「恥辱の婦警」

                             赤星直也:作

第11話 スポーツジム

 2人は高校生から射精されると、逃げるようにして街の中を彷徨うと、スナックの
ネオンが目に留まった。
「淳子、少し飲もうよ」
「いいわね。たまには飲まないと」2人は久しぶりにスナックに入って酒を飲んだ。
「飲まないと、忘れられないし」「私もよ、この金全部飲もうよ」売春させられた事
を忘れてようと飲んでいる。

 そんな2人に「珍しいじゃないのよ」スポーツジムのコーチをしていた女性が声を
掛けてきた。
「確か、コーチをしていた人ですよね?」
「覚えていたんだ。そうよ、白石由加というの。覚えて置いてね」そう言いながら隣
に座る。
「白石由加さんですか…」
「そう、一緒にいいでしょう?」

 「構いませんが、ジムはいいんですか?」
「今日は定休日よ。だからのんびりしてるの」由加は一気に飲んだ。
「ところで、今夜は暇なんでしょう?」
「暇というわけではありませんが…」言葉を濁したのも、由加がレズを好んでいるの
がわかるからだ。

 「だったら、付き合って。いい事教えてあげるから!」
「これからですか?」
「そうよ、これからよ」強引に誘われ、残った酒を一気に飲み干し店を出た。
3人は由加を先頭に歩いて行くと運動具店が見えてくる。

 「ここよ。いいのがあるのよ」2人は逃げ出したいが、前回の事があるから逃れら
れず、後を付いていく。
店に入ると由加は「これが、いいんじゃないかしら?」ユニフォームを選んで2人の
体に押し付ける。
「まさか、私に着ろとでも?」
「そうよ、その通りよ。イヤでも来て貰うわ」ニヤリと笑うが、選んだレオタードは
Yの字のようなもので、大胆に胸元がくり抜かれ、股間部分もやっと隠せる程度だ。

 「似合うわよ。これを着て明日から特訓よ!」
「これを着たら、見えます…」
「いいじゃないのよ、女同士だし。それとも、秘密を漏らしてもいいのかしら?」
「着ます、これを着ます…」
「それでいいのよ。明日からだからね」そう言ってユニフォームを買い与えた。

 翌日、2人は勤務が終わると由加から言われた通りに、スポーツジムに向かう。
「待っていたわ。これからは週2回通うのよ」受付に連れて行き、手続きをさせてか
ら会員証を手渡した。
「これで会員よ。早速特訓するから着替えて」2人は由加から貰ったレオタードを持
って着替え室に入ると仕事帰りの若い女性が多数いる。

その中に混じって2人も着替えていくが、レオタードを着込んでも、胸元が露わで、
股間もどうにか隠れている。
「あら~。凄いのを着てる!」当然声が上がり「ホントだ。飛び出すかもよ」ヒソヒ
ソと話されるが、2人は無視してトレーニングルームに入った。

 「似合うわね、思った通りだわ」由加は満足そうに眺めると、胸元からはみ出た膨
らみを撫でていく。
(やめて、見られているのよ!)顔を背けても平然と続け、着替えを終えた会員が入
ってくると、手を退けてトレーニングを始めた。
2人も、由加の演技に倣い、体を動かすと当然乳房が飛びだし、それを見ながら、笑
顔で由加は模範演技を続けた。

 トレーニングが15分ほど過ぎると、2人の全身が汗で濡れている。
それに、股間を押さえた布も狭いから、割れ目に食い込んでいた。
ヘアを剃ってあるからいいが、剃らなかったらはみ出してしまう。
そんな2人を、他の会員は軽蔑の眼で見ながらトレーニングを行った。

 そして、45分のトレーニングが終わり、皆が更衣室に向かうが2人は残されたま
まだ。
そんな2人に、由加は「あなた達には特訓が必要なの。それを脱いでやって貰うわ」
言い出す。
「イヤよ、どうしてヌードなのよ!」
「やらないと言うなら、それでもいいの。でも、こんなのもあるのよ」それは、早苗
が撮った2人の緊縛写真だ。

 「そんな~。どうしてそれをあなたが…」体が震えだした。
「そんな事はどうでもいいの。脱がないというなら、ばらまくだけよ」由加の脅しに
2人はガクガク震えながら「わかりました…。ヌードになります…」レオタードに手
を掛け脱ぎだすと、笑顔になっていく由加だ。

 レオタードから腕が抜かれると、太股まで引き下げ、股間を露わにすると「やっぱ
りね。道理で見えないはずだ…」無毛の淫裂を食い入るように見つめている。
(性器ばかり見ている…)2人にはそれがわかるが、足を上げ生まれたままの姿にな
った。
「これでいいんでしょう?」全身を震わせながら、両手で胸と股間を押さえている。

 「そうよ、それでいいの。今からやるからね」由加は両手を広げて、右足を広げて
いく。
(イヤよ。そんな事をしたら、中まで見えちゃう…)弱みを握られたからやるしかな
く、言われる通りに足を横に上げた。
「そうよ。それでいいけど、もっと上げないと」2人の淫裂を撫でて(やめて、触ら
ないでよ!)足を震わせながら由加のされるがままだ。

 その後も、2人はいわれるまま体を動かしていると「そんな、フルヌードでやるや
るなんて!」後から声が上がった。
(ヌードを見られてしまった!)顔まで震えるが、由加は「足を広げて、両手を付け
るの」前屈みにさせた。
(やりたくないわよ、見られているのに…)逃げ出したいが。拒む事ができないから、
言われた通りに前屈みになっていく。

 「イヤだわ、性器全部剃ってるわよ」「少しだけ剃ればいい物を、全部剃る何てね」
見ている会員から声が上がっている。
(好きでやったんじゃないわ。これには訳があるのよ…)悔し涙を流しながらも、淫
裂を露わにしている。
2人が全裸のままで特訓を受けていると、見学者も多くなってきた。

 「もういいわ。今日はここまで!」やっと許され、2人がレオタードを着ようとす
ると「どうせなら、裸で行きなさいよ!」「そうよ、ヌードを自慢したいんでしょう
!」レオタードが奪われた。
「返してください、それがなかったら困ります…」
「だから、裸で行くのよ。これは持っていくわ!」

 「イヤよ。返して~!」叫んでも持ち出されてしまい、両手で乳房と淫裂を押さえ、
全裸のままでトレーニングルームから出た。
「キャ~。ヌードよ、フルヌードよ!」
「ホントだわ、恥知らずね!」罵声や悲鳴を聞きながら、走るようにして着替え室に
戻った。

 着替え室に入ると、声を上げ泣き出した。
(悔しいわ。こんな事になるなんて…)流れ出る涙を手で拭きながら服を着だすと
「あんた達、いい体してるわね」声が掛けられた。
それには返事もせず着ていくが「どうせなら、お金になる事をしてみない?」と言わ
れる。

 当然「お金は必要ないです…」断った。
「勿体ないわよ。そんな立派な体なんだから。とにかく今日だけは付き合って!」女
は強引に誘うが「その気はありません!」キッパリと断った。

 「そんな事言うなら、これしかないわね」女は緊縛写真を見せたが、それは、早苗
が撮った2人の全裸緊縛写真だ。
「どうして、これを…」一瞬にして、2人の顔色が青ざめていく。
「蛇の道は蛇というでしょう。とにかく、付いてくるのよ」見知らぬ女性に連れられ
て、トレーニングジムから街に出て行く。
3人は繁華街を歩いて、ネオン輝くバーに入ったが、酔った客で溢れている。

 2人は(もしかして…)不安を抱きながら見回していると「ここで、ジムでやった
ように、お願いできないかしら?」女性から頼まれた。
「まさか、ヌードになれとでも?」
「そうなの。全部は無理だから、胸を見せるだけでいいわよ」
「でも、男ばかりですから…」

 「イヤなら、それでもいいの。この写真でやるから」また緊縛写真を見せた。
それには項垂れながらも「わかりました…」と返事するしかない。
「助かるわ。それじゃ、こっちで準備して」2人を物置に連れ込み「まずは、上を全
部脱いで」言われるまま、上半身を脱いで乳房を露わにしていく。

 「いい胸してるわね。女の私でも惚れちゃうなんて!」2人の乳房を撫でだし(触
らないでよ!)手を振り払いたいが堪えている。
暫く触ると「これを着て。丸出しだとまずいから」ブラジャーを渡され、2人は胸に
付けたが乳房が飛び出ている。
(これじゃ、着けなくてもいいのに…)縁取りだけだから卑猥さが目立っている。

 「いいわね。これなら受けるわ」女性は満足そうな顔をしているが、2人は乳首を
膨らませて下を向いたままだ。
「そんな恥ずかしがらないの。元気良くやって欲しいのよ。やり方は…」細々と説明
してから店内に戻った。
店内に入るなり、乳房を露わにした郁恵と淳子を見て客は「オッパイだ!」歓声を上
げいく。
(恥ずかしい…。こんな大勢にオッパイを見られてるなんて…)膨らんでいる乳首が
更に膨らみ、痛みを感じている。

 それでも、由加から教わったように、酔った客の前で体を動かし出した。
「いいね、揺れるオッパイは最高だ!」
「本当だ。それにしても、いい乳してるよ」皆揺れ動く乳房を食い入るように見つめ
ていた。
こうして、2人は30分程度、由加から教わった通りに体を動かして、物置に戻って
行く。

 戻った2人は役目のしないブラジャーを脱ぎ、自分の服を着込んでいくが、まだ興
奮が収まっていない。
「郁恵、まだ震えが停まらないのよ」
「私もよ、男の前であんな事をしたんだし」
「これで済めばいいけど…」
「そうね。もしかして、フルヌード何てあるかも…」
「イヤよ、あんな大勢の前で見せるなんて!」
「私だってイヤよ」2人は服を着込むとバーから出た。

 翌日、2人がいつものように勤務していると「パトロールを頼むよ」また菊池から
指示が出た。
「わかりました」2人はいつものようにミニパトカーに乗って街をパトロールしてい
ると、欣也が手を振って呼んでいる。
「どうしよう、無視したいけど」
「そんな事をしたら、後が怖いわ。とにかく話を聞かないと」パトカーを停めて窓を
開けた。

 「悪いね、これから付き合って欲しいんだ」
「今は勤務中ですから…」
「そんな事言うなら、どうなってもいいんだな?」
「わかりました、行きます」2人は欣也を後に乗せて走りだした。

 走り出すと、欣也は自分の衣料店に向かわせ、3人で2階に上がっていく。
「久しぶりにやらせてくれよ」欣也は2人に下半身を脱ぐように命じる。
それには、嫌々ながらも従い、スカート、パンティを脱いで無毛の淫裂を露わにした。

 「何だ、剃ったんじゃないか。どうして勝手に剃ったんだ?」
「これには訳がありまして…」2人は無毛の淫裂を晒したまま、香織から受けた辱め
を打ち明けた。
「またやったのか。懲らしめるしかないな。とにかく、2人でやってくれ」欣也は仰
向けになり、郁恵が馬乗りになって淫裂に肉竿を迎え入れる。

 「あ、あ、あ~!」声を上げ、ゆっくりと吸い込んでいくと、欣也も制服のボタン
を外して乳房を揉み出す。
「優しくです、乱暴にされると痛いですから…」郁恵も腰を動かし出した。
「わかっている。仕上げは淳子のオ○ンコだから準備しておけ!」その言葉で、淳子
は自分の淫裂を指で触りだした。
「そうだ、それでいい。オッパイも出しておけ!」言われるまま、ボタンを外してブ
ラジャーから乳房を引き出して撫でていく。

 それを見ながら、欣也はゆっくりと登り詰めた。
「交代だ、淳子のオ○ンコに出させろ!」郁恵が降り、淳子が馬乗りになって腰を動
かし出した。
「いいぞ、凄くいい。もうすぐだから…」その言葉通り、程なく淳子は膣奥に暖かい
のを感じた。
「もう、射精は許して下さい…」淫裂から白い液体を漏らしながら言う。
「飲んでいるんだろう。我慢しろ!」欣也は余韻を楽しむかのように、上半身を起こ
して、淳子の乳房を吸い「あ、あ、あ~!」声を上げ、背中を反らせていく。

 2人は暫く結合したままだったが「明日、仕事が終わったら付き合ってくれ!」淳
子を降ろすと欣也が言う。
「それは無理です。スポーツジムに行かないといけないし…」淫裂から流れる液体を
拭きながら淳子が言う。
「スポーツジムなら、休んだっていいじゃないか!」
「それはそうなんですが…」今度は由加から脅されているのを打ち明けた。

 「そうか、早苗さんが撮った写真がそんなに出回っているのか。何とかしないとな
…」欣也も考え込んで「わかった、明日はスポーツジムに行け。こっちの用事はいい
から。それから、香織には、俺から言っておく」欣也はズボンを履く。
2人もパンティを履くと制服を直してパトカーに乗り込んだ。
「郁恵、これからどうなるのかしら?」
「私にはわからないわよ」2人は不安を抱きながら、街のパトロールを続けた。