「婦警陵辱物語」

                             赤星直也:作

第1話 婦警の寮


 藤野真紀と田中美里は防犯課に配属されてまだ2年も経ってない。
真紀と美里は未成年の少女や少年を対象とした性犯罪、シンナーなどの未成年犯罪減
らす目的で配属された。
あまり、世間の脚光を浴びることのない地味な部署でもあり、課長の佐藤はもうすぐ
定年で、部下は真紀と美里の2人しかいない。

 防犯課は、未成年の若い心を掴むために、若い2人があえて配属された。
川横市は工業都市だが、青少年による犯罪が徐々に増え始め、若い2人に白羽の矢が
当てられ「こんなところ、いやよ!」最初は嫌がった真紀と里美だが、署長に「若い
2人で青少年の心をまともにしろ!」と説得されて、やむなく承知したいきさつがあ
る。

 防犯課で取り扱うのは万引き、シンナー、覚醒剤、援助交際など、青少年がまだ自
覚が足りないために起こす犯罪を、防止するのが目的でもある。
また、少女が起こした事件は婦警がいないので、刑事課から防犯課に送られてアフタ
ーケアまで行わなければならなかった。

 そんな中、電話が鳴った。
「防犯課ですが?」それは、刑事課からだ。
「申し訳ないのですが、犯人がまだ未成年の女性なんですよ。しかも、万引きなんで
す。なんせ未成年な者で!」早い話が2人に対応してもらいたいとの内容だ。
「また、押しつける!」美里が不平を言うと「仕方ないわ。仕事よ」真紀は「課長、
万引きです。これから行って来ます」「ご苦労さん!」課長の佐藤は2人に言葉を掛
ける。

 2人が刑事課の取調室に入ると、中には刑事と女子高生2人がいた。
「ご苦労様です。なんせ未成年ですから」刑事は、ほっとした顔で、取調室から出て
いき「じゃ、始めようか。名前は?」真紀は言うが、泣き出して何も答えない。
「泣かなくていいから、名前と住所を教えてくれない?」2人は泣きながら、名前と
住所を言い、それを美里が調書に記入していく。

 「何を取ったか、見せてくれない?」また泣き出した。
「泣かないの。ねえ、お姉さんに教えてくれない?」真紀の奥の手が出た。
まだ若い2人は、女子高生から見ると、お姉さんだ。

 「笑わないと、約束できる?」
「勿論よ。約束する!」真紀がお姉さんのように、笑顔で話すと万引きの女子高生は、
カバンからポルノ雑誌を取りだし、まだ性経験のない真紀と美里は「あっ!」と声を
上げた。
表紙は全裸の男女が抱き合い、局部に挿入されている姿があった。
局部こそ、ぼかしが入っているが、女性のヘアが剃られ、ピンクのクリトリスと男性
の肉竿がうっすらと見えている。

 「お姉さまが、見てもいいかしら?」
「軽蔑しないと、約束できますか?」
「勿論よ、約束する!」
「だったら、いいわよ」女子高生が、それを差し出した。
中を開けると、セックスをしている写真で覆い尽くされている。
(凄いわ。これがセックスなのね…)生まれて初めて見たポルノ雑誌に、真紀は興奮
を覚え、荒い息づかいになっていくのを堪え「ねえ、これをどうして取ったの?」尋
ねた。

 真紀の問いには、バツが悪そうに「オナニーするためです…」顔を真っ赤にして、
女子高生が言う。
「オナニーだったら、かっこいい俳優とか、タレントでするんじゃないの?」脇から
美里も口を出した。
「ふるーい!」女子高生が笑い「それは古代人のする事よ。今はビデオか、こういう
雑誌でするの」笑いながら言う。
「ねえ、お友達も皆そうなの?」古代人と言われた美里が尋ねた。
「そうよ、友達は皆そうよ。セックスを見ながら、指で弄くるって言ってるよ」女子
高生の言葉に、真紀と里美の方が恥ずかしくなっていく。

 「他に、取ったものある?」
「実は、これも…」2人はイスから立ち上がって、スカートを捲った。
「あっ!」真紀は声を上げたが、無理もなかった。
女子高生はスケスケのパンティを履いており、股間の真っ黒な絨毛が透けて見える。

 そのパンティには値札が付いて「それを、脱ぎなさい!」目をそらして真紀が言う。
「でも、ノーパンよ。お姉さんの貸してくれるの?」女子高生の2人は履いていた自
分のパンティを、学校のロッカーに置いてきたと言う。
言葉に詰まった2人だが「いいわ、貸して上げる!」真紀は両手をスカートの中に手
を入れてパンティを下げだした。
「ちょっと、見ないでよ。恥ずかしいんだから!」女子高生は顔を背けながらも、脱
いでいく様子をじっと見ている。

 「はい。これを履いて。美里もパンティを脱ぐのよ」
「仕方ないわね」美里も両手をスカートの中に入れ脱いでいく。
「はい、大事にするのよ。高いんだから!」2人は真っ白なパンテイを女子校に渡す
とスカートを上げたまま、パンテイを降ろしていく。

 「隠しなさいよ。恥ずかしくないの?」
「ちっとも。同じ物を持ってるんじゃないのよ」2人は真っ黒な股間を見せながら脱
ぐと真紀と美里が履いていたパンティを履いていく。
「これ、ちょっと地味ね。オバンよ」
「何言っているのよ。あなた達は借り物に文句言わないの!」機嫌が悪い美里が怒っ
て言い放つと、女子高生はスケスケのパンティを机の上に置いた。

 真紀と美里は2人から、さらに事情を聞いてから「ねえ、あなた達は未成年だから
1人で帰れないの。分かる?」
「知ってます。友達が言ってました…」
「だったらわかるわよね。両親を呼ぶことになってるの」泣きそうな顔で「雑誌のこ
とは言わないで下さい」笑顔が泣き顔に変わった。

 「わかっわよ。あなた達にも、プライドがあるもんね」
「ありがとうございます。あの、できれば、お父さんに来て欲しいのですが…」
「どうしてなの?」美里の問いに「お母さんは、ただ怒鳴るだけなの。お父さんだと
やさしく迎えてくれるし…」
「あなた達。ひょっとして常習犯じゃないの?」真紀が叫ぶと「ち、違います。初め
てです!」また泣き出した。
真紀は結局、2人の父親と連絡を取ったが、2人とも署から近い場所で勤務してるか
ら30分ほどして現れた。

 「申し訳ありませんでした!」2人の男は平謝りしていく。
「今回は初犯ですから、これですみますが、また万引きしたら再犯と言うことで、家
庭裁判所送りです。いいですね?」
「はい、もう、しません。お姉さま!」女子高生は真紀と里美の頬にキスをして、父
親に連れられて取調室から出て行った。

 女子高生達と入れ替わりに、刑事課の刑事が入って来て「さすが、若い女性は取り
扱いが上手ですね。私ではああは行きませんね」笑いながら言う。
そして、机に置かれた雑誌とパンティに目がいき「これですか、万引きした物って!」
刑事はスケスケのパンティを両手で、広げ美里と真紀に見せる。

 「そうです…」2人は顔を赤くしながら(スケベな刑事ね。いやらしい!)(ほん
とに男はスケベなんだから!)刑事を見ている。
「おや、ここにヘアが付いてますよ」刑事は股間を押さえる部分から、縮れた絨毛を
取りだして2人に見せた。

 それには、顔ばかりでなく、耳まで真っ赤になって「もう、良いでしょう。調書は
これです!」睨み付けるようにして、刑事に調書を渡した。
「君たちも、こんなにヘアが抜けるのかい?」
「知りません!」真紀と里美は取調室から出た。

 防犯課に戻った真紀と美里は、機嫌が悪かった。
「ご苦労様でした」佐藤のねぎらいの言葉にもにも「ねえ、聞いて下さいよ、課長!」
2人は佐藤に先ほどの刑事の事を話していく。
「そうですか、あの刑事は世間知らずですからね。それで嫁のきてがないそうなんで
す。きっと、性欲が溜まっているんでしょうね」

 「そんなこと、どうでもいいのよ。女性に恥ずかしい思いを、二度とさせないよう
にして下さい!」真紀が言うと「そうよ、女性に向かってパンティを広げるなんて、
最低な男よ!」美里も怒りを露にしている。
「わかりました。言っておきます!」佐藤はそう言って、真紀と里美の2人をなだめ
ていた。

 怒りを堪えて勤務を終えた2人は、どこにも寄らずまっすぐ署の近くにある、女子
寮に向かう。
女子寮は3階建てで、真紀と美里は最上階の3階に隣り合わせの部屋に住んでいるか
ら、しょっちゅう部屋の行き来をしている。

 「ねえ、美里、お酒でも飲まない?」
「いいわね。私も飲みたいし」美里は真紀の部屋に入り込む。
「ちょっと、待ってね!」冷蔵庫を開けてビールを取り出し「まずは乾杯からよ」グ
ラスにビールを注いで「乾杯!」ビールを飲み終えると、用意されたウィスキーも飲
んでいく。

 2人は小さなテーブルを挟んで、マットの上に座っており、アルコールもかなり回
って、足を流して座っている。
「ねえ、腹立たない、あの刑事!」
「そうよ。ヘアを掴んで、抜けないか何て、聞くなってんだ!」2人は愚痴をぶつけ
合っていく。
「でも、あのポルノ雑誌すごいわね」
「私も初めて見た」
「セックスって、本当に気持ち良いのかしら?」
「わかんない。演技だけだけかもね」真記が足を組み替えると、スカートが捲れて、
ノーパンだから黒い股間を美里に見られた。

 「真紀さんのヘアって、結構黒いのね」
「あら、見えた。そうよなの、真っ黒なのよ。ほら」真紀は美里の前でスカートのホ
ックを外し、それを足元まで下げ、下腹部の全てを美里に見せる。
腰のくびれ、黒い絨毛に美里は憧れの目で眺めて「羨ましいわ。私の薄いから割れ目
が見えそうなのよ」と言う。

 「どれ位なの?」真紀に言われると、美里もスカートを脱いで、下半身を丸出しに
するが、股間は薄目の絨毛で淫裂を隠しきれない。
「あら、それなら大丈夫よ。それにしても、奇麗な襞が飛び出しているわ」
「そうなのよ」美里は足をMの字に広げて、真紀に見せるとピンクの割れた淫裂から
は2つの襞が飛び出し、膣腔が覗いていた。

 「私はこうなの!」真紀も美里と同じ姿勢を取ると、真っ黒な絨毛が割れ目を覆っ
ている。
真紀はその絨毛をかき分けて「ほら、こんな形なの」指で襞を退けた。
「奇麗な色ね。羨ましい」美里はテーブル越しに、顔を突き出す。

 「ねえ、オナニーって、ここを撫でるの?」美里は淫裂を広げている真紀のクリト
リスを撫でた。
「あっ。ダ、ダメよ。そこはだめよ!」真紀は背中を電気が走るような衝撃を受けた。
「今度は、私がするね」真紀が美里のクリトリスを撫でていると「あっ、あー!」美
里はマットの上に崩れていく。
「どうしたの美里!」急にうずくまった美里に心配そうに駆け寄ると「真紀さんの割
れ目からも、襞が飛び出しているわ。襞って皆が飛び出しているのね」真紀の開いた
両足の下から股間を眺めながら言う。

 「こら、美里。騙したな。罰としてオッパイも見せなさい!」
「オッパイを揉んでくれるなら、見せてあげるよ」
「いいわよ。私もオッパイを見せるから、揉んでくれる?」
「勿論よ。真紀さんのオッパイを、前から見たかったの」美里は酔いか、憧れかは知
らないが、虚ろな目で、真紀を見ながら服を脱ぎだした。

 真紀も脱ぐのを見ながら、自分の服を脱ぎ、2人は向かい合って見せあい、上着、
ブラウスと脱いでブラジャーだけの姿になった。
「美里のブラジャー、私に脱がさせて!」
「いいわよ。そのかわり、私にも脱がさせてよ」
「いいわよ」2人は酔ったまま向かい合い、抱き合う格好になって、互いの背中のホ
ックを外した。

 真っ白なブラジャーは緩んで、カップから4個の乳房が現れた。
「美里のオッパイって大きいね」「真紀さんよりは小さいわよ」両手を下げてブラジ
ャーを脱ぐと、互いに全裸を見せあう。
「美里、いいでしょう?」真紀が乳房撫でると「いいわよ」美里も真紀の乳房を撫で
ていく。
そして、2人は乳房を揉みながら、手が股間に伸びて淫裂の中に指が入り込んでいく。
「美里、素敵よ」「真紀さんも素敵よ」2人は目を閉じて唇を重ね合い2人はマット
に倒れた。

 「真紀さん。お姉さんと呼ばせて!」
「いいわよ、美里」
「お姉さん、美里のオッパイを揉んで下さい…」
「いいわ。揉んで上げる!」真紀は唇を重ねながら、乳房を揉んでいく。
時折、膨らんだ乳首を摘みながら揉んでいくと「う、うんー!」声が出せない美里が
喘ぎ声を上げていく。
真紀は、唇を乳首に移して軽く吸うと「あん、お姉さま。いいわ、感じる…」乳首を
吸われて美里の体が自然に反っていく。

 (気持ちいいのね…)真紀は手を乳房から股間に移し、絨毛をかき分けながら淫裂
上部にあるクリトリスを掴み、包皮を捲って舌で撫でた。
「あ~。お姉様凄い…。凄いくいい…」淫裂が熱くなって、処女なのに淫汁を流し出
した。
真紀が指も使って、肉襞を撫でだすと「あ、あ、あ~!」悶え声を上げながら、体が
反り返った。
(気持ちよさそう…。私も…)「美里、姉さんにもしてくれる?」催促し「いいわよ
…」美里と真紀は体を入れ代わり、俗に言うシックスナインの体位になって美里が上
になった。

 美里は真紀がしたように乳首を吸い、淫裂を撫でると真紀は「そうよ、そうやるの
…」足を開いてやり易くする。 美里は、クリトリスを掴むと、唇を移して舌でなめ
るが「あ、あ、あ~!」すかさず声を上げ、背中を反らせた。
(姉さん、ここにもするね!)指が淫裂の中に入り込み「いいわ。いいわよ!」腰を
上下に動かし、淫裂から淫汁が流れ出した。
(すごいわ。真紀さんが気持ちよさそうに、乱れている…)美里が肉襞も撫で出すと
(やって、欲しいんだ…)真紀は目の前にある淫裂を、舌でなめながら淫裂を弄って
いく。

 それには「あ、あ、あ~!」声をあげ、淫汁をタップリ流しながら、真紀の淫裂を
愛撫していく。
2人は幾度も悶え声を上げながら、淫裂から淫汁を流し続けた。
だが、婦警の寮では真紀と美里だけではなく、あちこちからの部屋からも、女性の悶
え声が聞こえている。
婦警といえども、女性だけの聖域では、性の対象が同姓になり、不思議ではなかった。