「全裸の格闘」

                             赤星直也:作

第14話 プレゼント

 雪江はキャサリンをロープに振った。
弾みでキャサリンは場外に飛び出しそうになり、ロープを掴んだがそれが裏目に出て
しまい、ロープに絡まり逆さ宙吊りになってしまった。

 「あんた、そんなにオ○ンコを見せたなら手伝うわよ」飛鳥と雪江は一緒になって
キャサリンの足を広げてロープに絡めてしまった。
「ヘルプ、ミー!」キャサリンは観客に乳房と淫裂を見せる格好で開脚したまま宙吊
になっている。
それには「いいぞ、金髪のオ○ンコだ!」「指を入れてオ○ンコを広げろ!」観客の
ボルテージが上がっていく。

 「ほら、あんたもオ○ンコを丸だししなさいよ!」
「オー、ノー!」乳房を両手で隠し怯えるルーシーを飛鳥と雪江はキャサリンと同様
に開脚させて宙吊りにした。
「ほら、オッパイを揉んであげるわよ」
「それにしてもでかいわね」飛鳥と雪江はこの前の悔しさを晴らすかのように2人の
乳房を掴み辱めていくと目から涙が流れてくる。

 「こんな乳首でも感じるの?」陥没した乳首を摘むと「ひー!」悲鳴を上げる金髪
の2人だが「オ○ンコ、オ○ンコ!」観客の大合唱が始まった。
「これが外人の性器よ!」飛鳥と雪江が淫裂を指で広げると、肉襞は大きく発達して
いた。
「あんた、セックスのやり過ぎよ。ほらこんなに黒ずんで!」肉襞を摘むと嗚咽をあ
げて泣きだした。

 「コーナーに下がって!」レフリーが淫裂を辱めている飛鳥と雪江の間に入った。
「仕方ない、オッパイを辱めてやる。このデカ乳め!」場外に降りた飛鳥と雪江は、
両手でルーシーとキャサリンの乳房を掴み力を入れると「ヒー!」金髪を振り乱して
いる。

 「ほら、気持ちいいでしょう?」乳房を掴んだ指に力が入ると、宙吊りになった2
人の顔が歪んでいく。
「ノー、ノー!」泣いているキャサリンだが、レフリーがロープから外すと、頭から
落ち、ルーシーも頭から落ちた。

 そして「ワン、ツー」レフリーはカウントを始めて「仕方ないわね、これからが勝
負よ」雪江が体を転がしながらリングに戻った。
キャサリンも場外からリングに上がって行くが、全身を振るわせている。
それに、両手をクロスさせ、乳房と淫裂を手で隠しているので試合にはならない。

 「ほら、素っ裸なんか気にしないで戦いなさいよ!」雪江はキャサリンの腕を掴み
ロープに振った。
飛んだキャサリンは反動で、勢いよく戻ると「ウー!」飛鳥がウエスタンラリアート
を雪江の背後から放った。

 戦意の失ったキャサリンはあっけなくリングに沈み「今だ!」雪江はボディプレス
を掛けた。
「ワン、ツー、スリー!」カウントが入り、レフリーは両手を振ってゴングを要請し
「カーン、カーン!」ゴングが連打され、決着が着いたのが知らせていく。

 レフリーは飛鳥と雪江の手を挙げ、2人は乳房を揺らせ勝利を喜んでいる。
一方の負けたルーシーとキャサリンは、泣きながら頭を両手にやり足を開いていく。
「剃毛、剃毛!」珍しい金髪の剃毛に観客は釘付けになっている。

 金髪の絨毛に石鹸水が塗られ、カミソリで剃られていくと「ウ、ウーウー!」2人
の目からは悔し涙が流れていく。
そして、股間の金髪が取り払われ淫裂が露になると「オ○ンコ、オ○ンコ!」今度は
淫裂を見せろと歓声が上がっていく。

 金髪の2人は淫裂に指を入れて観客に自分の性器を見せていく。
しかし、2人にとっては性器を見せるより、垂れ気味の乳房を見られるのが屈辱だっ
た。
「デカパイだ!」「巨乳だ!」「デカクリだ!」罵声が飛ぶが2人は泣きながら飛鳥
と雪江がしたように、恥ずかしい姿を晒していく。

 決着が付き「戻るぞ!」水口に言われ飛鳥と雪江はリングから降りて、控え室に向
かうと「ユッキー!」「飛鳥!」観客は勝利した2人の乳房や淫裂お尻を撫でていく。
(気分がいいわ、触られてもなんともない!)勝利したので気がよく、観客のされる
がままだ。
乳首も掴まれたても、淫裂に指を入れられても振り払おうとはせずに、されるがまま
だった。

 観客の歓迎をようやく振り切って、控え室に戻ると雪江と飛鳥は抱き合い「勝った
のね」「そう、勝ったのよ飛鳥!」乳房が潰れている。
「今夜は楽しむんだろうと思って買っておいた。俺からのプレゼントだ!」黒川は紙
包みを2人に渡した。

 「何かしら?」「珍しいわ、プレゼントなんて」飛鳥が開けると黒いV型をした樹
脂製のディルドーが出てきた。
「いやらしいわ、こんな玩具だなんて…」しかし(おもしろそうだ。今夜からユッキ
ーと楽しめる!)顔には出さないが喜んでいる。

 「あら、写真もある!」使い方の写真も入っており「こうやるの?」顔が赤らむ飛
鳥で、騎上位、正常位などの楽しみ方が説明されてある。
「ちょっと、試してみるね」興味深げに飛鳥は自分の淫裂にディルドーを入れ、雪江
に抱きついた。

 「あ、飛鳥、人前よ…」ユッキーの淫裂にゆっくり入り込み、淫裂がディルドーで
結ばれると「だ、ダメ、変になる…」「こんなの初めて…」樹脂が膣の中を刺激して
快感になっている。
そこへ「楽しみはそこまでだ。後は家でやってくれ黒川に言われ「そうだった…」飛
鳥は淫裂からディルドーを抜くが、飛鳥と雪江の淫汁で濡れている。

 「これは何なのかしら?」吸盤みたいなのが先端についている。
「オッパイに当てるのさ!」雪江は説明書の通り自分の乳房に押し当て、スイッチを
入れると「あ、あ、あー!」人前で喘ぎ声を上げてしまった。

 「ユッキー、気持ちいいの?」
「乳首を吸われたみたいで、振動がオッパイを刺激していくの…」雪江の淫裂がテカ
テカに光り出している。
「いいのを買って貰ったな」水口が冷やかすと「ありがとう!」雪江は礼を言って仕
舞い込む。

 「今夜は楽しむんだろう。何回行ってもいいけど、俺ともやろうよ」
「その内気が向いたらね」飛鳥と雪江はシューズを脱いで下着を着け、普段着を着込
むと自宅に向かった。

 自宅に戻った2人は大胆になっている。
「シャワーを浴びてからしようね」「ええ、ユッキー!」2人は一緒にシャワーを浴
びに浴室に入った。
「ここを洗って欲しいの」「ここね」2人はお互いの淫裂を丁寧に洗ってから浴槽で
体を暖めている。

 「もう、我慢できない、ユッキー!」「じゃあ、楽しもうね」2人は抱き合い、浴
槽から上がると濡れた体を拭き合う。
「もういいわね。いいでしょう?」「いいわよ」2人は全裸のままベッドに入った。

 「これをつけて楽しもうね」「私も試してみたいわ」飛鳥がディルドーをゆっくり
自分の淫裂に押し込むと「これも使うね」振動付きだから、スイッチを入れると「あ、
あー!」振動が飛鳥の膣の中を刺激していく。
「ユッキーさせて、欲しい!」飛鳥は雪江と重なり、淫裂に押し込うと「いいわ、い
いわよ。飛鳥!」ディルドーの振動が雪江の膣の中も刺激している。

 「こうしようよ」雪江が馬乗りになり騎上位になった。
「オッパイにするね」もう一つの玩具を雪江の乳房に押し当てると「あん、あん!」
体が後ろに反っていく。

 「気持ちいいわ。飛鳥、漏らすかも知れない…」
「漏らしてもいいわよ」飛鳥は空いている手で乳房を揉み、雪江も自ら腰を振り「い
いわ、ユッキー!」飛鳥も刺激されて、気持ちよさそうな顔になっていた。

 やがて、2人の淫裂からは淫汁が流れ、雪江の淫裂からは筋となって流れている。
「行く、行くわ、飛鳥!」雪江は突然声を上げて飛鳥の胸に倒れ(ユッキー、行った
のね)暖かい液体が飛鳥の股間を濡らしている。

 それは雪江の淫裂から流れ出た淫汁で「今度は飛鳥を行かせて!」飛鳥と雪江が入
れ替わった。
「これをつけてね」飛鳥はディルドーを抜くと雪江に渡して「行くわよ、ユッキー!」
飛鳥も騎乗位になって腰を振りだした。

 雪江は飛鳥がしたように、乳房用の玩具を押し当て、もう片手で別な乳房を揉んで
「あん、あん!」飛鳥は淫汁を垂らしながら体を反らせていく。
「いいわ、ユッキー!」飛鳥は腰の動きを早めて、淫汁がドンドン流れ出ていく。

 「飛鳥、来て、速く来て!」「行く、行くわ、ユッキー!」飛鳥も突然雪江の胸に
倒れた。
「飛鳥!」「ユッキー!」2人はディルドーを入れたまま抱き合い、その後もいろい
ろな体位で愛し合った。