「塀に囲まれた白百合」
 
                    赤星直也:作
第1話 刑務官宿舎

 「これより、作業を行う。第1班は屋外の野菜収穫、第2班は舘谷の清掃…」まだ
若い刑務官が、服役している女受刑者に指示していく。
その指示で、女受刑者達は移動を始めた。

 かごやスコップ、箒など様々な道具を持って移動し、そんな受刑者の動きを刑務官
が、じっと見つめている。
(真っ青だわ。こんな青空が一番いい…)真っ青な空を見つめながら、女囚達の監視
をしている刑務官がいた。

 彼女の名は、酒井珠美で27才になる。
顔の化粧をしてないが、品のよい顔で、ポロポーションもよく、同僚からの受けもよ
かった。

 珠美が勤務するのは、女子刑務所で女囚ばかりだが、この刑務所は、罪の軽い犯罪
を犯した囚人、が収監されている。
売春、麻薬、窃盗などの軽い犯罪で、収監されている女性達ばかりだ。
それに、若い受刑者が多のが特徴でもある。

 ここは、5メートルはあろうと思われる塀で囲まれており、脱走は不可能だ。
それは、収監された女囚の皆もが知っており、この刑務所では20年近く、脱走事件
は起きてない。

 刑務官は、囚人の動きをじっと監視している。
「珠美、あの子、可愛いわね」同僚の有美が、珠美に話しかけてきた。
「ああ、あの子ね。昨日入ったばかりよ。洋子と言うのよ、今度見てみる、ヘアヌー
ドを?」

 「見たいわ。あの子のヌードを見て、オナニーでもしないと、体に悪いし…」
「有美、しばらくしてないんだね。私がしてあげようか?」
「ありがとう。勤務開けの時にお願いするわ」女囚を監視しながら話し合っている。

 そんな監視の元で、女囚達は手際よく作業を行い、予定された時間内に終わった。
「作業終了。各自、後かたづけを実施、その後は自室に戻ってから入浴!」珠美が号
令を掛けると、その号令に従い、一斉に女囚達が動き出している。

 「有美、見たいんでしょう、行こう!」
「悪いわね珠美。借りは返すわよ、珠美は美智子が好みだったわよね?」
「そうよ、あの唇がセクシーなのよ。あの子の顔を見ると、膣が濡れちゃうの」
「何とかしてあげる。珠美の為だもの…」刑務官達も女囚の後を追って建家の中に入
った。

 「有美、来なさいよ。今日は、あの子達が真っ先に入浴だから」
「だったら、急がないと!」珠美と有美は浴室へと向かった。
すると「あら、有美も一緒なの?」別な刑務官が声を掛けてきた。
「そう、気になる子がいるの…」顔を赤らめながら言う有美だ。

 「恥ずかしがる事ないわよ。ここは女の城だから当然よ」
「そうよ。その代わり、私の時もよろしくね」
「わかってるわよ。それより点検しないと」刑務官は浴室の中を丁寧に調べていく。

 「カミソリは10個、注意して!」監視当番の珠美が告げると「はい!」刑務官達
は敬礼で返事をした。
「もう、時間ね。入浴開始!」ドアが開けられた。

 それと同時に、10人ほどの女囚が、なだれ込んできた。
「入浴時間は10分、急いで体を洗いなさい!」珠美の言葉に、女囚達が一斉に囚人
服を脱ぎだした。
(あの子ね、あの子が洋子だ!)有美だけでなく、珠美も見つめている。

 まっ白な、パンティとブラジャー姿になった洋子は、パンティに手を掛けて、下げ
ていく。
(見えたわ、あの子のヘアが!)有美は、生唾を飲みながら洋子のパンティを脱いで
いく様子を見つめている。

 そんな事など、知るよしもない洋子は、パンティを太股まで下げて、真っ黒な絨毛
に覆われた股間を、露わにしていく。
(欲しい、あの子が欲しい!)有美の手が、自然に制服のズボンに伸びていく。
(だめよ、我慢しないと。でも、あの子の性器を見てみたい…)ズボンに伸びた手は、
制服の上から股間を撫でていく。

 (濡れていく、膣の中が濡れていく…)洋子は、そんな事など知らずに、パンティ
を膝まで下げて、右足をあげた。
(見えた。あの子の性器が見えた!)絨毛に囲まれた中から、ピンクに割れた淫裂が
有美の目に入った。

 (パンティを、濡らしてしまった!)自分でも、淫裂から汁が流れ出たのがわかっ
ている。
洋子は、パンティを脱いで下半身を丸出しにすると、背中に両手を回す。
(オッパイだわ、あの子のオッパイだ!)股間を撫でていた有美の手が、自然に胸に
伸び、制服越しに乳房を撫でているが、洋子は背中のホックを外した。

 今まで、真っ白なカップに押さえられていた乳房が、一気に飛び出していく。
(触ってみたい。あのオッパイを!)洋子の乳房は、今まで窮屈なカップに納められ
ていた憂さを、晴らすかのように揺れ動いている。

 全裸になった洋子は、シャワーを浴びるため、脱衣場から浴室の中に入った。
(可愛い子だわ。いつかは必ず抱いてあげるからね)その後、有美は脱衣室で、ほか
の女囚を監視していくが、気が入ってない。

 それには(有美ったら、困ったわ!)担当の珠美は気がかりだ。
もし、ミスがあれば、全部、珠美の責任になってしまうから当然だ。
「井田刑務官、交代時間です!」とっさに、珠美が叫ぶと(交代時間…。そんなの無
いはずよ)不思議に思い、珠美の顔を見た。

 (怒ってるわ。集中してなかったから、怒っている!)「井田は交代します」礼を
言って、浴室から出ていく有美だ。
浴室から出た有美は刑務官の宿舎に向かって歩いていく。
「珠美に悪い事をしたわ。謝らないと…」自分の部屋に戻ると、制服を脱いでいく。

 上着、ズボンと脱いで下着姿になり、ベッドの上に仰向けになった。
「なんだか、眠くなってきた…」仕事が終わり、ホッとした開放感から睡魔が襲い、
有美は、いつしか熟睡して意識が完全に無くなってしまった。

 時間が過ぎ、刑務官の制服を着た2人の女性が有美の前に立っている。
「有美ったら、だらしないわね」
「ちょっと、いたずらしましょうよ。目隠しをして有美を裸にするの」
「おもしろいわね。有美がどんな反応をするか楽しみだわ」
「だったらやりましょうよ」そして、目隠しをされ、両手を万歳する格好でベッドに
縛られていく。

 「起こして。どんな顔をするか、楽しみだわ」有美は体を揺すられて、意識がゆっ
くり戻ってきた。
「う、うー!」(手、手が縛られている!)手の自由が奪われたのに気づいた。
「だ、だれ、だれなの。そこにいるのは誰なの?」目隠しされているので、不安にな
っている。

 そんな有美を、さらに不安に陥れようとパンティが掴まれ、下げられた。
「いや、やめて。お願いやめて!」有美の股間が、露わになっていく。
真っ黒な絨毛に覆われた股間が露わになった。
「だめ、そこはだめ!」露わになった股間に、手が伸び触られていく。

 (女だわ、この柔らかい指は女性に間違いない…)有美は誰だろうと考え巡らして
いく。
「恥ずかしいわ。小さいから、恥ずかしいのよ」ブラジャーのホックが外され捲り上
げられた。
「見ないで、恥ずかしいから見ないで!」顔を左右に振っていく。

 その、露わになった乳房が掴まれた。
「誰よ、オッパイを掴んでいるのは?」
「誰だか、当てたら放してあげる。でも、間違えたら有美が奉仕するのよ」
「不公平よ、珠美。浴室での事は謝るから…」

 「それと、これは別なの。当てないとだめよ」それと同時に乳房を掴んだ手がゆっ
くり動いていく。
(気持ちいいわ、この動きはきっと克子だわ)「克子ね、オッパイを触っているのは
克子ね」

 「当たり。じゃあ、性器を触っているのはだあれ?」
(柔らかい指だわ、珠美に違いないわ。それに、このなやり方は!)「珠美ね、性器
を触っているのは珠美でしょう?」
「つまんないな。でも、やめないわよ」有美は乳房と淫裂への愛撫を受けていく。

 「だめ、変になっちゃうわ。だめよー!」目隠しされたまなので、刺激が強まり膣
の中が潤っている。
「有美ったら、こんなに濡らして!」珠美は淫裂の淫汁を指に塗り、口の中に入れた。

 「いや、恥ずかしいわ。もうやめてよ」
「だめよ、行きたいでしょう。あの子のヌードを見ながら…」
(そうよ、洋子のヌードを想像して行かないと損だわ)腰を動かし、指を求めていく。
「吸ってあげるね、ここを!」乳首が吸われ、淫裂の中に指が入っていく。

 (感じる。とても気持ちいい…)淫裂から、更に淫汁が流れていく。
「ほら、もっと流しなさい。行きたいでしょう?」珠美の指の動きが早まっていく。
「あん、あん、あん!」あえぎ声をあげながら、腰が動きだした。
(だめ、もうだめ。行きそう!)流れ出る淫汁がベッドの布団を濡らしている。
「いく、いく、いくー!」有美は叫んでバッタリ全ての動きを止めた。

 「有美、行ったのね。私も行きたいわ」珠美と克子は、有美の縛ってある手を、解
放していき、目隠しも外しが、有美は荒い呼吸で胸が弾んでいる。
それを後目に、珠美と克子は制服を着たまま抱き合い、唇を重ねていく。

 「欲しい、欲しいの。今日は…」「私も欲しいの…」お互いに制服を脱がし合い、
下着姿になっていく。
「オッパイが欲しいの」「私もなの」2人は背中に両手をまわしてホックを外した。
そして、肩から紐をずらして脱がせていく。

 「綺麗よ、珠美」「克子も綺麗よ」向かい合った2人は乳房を触り合い、揉んでい
く。
「あそこにして、克子…」「わかったわ、一緒に脱ごうよ」2人は両手でパンティの
ゴムを掴み下げて、真っ黒な絨毛が見えてきた。
それでも膝まで下げ、足を交互に動かし、生まれたままの姿になった。

 「珠美、してあげる!」克子は手に持ったパンティを置いて、立ったままの珠美の
正面に座り、淫裂を舌でなめだすと「あ、あ、あっ!」天井を見つめて声をあげた。
克子が手を伸ばして、乳房の膨らみを触りながら、乳首を摘むと「あん、あん!」あ
えぎ声をあげる珠美だ。

 「だめ、立っていられないの。もう、限界よ」淫裂からは淫汁が流れている。
「だったら、3人で楽しみましょう」克子は立ち上がり、抱きついて4個の乳房が重
なり合って潰れている。
そして、有美の脇に倒れた。

 「珠美、欲しいでしょう。今度はしてあげるから」意識が戻った有美は、仰向けに
なっている珠美の淫裂に指を入れた。
「あ、あ、あー!」あえぎ声をあげながら、腰が動来だし、背中も浮き上がっている。
「オッパイは、私ね」克子も乳房を揉みながら乳首を吸う。
「いいわ、いいわ。凄くいい!」さらに淫汁が流れてきた。

 「行きたいでしょう?」
「行きたい。行きたいの、行かせて!」有美は指の動きを早めた。
「クシュ、クシュ!」淫裂から音が出ていき「いく、いくわ、いくわ!」珠美は叫び
声をあげて、バッタリと動きを止めた。

 「私も行きたい。行かせて!」
「いいわよ、克子」今度は克子の淫裂に、有美の指が入っていく。
「いいわ、いいわよ。気持ちいいわ」3人は交互に、淫裂と乳房を愛撫し、悶え声を
あげていった。

 3人はたっぷりと楽しみ、淫裂から流れ出た淫汁で絨毛も濡れている。
「こんなに燃えたのは、久しぶりだわ」
「そうね。久しぶりよね」脱いだパンティを履いていく3人だが、乳房には唇の後が
付いている。

 「あら、一杯付いているわ」乳房を触りながら確かめていく。
「ブラをするから平気よ。簡単に隠せるし」
「そうよね。見られるわけないしね」乳房にブラジャーを押しつけて、肩に紐を通し
て、両手を背中に回してホックを留めた。

 「これで良しと」カップの中に乳房を押し込み、制服を着込んでいく。
「有美、お休みなさい」「お休みなさい」珠美と克子は部屋から出ていき、有美は再
び眠りについた。