「全裸の格闘」

                             赤星直也:作

第12話 強敵出現

 控え室ではマネージャーの黒川とトレーナーの水口が待っていた。
「また、素っ裸になったのか。そんなに見せたいなら俺にも見せろ!」黒川は雪江の
股間を両手で広げた。
「触らないでよ。見せてあげるから」雪江は黒川の両手を振り払うと、自分から淫裂
を広げていく。

 「相変わらずピンクで綺麗なオ○ンコだな。俺と今夜オ○ンコしてみないか?」
「バカ言わないで。ここは飛鳥の許可をもらわないとだめよ」
「そうよ、雪江のそこは私の物なの。勝手に汚さないでよ、私もオ○ンコを見せてあ
げるから」飛鳥も淫裂を広げた。

 「オ○ンコの競演か、飛鳥とならいいだろう?」今度は飛鳥の淫裂を触るが「ダメ、
これはユッキーだけの物よ。触らないで、見るだけにして!」手を振り払う。
「2人は夫婦だったよな。女同士の夫婦だけど…」ニヤニヤしながら2人の淫裂を見
ている。

 「黒川さん、それよりもマッサージをしないと…」水口が黒川を牽制して言い「そ
うだよな。ここに寝ろ」飛鳥と雪江は小さなベッドの上に仰向けに寝た。
黒川は飛鳥の太股をマッサージし、水口は雪江の太股をマッサージを始める。

 「ここも、したほうがいいかな?」黒川は太股を揉みえると、飛鳥の小振りな乳房
を両手でマッサージしだす。
すると「あ、あ、あ~!」小さな喘ぎ声があがり、雪江も乳房が水口によって揉まれ
て「あん、あん、あん!」狭い控え室に2人の喘ぎ声が響いていく。

 「今度は外人が相手だ。強いから気をつけろよ」
「わかってるわよ。それより、水着を買ってこないと…」
「俺が用意しておく。トレーニングを忘れるな」
「わかってるわよ」雪江と飛鳥はマッサージを受けると衣服を着込んでいく。

 「見ないでよ。恥ずかしいんだから」
「素っ裸を見せたんじゃないか、着るのくらいいいだろう?」
「素っ裸より、着ていくのを見られるのが恥ずかしいのよ。向こうむいてて!」
「わかったよ」黒川と水口は背中を向け、雪江と飛鳥は急いでパンティを広げて足を
通していく。

 そして、両手を持ち上げ、その後ブラジャーを身につけ、乳房を掴みカップに仕舞
い込んだ。
さらに、トレーナー、ズボンと着込み普段着姿に変身した。

 「いいわよ、向いても」
「終わったか。どうだ、相手を見ておかないか?」
「そうね、相手を知っておいた方がいいし。見させて」黒川に連れられ先ほど試合を
したリングへと歩いていく。

 リングの上では金髪の外人がタッグを組んで試合をしている。
「あら、ワザがしっかりしている!」投げや押さえの時のポイントがしっかりできて
いたので、飛鳥と雪江も顔が引き締まった。
試合はあっけなく金髪のチームが勝ち「帰ろう!」負けたチームが水着を脱いで行く
のを尻目に、自宅に向かう飛鳥と雪江だ。

 「ユッキー、欲しいの」家に入るなり、飛鳥は雪江の唇を吸ってから、胸に頭を沈
めた。
「シャワーを浴びてからしようよ、いいでしょう?」
「一緒にならいいわ」「飛鳥は甘えん坊なんだから!」2人は衣服を脱いでいく。
パンティ、ブラジャーも脱いで全裸になると浴室に入った。

 浴室にお湯がたっぷりと満たされており「洗ってあげる」いつものように飛鳥が雪
江の体を石鹸で丁寧に洗いだす。
「気持ちいいわ、そこがいいの」飛鳥は乳首を摘むようにして雪江の乳房を洗ってい
る。

 「ここもいいわよね?」
「丁寧に洗って欲しいわ」乳房を洗っていた手が太股に伸び、淫裂の肉襞を石鹸の付
いた指で洗うと「あ、あん、あん!」雪江はやっと立っている。
「ここもよ」肉襞を洗い終えると、ピンクの突起の包皮を捲った。
半透明な小粒の真珠が露になり「変になっちゃう、飛鳥!」雪江は飛鳥の頭を掴んで
いる。
「丁寧に洗わないとね」飛鳥は雪江の敏感な真珠を丁寧に洗い終えた。

 「今度は私の番ね」今度は雪江が飛鳥の体を洗いだす。
乳房や淫裂も洗うと「あ、あ、あー!」飛鳥は倒れまいと雪江の頭を押さえている。
「ほら、こんなに感じているわ」雪江もピンクの突起を捲り、敏感な真珠を撫でてい
くと「欲しいの、早く欲しい!」飛鳥が雪江に抱きついてきた。

 「体を温めてからよ」抱き合ったまま2人は浴槽に使って暖めていく。
その間にも、お互いの手が乳房や淫裂を撫で合っている。
「もう、あがろうよ」2人は浴槽から上がって濡れた体を拭いてベッドに倒れた。

 「ユッキー!」飛鳥は我慢できず、雪江の乳房を揉みながら乳首を吸い「いいわよ、
飛鳥!」雪江の背中が浮き上がっていく。
「ここもしてあげる」乳首を吸っていた唇が股間に移り、淫裂を広げて舌でなめだし
て「あん、あん、あん!」腰も浮き上がり「私にもやらせて!」飛鳥は向きを変えて
69の体位になった。

 「いいわ、ユッキー!」飛鳥も淫裂が広げられ舌でなめられていた。
2人は舌でなめ終えると、指で淫裂を突き刺していく。
「いいわ、いいわ」「上手よ、飛鳥!」2人の指は溢れた淫汁で濡れていた。

 飛鳥は雪江に抱かれながら、次の朝を迎えた。
「ユッキー、今日もトレーニングね?」
「そうね、鍛えておかないと」2人はシャワー浴びると、乳房にはキスマークがいっ
ぱい付いている。

 「あら、ごめんね、オッパイに付けちゃって」
「ううん、気にしないで」シャワーを浴び終えると家事を済ませていくが、終わった
のは昼近くだ。
2人はいつものようにスポーツジムに出かけてトレーニングをしていく。
汗で着ているレオタードが濡れても「もう少し頑張ろうね」その後も汗を流してトレ
ーニングをし、自宅に戻ったのは夕方だ。

 そして、いよいよ、試合の日が来た。
「いいな、今日の相手は手強いから気を抜くなよ」水口が声を掛け「わかってるわよ」
いらだつかのように4人が控え室に入っていく。

 「今日からはこれで試合だ!」黒川は紙袋を開けた。
「これじゃ、素っ裸の方がましよ。ヌードの方がいい!」
「そうはいかないよ。着るんだ、これで試合だ!」2人は恥ずかしそうに衣服を脱ぎ
だし、パンティ、ブラジャーを脱いで全裸になった。

 「これを着るなんて…」恥ずかしそうに2人は白いブラジャーを着けた。
「オッパイが締められる」カップの部分がくり抜かれて、白い布地から乳房が飛び出
している。
「ほら、もっと出すんだ!」黒川は小振りな飛鳥の乳房を掴むと引き出し「痛い!」
もう片方の乳房も引き出していく。

 「ほら、大きく見える。飛鳥!」確かに飛鳥の小振りな乳房が大きく見えている。
それ以上に雪江の乳房が大きいのは仕方がない。
「恥ずかしいわ。こんな姿、ヌードの方がいいわよ」

 「我慢だ。慣れるから」黒川が飛鳥の乳房を揉むと「ダメ、試合前よ!」乳房を掴
んでいる黒川の手を払う。
「黒川さん、まだ、着終えてませんから」水口も言い「そうだな、まだオ○ンコを隠
してなかったよな」おとなしく引き下がった。

 雪江と飛鳥は小さな布を淫裂に押しつけ、紐で固定していく。
「いやらしいわよ、やっぱりヌードがいいわよ」雪江は自分の恥丘を見ながら言う。
小さな白い布はやっと淫裂を隠しているが、脇からは真っ黒な絨毛がはみ出し「私も
いやよ、ヘアがはみ出しているし」飛鳥の恥丘からも絨毛がはみ出ている。
だが「似合うよ。これでいい」黒川は満足そうだ。

 2人の恥丘は白い布で淫裂を隠し、紐で結ばれていたが、真っ黒な絨毛が布からは
み出していた。
それと同時にベルが鳴り「ほら、出番だぞ」「仕方ないのね」恥ずかしそうに股間を
押さえながらリングに向かった。

 観客も2人の水着の姿に歓声を上げた。
「ユッキー、オッパイがいいぞ!」「飛鳥、オッパイとはみ出たヘアがいいぞ!」観
客の言葉に赤く顔を染めながら2人はリングに上がった。

 「ユー、クレージー!」相手は乳房を丸出しの飛鳥と雪江を指さして何やら言って
いる。
「なによ、こいつら!」リングの上でにらみ合いが始まり「クリンチ、クリンチ!」
レフリーが間に入って分けていく。

 そして、リングアナウンサーが名前を呼び「挑戦者、ルーシー!」金髪の背の高い
女性が手を挙げている。
「同じく、キャサリン!」背の低い金髪が手を振っていく。

 「チャンピオンチーム、ライオン飛鳥!」飛鳥が手を挙げると、はみ出した乳房も
揺れ動き、尻に紐が食い込んでいる。
「同じく、ユッキー赤堀!」雪江も手を挙げ観客に答え、乳房を揺らし手を振ってい
く。
だが、外人コンビはなにやら企てているらしく、話し合っている。

 「ファイト!」ゴングが鳴らされ、最初は飛鳥とルーシーが戦った。
「このやろう!」飛鳥は腕組みからしての足に飛び込むと、それを待っていたかのよ
うにルーシーが拳で背中を叩き「ひー!」飛鳥がリングに沈んだ。

 ルーシーは英語でなにやら話し「い、いやー!」ルーシーは飛鳥の上に乗り胸のブ
ラジャーを外していく。
「やめろよ!」飛鳥は上半身がむき出しにされた。

 ルーシーは剥ぎ取った水着で飛鳥の両手を後ろ手にして縛っていく。
「何するのよ!」足をバタバタしていると、その弾みで淫裂を隠していた布が下がっ
て「ユッキー!」「ルーシー!」歓声が大きくなっていく。

 「解きなさいよ!」飛鳥は両手を縛られたままだ。
それをいいことに、ルーシーは大胆にも股間の紐を解きだし「いやー、やめろよ!」
飛鳥の淫裂が丸見えになり「悔しいわ。ヌードにされるなんて!」真っ黒な絨毛を晒
しながら立たされた。

 それでも容赦なく、ルーシーは今まで履いていたパンティを飛鳥の頭に被せた。
「いや、いやー!」股間を覆っていた布が鼻に押し当てられ紐が縛られていく。
「スゲエ。オ○ンコを隠していたパンティを嗅いでいる!」飛鳥にとっての最大の辱
めだ。

 「いや、いやー!」泣き出す飛鳥は縛られたまま転がるようにしてコーナーに逃げ
た。
「飛鳥!」雪江は急いで解こうとしたが無理で「うっ!」雪江はキャサリンとルーシ
ーに中央に引き出され、2人係りで水着が剥ぎ取られる。

 「いやー!」悲鳴を上げるが観客の歓声に消され「やめなさいよ!」雪江も全裸に
なり、後ろ手に縛られると今まで履いていたパンティが頭に被さられ、小さな布地の
臭いを嗅ぐしかない。
会場は2人の姿に歓声が最高に上がっている。