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「逮捕せよ」
赤星直也:作
第9話 狙われた婦警
犯された2人は話し合っていた。
「言えないわ、私は婦警よ。レイプされたなんてとても言えない!」泣き気ながら言っ
ている。
「でも、あいつが図に乗るだけよ」
「それは、わかってます…。でも、レイプされた事は、知られたくありません…」大粒
の涙を流しながら言う。
「そう、それじゃあ、仕方ないわ。私も黙っているしかないのね?」
「お願い、そうして。この償いは必ずしますから!」
「償いはどうでもいいけど、妊娠よ。紀子さん間違いなく、妊娠しているわよ」
「わかってます。ですから、多美さん、お願い、中絶させて!」
「いいわ。帰ったらすぐに受精卵を殺すから」2人は休暇を取りやめて戻る事にした。
東京に戻ると、早速、多美は紀子の受精卵を除去した。
「悔しいわ。あんなやつに、辱められるなんて!」
「私だってそうよ。あいつを殺してやりたいわよ」
「多美さん。筋弛緩剤って、簡単に手にはいるんですか?」
「入るわよ。動物用だったらね」
「それだわ、それであいつを殺してやるわ。レイプした恨みを晴らさないと!」
「ちょっと、穏やかじゃないわね。でも、私もあいつを生かしておきたくないわ」
「やりましょうよ、あいつを!」
「そうね、わかったわ。また来ると思うの。その時やりましょう!」2人は宮崎を殺す
事を誓った。
数日後に、女性が多美を訪れてきた。
「失敗してしまいました。妊娠したくないんですが…」
「で、いつ失敗したの?」
「昨日です」
「間に合うわ。洗浄するから、下は全部脱いでね」
「はい!」スカート、パンティと脱いで下半身を剥き出しにしていく。
だが、しっかりと股間を両手で押さえたままだ。
「洗浄するから、手を退けないと…」
「笑わないでくださいね。彼氏がこんな事をしたんです…」辛そうに、両手を退けてい
く。
「それくらいは平気よ。大勢いるから安心して」
(レイプされたんだ。あいつに!)多美は哀れみの目で、絨毛が剃られた淫裂を触って
いく。
「う、う、う!」レイプを思い出したのか、堪えきれず女性が泣いている。
(間違いなくあいつだわ、何とかしないと…)
「冷たいけど、驚かないでね」淫裂を広げて洗浄していくが、その間も女性は嗚咽を上
げていた。
「彼氏に、妊娠するから、お腹の中に出さないように言ったの?」
「言いましたが、出したいと聞かなくて出されちゃいました…」見え見えの嘘を言う。
(これ以上聞いても無駄だわ、警察には言っていないわね)多美は思いきって「あなた、
レイプされたんでしょう?」と切り出した。
すると「う、う、う!」声を上げて、泣き出した。
「やっぱりね。警察に言った方がいいわよ」
「言えません。言ったら、週刊誌が押し掛けて、恥さらしになります…」泣きながら言
う。
「そんな事は大丈夫よ。知り合いの婦警さんを呼んであげるから、訴えなさいよ」
「秘密は本当に守って貰えるんですね?」
「勿論よ、今呼ぶからね!」多美は紀子に電話を掛けた。
「もしもし、警視庁捜査本部ですが?」
「あ、紀子さんね。実は、またレイプ犯が動いているのよ。患者が来たの」
「えっ、連続レイプ犯ですか?」その声に、捜査員が一斉に紀子を見つめた。
「まだ、そうとはわからないけど、やり方が同じだから。とにかく、早く来て。私服で
よ」
「わかりました、すぐ伺います」受話器を置くと「明智警視、またやつが動き出したよ
うです。被害者に合ってきます!」
「頼んだよ、後で教えてくれ」
「はい!」紀子は私服に着替えると、多美の病院へと向かった。
一方の多美は被害者と話している。
「すぐ来るわよ、それに私服で来るから安心してね。それより、体液が取れないわね」
「洗浄したんです。幾度も、幾度も…」泣き顔で言う。
「それだったら安心かも。取り合えず、薬を出しておくから飲むのよ」詳しく説明を始
めた。
そこに紀子が現れ「警視庁の者です。詳しくお聞かせ願えませんか?」
「構いませんが、警察ではいやです!」泣きながら言う。
「だったら、ここを使っていいわよ。誰も来ないようにするから」多美がドアを閉めて
出ると、2人きりに安心したのか、被害者がしゃべり出した。
「両手を縛られてレイプされました…」
「ヘアを剃られたの?」
「はい、写真にも撮られました。ヘアの剃られた性器を…」涙ぐんでいる。
「顔は覚えている?」
「はい、覚えています…」
「わかったわ、あなたの住まいを教えて。それに、現場検証もするけど、工事と言う事
でするから安心して」紀子の言葉に安心したのか、全てを話しだす。
「そうなんだ。インテリ風な格好をしていたんだ!」
(間違いないわ、やつだわ!)聞き逃すまいとしている紀子だ。
被害者から事情を聞き終えると、捜査本部に戻って説明していく。
「間違いないな。やつだ!」
「明智警視、現場検証は、被害者の気持ちを考えてください…」
「わかっているよ。作業服に着替えろ、それから行くぞ!」
「はい!」全員が作業着に着替えて「田端君、君も来てくれ、相手は女性だから」
「はい、わかりました」捜査員達は被害者の自宅へと向かった。
そんな捜査陣をあざ笑うかのように、宮崎は白昼から行動した。
「いや、いやー!」事もあろうか、婦警が襲われた。
防犯のパトロールをしていた2人の婦警は両腕に後ろ手にされて、おもちゃの手錠を掛
けられた。
そして、パトカーに乗せられて地下の駐車場の隅で停まり、上着のボタンが外されて
いく。
それに、ワイシャツのボタンも外された。
肩から上着とシャツが外され、上半身は白いブラジャーだけになっている。
「でかいな、サイズはいくらだ?」黙ったままだ。
「言わないなら、死ぬぞ!」ナイフが咽に押し当てられ「86のCカップです!」
「お前は?」「84のBカップです!」若い2人の婦警は怯えながら言う。
「そうか、大きいな。だったら、オッパイを見て貰いたいだろう?」
「イヤ、見て欲しくない!」
「そうかな、見て欲しいんじゃないの?」ナイフを押しつけた。
「み、見て欲しいです。オッパイを見て欲しいです…」震えながら言う。
「そうだろうな。自信のあるオッパイだしな」カップの繋ぎ目を切った。
「いやー!」顔を背けたが、白い乳房が露わになっている。
「お前も、見て欲しいよな?」
「はい、見て欲しいです…」二人目も繋ぎ目が切られて、乳房を露わにしている。
「いいよな、婦警さんのオッパイは」両手で、代わる代わる乳房を触っていった。
やがて「いや、やめて下さい。レイプしないで下さい!」スカートとパンティが引き
下げられ、黒い絨毛に覆われた、股間が露わになっている。
「お前も脱がないとな。1人では寂しいとよ」
「いやー!」2人は下半身も露わにされた。
「どっちから、オ○ンコするかな?」ズボンを引き下げ下半身を露わにした。
「いや、いやー!」宮崎は、いやがる婦警を車から引き下ろして、立ったまま後ろから
犯していく。
「ヒー!」悲鳴と共に鮮血が流れ出した。
「バージンだったのか。悪い事したな。今度はお前だ」
「イヤ、許してイヤです!」二人目の婦警も立ったまま、犯されていくが出血はしな
かった。
「おい、今まで、何回オ○ンコしたんだ?」ナイフを押しつけながら言う。
「5回です、5回セックスをしました…」泣きながら言った。
「そうか。だったら、これで6回目だな」腰を振っていく。
宮崎は爆発しそうになると、相手を変えて「これが最後だ。バージンの婦警さんでフ
ィニッシュだ!」一気に噴射した。
「いやー!」射精された婦警は崩れていく。
「気持ちよかったぜ。金を頂きたいが、無理だな」宮崎は全裸同然の婦警を置いて、
パトカーを走らせていった。
残された2人は「イヤ~。服を返して~」気が狂ったように叫んだ。
2人は、下半身を露わにし、乳房も露わにしている。
隠したいが、後ろ手に手錠を掛けられているから、どうする事もできない。
婦警の帽子を身につけて、乳房と犯された淫裂を晒している。
やがて「お巡りさんが素っ裸だ!」「ホントだ、早く警察に連絡しろよ!」通りがかっ
た人に見つけられてしまった。
「いや、いやよ。見ないで、お願いだから見ないで!」泣き続ける婦警の2人だった。
2人は人垣ができていく中、乳房と淫裂を晒したまま泣き続けていた。
やがて、パトカーが来て、2人を乗せると、逃げるかのように、急いで走り去った。
「可愛そうに。婦警までレイプするなんて、とんでもないやつだな!」人垣がそれを見
ている。
この、婦警へのレイプは現場で調べていた明智にも知らされ「宮崎のやつめ!」唇を
噛んでいく。
そして「田端君、すまないが、病院に行ってくれないか」
「はい。もしかして、またやつが?」黙ったまま、明智は頷いた。
「今回は悪質だ。素っ裸にして、人中に放り出したそうだ」
「そんな酷い事をされたら、被害者が可愛そうです!」
「その被害者が、仕事仲間なんだよ!」悔しそうな顔の明智だ。
「婦警までレイプするなんて…。しかも、素っ裸で放ったなんて!」全身が震えている。
「とにかく、行ってくれ!」
「わかりました!」紀子は多美の病院に向かった。
「多美さん、被害者は?」
「今、洗浄を終えた所よ。来て!」紀子が多美と一緒に中に入ると「う、う、う!」嗚
咽をあげる2人は、下半身が剥き出しになっている。
「ヘアは剃られなかったんだ…」
「はい、ヘアは剃られませんでした。でも、ヌードを大勢に見られました…」泣きなが
ら言う。
「犯人の顔を見たわね?」
「はい、見ました。今度会ったら殺してやる!」体を震わせて言う。
(私だって、殺したいわよ。レイプされたんだから!)多美と紀子は顔を見合わせ頷い
た。
2人の膣の治療を済ますと、婦警は用意された制服を着込んだ。
「もう、婦警はできないのね。仲間からは白い目で見られるし…」
「そんな事無いわよ、私達は仲間じゃないのよ!」紀子は励ますが(私は言えなかった
わ、それがよかったんだ!)2人を見ていた。
「終わりました!」「行きましょう!」紀子達は警視庁に戻って、事情聴取を始めた。
「どんな顔だった?」
「インテリふうね。こんな風だったわ」婦警の2人は自分を犯した相手の顔を書いてい
く。
(間違いないわ。宮崎だわ!)「それから、悔しい事を言わされなかった?」
「言わされました。オッパイを見てくださいって!」
「レイプして下さいとは、言わされなかった?」
「それはなかった。でも、素っ裸で放り投げられた…」悔しそうな顔になった。
(私だって、ヌードで外に出されたのよ)辱めを受けた事を思い出しながら、聞いてい
く紀子だ。
紀子は婦警から事情聴取を行うと、本部に戻ってきた捜査陣と会議を持った。
「今までと違って悪質になっています。裸のまま放り出すという悪質な事をしています」
「かなり余裕が無くなったのかな。焦っているのかも知れないぞ」
「それから、風貌が変わっています。こんな風に変わっています」
「よく掴んでいるね。野口君、これをマスコミに流してくれ」
「わかりました。記者会見をこれから行います。これも、大量にコピーします」
「頼んだよ」野口は、早速、大量にコピーして、マスコミとの会見を行った。
その夕方には、再び連続レイプ犯が動き出した事をマスコミ各社が報じ、勿論、テレ
ビのワイドショーでも取り上げていた。
「まずい、雲隠れしないとだめだ!」テレビを見ていた宮崎は、早速、荷物をまとめだ
した。
その夜、紀子を野口が訪ねてきた。
「先輩、その後が心配で!」
「気にしなくていいわよ。妊娠はしてないから」
「先輩、僕のお嫁さんになって下さい」
(あの事が、気になっているのね!)
「だから気にしなくていい、ん、ん!」野口は、紀子を抱きしめ口付けをしていく。
(本気なんだ、野口君は!)紀子は拒まなかった。
「先輩、好きです!」紀子をベッドに押し倒し、胸のボタンを外していく。
そして、白いブラジャーを捲り上げて、乳房を揉んでいく。
「ダメ、それ以上はダメよ!」
「でも、先輩が欲しいんです。毎晩こうしたいんです!」乳房を揉みながら、乳首を吸
う。
「あ、あ、あ!」自然に背中が浮き、野口は乳房を揉むとスカートを捲り上げていく。
(まずい、ヘアが生えていないを知られてしまう!)考えた末に「ダメ、今は生理なの。
触るのもダメなの」嘘を言った。
「だったら、オッパイならいいでしょう?」
「いいわ、オッパイだけなら。野口君は本当に、私を愛しているの?」
「本当です。愛してます」紀子は泣きながら、野口の股間を触っていく。
「してあげる、野口君、口で!」口づけをした後、体を下げて、野口のファスナーを引
き下げた。
「しばらくは、これで我慢して」肉竿を取りだし、口に含んでいく。
「先輩、気持ちいいです。出していいですか?」口に含んだまま、首を縦に振った。
(いいわよ、飲んであげる!)純真な野口に、感激して口を振っていく。
やがて「あ、あ、あー!」呻き声と共に放出し「先輩!」「野口君!」2人はまた抱き
合った。
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