「逮捕しちゃう!」
                              赤星直也:作

第15話 フィットネスクラブ

 男3人は、音楽が終わると同時に、膣奥で噴射してしまった。
「イヤよ。まだ、欲しくない…」泣き顔で淫裂を押さえると「服を着ていいわ。ちゃん
と避妊してあげるから」聖子はカメラを仕舞い、3人は急いで脱いだ服を着込んだ。
3人が、元の姿になると「姉貴、幹子と克子はわかるけど、早苗には産んで貰わないと
困るんだ」神田が言う。

 「どうしてなの?」
「産まれた子を養子に出して、損害を取り戻そうと思ってるんだよ」
「それは良い考えね。治療は2人だけにする」

 それを聞いて「産むのはイヤです。お願いですから私もお願いします」人目もはばか
らず、土下座した。
「友和、どうする?」
「早苗、何でもするか?」
「はい、何でもします」
「人前で、素っ裸になれるか?」
「知らない人の前だったら、ヌードになります…」泣きながら承知した。

 「一人だけヌードなんて、かわいそうよ。幹子と克子も裸にならないと」
「そうだった。聞いての通りだ。素っ裸になるよな?」
「人前ではイヤです…」泣きながら拒む2人だ。
「イヤか。それなら、お前達も妊娠しろ!」そう言われれば「人前でも裸になります。
ですから、妊娠だけは許して下さい!」幹子が土下座すると「裸になります…」克子も
加わり、3人が土下座していく。
「困ったな。そう、頭を下げられたんじゃ、許してやるか!」
「決まったら、急がないと」2台の車は聖子が勤務する病院へと向かった。

 そして、病院で避妊の治療を受けた3人は、町へと向かい繁華街を歩いてた。
「早苗さん。次の踊りって、考えているの?」
「ないわ。だから、困っているのよ」
「それだったら、あそこで見学しようよ」指さす先には、フィットネスクラブがある。
「参考になるかしら?」
「とにかく、見てみましょうよ」幹子を先頭に入り、見学を申し込んと、許可が降り、
おとなしく見る事にした。

 椅子に座り、体を動かせ生徒達を見ていると「あら、こんなところで会うなんて!」
この前、性教育に訪れた屋敷の舞子が声を掛けてきた。
「この前は、失礼しました。皆さんも、ここに通ってらっしゃるのですか?」
「いいえ、踊りの参考になればと思いまして、見学してます…」

 「踊りですか。それでしたら、ダンス教室がよろしいのでは?」
「踊る方じゃなくて、振り付けを勉強してまして…」
「振り付けですか。それなら、頼子さんにお会いした方がいいかもよ」
「お知り合いですか?」

 「私の親友なのよ。会ってみる?」
「はい。是非、紹介してください」早苗が頭を下げてお願いすると、舞子は受付で、な
にやら話し出し「いまから会ってくれるって!」笑顔で戻ってきた。
「ありがとうございます。助かります」

 「礼なんていらないわよ。行きましょう」3人を2階へ案内した。
「ここよ、ここでやるそうよ」16畳くらいの洋間で、鏡が張ってあり、広く見える。
「なんだか、バレエ教室みたいね」部屋の中を見回していると「お待たせしました」レ
オタードを着た女性が現れた。

 「頼子さん、この方達なの。身元は私が保証する」
「あなたが言うなら安心だわ。何でも、振り付けを覚えたいとか…」
「はい、是非お願いします」
「それなら始めます。その前に、シャツとスカートを脱いで、動きやすいようにして下
さい」
頼子の言葉に、戸惑う3人だ。

 (脱いだら、スケスケを見られてしまう…)躊躇していると「心配ないわよ。女同士
よ。外からは見られないようにするから」笑顔でカーテンを閉じていく。
「頼子さんの言う通りよ。何なら私も一緒に脱ぐわよ」ドアに鍵を掛けた。
(やるしかないわ、せっかくのチャンスだし…)「わかりました、脱ぎます…」覚悟を
決めた早苗はシャツを脱いだ。

 「あら、それいいわね!」黒の薄い生地だから、肌が透けて見え、膨らみきったピン
クの乳首も見えている。
「私も脱ぎます…」早苗が脱ぐと、幹子と克子も脱いで、同じ、スケスケブラジャー姿
になった。
「なんだか面白そうね。興奮してきた…」頼子の目が乳房を見比べている。
(見られているけど、チャンスだし)3人はスカートも脱ぎ、黒尽くめの下着姿になっ
た。
「凄いわ、興奮しちゃう」舞子も下着姿になったが、色気が全然違っている。

 頼子は、皆が下着姿になったのを確認してから「ダンスには基本というのがあって…」
指導を始めた。
頼子は踊りの基本を示すと、3人にやらせた。
「ダメよ、膝を曲げないでやるの!」膝を叩いて指導し「もう一度やって!」皆ができ
るまで繰り返しやらせた。
「できるじゃないのよ。次に行くけど、ブラジャーはいらないから、脱いで!」
(踊りに、関係ないのに…)教わる身だから、従って、ブラジャーを脱ぎ、乳房を露わ
にしていく。
「いい形だわ。羨ましい…」幹子は乳房を撫でられた。

 「そ、それより踊りが…」
「そうだった。楽しみは後にして置かないとね。次はターンよ…」模範演技を示すと皆
にやらせて指導した。
頼子は、1つ教えるたびに下着を脱がせていくから、皆が産まれたままの姿になってし
まったが、それでも「最後はこれよ…」全裸で踊らせた。

 やがて「ここ迄よ。後は自分の努力だからね」指導は、1時間を有に超していた。
「頼子。言いにくいけど、謝礼なんだけど…」
「そんなのいらないわよ。その代わり、この子と、この子を頂くわ。あなたはあの子よ」
幹子と克子を指名するとレオタードを脱ぎだした。
「お裾分けがあるんだ。だったら私も」舞子も下着を脱いで、全裸になっていく。

 (レズだわ、レズの相手をするなんて…。なんて、言い訳したらいいのよ)不安そう
に、手で乳房と淫裂を押さえながら見ていると、頼子も全裸になった。
「謝礼の意味わかるわよね。あなたは、私をやるのよ」頼子は幹子を仰向けにさせ、淫
裂に顔を埋めた。
「ダメ、そこはダメ!」拒んでも、指と舌が敏感な部分を触っていく。

 (私もやらないと…)克子は頼子の揺れる乳房をやさしく揉み出した。
「そうよ、それでいいの…。オ○ンコにもして…」頼子は満足そうに口と舌を使ってい
る。
克子も、乳房だけではなく、淫裂にも指を入れて膣内を撫で出すと「あ、あ、あ~!」
声を上げ体を震わした。
(もう、濡れている…)流れ出る淫汁を眺めながら、指を動かし続けた。

 早苗も同じように、舞子に指を淫裂に入れられた。
「あなたとのオ○ンコが、凄く良かったって褒めてたわよ」
「そんな、オ○ンコだなんて…」顔を赤らめながら、早苗も舞子の淫裂に指を入れて動
かしていく。
「私は、あのチンポが凄く良かった。また、あのチンポでやられたい…」

 「旦那さんが、いるじゃありませんか?」
「あんなチンポじゃダメ。堅くて、オ○ンコの奥まで入ってくるのが欲しいの」早苗の
乳房も吸い出した。
「そう言われても、私にはオチンチンがありません。何もできません…」
「そうね、聖子さんじゃないと無理よね」諦めたのか、早苗を相手にまたレズを始めた。

 女同士の営みが始まってから30分が過ぎると「これくらいでいいわ」顔を火照らせ
たまま、レオタードを着込み出す。
3人も、役目のしない下着を着け、シャツ、スカートと履いて元通りになっていく。
「振り付けを覚えたかったら、ビデオで勉強した方がいいかもよ」レオタードを着終え
ると頼子が言う。
「ビデオですか。どこで買えます?」
「非売品よ。講師の指導用ならあるのよ」

 「それ、コピーさせて貰えないでしょうか?」
「いいけど、条件があるの」
「どんな条件ですか?」
「3人並んだ写真を撮らせて欲しいの。しかも、素っ裸の写真を!」
「そんなのイヤです。ヌードは撮られたくありません!」早苗は泣き出した。

 「冗談よ。オ○ンコ見せてくれたし、レズ相手したからそんな事しなくていいわよ」
その言葉で泣きやんだ。
「受付でコピーしてもらいなさい。言って置くから」頼子は出て行き、3人は服の乱れ
を直してから受付に行くと、30分程待たされてからビデオを受け取った。
「これで、何とかなりそうよ」
「当然よ。ヌードを見せたんだし」3人は笑顔で町中を歩いている。