着がなかなか付かず、時間がどんどん過ぎていく。
「お願い、負けてよ!」タッチした雪江が、倒れたルーシーにボディプレスを掛けて
押さえた。
乳房が潰れて平らになっているが「ワン、ツー!」カウントが止まった。
キャサリンとルーシーも必死で、劇場でのストリップなどしたくはないから(もう、
倒れてよ!)そう願いながら雪江を睨んでいた。
「残り5分!」リングアナウンサーが告げると「引き分けだぞ」「そうだ、引き分け
だ」観客がどよめいている。
「いやよ、引き分けなんか!」飛鳥と雪江は必死に戦い、キャサリンとルーシーも
同じだ。
(ストリップなんか、やらないわよ!)気力を振り絞って戦っている。
「残り3分!」アナウンサーが告げると「引き分け、引き分け!」大合唱が始まっ
た。
観客は勝敗より、4人の公開ストリップとショーを選んでいるが「そんなの、いや!」
最後まで戦っていく4人だ。
「残り1分!」すると「ウオー!」大歓声が上がった。
「お願い、倒れて!」飛鳥がラリアートを放ちボディプレスにでたが「ワン、ツー!」
その時「カーン、カーン!」ゴングが鳴り響いていく。
「そんな~!」呆然とする飛鳥と雪江で、キャサリンとルーシーも同じだ。
4人はリングの上で呆然と立っていた。
「ドロー!」レフリーは4人の手を同時に挙げるが「いや、ストリップとショーな
んて!」うなだれる雪江と飛鳥で、キャサリンとルーシーも落胆の顔だ。
リングアナウンサーはそんな気持ちを無視して「公開のストリップとショーは日本劇
場で行います」喋っていくと歓声があがった。
「日本劇場…。いやよ、あそこは3千人も入るのよ!」「恥ずかしい姿を晒さなけ
ればならないなんて!」ガクガクと震えている雪江と飛鳥だ。
それとは対称に「会長、うまく行きましたね。これで1億は固いでよ」
「そうだな。たっぷり稼がせてもらうか」ニヤニヤしながらリング下から見ているコ
ミッショナーだ。
飛鳥と雪江は落胆して控え室に戻ると「負けたな。その顔は」「ドローよ!」飛鳥
は黒川に投げ捨てるように言う。
「そうか、ドローか。だったら特訓をしないとな」
「何の特訓よ?」雪江が不安げに尋ねると「決まってるだろう、ストリップとショー
だ!」黒川が言う。
「そんなのしなくてもできるわよ」飛鳥が言うと「そんなに甘くはないよ。これか
ら見に行こう」衣服を着込んでいる飛鳥と雪江に言う。
「見るだけの価値があるって言うのね?」
「そうだ、とにかく見て見ろ」黒川に言われて2人はその気になった。
3人は早速、都内の劇場に向かった。
「恥ずかしいわ。男ばっかりよ」
「女もいるよ」黒川の言う通りで、ちらほらとアベックがいる。
イスに座るとダンサーがで出てきて、音楽に合わせて衣服を脱ぎだす。
そして、生まれたままの姿になって、真っ黒な絨毛に覆われた股間を惜しげもなく見
せている。
ダンサーは乳房と股間を晒しながら踊り、時折、絨毛の中からピンクの淫裂が覗いて
「おう!」その都度歓声が上がっていく。
2人は「こんな事をしなければならないなんて…」食い入るように見ていた。
そこに、もう一人の女性が現れ「何をするのかしら?」2人が黙って見ていると、女
性は全裸の女性を抱えるようにして乳房を撫でだし「レズよ!」「そうみたい!」興
奮していく飛鳥と雪江だ。
舞台では演技が進んで、全裸の女性が後から現れた女性の衣装を脱がせていく。
「凄いわ。ユッキー!」飛鳥は雪江の手を掴み、雪江も飛鳥の手を握り返している。
(濡れていくの…膣が…)(私もビッショリ濡れている…パンティが心配なの…)興
奮しながら見ている。
演技は進んで、全裸になった2人は抱き合って倒れ、お互いの淫裂を撫で合い、そ
れを観客は「シーン!」として見ている。
「あん、あん!」悶え声をあげながら、シックスナインの体位でお互いの淫裂に指を
入れ合い(パンティが濡れていく…)(私もよ…)2人の鼓動が高まっている。
2人はレズを最後まで見てから黒川の車で自宅に送られた。
「飛鳥、やらせて!」家に入るなり、雪江は玄関で飛鳥の胸を撫でながら唇を重ねて
いく。
「ユッキー、私も欲しい!」飛鳥も雪江の胸を撫で返す。
「飛鳥!」「ユッキー!」2人は玄関でお互いの衣服を脱がし合うが「ビッショリ
ね飛鳥」「凄く興奮しているの」飛鳥のパンティが濡れていた。
飛鳥も雪江のパンティを脱がせるが「ユッキーもすごいわ」やはり濡れている。
「指でして!」飛鳥が膣穴に指を入れると「感じるわ。飛鳥、ベッドであれを使い
ましょう」脱いだ衣服を玄関に脱ぎ捨てたまま、全裸で寝室に入ってく。
2人は先ほどのショーのように激しく抱き合い「あん、あん!」「いく、いく!」悶
え声を夜遅くまで上げていた。
そして、いよいよ公開する日になった。
劇場は知名度の高い元女子レスラーが4人ともストリップショーをやるとあって、混
雑し「押さないで下さい!」声を上げながら係員が満員の会場を整理していた。
それを尻目に楽屋に入り「いよいよね、飛鳥」「そうよ、ユッキー」2人は衣装を
着替えていく。
勿論、借り物だが下着だけは自前で、かなり食い込んだパンティとブラジャーだ。
「孫にも衣装か、よく言ったもんだな」黒川が冷やかすと「土台がいいと何着ても似
合うのよ」飛鳥と雪江は得意げに言う。
そこに「そろそろ時間です」係員が呼びに来て「先にやるから、待ってて!」最初
は飛鳥からだ。
飛鳥が音楽に合わせて舞台に立つと「女子レスラーの飛鳥に間違いない!」歓声が上
がり(脱げばいいんでしょう?)音楽に合わせてボタンを外しだす。
飛鳥は真っ赤な顔をし(こんな大勢に素っ裸を見せるなんて!)膝を震わせながら
ボタンを外し、終えると衣装を脱いだ。
パンティとブラジャーだけの姿になると、スポットライトが飛鳥を捉えた。
(上から行けばいいんだ…)体をくねらせながら背中のホックを外しと「ゴクン!」
飛鳥のヌード姿見たさに静かになった。
(そんなに見つめないでよ!)飛鳥は観客に背中を向け、ブラジャーを脱いだ。
そして、放って振り向くと「飛鳥、オッパイが可愛い!」「綺麗だぞ飛鳥!」揺れ動
く乳房に歓声が上がっていく。
さらに、パンティも下げると「ヘアも出すのか!」歓声が止まり、皆飛鳥の動きに
注目していく。
膝までパンティを下げ、観客に股間を晒すと「いいぞ、飛鳥!」真っ黒な絨毛が股間
をビッシリと覆っている。
(これも脱ぐんだ…)足をあげ、パンティから抜くともう片足も脱いだ。
スポットライトが飛鳥の股間を照らし(恥ずかしいけどやるしかない!)笑顔で脱い
だパンティを手に持ち踊っていく。
「いいぞ、飛鳥、オ○ンコが綺麗だ!」「オ○ンコが見えたぞ!」大観衆に惜しげ
もなく淫裂を晒し、音楽に合わせ、小振りな乳房を揺らせながら踊った。
飛鳥の全裸に歓声が響き(これで終わった…)飛鳥は音楽が止まると同時に、脱いだ
衣装を持って楽屋に戻った。
「次は私ね!」今度は雪江がステージに立った。
雪江も音楽に合わせて踊っていくが、楽屋では飛鳥が声を上げて泣いていた。
乳房や股間を隠そうとなどせず、泣くばかりだ。
「飛鳥、そんなに恥ずかしかったのか?」
「もう死にたいくらい…」泣きながら黒川に言うと「死んだら雪江が悲しむぞ。2人
は夫婦じゃないのか!」(そうだわ、ユッキーが悲しだけだ…)思い直したのか、泣
きやみ、下着を着けていく。
舞台では反対に雪江が脱いで「ユッキー!」かっての花形レスラーが乳房を揺らす
姿に歓声が上がっている。
(恥ずかしい、大勢にオッパイとあそこを見られる何て!)目が充血している。
それでも雪江は、スポットライトに照らされた中でパンティを下げ「ユッキーのヘ
アヌードだ!」股間を隠す絨毛が露になっている。
(そんなに見ないでよ!)雪江は観客が股間に集中しているのがわかる。
(これで素っ裸だ…)足をあげてパンティを脱ぐと、もう雪江の体を隠す布はなく、
生まれたままの姿で踊り、豊満な乳房が上下、左右に揺れ動いている。
股間の絨毛も、スポットライトでキラキラ輝いている。
(終わって、これ以上見られたくない!)願いが通じたのか音楽が止まり「よかっ
た!」雪江は自分が脱いだ衣装を持って楽屋に戻ってきた。
楽屋に戻るなり雪江も泣き出し「ユッキー、泣かないの。元気出して!」自分が泣い
たのを忘れて励ましていく。
「そうよね、泣いてる場合じゃないわね」2人は抱き合った。
2人が楽屋で休んでいる間にキャサリンもストリップを行い、乳房を揺らし股間を
晒している。
「金髪ヘアだ!」「マン毛も金髪だ!」観客は外人の全裸姿に歓声をあげているが、
白人のキャサリンの肌は桜色に染まっている。
キャサリンが終わるとルーシーもストリップを行い、全裸姿を晒して大勢の前で恥ず
かしそうに踊っていく。
ストリップが終わると雪江と飛鳥はレズショーをしていく。
「飛鳥、いいでしょう?」震えながら飛鳥に衣服を脱がし、乳房を揉み、乳首を吸う。
「いいわ、ユッキー!」大勢の中、飛鳥も雪江の愛撫に震えながら答える。
飛鳥も雪江の衣服を脱がせ、乳房を揉みながら乳首を吸っていく。
「いいわよ、飛鳥!」2人はパンティも脱ぎ合い抱き合う。
それを見ている観客は「スゲエ迫力だ。ホントのレズみたい!」迫力ある演技に観客
が歓声を上げている。
2人は淫裂にも指を入れ合い「いいわ、飛鳥!」「ユッキー、いきそうよ!」本心
で悶えていた。
(気持ちいい。いきそうよ!)(一緒にいきましょう!)2人の指の動きが速まって
「いく、いく!」「飛鳥、いく!」2人の動きが止まり、淫裂からは淫汁が流れてい
く。
やがて、飛鳥達が終わると代わって、キャサリンとルーシーはSMショーを始めた。
ガーターベルトとストッキングだけの2人は両手を後ろ手に縛られ、乳房を鷲掴みさ
れていく。
「ノー、ヘルプミー!」「ヘルプ!」2人は叫ぶが容赦なく乳房と淫裂が辱められ
ていく。
淫裂も指で広げられ観客に晒され、金髪の2人は恥ずかしさに耐えきれず泣き出し、
元強豪レスラーの面影などみじんも感じられない。
このようにして、ショーが終わったが、コミッショナーには大入りのために2億の
大金が転がり込んでいる。
だが、飛鳥と雪江は500万づつしか貰えない。
このストリップを週刊誌が黙っているはずがなかった。
元人気レスラーの4人が、大勢の前でストリップをして乳房、淫裂まで晒した事を報
じた。
さらに、レズショーやSMショーをしたことも報じている。
「恥ずかしいわ、こんな書き方をして!」2人は悔しさがこみ上げたがどうするこ
ともできない。
しかし、外人のキャサリンとルーシーは大物だった。
この事件をきっかけとしてヌード写真集を出し、それを黒川が買い込んだ写真集で
雪江と飛鳥も知った。
「凄いわ、こんなことまでして!」乳房とパックリ割れた淫裂が写っている。
「飛鳥と雪江もやらないか、金になるぞ!」
「いや、写真はいや。必ず後で脅されるから…」雪江は拒み「それに、レスリングも
暫く休ませて…」飛鳥も言う。
「わかった。暫く収まってからリングに登った方がいいかもな」こうして、ライオン
飛鳥とユッキー赤堀の名が裏レスリングから消えた。
しかし、飛鳥と雪江は相変わらず一緒に暮らしていて「飛鳥、欲しいの、して!」
「私も欲しいのユッキー!」全裸で抱き合った2人は、今夜も悶え合っている。
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